1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 1 | 0 | 3 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 9 | 12 | 0 | 1 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 | 0 | 6 | 7 | 1 | 2 |
勝利投手:坂本 裕哉(4勝1敗0S) (セーブ:三嶋 一輝(1勝1敗14S)) 敗戦投手:石川 雅規(1勝7敗0S) 本塁打 |
ヤクルト戦チケット予約 | DeNA戦チケット予約 |
◆DeNAは初回、宮崎が適時打を放ち、幸先良く先制する。その後は、3回表に宮崎、倉本、ロペスの3者連続適時打が飛び出すなど、終わってみれば12安打で9得点を挙げた。投げては、先発・坂本が5回1失点で今季4勝目。敗れたヤクルトは、先発・石川が試合をつくれなかった。
◆DeNAが1回、宮崎の適時打で先制。3回は宮崎、倉本、ロペスの3連続適時打で3点。ヤクルトは3回まで無安打で得点なし。 DeNAは5回、佐野が18号ソロ。6回はソト、オースティン、宮崎の適時打で4点。ヤクルトは5回、西浦が8号ソロ。 DeNAが逃げ切り、2連勝で7カードぶりの勝ち越し。坂本が4勝目。ヤクルトは4連敗で優勝の可能性が消滅した。ヤクルト石川が7敗目。DeNA三嶋が14セーブ目。
◆DeNAが地上戦で攻勢に出た。前夜まではリーグタイ記録の9試合連続マルチ弾で空中戦を演じてきたが、この日は連打で敵を圧倒した。 1点リードの3回に梶谷が中前打で出塁。1死後にオースティンも中前打で好機を整えると、2死一、三塁から宮崎、倉本、ロペスが3者連続適時打で序盤戦で主導権を奪った。5回無死、佐野が3戦連発の18号ソロ。十八番の空中戦も併用した。 本塁打は4番の1発だけで、10試合連続のマルチ弾のリーグ新記録は逃した。一方で全12安打のうち単打が9本で適時打は7本。打線が束になって効果的に得点を重ねた。佐野は「今はチームが勢いに乗っていると思う。これからもどんどん勢いづけてやっていけたらいいなと思います」。今季100試合目を連勝で飾り、7カードぶりの勝ち越しを決めた。
◆ヤクルトが4連敗で今季最多の借金21となり、優勝の可能性が完全消滅した。残り試合に全勝し、首位の巨人が全敗しても上回れない。 猛追も、投手陣の失点が大きすぎた。先発の石川雅規投手は5回7安打5失点。2番手の風張蓮投手も1回4安打4失点と、中盤までに9点を失った。 野手は西浦直亨内野手が8号ソロ、9号3ランを放ち、2本塁打4打点と発奮。8回に一挙5点を追い上げたが及ばなかった。 高津臣吾監督は「目の前の試合を勝つために、ペナントレースを勝つために毎日戦っているわけで、その可能性がなくなったのは残念。(残りシーズンも)変わらず、勝つ試合を見せたい」と話した。
◆DeNAは、この日の試合でセ・リーグ新記録となる10戦連続の1試合複数本塁打を目指す。 現在、チームは2日の中日戦から前日13日のヤクルト戦の全9試合で複数本塁打を放っており、1968年の広島、18日の大洋に並ぶセ・リーグとなっている。 この9試合で8本塁打を放ち、この日も「3番・右翼」で先発するオースティンは、「闘魂」と書かれた鉢巻き姿でグラウンドに登場し、気合をみなぎらせていた。
◆DeNAが逃げ切った。一回に宮崎の適時打で先制。三回にも宮崎の適時打などで3点を加え、その後も佐野の3戦連続の18号ソロなどでリードを広げた。坂本は5回1失点で4勝目。ヤクルトは4連敗で優勝の可能性が完全に消えた。
◆DeNA・佐野恵太内野手は、4-0の五回の第3打席に右越え18号ソロを放つなど5打数1安打だった。 貴重な中押し弾となる3試合連続本塁打をマークし、4番にふさわしい仕事を果たした。それでも残りの4打席のうち3度は得点圏に走者を置きながらの凡退とあって、試合後の自己評価は厳しかった。 「ホームランは打てましたけど、納得いく打撃とは、ほど遠い内容でした。頭の中の感覚とずれている。しっかり修正して臨みたい。もっと早い回のチャンスで打たないと駄目だと思う」と反省しきりだった。
◆ヤクルトは開幕投手の石川が5回5失点と崩れ、優勝の可能性が完全になくなった。一回に2死から宮崎に先制打を浴びると、三回に集中打で3点を失い、五回は先頭打者の佐野に一発を浴びた。高津監督は「徐々に腕が振れなくなったかな」と首をかしげた。 チームは4連敗でここ10試合は1勝9敗。「目の前の試合、ペナントレースを勝つために戦っているので残念。残りの試合でファンに勝つ試合を見せたい」と神妙に話した。
◆DeNAのドラフト2位新人の坂本が5回3安打1失点で4勝目を挙げた。二回までに3四球と乱れたが、打線の援護を受け「本当に心強い。余裕を持って投げられるようになった」と冷静に投球を修正。本来の制球を取り戻し山田哲、村上、青木の中軸を無安打に封じ、ヤクルト戦は3戦3勝とした。 6月25日のデビュー戦で右足首を故障し、2カ月以上も戦線を離れた。その悔しさが原動力になっているといい「途中で離脱した分、貢献したいと思って投げている」と頼もしかった。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
61 | 33 | 4 | 0.649 (↑0.004) | M9 (↑2) |
22 | 459 (+6) | 336 (+1) | 117 (-) | 63 (+1) |
0.260 (-) | 3.300 (↑0.02) |
2 (1↑) |
中日 |
48 | 46 | 5 | 0.511 (↑0.006) | 13 (-) |
21 | 356 (+3) | 396 (-) | 57 (-) | 23 (-) |
0.248 (-) | 3.770 (↑0.03) |
3 (1↓) |
阪神 |
47 | 46 | 5 | 0.505 (↓0.006) | 13.5 (↓1) |
22 | 409 (-) | 393 (+3) | 97 (-) | 65 (-) |
0.246 (↓0.001) | 3.590 (-) |
4 (-) |
DeNA |
47 | 48 | 5 | 0.495 (↑0.006) | 14.5 (-) |
20 | 440 (+9) | 400 (+6) | 116 (+1) | 23 (-) |
0.269 (-) | 3.830 (↓0.02) |
5 (-) |
広島 |
40 | 49 | 9 | 0.449 (↓0.006) | 18.5 (↓1) |
22 | 431 (+1) | 471 (+6) | 94 (+1) | 48 (-) |
0.264 (↓0.001) | 4.440 (↓0.01) |
6 (-) |
ヤクルト |
35 | 56 | 6 | 0.385 (↓0.004) | 24.5 (↓1) |
23 | 402 (+6) | 501 (+9) | 97 (+2) | 54 (-) |
0.249 (↓0.001) | 4.830 (↓0.04) |
コメント