ヤクルト(☆4対3★)DeNA =リーグ戦24回戦(2020.10.15)・明治神宮野球場=
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DeNA
0100010103422
ヤクルト
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勝利投手:吉田 大喜(2勝6敗0S)
(セーブ:石山 泰稚(3勝2敗16S))
敗戦投手:平良 拳太郎(3勝4敗0S)

本塁打
【DeNA】佐野 恵太(19号・2回表ソロ),梶谷 隆幸(17号・6回表ソロ)
【ヤクルト】村上 宗隆(22号・5回裏ソロ)

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◆ヤクルトは1点を追う2回裏、西浦と田代の適時打などで3点を挙げ、逆転に成功する。そのまま迎えた5回には、村上のソロで貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・吉田大喜が6回2失点の好投で今季2勝目。敗れたDeNAは、終盤に追い上げを見せるも及ばなかった。

◆DeNA佐野恵太内野手(25)が、4試合連発となる19号ソロを放った。 2回無死の第1打席、ヤクルト先発吉田喜の3球目、内角低め136キロをすくい上げ、右翼席に運んだ。

◆DeNA佐野恵太内野手(25)が、4試合連発となる19号ソロを放った。 2回無死の第1打席、ヤクルト先発吉田喜に対し、2ボールからの3球目、内角低め136キロをすくい上げ、右翼席に運んだ。 4試合連続、10月に入って5本目となるアーチに「打ったのはカットボールだと思います。しっかり自分のスイングで捉えることができました。バッティングカウントだったので積極的に打ちにいきました」と笑顔で話した。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(20)が22号ソロを放った。 3-1で迎えた5回1死、カウント2-2から九州学院の先輩でもあるDeNA3番手伊勢のフォークを右翼スタンドへ運んだ。 チームメートとハイタッチをかわし、ベンチでは笑顔も見せた。「追い込まれていましたが、しっかりとタイミングをとって打ち返すことができました。いい角度で上がってくれてホームランになってよかったです」とコメントした。 21号ソロを放った11日広島戦以来、14打席ぶりの安打が本塁打となった。

◆背中の違和感で離脱していたDeNA平良拳太郎投手が2カ月ぶりに先発し、2回を40球、4安打3失点で降板した。 8月16日ヤクルト戦で4回途中6失点で降板し、同20日に登録抹消。久々の1軍マウンドで持ち味の制球力を発揮できず「短いイニングでマウンドを降りることになり、先発投手としての役割を果たせずチーム、中継ぎ陣に申し訳ないです」と話した。

◆DeNAは2回、佐野の19号ソロで先制。ヤクルトは2回、西浦の同点二塁打、吉田喜の勝ち越し犠飛、田代の三塁打で3点。 ヤクルトは5回、村上が22号ソロ。DeNAは6回、梶谷が17号ソロ。ヤクルト先発の吉田喜は6回2失点で降板した。 ヤクルトは継投で逃げ切り、連敗を4で止めた。吉田喜は2勝目。DeNAは8回に1点返すも連勝は2で止まり、平良は4敗目。

◆DeNA佐野恵太内野手(25)が、4試合連続の19号ソロを放ち、球団記録にあと1と迫った。2回無死、ヤクルト吉田喜に対し2ボールからの3球目、内角低め136キロカットボールをすくい上げ右翼席へ。今月5本目となるアーチに「しっかり自分のスイングで捉えることができました。バッティングカウントだったので積極的に打ちにいきました」と振り返った。チームは逆転負けで勝率5割復帰を逃したが、首位打者独走中の4番が、長打力も見せつけた。 常日ごろから「僕はホームランバッターじゃない。大きいのを狙うとろくなことがないので」と謙虚だ。開幕から27試合ノーアーチで「つなぎの4番」と呼ばれたが、7月22日ヤクルト戦で12球団の開幕4番で「最遅1号」を打ってから、74試合で19本の放物線を描いた。3割3分2厘のハイアベレージも維持。16日、本拠地横浜で77年田代(現チーフ打撃コーチ)ら5人の偉大な記録に挑む。

◆ヤクルトのドラフト2位ルーキー吉田大喜投手が、6回3安打2失点で2勝目を挙げた。 8月7日DeNA戦以来9試合ぶりの白星で、チームの連敗を4で止めた。1度、登録抹消となりリフレッシュ。中10日での先発で制球も安定しており「攻めるところは攻めて、大事なところは厳しくいくのが以前よりは出来たかなと思う」と手応え。高津監督も「今季、僕の中では一番よかった」と評価した。

◆ヤクルト村上宗隆内野手が復調の22号ソロを放った。5回、九州学院の先輩DeNA伊勢のフォークを右翼スタンドへ。10月は打率1割5分9厘と苦しむが、14打席ぶりの安打が本塁打。 お立ち台で「最下位でファンのみなさんに申し訳ない。4番を打っている以上、僕が打って勝たせたいと思っているので、ホームラン王に限らず、もっともっとチームに貢献したい」と誓った。

◆ヤクルトの下位打線が、逆転勝利を呼び込んだ。高津臣吾監督は「田代とか(宮本)丈とか、日頃はレギュラーで出ているわけじゃないが、下位からつながったところを返すことや出塁だったりという一生懸命さはすごく伝わってきた」と振り返った。 1点を追う2回は、5番青木から始まった。青木が四球を選び、中村は敵失で出塁。1死一、二塁で8番西浦がDeNA平良の初球スライダーをとらえて左翼フェンス直撃の二塁打とし、同点に追いついた。 さらに1死二、三塁で先発の吉田喜が右犠飛を放ち、勝ち越し。 2死三塁で、今季2度目の1番に入った田代の中越え三塁打で3点目。一気に試合の流れを変えた。 10月に入って、ようやくつかんだ3勝目。連敗は4で止まった。諦めず、粘り強くつなぐ。得点圏での1本が出ずに苦しんでいたが、指揮官は「こういう野球が、積み重ねていかないといけない僕らのスタイルかなと思った」と戦い方を再確認していた。 ベンチの活気も戻ってきた。キャプテンの青木、村上らに加え、骨折から復帰した嶋が大きな声でチームを鼓舞している。高津監督は「しんどい時でも、ちょっとくすっと来るようなことも言う。彼はそういう意味ではいろんな経験をして、いろんなことを勉強して、一言話すことによって、雰囲気は悪くないと思う」。 この日に引退会見を行った五十嵐も降板後はベンチでいつも大きな声を出し、盛り上げていた。残り22試合。先輩たちの姿から学ぶべきところは、たくさんある。【保坂恭子】

◆DeNAの佐野が4年目で初めて4試合連続本塁打をマークした。0-0の二回、2ボールから吉田喜の膝元へのカットボールをさばいて右翼席へ19号ソロを運び「バッティングカウントだったので積極的に打ちにいった。しっかり自分のスイングで捉えられた」と喜んだ。  首位打者争いをリードする25歳。10月は厳しいマークに遭って打率は下降気味だが、本塁打は5本目で早くも9月を上回った。

◆ヤクルトが連敗を4で止めた。0-1の二回、西浦の適時二塁打と田代の適時三塁打などで3点を奪って逆転。五回には村上の22号ソロで加点した。新人の吉田喜が6回2失点で2勝目。DeNAは終盤に追い上げたが及ばなかった。

◆ヤクルトのドラフト2位ルーキー吉田喜が6回2失点で2勝目を挙げた。二回に佐野、六回には梶谷にソロ本塁打を浴びたが、カーブを効果的に使って的を絞らせず「本塁打以外は攻めの気持ちを持って、リズム良く投げられた」と胸を張った。  8月7日のDeNA戦でプロ初勝利を挙げてから白星が遠く、5連敗を喫していた。1-1の二回1死二、三塁では自ら右犠飛をマークして勝ち越し点を挙げた。本拠地で初めてお立ち台に上がり「残りは少ないが、毎試合全力で投げる」と力強くファンに誓った。 高津監督(約2カ月ぶりの勝利を挙げた吉田喜に) 「プロに入って一番良かった。今季はいいことも悪いことも経験して勉強してほしいが、こうやって成果が出ると自信になると思う」 田代(吉田喜の勝ち越し犠飛に続いて適時三塁打を放ち) 「吉田喜が流れを持ってきてくれたので、僕も何とかしたいという強い気持ちだった」

◆DeNAは連勝ストップで、勝率5割復帰に失敗した。  背中の違和感で戦線離脱していた平良拳太郎投手が約2カ月ぶりに1軍先発に復帰したものの、2回3失点で黒星。4番・佐野恵太内野手が4試合連発となる19号ソロを放ったが、打線もわずか4安打に終わった。  以下、ラミレス監督の主な一問一答  --平良が復帰登板  「もう少しやってくれるかと思ったが、以前のいいときと比べるとシャープさがなかった。きょう一回投げたので、次は時間も空けていい投球をしてくれるだろう」  --次も中6日か  「これからトレーナーが見て、体調面で問題なければそうなるだろう」  --シャープさがなかったのは、実戦勘の影響か  「もしかしたらそれも影響しているかもしれないが、スピードは悪くなかった。コントロールもそこまでひどかったというわけでもなかったが、少しストライクゾーンに残しすぎた。改めてになるが、次回(復帰)2度目でいい投球をしてくれればいい」  --佐野、梶谷が本塁打  「それぞれよかった。佐野も2-0から狙ってホームラン、梶谷も逆方向へ。2安打も放って非常にいい働きだったが、結果としてあと1点足りず、そこは残念だった」

◆ヤクルトの村上が熊本・九州学院高の2年先輩の伊勢から22号ソロを放った。3-1の五回1死で、フォークボールを右翼席へ運び「その前に2打席連続で併殺を打っていたので、何とか貢献できて良かった」と安堵した。  1年生の4番打者として出場した2015年の夏の甲子園大会で、エースだった先輩からの一発。この一打が結果的にチームの連敗を4で止め「最下位でファンに申し訳ないと思っている。4番を打っている以上は、僕が打ってチームを勝たせたい」と責任感をにじませた。

◆DeNAの平良は背中の故障から約2カ月ぶりに先発で復帰し、2回4安打3失点で4敗目を喫した。三回の打席に立った後に交代を告げられ「先発投手としての役割を果たせずチーム、中継ぎ陣に申し訳ない」と肩を落とした。  一回のピンチでは村上を併殺に仕留めて何とか切り抜けたが、1-0の二回に先頭打者の青木に四球を与えて暗転。球がことごとく甘くなり、投手の吉田喜に勝ち越し犠飛を許すなどこの回計3点を失った。 ラミレス監督(復帰登板の平良に) 「良いときに比べるとシャープさがなかった。次はいい投球をしてくれると思う」 梶谷(六回に逆方向への17号ソロ) 「いい感じでバットが出てくれた」

◆ヤクルトは15日、DeNA最終戦(神宮)に4-3で勝ち、連敗を4で止めた。村上宗隆内野手(20)が五回に右越え22号ソロを放ち、リーグトップの阪神・大山に4本差に迫った。チームの優勝は消滅したが、初の打撃タイトルを目指す。  快音が肌寒い神宮球場に響いた。五回。村上が右翼席へ22号ソロを放った。  「(本塁打を放つまで)2打席連続の併殺で、なかなか(吉田喜を)援護できなかった。まだまだふがいない打席ばかりですが、きょうの打席を明日(16日)につなげたい」  試合前の時点で10月の打率が・150。調子を落としていたが、14打席ぶりの安打が貴重な追加点となった。22発はリーグ3位タイで、阪神・大山まで4本差。前日14日にチームのV逸が決まっただけに、応援してくれるファンのためにもタイトル奪取で見せ場をつくりたい。  熊本・九州学院高で2学年上のDeNA・伊勢からの一発。昨年12月、母校主催の「新人王を祝う会」で顔を合わせていた。先輩として尊敬しつつも「(対戦があれば)打ちたい」と意欲を示していた。  高津監督は「ちょっと、こぢんまりするような感じがしていた。オーバースイングになるわけではないが、どんどん振っていってくれたら」と復調を期待した。残り22試合。最下位から1つでも上の順位を狙う。(横山尚杜)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
61335 0.649
(-)
M8
(↑1)
21464
(+5)
341
(+5)
117
(-)
65
(+2)
0.260
(-)
3.310
(↓0.01)
2
(-)
中日
49465 0.516
(↑0.005)
12.5
(↑0.5)
20361
(+5)
399
(+3)
58
(+1)
23
(-)
0.248
(-)
3.760
(↑0.01)
3
(-)
阪神
47475 0.500
(↓0.005)
14
(↓0.5)
21412
(+3)
398
(+5)
97
(-)
65
(-)
0.246
(-)
3.610
(↓0.02)
4
(-)
DeNA
47495 0.490
(↓0.005)
15
(↓0.5)
19443
(+3)
404
(+4)
118
(+2)
24
(+1)
0.268
(↓0.001)
3.800
(↑0.03)
5
(-)
広島
404910 0.449
(-)
18.5
(-)
21436
(+5)
476
(+5)
95
(+1)
49
(+1)
0.264
(-)
4.440
(-)
6
(-)
ヤクルト
36566 0.391
(↑0.006)
24
(↑0.5)
22406
(+4)
504
(+3)
98
(+1)
54
(-)
0.250
(↑0.001
4.810
(↑0.02)