DeNA(☆2対1★)巨人 =リーグ戦19回戦(2020.10.16)・横浜スタジアム=
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巨人
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DeNA
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勝利投手:パットン(3勝2敗0S)
(セーブ:三嶋 一輝(1勝1敗15S))
敗戦投手:ビエイラ(0勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】佐野 恵太(20号・8回裏ソロ)

  DAZN
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◆DeNAが接戦を制した。DeNAは1点を追う8回裏、佐野のソロで同点とする。なおも2死二塁の好機で、大和が適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。投げては、最後を締めた3番手・三嶋が今季15セーブ目。敗れた巨人は先発・今村が好投するも、救援陣がリードを守れなかった。

◆DeNA佐野恵太外野手(25)は11日阪神戦から4試合連続本塁打中。DeNAの連続試合本塁打記録は68年長田、77年田代、04年ウッズ、08年村田、13年ブランコの5試合。佐野が今日も1発を打てば球団記録に並ぶ。

◆DeNA佐野恵太内野手(25)が、5試合連続本塁打となる20号ソロを放ち、球団記録に並んだ。 1点を追う8回無死、巨人3番手大江の初球を捉え、右翼席に運んだ。起死回生の同点弾に「完璧です! 初球から集中して自分のスイングで捉えることができました。同点に追いつくことができうれしいです」と笑顔で話した。 佐野は11日阪神戦(甲子園)から5戦連発。68年長田、77年田代、04年ウッズ、08年村田、13年ブランコに肩を並べた。 ▼佐野が8回に本塁打を放ち、11日阪神戦から5試合連続本塁打。5試合続けて本塁打は昨年のバレンティン(ヤクルト)以来で、DeNAでは68年長田、77年田代、04年ウッズ、08年村田、13年ブランコに次ぐ6人目の球団タイ記録。左打者では長田以来52年ぶり2人目。

◆序盤は投手戦。DeNA井納は走者を出しながらも力強く3回まで無失点。巨人今村も3回まで2安打4奪三振で無失点に抑えた。 DeNAは4回無死満塁から得点を奪えず、5回は1死一、二塁で佐野が併殺に倒れた。両先発が粘り強く6回まで0を並べた。 DeNAは1点を追う8回、佐野の20号ソロと大和の適時打で2点を奪い逆転した。巨人は大江とビエイラが誤算となった。 DeNAパットンが3勝、三嶋が15セーブ目、巨人ビエイラが1敗目。

◆DeNAが逆転勝ちした。0-1の八回に佐野が5試合連続本塁打となる20号ソロを放って追い付き、大和の適時二塁打で勝ち越した。井納が7回無失点と好投。九回は三嶋が締めて15セーブ目を挙げた。巨人は逃げ切れなかった。 DeNA佐野恵太内野手(25)が、5試合連続本塁打となる20号ソロを放ち、球団記録に並んだ。 11日阪神戦(甲子園)から5戦連発。68年長田、77年田代、04年ウッズ、08年村田、13年ブランコに肩を並べた。

◆佐野恵太内野手(25)が、5試合連続本塁打となる20号ソロを放ち、球団記録に並んだ。 佐野は11日阪神戦(甲子園)から5戦連発。68年長田、77年田代、04年ウッズ、08年村田、13年ブランコに肩を並べた。▽DeNA田代チーフ打撃コーチ(77年に5試合連発。肩を並べた佐野に)「自分のバッティングをよく理解しているし、フォームのことは何も言ったことはない。佐野のいいところは思い切りのよさと気持ちが強いところだと思う。記録については俺も忘れていた。なかなかあるチャンスではないから、王さんやバースの7試合連続を目指してほしいと思う」

◆巨人は1点を追う9回無死三塁のチャンスを生かせず、逆転負けで優勝マジック8で足踏みとなった。 原辰徳監督は「こっちももう1本というところでしたね。1点で勝とうというのは難しいところ。やっぱりもう1点、もう2点。うちもよく2点で抑えたなという感じはある」と言った。 1点リードの8回に大江が同点ソロを浴び、ビエイラが勝ち越しを許した。指揮官は「今日は大江がいい薬になったでしょう。(ビエイラは)非常に昇格人事の中で彼も今やっているのでね。そこを超えてくれないとね」と次回登板に期待した。 ▽巨人宮本投手チーフコーチ(今村について)「まだ優勝は決まっていないですけど、今後の(日本)シリーズに向けて、非常に追い風になる。戦力がもう1枚加わったなといったところでしょうね」

◆DeNA佐野恵太内野手(25)が、5試合連続本塁打となる20号ソロを放ち、球団記録に並んだ。 佐野は11日阪神戦(甲子園)から5戦連発。68年長田、77年田代、04年ウッズ、08年村田、13年ブランコに肩を並べた。   ▽DeNAラミレス監督(劇的な逆転勝利に) 今年のベストゲームだと思います。(三嶋と佐野は)本当にアメージングの一言に尽きるよ。

◆中13日の巨人先発今村信貴投手が、試合をつくった。 4回は無死満塁としたが、落差のあるフォークで的を絞らせず。6回4安打無失点。「今日はストレートが良く、フォークも角度がついていて良かったです。高梨さんからフォークのアドバイスをもらい、まだ未完成ですが、いい手ごたえがありました。この投球を続けていきたいです」。原監督は「粘り強くね。反省するところもあるけど」。さらなる快投を期待した。

◆巨人は競り負け、自力でマジックを減らすことはできなかった。DeNA・佐野は球団6人目となる5試合連続弾でチームに勢いをつけた。  DeNA・井納、巨人・今村の息の詰まるような投げ合いが続いた。今村は3回まで2安打無失点に抑えていたが、四回にピンチを迎えた。この回、先頭の佐野に中前打を許すと、宮崎の遊ゴロを坂本が悪送球し、無死一、二塁に。続くロペスを四球で歩かせて無死満塁となった。しかし、今村は戸柱、大和を空振り三振、井納を一ゴロに打ち取り、このピンチを乗り切った。  DeNA・井納も三回1死三塁の失点場面で、吉川尚を二ゴロ、松原を三邪飛に打ち取ってしのぎ、七回、味方の悪送球などが絡んで2死一、二塁としたピンチでも香月を投ゴロに仕留めた。今村は6回4安打無失点、井納は7回4安打無失点でマウンドを降り、両チーム無得点のまま終盤に向かった。  試合が動いたのは八回の巨人の攻撃。DeNA2番手パットンを攻め立て無死一、三塁とすると、坂本の中犠飛で均衡を破った。しかし、その裏、巨人2番手の大江が佐野に20号ソロを浴びて同点に。佐野は球団6人目となる5試合連続弾となった。代わった巨人4番手ビエイラも勢い増したDeNA打線を止めることができず、2死二塁から大和に右翼線への適時二塁打を許し、1-2と逆転された。  巨人は九回、先頭の田中俊がDeNA3番手・三嶋から三塁打を放ち、無死三塁のチャンスをつくったが、大城、立岡、吉川尚が三振に打ち取られた。

◆巨人の今村は2日以来、中13日での登板で力強い直球とフォークボールのコンビネーションがさえた。打線の援護がなく白星は得られなかったが、要所を締めて6回を4安打無失点と好投し「ストレートが良く、フォークボールも角度がついていて良かった」と自賛した。  四回は失策と四球が絡み無死満塁のピンチを背負ったが、戸柱、大和をともに空振り三振、井納を一ゴロに仕留めた。原監督は「粘り強かった。ただ反省するところもある」と話した。(横浜)

◆DeNAの大和が持ち前の勝負強さを発揮し、勝ち越しの適時二塁打を放った。1-1の八回1死二塁でビエイラの156キロの速球を右翼線へ流し打った。2本の二塁打を放ったが、お立ち台では四回の好機での3球三振を挙げ「しょうもない打撃をした。その前に打って投手を楽にさせたかった」と反省した。  チームは九回、抑えの三嶋が無死三塁から3者連続三振を奪って1点リードを守り切った。1点差試合の連敗を6で止めたラミレス監督は「今季のベストゲームだ」と冗舌だった。(横浜)

◆坂本は3打数無安打1打点。八回に先制犠飛を放ったが、2試合連続で無安打に終わり、通算2000安打までは、あと21本(今季は残り20試合)。それでも六回の遊撃守備で、ロペスの中堅へ抜けそうな当たりを好捕してアウトにした。原監督は打線について「1点で勝とうというのは難しい」と険しい表情だった。

◆不振の山崎に代わって守護神を務める三嶋が1点リードの九回に登板し、先頭の田中俊に三塁打を浴びたが、そこから3者連続三振斬り。絶体絶命のピンチを無失点で切り抜け、15セーブ目を挙げた。右腕の気迫あふれる投球に、ラミレス監督は「アメージングの一言に尽きる。想像以上の投球をしてくれた」と最敬礼だった。

◆DeNAは16日、巨人19回戦(横浜)に2-1で勝利。米大リーグ挑戦のため退団した筒香嘉智外野手(28)に代わって、今季から主将&4番を務める佐野恵太内野手(25)が、球団記録に並ぶ5試合連発となる20号同点ソロを放ち、勝利に貢献。首位打者争いでトップを突き進む新主砲が、また新たな歴史を刻んだ。  流れを変える一振り。これが4番だ。0-1の八回、佐野がベイ党で埋まる右翼席へ同点アーチをかけた。ニューヒーローを包み込む本拠地のファンの温かい拍手に包まれながら、グッと右手を天に掲げた。  「前の打席にしょーもないゲッツーだったので、1球目から自分のスイングをしようと。それが最高の結果になった」  球団の左打者では1968年の長田幸雄以来、52年ぶりとなる5戦連発。主砲のメモリアルな一打が、七回まで無得点だった打線に火をつけ、鮮やかな逆転劇を演出した。  「左投手攻略」。2017年ドラフト9位で明大から入団して4年目の今季。レギュラー未経験ながら4番に抜てきされた25歳は、早くから乗り越えるべき課題を明確にしていた。代打が主だった昨季は対右投手の181打席に対し、左腕相手には34打席しか立つことができずにいた。  1年間、4番に座り続けるために-。背中側からトスを上げてもらう打撃練習をとり入れ、フリー打撃では左腕の打撃投手にあらゆる変化球をリクエスト。左投げの坪井打撃コーチが投げる早出特打にも、何度も志願して参加した。この夜の一発は、ワンポイントで当てられた左腕・大江の初球、140キロの直球を迷いなく振り抜いた。努力が結実した瞬間だった。  今季は対右、対左でほとんど変わらぬアベレージを残し、打率・334、131安打はともにリーグトップ。20本塁打も、レギュラー1年目では文句のない数字だ。  球団新記録の6戦連発、さらには王とバースが持つ7試合連発のプロ野球記録も視界に入るが「期待しないでくださ~い」と、お立ち台ではおなじみのフレーズでファンを喜ばせた。「ホームランバッターじゃない。外野の間を抜く打撃の延長線上に本塁打がある」と佐野。謙虚で、ひたむきな新4番が、飛躍のシーズンで最後まで打ち続ける。(浜浦日向) ★田代コーチがエール!  1977年に5試合連続本塁打をマークした田代チーフ打撃コーチは、一塁ベンチから佐野を見つめ「彼のいいところは思い切りの良さと気持ちの強さ。自分の打撃をよく理解しているし、フォームのことは何も言ったことはない」とたたえた。自身の記録に並んだ教え子に「記録は更新していくことが大事。なかなかあるチャンスではないから、王さんやバースの7試合連続を目指してほしい」とエールを送った。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
61345 0.642
(↓0.007)
M8
(-)
20465
(+1)
343
(+2)
117
(-)
65
(-)
0.259
(↓0.001)
3.300
(↑0.01)
2
(-)
中日
50465 0.521
(↑0.005)
11.5
(↑1)
19369
(+8)
405
(+6)
59
(+1)
25
(+2)
0.249
(↑0.001)
3.780
(↓0.02)
3
(-)
阪神
48475 0.505
(↑0.005)
13
(↑1)
20417
(+5)
398
(-)
98
(+1)
66
(+1)
0.247
(↑0.001)
3.570
(↑0.04)
4
(-)
DeNA
48495 0.495
(↑0.005)
14
(↑1)
18445
(+2)
405
(+1)
119
(+1)
25
(+1)
0.268
(-)
3.780
(↑0.02)
5
(-)
広島
405010 0.444
(↓0.005)
18.5
(-)
20442
(+6)
484
(+8)
97
(+2)
50
(+1)
0.265
(↑0.001)
4.460
(↓0.02)
6
(-)
ヤクルト
36576 0.387
(↓0.004)
24
(-)
21406
(-)
509
(+5)
98
(-)
54
(-)
0.249
(↓0.001)
4.810
(-)