ヤクルト(★6対9☆)DeNA =リーグ戦23回戦(2020.10.14)・明治神宮野球場=
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DeNA
10301400091201
ヤクルト
0000100506712
勝利投手:坂本 裕哉(4勝1敗0S)
(セーブ:三嶋 一輝(1勝1敗14S))
敗戦投手:石川 雅規(1勝7敗0S)

本塁打
【DeNA】佐野 恵太(18号・5回表ソロ)
【ヤクルト】西浦 直亨(8号・5回裏ソロ),西浦 直亨(9号・8回裏3ラン)

  DAZN
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◆DeNAは初回、宮崎が適時打を放ち、幸先良く先制する。その後は、3回表に宮崎、倉本、ロペスの3者連続適時打が飛び出すなど、終わってみれば12安打で9得点を挙げた。投げては、先発・坂本が5回1失点で今季4勝目。敗れたヤクルトは、先発・石川が試合をつくれなかった。

◆DeNAが1回、宮崎の適時打で先制。3回は宮崎、倉本、ロペスの3連続適時打で3点。ヤクルトは3回まで無安打で得点なし。 DeNAは5回、佐野が18号ソロ。6回はソト、オースティン、宮崎の適時打で4点。ヤクルトは5回、西浦が8号ソロ。 DeNAが逃げ切り、2連勝で7カードぶりの勝ち越し。坂本が4勝目。ヤクルトは4連敗で優勝の可能性が消滅した。ヤクルト石川が7敗目。DeNA三嶋が14セーブ目。

◆DeNAが地上戦で攻勢に出た。前夜まではリーグタイ記録の9試合連続マルチ弾で空中戦を演じてきたが、この日は連打で敵を圧倒した。 1点リードの3回に梶谷が中前打で出塁。1死後にオースティンも中前打で好機を整えると、2死一、三塁から宮崎、倉本、ロペスが3者連続適時打で序盤戦で主導権を奪った。5回無死、佐野が3戦連発の18号ソロ。十八番の空中戦も併用した。 本塁打は4番の1発だけで、10試合連続のマルチ弾のリーグ新記録は逃した。一方で全12安打のうち単打が9本で適時打は7本。打線が束になって効果的に得点を重ねた。佐野は「今はチームが勢いに乗っていると思う。これからもどんどん勢いづけてやっていけたらいいなと思います」。今季100試合目を連勝で飾り、7カードぶりの勝ち越しを決めた。

◆ヤクルトが4連敗で今季最多の借金21となり、優勝の可能性が完全消滅した。残り試合に全勝し、首位の巨人が全敗しても上回れない。 猛追も、投手陣の失点が大きすぎた。先発の石川雅規投手は5回7安打5失点。2番手の風張蓮投手も1回4安打4失点と、中盤までに9点を失った。 野手は西浦直亨内野手が8号ソロ、9号3ランを放ち、2本塁打4打点と発奮。8回に一挙5点を追い上げたが及ばなかった。 高津臣吾監督は「目の前の試合を勝つために、ペナントレースを勝つために毎日戦っているわけで、その可能性がなくなったのは残念。(残りシーズンも)変わらず、勝つ試合を見せたい」と話した。

◆DeNAは、この日の試合でセ・リーグ新記録となる10戦連続の1試合複数本塁打を目指す。  現在、チームは2日の中日戦から前日13日のヤクルト戦の全9試合で複数本塁打を放っており、1968年の広島、18日の大洋に並ぶセ・リーグとなっている。  この9試合で8本塁打を放ち、この日も「3番・右翼」で先発するオースティンは、「闘魂」と書かれた鉢巻き姿でグラウンドに登場し、気合をみなぎらせていた。

◆DeNAが逃げ切った。一回に宮崎の適時打で先制。三回にも宮崎の適時打などで3点を加え、その後も佐野の3戦連続の18号ソロなどでリードを広げた。坂本は5回1失点で4勝目。ヤクルトは4連敗で優勝の可能性が完全に消えた。

◆DeNA・佐野恵太内野手は、4-0の五回の第3打席に右越え18号ソロを放つなど5打数1安打だった。  貴重な中押し弾となる3試合連続本塁打をマークし、4番にふさわしい仕事を果たした。それでも残りの4打席のうち3度は得点圏に走者を置きながらの凡退とあって、試合後の自己評価は厳しかった。  「ホームランは打てましたけど、納得いく打撃とは、ほど遠い内容でした。頭の中の感覚とずれている。しっかり修正して臨みたい。もっと早い回のチャンスで打たないと駄目だと思う」と反省しきりだった。

◆ヤクルトは開幕投手の石川が5回5失点と崩れ、優勝の可能性が完全になくなった。一回に2死から宮崎に先制打を浴びると、三回に集中打で3点を失い、五回は先頭打者の佐野に一発を浴びた。高津監督は「徐々に腕が振れなくなったかな」と首をかしげた。  チームは4連敗でここ10試合は1勝9敗。「目の前の試合、ペナントレースを勝つために戦っているので残念。残りの試合でファンに勝つ試合を見せたい」と神妙に話した。

◆DeNAのドラフト2位新人の坂本が5回3安打1失点で4勝目を挙げた。二回までに3四球と乱れたが、打線の援護を受け「本当に心強い。余裕を持って投げられるようになった」と冷静に投球を修正。本来の制球を取り戻し山田哲、村上、青木の中軸を無安打に封じ、ヤクルト戦は3戦3勝とした。  6月25日のデビュー戦で右足首を故障し、2カ月以上も戦線を離れた。その悔しさが原動力になっているといい「途中で離脱した分、貢献したいと思って投げている」と頼もしかった。

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
61334 0.649
(↑0.004)
M9
(↑2)
22459
(+6)
336
(+1)
117
(-)
63
(+1)
0.260
(-)
3.300
(↑0.02)
2
(1↑)
中日
48465 0.511
(↑0.006)
13
(-)
21356
(+3)
396
(-)
57
(-)
23
(-)
0.248
(-)
3.770
(↑0.03)
3
(1↓)
阪神
47465 0.505
(↓0.006)
13.5
(↓1)
22409
(-)
393
(+3)
97
(-)
65
(-)
0.246
(↓0.001)
3.590
(-)
4
(-)
DeNA
47485 0.495
(↑0.006)
14.5
(-)
20440
(+9)
400
(+6)
116
(+1)
23
(-)
0.269
(-)
3.830
(↓0.02)
5
(-)
広島
40499 0.449
(↓0.006)
18.5
(↓1)
22431
(+1)
471
(+6)
94
(+1)
48
(-)
0.264
(↓0.001)
4.440
(↓0.01)
6
(-)
ヤクルト
35566 0.385
(↓0.004)
24.5
(↓1)
23402
(+6)
501
(+9)
97
(+2)
54
(-)
0.249
(↓0.001)
4.830
(↓0.04)