巨人(★3対4☆)広島 =リーグ戦19回戦(2020.10.13)・東京ドーム=
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広島
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巨人
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勝利投手:九里 亜蓮(6勝5敗0S)
(セーブ:フランスア(2勝3敗14S))
敗戦投手:菅野 智之(13勝1敗0S)

本塁打
【巨人】丸 佳浩(22号・9回裏ソロ),ウィーラー(12号・9回裏ソロ)

  DAZN
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◆広島が3連勝。広島は1点リードで迎えた4回表、松山と菊池涼の適時打などで3点を追加する。投げては、先発・九里が8回1失点の快投で今季6勝目。敗れた巨人は、9回に丸とウィーラーの連続ソロで1点差に迫るもあと一歩及ばず、先発・菅野の開幕からの連勝は13で止まった。

◆左打者を並べた広島が巨人菅野智之投手から4回までに4点を奪った。 今季開幕から負けなしの13連勝の菅野に対し、先発野手8人のうち、左打者を6人並べた。試合前まで菅野の被打率は右打者に1割7分5厘、左打者に2割3厘だった。 2回、先頭の松山が右翼線への二塁打で出塁すると、西川も右前打で続いた。無死一、三塁から坂倉の併殺打の間に三塁走者が生還。左打者3人で菅野から先制に成功した。 さらに4回は先頭の田中広の右前打から無死一、二塁とし、松山の中前適時打、菊池涼の適時三塁などで3点を追加した。菅野から2打席連続安打が適時打となった松山は「ボール気味だったけど、積極的に打ちにいきました。(先発)九里も頑張っているので点に繋がって良かったです」と振り返った。

◆巨人菅野智之投手(31)が、6回7安打4失点(自責3)で開幕からの連勝が13で止まった。 2回に併殺の間に先制点を奪われ、4回には松山の適時打、坂本の失策、菊池涼の適時三塁打で3点を奪われた。広報を通じ「今まで順調にいきすぎたところもある。何とか粘ろうとしましたが、うまくいかないこともあると思います。これを肥やしにして、次の登板に向けてしっかり調整します」とコメントした。 今季は6月19日の阪神戦(東京ドーム)で開幕投手を務め、7回2失点で1勝目を挙げた。順調に白星を積み重ね、前回登板の6日DeNA戦(東京ドーム)で、プロ野球史上初の開幕投手からの13連勝と通算100勝を同時に達成した。開幕投手を除けば、球団では66年の堀内恒夫を超える球団新の開幕14連勝を目指したが、あと1歩届かなかった。

◆広島は2回無死一、三塁から坂倉の併殺打の間に1点先制。先発九里は3回まで1安打無失点。巨人菅野は3回まで3安打1失点。 広島は4回に松山の適時打と敵失、菊池涼の適時三塁打で3点を追加した。巨人先発の菅野は6回7安打4失点で降板した。 広島が3連勝。先発九里が8回1失点で6勝目。巨人は3連敗。開幕投手から13連勝だった先発菅野は、今季初黒星を喫した。

◆巨人丸佳浩内野手(31)、ゼラス・ウィーラー内野手(33)が連続本塁打を放ったが、空砲に終わった。3点を追いかける9回無死。先頭の丸が左中間席への22号ソロを放ち、ウィーラーも左翼席に12号ソロをたたき込んだ。 広島九里の前に8回までに1得点と沈黙したが、抑えのフランスアに交代した最終回に2発で意地を示したが、大城、中島、代打の石川が3者連続三振に倒れた。9月17~19日以来となる3連敗を喫したが、2位阪神も敗れ、優勝マジックは「11」に減った。

◆プロ野球巨人の菅野智之投手が13日、東京ドームで行われた広島19回戦で先発して6回4失点で今季初黒星を喫し、プロ野球記録を塗り替えた開幕投手からの連勝は13で止まった。

◆巨人宮本和知投手チーフコーチ(56)が、今季初黒星を喫したエース菅野をねぎらった。 「今年は18番というのが光った年ですよね。何よりも智之が火曜に投げることで勝ち星を積み重ねてくれた。勇気も与えてくれた。次に投げる投手のプレッシャーの軽減につながったし。良い風を吹き込んでくれたというのはあります。我々コーチも感謝の気持ちです。チューズデー・ウインドー。良い風を流し込んでくれた」と独特の言い回しで、最敬礼だった。

◆巨人原辰徳監督(62)が、6回7安打4失点(自責3)で開幕からの連勝が13で止まった菅野智之投手(31)の次回登板に期待した。「今日はこういう形になりましたけど、これはまた切り替えて行ってもらうということでしょうね。次につなげればいいと思います」と話した。 首位を独走するチームをけん引する活躍を評価しながら、菅野の心中に思いを巡らせた。「ずっと緊張感の中で投げて、チームを非常にいい状態にしてくれた。記録というのは永遠に続くものでもないし、ここまでこれたという部分に関しては本人もいろんな見えないもの、見えないそういう状況の人にも、非常に感謝していると思います」と話した。

◆巨人坂本勇人内野手が通算2000安打に、残り「23」とした。 第1打席にチーム初安打を左前へ運ぶと、4点を追う6回1死二塁からは右前へ適時打。「打ったのはシュート。何とか1点取り返せた。いい形で打ちに行けたと思います」とチーム初得点をもたらしたが、勝利には結びつかなかった。

◆広島が巨人菅野の開幕からの連勝を13で止めた。左打者を多く並べた打線の中で、菅野キラーの西川龍馬外野手(25)は2回の先制点に絡んだ。コンディション不良から復帰後2戦連続安打。打線に厚みをもたらし、チームを3連勝に導く働きを見せた。左、左、左で先制点をもぎ取った。開幕から13連勝と難攻不落の菅野に対し、広島は先発野手8人のうち、左打者を6人並べた。試合前時点での被打率は右打者が1割7分5厘、左打者は2割3厘。主導権を奪う2回の先制点は、松山の二塁打から西川が右前打でつなぎ、坂倉の併殺打の間に奪った。いずれも左打者だった。 4回も「左重視」の打線が発動した。田中広の右前打から無死一、二塁とし、松山が初球を中前にはじき返した。1死一、二塁から相手のミスに乗じて加点すると、"右"の菊池涼にも適時三塁打が飛び出した。 復帰した「菅野キラー」が打線を活性化させている。西川は11日に1軍復帰したばかりで、離脱中の対戦2試合は欠場しており、7月14日以来の再戦。3打数2安打だった前回に続き、2回は先制点につながる右前打を放った。菅野に対してはこれで通算45打数18安打、2本塁打、4打点、打率は4割となった。好相性の理由を問われ、かつてこう語った。「苦手意識はありません。だって、きっちりストライクゾーンに投げてくるじゃないですか。どこに投げてくるか分からない投手ではない」。天才的な打撃技術を誇る男らしい表現で、この日もブランクを感じさせず難敵攻略の突破口を開いた。 復帰から2戦連続安打と起用に応える西川に、朝山打撃コーチは「チャンスメークでき、勝負強さもある。今の打線は3、4を固定している。鈴木が出塁率が高い。西川にはかえしてくれる打撃もできる」と信頼を置く。主砲鈴木誠と松山とともに中軸を担うことで、打線に厚みが増した。佐々岡監督も「やられていた中でいろいろ考えながらやった。つながりのある攻撃をしてくれた」と攻撃陣の奮闘ぶりをたたえた。 菅野の連勝記録を止め、チームは3連勝。広島打線に西川ありを強く印象付けた。【前原淳】

◆広島の先発九里亜蓮投手が8回1失点で菅野に投げ勝ち、6勝目を手にした。最速147キロの直球とスライダー、フォーク、ツーシームなど多彩な変化球で的を絞らせず、凡打の山を築いた。 「菅野さんはすごく良い投手なので、なんとか投げ負けないように、それだけを思って投げました」。佐々岡監督は「立ち上がりから真っすぐ、変化球に強さがあった。ナイスピッチングをしてくれた」と絶賛。気迫の117球でチームを3連勝に導いた。

◆広島松山竜平外野手が2安打1打点で菅野攻略に貢献した。 2回は先頭打席で右翼線への二塁打で出塁し、先制点につなげた。4回には無死一、二塁から初球を中前に運ぶ適時打で、貴重な追加点。「とにかく積極的に打つことが一番。(菅野は)追い込まれたら厳しい投手なので。貢献できて、勝ててよかった」と喜んだ。佐々岡監督も「4番で良い仕事をしてくれた」と評価した。

◆無双の男が、ついに敗れた。球団新の開幕14連勝を目指した巨人菅野智之投手(31)が、6回4失点で敗れ、昨年9月4日の中日戦以来405日ぶりの黒星を喫した。前回登板では66年の堀内恒夫氏に並ぶ球団タイの開幕13連勝&プロ通算100勝を達成。負け知らずの快進撃を続けたが、今季ワーストの7安打に失策も絡み、チームも3連敗。阪神が敗れ、巨人の優勝マジックは11となった。一塁側ベンチ後方の2列目右端。菅野はいつも通りの位置から、表情を変えずに味方の反撃を待った。6回119球を投げて7安打4失点。力投に応えたい打線は直後の6回に4連打で1点を返し、なおも1死満塁とチャンスを広げた。 差は3点。だが"定位置"で見守るエースの願いは届かず、ウィーラーが見逃し三振、大城は中飛に倒れ、仕事を終えた右腕は静かにベンチ裏へ下がった。昨年9月以来、405日ぶりの黒星。原監督は「ずっと緊張感の中で投げて、チームを非常にいい状態にしてくれた。記録というのは永遠に続くものではない。本人も見えないものにも非常に感謝していると思います。次につなげればいい」。 開幕14連勝を目指したマウンドで、エースは微妙な制球に苦しんだ。4回は1点を追加された直後の1死一、二塁から坂倉を一塁ゴロに打ち取ったが、併殺を狙って遊撃に転送されたボールを坂本がベースカバーに入った菅野に悪送球。さらに1点を失うと、菊池には高めに浮いた149キロを右翼線に運ばれた。 この回3点を失い、試合の主導権を握られた。「今まで順調にいき過ぎたところもある。何とか粘ろうとしましたが、うまくいかないところもあると思います」と受け止めた。101球を投げ終えた5回は、4点を追う2死一塁で代打を送られずに打席に入った。指揮官は「智之のバッティングに期待して、また次のイニング投げさせたというところ」。続く6回をきっちり無失点に抑え、バトンを渡した。 球団新の開幕14連勝は逃したが、成し遂げた記録は色あせない。開幕戦は1点を追う7回に吉川尚の2ランで逆転し、2戦目は6回途中5失点も黒星は付かなかった。周囲への感謝を忘れず、無双の投球で白星を積み上げてきた。菅野は「これを肥やしにして、次の登板に向けてしっかり調整します」と仕切り直しを期した。【前田祐輔】   ▽巨人宮本投手チーフコーチ(菅野の働きぶりをたたえ)「今年は18番というのが光った年ですよね。何よりも智之が火曜に投げることで勝ち星を積み重ねてくれた。勇気も与えてくれた。次に投げる投手のプレッシャーの軽減につながった。我々コーチも感謝の気持ちです。チューズデー・ウインドー。いい風を流し込んでくれた」

◆無双の男が、ついに敗れた。球団新の開幕14連勝を目指した巨人菅野智之投手(31)が、6回4失点で敗れ、昨年9月4日の中日戦以来405日ぶりの黒星を喫した。 <セイバーメトリクスで分析した巨人菅野の開幕13連勝の要因> 過去の成績と比べると、まずWHIPの低さに目がいく。0・88は今季リーグ2位(1位が中日大野雄の0・84)で、17年に迫る数字。WHIPは平均が1・20~1・30で、1・00を切れば超一流とされており、リーグ2位とはいえ0・88は文句なしだ。他の成績も十分すごいが、キャリアハイとなる数字は1つもなかった。 ここで注目したいのがBABIP。「インプレー打率」とも呼ばれ、本塁打を除いた打球が安打になった割合を表す指標だが、今年が最も低い。BABIPは被安打や守備といった投手の実力以外の部分が反映されるので、運が良かっただけ? とも見えるが、守備に目を向けると納得がいく。 チームの守備力を表すDERという指標を見ると、今季の巨人は5年ぶりのリーグ1位で、しかも断トツ。DERが・720以上は球団では90年以来と珍しく、リーグ屈指の守備力が菅野の成績に一役買っていると考えられる。これまでは自己最高に迫る成績に加え、強力な守備を味方につけていたことが連勝記録につながっていた。しかし、この日は今季初めて菅野登板中に2失策が出るなど、守備が乱れた。

◆広島・小園海斗内野手(20)が「8番・三塁」で今季初めてスタメンに名を連ねた。  報徳学園高を経て、2019年にドラフト1位で広島に入団した4球団競合の有望株は1年目の昨季58試合に出場し、球団高卒新人最多の4本塁打を放つなど打率・213、16打点。プロ2年目の今季は開幕を2軍で迎え、ウエスタン・リーグでは一時打率1割台まで低迷したが、ここまで58試合に出場し、打率・284、1本塁打、16打点と復調をアピールした。10月11日に今季初の1軍昇格を果たし、同日のヤクルト戦(マツダ)では投ゴロに倒れたものの、代打として初めて出場した。

◆先発した巨人・菅野智之投手(31)は6回7安打4失点(自責3)で降板し、14勝目をつかむことはできなかった。  二回に併殺の間に1点を先制されると、四回につかまった。無死一、二塁から松山に中前適時打、菊池に右翼線適時三塁打を浴びるなど計3失点。0-4と点差を広げられた。  菅野は前回登板の6日のDeNA戦(東京ドーム)で開幕戦から13連勝を達成し、プロ野球記録を更新。自身の通算100勝にも到達していた。今季は16試合で13勝0敗、防御率1・89と無双。この日も記録をさらに更新する、開幕投手の開幕14連勝が懸かったマウンドだったが、会心の投球で白星をつかむことはできなかった。

◆広島が難敵の菅野から得点を重ねた。二回は坂倉の二ゴロ併殺打の間に1点先制。四回は無死一、二塁で4番松山が中前に適時打を転がし、3試合連続打点をマークした。外角の沈む球を巧みに捉え「ボール気味だったが、積極的に打ちにいった」と振り返った。  さらに失策で3得点目を挙げ、なお2死一塁から菊池涼が適時三塁打を放った。外角速球を右翼線に運び「(一塁走者の坂倉)将吾君がよく走ってくれた」と後輩を持ち上げた。

◆巨人は追い上げ及ばず3連敗。ここまで開幕戦から13連勝を続けていた先発・菅野は6回7安打4失点(自責3)と本来の投球ができず、今季初の負け投手となった。  菅野は二回、無死一、三塁のピンチを招くと、坂倉の二ゴロ併殺打の間に先制点を奪われる。四回には無死一、二塁から松山に中前適時打。1死後、坂倉を一ゴロに打ち取ったが、併殺を狙った遊撃手・坂本が悪送球し、3点目を献上。続く菊地には右翼線へ落ちる適時三塁打を浴び、4-0とリードを広げられた。  援護したい打線は六回、ここまで打ちあぐねていた広島先発・九里から松原、坂本の連打でようやく1点を返す。九回には先頭の丸、続くウィーラーの2者連続弾で1点差まで追い上げた。しかし、最後は抑えを任された広島・フランスアが意地を見せ、後続を三者三振に打ち取られた。

◆巨人の山口寿一オーナーが13日、東京ドームで取材に応じ、リーグ2連覇に迫っている原辰徳監督の手腕を高く評価し「非常にいいチーム状態が続いている。思っていた以上に強くなった。来年は当然、続投」と明言した。来季が3年契約の3年目となる。  原監督はこの日の広島戦後に「チームを預かっている人間として、ありがたいお言葉であったということ」と受け止め「あすの試合のことでいっぱい」と目前の試合に集中する構えを強調した。  新型コロナウイルスの影響で開幕が大きくずれ込み、過密日程となるなどした異例のシーズンでも、巧みな選手起用と采配でチームを首位独走に導いている。オーナーは「1、2、3軍をまさにワンチームに束ねてマネジメントをやってくれている。コロナの特殊な状況下でもいい運営」と満足そうに話した。

◆広島が"開幕13連勝右腕"巨人・菅野智之投手(31)を攻略し、3連勝を飾った。佐々岡真司監督(53)の主な一問一答は以下の通り。  --九里が8回6安打1失点で菅野に投げ勝ち、今季6勝目  「立ち上がりから真っすぐ、変化球に強さがあった。6回を1点で粘ってくれたのは大きい。きょうの投球を見て、いけるところまでいこうというところだった。ナイスピッチングをしてくれた」  --3点リードの九回に登板した守護神・フランスアは先頭の丸から2者連続本塁打  「こういう球場なので慎重に入っていかないといけない。点を取られてギアが入った気がするので最初から入れてほしい。1球の怖さがある」  --打線は菅野から6回7安打4得点  「やられている中でいろいろ考えた。甘い球を仕留めるという中でつながりのある攻撃をしてくれた。繰り返しになるが、九里が良い投球をしてくれたので良い攻撃ができた」  --松山が2安打1打点  「4番の仕事をしてくれた」  --小園が「8番・三塁」で今季初スタメン  「下から良い報告があった。チャンスをものにしてほしい」

◆1-4の九回に丸、ウィーラーの連続アーチで1点差まで追い上げた。先頭の丸が左中間へリーグ3位の22号ソロを放つと、続くウィーラーも左中間へ12号ソロ。助っ人は「何とか塁に出ることしか考えていなかったよ。ホームランになってよかったね」。だが大城、中島、代打・石川と3者連続で三振に倒れ、サヨナラ勝ちにつなげられなかった。

◆ゲームセットの瞬間を静かにベンチで見届けた。巨人・菅野智之投手(31)が今季17試合目の登板で、ついに今季初黒星。プロ野球記録を更新した開幕戦からの連勝が13でストップし「今まで順調にいきすぎたところもある。うまくいかないこともあると思います」と唇をかんだ。  6回で今季ワーストに並ぶ7安打を浴び、4失点。四回は先頭から安打と四球でピンチを招いて3点を失った。細かな制球で苦戦し、五回までに91球を要した。  通算101勝目、開幕からの14連勝を逃し、エースは「これを肥やしにして、次の登板に向けて調整します」と前を向いた。原監督も「ずっと緊張感の中で投げてチームをいい状態にしてくれた。また次から切り替えて」とねぎらった。  後を継いだ3投手が失点を許さず最後は1点差まで詰め寄ったが、チームは今季5度目の3連敗。それでも2位・阪神が敗れたため優勝へのマジックナンバーを1つ減らして「11」とした。エースの記録は途絶えても、原巨人は優勝に向けて着実に歩を進める。(箭内桃子) 菅野について巨人・宮本投手チーフコーチ 「智之(菅野)が火曜に投げることで勝ち星を積み重ねてくれた。勇気も与えてくれた。われわれコーチも感謝の気持ちです」

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
60334 0.645
(↓0.007)
M11
(↑1)
23453
(+3)
335
(+4)
117
(+2)
62
(-)
0.260
(-)
3.320
(-)
2
(-)
阪神
47455 0.511
(↓0.005)
12.5
(-)
23409
(+2)
390
(+4)
97
(+1)
65
(-)
0.247
(-)
3.590
(↓0.01)
3
(-)
中日
47465 0.505
(↑0.005)
13
(↑1)
22353
(+4)
396
(+2)
57
(-)
23
(-)
0.248
(-)
3.800
(↑0.02)
4
(-)
DeNA
46485 0.489
(↑0.005)
14.5
(↑1)
21431
(+8)
394
(+1)
115
(+3)
23
(-)
0.269
(↑0.001)
3.810
(↑0.03)
5
(-)
広島
40489 0.455
(↑0.007)
17.5
(↑1)
23430
(+4)
465
(+3)
93
(-)
48
(+1)
0.265
(↓0.001)
4.430
(↑0.01)
6
(-)
ヤクルト
35556 0.389
(↓0.004)
23.5
(-)
24396
(+1)
492
(+8)
95
(-)
54
(-)
0.250
(-)
4.790
(↓0.04)