広島(☆5対0★)中日 =リーグ戦20回戦(2020.10.18)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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中日
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広島
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勝利投手:中村 祐太(3勝2敗0S)
敗戦投手:清水 達也(1勝1敗0S)

本塁打
【広島】西川 龍馬(5号・4回裏ソロ),鈴木 誠也(24号・5回裏3ラン),西川 龍馬(6号・8回裏ソロ)

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◆広島が連敗を3で止めた。広島は4回裏、西川がソロを放ち先制する。続く5回には、鈴木誠の3ランが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・中村祐が7回無失点の好投で今季3勝目。敗れた中日は、打線が相手を上回る10安打を放つも、無得点とつながりを欠いた。

◆広島西川龍馬外野手(25)が約2カ月半ぶりの1発となる先制の5号ソロを放った。 両軍無得点の4回1死から、中日清水の高め144キロ直球を逆方向にはじき返し、打球は左翼ポール直撃した。「少しボール球でしたが、強く打つことができました。切れずによく入ってくれました。(中村)祐太が頑張っているので先制できてよかったです。引き続き頑張ります」。8月下旬から10月上旬までのコンディション不良から復帰後第1号。自身8月2日巨人戦以来の久々の1発となった。

◆広島鈴木誠也外野手が24号3ランで勝利を導いた。 1点リードの5回、2死一、二塁から、清水の内角直球をコンパクトスイングで捉え、左翼スタンドへはじき返した。今回の中日戦は3戦3発。26本塁打でリーグ1位の阪神大山に2本差まで迫った。「今のチーム状況でも球場に来てくれている人たちのために、少しでも喜んでもらえるように頑張ります」。主砲の一撃で引き分けを挟んだチームの連敗は3でストップした。

◆先発は広島中村祐、中日清水。広島は3回までに2度の得点機を作るも無得点。中日も毎回ヒットで出塁するも、3回まで無得点。 広島は4回、西川の5号ソロで先制。5回には鈴木誠の24号3ランでリードを広げた。中日は6回まで6安打を放つも無得点。 広島は8回、西川が2本目となる6号ソロ。完勝で引き分けを挟む連敗を3で止めた。中日の連勝は7でストップ。広島中村祐が3勝目。中日清水が1敗目。

◆広島中村祐太投手(25)が7回7安打無失点と力投し、自身3連勝で今季3勝目を手にした。 毎回走者を背負いながらも、低めに球を集め、1度も三塁を踏ませない粘りの投球で、チームの連敗を「3」でストップさせた。「先制点を先に取ってもらったので、なんとか守りに入らずに、攻めの投球を心がけて投げました」。 佐々岡監督は「粘り強く投げてくれた。ナイスピッチング」と絶賛した。

◆中日は中村祐らに要所を締められ、今季9度目の完封負けで連勝が7で止まった。 広島の2倍の10安打を放つも11残塁。与田監督は「全体的にチャンスで打てなかった。10本打ったことは評価したい」と振り返った。9連戦中に7連勝し、4位から貯金4の2位に浮上。「7勝2敗と素晴らしい成績を残した。地元に戻っていい形で頑張っていきたい」。20日からナゴヤドームで戦うDeNA戦3連戦に気持ちを切り替えた。

◆広島西川龍馬外野手がプロ初の1試合2発で勝利に貢献した。 両軍無得点の4回1死から、清水の高め直球を逆方向にはじき返し、左翼ポール直撃の5号ソロ。4点リードの8回は先頭でマルクの直球をバックスクリーンまで運ぶダメ押しの6号ソロ。「たまたまなんですけど、結果的に本塁打になっているので、それはよかった」。コンディション不良で8月下旬から約1カ月半離脱したが、復帰後は打線に厚みをもたらしている。

◆HRキング猛追じゃ!! 広島鈴木誠也外野手が24号3ランを放ち、チームを勝利に導いた。 1点リードの5回2死一、二塁で、清水の内角直球に右腕をコンパクトにたたみながら強いスイングで捉え、左翼スタンドまでかっ飛ばした。内角攻めを攻略し「そういう配球もあるので、これからもしっかり対応できるように頑張ります」と力を込めた。 16日中日戦では1試合2発を放っており、同一カード3発目。リーグ1位の阪神大山まで2本差まで迫った。球団では14年のエルドレッド(37本)以来6年ぶり、日本人では05年の新井貴浩(43本)以来、15年ぶりの本塁打王もみえてきた。主砲は「今のチーム状況でも球場に来てくれている人たちのために、少しでも喜んでもらえるように頑張ります」と量産を誓った。10月は16試合で打率3割6分7厘、5本塁打、17打点と絶好調。一時は2割台まで下がった今季の打率も3割8厘まで上昇した。 主砲の一撃で中日の連勝を「7」で止め、チームの連敗も「3」でストップ。佐々岡監督は「誠也の3ランは大きかった。残りシーズンは少ないけど、今のままいってほしい」と期待。頼りの主砲が波に乗ってきた。【古財稜明】

◆中日・清水達也投手(20)が先発し、5回4失点で降板。「我慢しなくてはいけないところでしっかりと投げ切ることができないので、今後の課題としてできるようにしたいです」とコメントした。  序盤から得点圏に走者を背負いながら粘りの投球を披露。しかし、四回に5番・西川に左翼ポール直撃の先制ソロを浴びると、五回は2死二塁で2番・田中広に四球を与え、続く鈴木誠との対戦。内角高めの直球をとらえられ、左翼越えの3ランとされた。

◆広島が連敗を3で止めた。四回に西川が先制ソロ、五回は鈴木誠が24号3ラン。西川が八回にもソロを放つなど得点は全て本塁打。中村祐は7回7安打ながら無失点で自身3連勝。中日は10安打で11残塁の拙攻。連勝が7で止まった。

◆中日は広島に敗れ、連勝が「7」で止まった。与田剛監督(54)の主な一問一答は下記の通り。  --毎回走者を出しながら無得点だった  「チャンスで打てなかった。それだけ」  --序盤で得点したかった  「それはもうすべてのことで、チャンスがあれば(点を取りたい)。全体的にチャンスでウチが打てず、相手にチャンスで打たれた。守備もそうだし、走塁もそうだし、細かいところもそうだし、負けるときにはこういう展開になるのかなと思う」  --中村祐を攻略できなかった要因  「すべての部分。ひとつふたつというよりも、変化球も含めて。低めに丁寧に投げられて、対応できなかった」  --大島が4安打と気を吐いた  「よく打ってくれた。(打線全体で)10本打ったという結果は、完封負けしましたけど評価したい。あとはいかに点を取るかというところが課題」  --清水の投球は  「実際にコントロールが甘く入ったし、ちょっとしたところ。大事なカウントでの制球ミスではないかなと思う」  -鈴木誠に3ランを浴びる前に、2死で田中広に与えた四球が痛かった  「もう、その通り。ピンチが広がるというのはああいう四球が、流れがよくないのでね。あそこを何とか切り抜けられれば防げたかもしれないし、次に向けての課題じゃないかなと思う」  --9連戦が終わって、名古屋でDeNA戦  「この9連戦は7勝2敗と素晴らしい成績。みんな頑張って伸ばしてくれたので、またいい形で、地元で頑張っていきたいと思います」

◆広島が、中村祐-ケムナ-フランスアの完封リレーでチームの連敗を3で止めた。佐々岡真司監督(53)の主な一問一答は以下の通り。  --先発の中村祐が7回7安打無失点で自身3連勝となる今季3勝目  「粘り強く投げてくれた。ピンチで2つのゲッツーは大きかった。粘り強いナイスピッチング」  --中村祐の好調の要因は  「前回からスライダーを投げるときの腕の振りが良くなっている。独特のスライダーで打ちづらさがある。真っすぐ、変化球も、相手が打ちづらそうにしている感じがあった」  --八回は塹江ではなく、ケムナを投入  「いろいろ打順などを見ている。塹江も準備をしていた」  --鈴木誠が1-0の五回に24号3ランで駄目押し  「先制ホームラン、ピンチの後に(鈴木)誠也の3ランは大きかった」  --鈴木誠が復調  「良いところで打っている。きょうのホームランも攻められながら、大きな3ラン。残り試合は少ないけど、このままいってほしい」

◆白球は左翼席の看板を直撃し、グラウンドに跳ね返った。負ければV逸が決定する一戦で、広島・鈴木誠が24号駄目押し3ランを放ち、チームの連敗を3で止めた。  「今のチーム状況でも球場に見に来てくれている人たちのために、少しでも喜んでもらえるように頑張ります」  1-0の五回、2死二塁から田中広が四球でつなぎ、鈴木誠が打席へ。清水の厳しい内角攻めにあったが、フルカウントからの6球目、内角高め直球を完璧に捉えた。  ここ3試合で3本塁打をマークし、セ・リーグ本塁打トップの阪神・大山に2本差に接近。球団では2014年のエルドレッド(37本)以来、日本人では2005年の新井(43本)以来のタイトルに期待がかかる。  レギュラーになってから4年連続で3割を打ち、昨季は・335で首位打者に輝いた主砲はチームの低迷を象徴するかのように10月1日時点で打率・293と不振だったが、打撃そのものも、・308とV字回復。佐々岡監督も「いいところで打っている。きょうのホームランも攻められながら、大きな3ラン。このままいってほしい」と期待した。  12日に41歳の石原慶が今季限りでの現役引退を発表。「面倒をみてもらった。教えてもらったことを次の世代に引き継いでいきたい」。残り18試合であす20日にも優勝が消滅する可能性があるが、最後まで打って打って打ちまくる。(柏村翔)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
61355 0.635
(↓0.007)
M7
(↑1)
19471
(+6)
353
(+10)
118
(+1)
65
(-)
0.260
(↑0.001)
3.360
(↓0.06)
2
(-)
中日
51475 0.520
(↓0.006)
11
(-)
17374
(-)
412
(+5)
59
(-)
26
(+1)
0.250
(-)
3.780
(↓0.02)
3
(-)
阪神
49475 0.510
(↑0.005)
12
(↑1)
19423
(+6)
403
(+5)
99
(+1)
67
(+1)
0.248
(↑0.001)
3.570
(-)
4
(-)
DeNA
49495 0.500
(↑0.005)
13
(↑1)
17455
(+10)
411
(+6)
121
(+2)
25
(-)
0.268
(-)
3.790
(↓0.01)
5
(-)
広島
415110 0.446
(↑0.006)
18
(↑1)
18449
(+5)
489
(-)
100
(+3)
50
(-)
0.264
(↓0.001)
4.430
(↑0.04)
6
(-)
ヤクルト
36586 0.383
(↓0.004)
24
(-)
20411
(+5)
515
(+6)
99
(+1)
54
(-)
0.250
(↑0.001)
4.830
(↓0.02)