日本ハム(★0対7☆)西武 =リーグ戦19回戦(2020.10.13)・札幌ドーム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
西武
10111100271200
日本ハム
0000000000510
勝利投手:髙橋 光成(7勝8敗0S)
敗戦投手:上沢 直之(8勝5敗0S)
  DAZN
チケットぴあ 日本ハム戦チケット予約 西武戦チケット予約
◆西武が完勝。西武は初回、栗山の犠飛で幸先良く先制する。その後は、3回表に森の適時打、5回にはメヒアの適時打が飛び出すなど、小刻みに加点して試合を優位に進めた。投げては、先発・高橋光が8回無失点の快投で今季7勝目。敗れた日本ハムは、投打ともに振るわなかった。

◆今季の日本ハム上沢直之投手(26)は13試合に登板して8勝4敗、防御率2・30。13試合のうち、クオリティースタート(QS=先発6回以上、自責点3以下)が10度あり、8月11日から9試合連続でQSを記録中。 今日も安定した投球を披露できるか。

◆日本ハム上沢直之投手(26)が6回5失点(自責4)でマウンドを降りた。 今季の西武戦はここまで3戦3勝だったが、1回に栗山に犠飛を許し、先制点を献上。3回には森に適時打、4回には山川の併殺打の間にそれぞれ1点ずつを失った。5回にはメヒア、6回には源田に適時打を浴びた。 140キロ中盤の直球と変化球を使い、粘りの投球をみせたが、ボール先行が目立つなどリズムをつかみきれず。3者凡退に抑えた2回以外は毎回得点を許す形となり、6回109球で降板した。

◆先発は日本ハムが上沢、西武は高橋光。西武は1回に栗山の犠飛で先制。3回に森の適時打で1点を追加した。 西武は4回、山川の併殺打の間に追加点。5回と6回に1点ずつを加えた。日本ハムは高橋光の前に6回まで3安打無得点。 投打がかみ合った西武が快勝。高橋光は7勝目。日本ハムは打線が振るわず2連敗。先発上沢は5敗目となった。

◆西武外崎修汰内野手が通算100盗塁を達成した。8回に四球で出塁すると、次打者金子の3球目に二盗。節目の大台に到達した。外崎は「ここまでのこの数の盗塁を積み重ねてくることができたこと、うれしく思います。そしてこの数字を達成できたのは、日々サポートをいただいている周りの皆さまのおかげですので、感謝したいと思います」とコメントした。 外崎は昨季から1盗塁につき1万円を、社会福祉法人所沢市社会福祉協議会の「所沢市こども未来基金」に寄付。昨季は22万円を寄付した。「僕は盗塁の数で子ども食堂の支援をさせていただいていますので、これからも1つ1つ盗塁を積み重ねていきたいです」と頼もしく言った。

◆日本ハムの浅間大基外野手が、気合の同学年打ちを果たした。 1番左翼で、高校日本代表でチームメートだった西武の先発高橋光から2安打。「他の投手とやるよりかは負けないように、気合を入れて臨みました」と、今季初のマルチ安打を長短打で刻んだ。「状態は悪くない。これをさらに上げられるように」と力にした。

◆日本ハムはエース上沢直之投手の乱調で、今季ワースト借金9となった。 2回をのぞき毎回失点と立て直せないまま、6回5失点(自責4)で降板。「点を与えてはいけない場面で、ことごとく打たれてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです」と猛省した。攻撃にリズムを呼び込めず、今季5度目の完封負けを喫した。 ▽日本ハム栗山監督(今季5度目の完封負けに)「行ったり来たりする流れを作れなかった」

◆西武高橋光成投手が、昨季から5連敗中だった日本ハム相手に8回4安打無失点で7勝目を挙げた。西武辻発彦監督(8回4安打無失点の高橋光に)「『9回いくんだろうな』って言ったら、『ダメです』って。ダメですって顔してたから、もう」

◆西武高橋光成投手は8回2死、最後の1球にかけていた。日本ハム西川の打席でカウント2-2と追い込んだ。直前に外角低めのカットボールをボール判定。サインに首を振り、1度プレートを外し、仕切り直しの1球を、球1個分内側に決めて見逃し三振に仕留めた。「一番いいところに投げられた。そこしかないというところに」。132球目のこの1球が、最後の1球になった。 8回4安打無失点。ベンチで9回続投を問われると、やんわり"拒否"した。「監督と、西口さんにいけるかと言っていただいたんですけど、即答で『やめます』って。8回も全部出し切る気持ちであそこのピンチを切り抜けたので、いきたかったですけど、体が、疲れてました」。引き際を分かっているから、15回1/3連続無失点を継続。昨季から5連敗中だった日本ハム相手に7勝目を挙げ、チームは借金1とした。

◆日本ハムは今季4試合で3度黒星を付けていた西武高橋光成投手に、打線が完全に封じ込められた。 8回まで散発4安打と不発。9回もギャレットから無得点で、今季5度目の0封負け。小笠原ヘッド兼打撃コーチは「最初から厳しいところでカウントを整えられて、ピッチャー有利なところが多かった。少ないチャンスは作ったんだけれど、なかなか、そういう中で打ち急いだ部分があった」と、攻略出来なかった要因を挙げた。

◆初球ストライクが、入らない。日本ハム上沢直之投手(26)は、マウンドで苦しんでいた。 昨季から6連勝中だった得意の"山賊狩り"に臨んだものの、立ち上がりからボール球が先行。「点を与えてはいけない場面で、ことごとく打たれてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです」。6回を9安打、今季自己ワーストに並ぶ5失点(自責4)で5敗目を喫し、悔しそうに顔をゆがめた。 打者31人に対して、初球をストライクゾーンに投げることができたのは17球だけ。1回に中犠飛で先制点を失うと、3~6回は、まるでリプレーのように、先頭打者の出塁から失点した。「抑えるためにいろいろ工夫していたつもりでしたが、結果に表れず、とても悔しいです」。5回、2死三塁からメヒアに中前打されて4点目を失い、10試合ぶりにクオリティー・スタート(QS)をクリアできなかった。 左膝の大ケガから復帰した今季、足の筋力の衰えから「探りながら投げている感じはずっとあった」。オフには、筋力アップの必要性を痛感している。それでも、前回登板までに積み上げた白星は8つ。"ミスターチューズデー"として、カード頭となる火曜日のマウンドを守ってきた。 試合前に「前後際断。目いっぱいいくしかない」と"禅"の言葉で気合を入れた栗山監督は「もっとしっかり点を取ってあげていたら、こういう流れには、ならなかったかもしれない」。チームの勝ち頭で先勝できず、借金は今季ワーストの9に膨らんだ。【中島宙恵】

◆日本ハム・近藤健介外野手(27)が「5番・DH」でスタメン出場し、2試合ぶりに復帰する。10日のオリックス16回戦(札幌ドーム)で六回に右足に死球を受けた。その後も出場し続けたが、翌11日の同17回戦(同)を欠場した。  栗山英樹監督(59)は試合前、近藤の状態について「一応確認はしてもらう。大丈夫だと思うんだけど」と話し起用を示唆していた。  近藤は11日の欠場で、連続試合出塁が20でストップした。だが、リーグ2位の打率・339と好調をキープ。78四球、出塁率・470、得点圏打率・3626はリーグトップで、残り22試合でのさらなる活躍が期待される。

◆西武の森が9試合ぶりの複数安打をマークし、今季チームが過去3度対戦して3勝を献上していた天敵上沢を攻略した。  一回1死一塁で内角球を左前打して好機をつくり、栗山の先制犠飛につなげた。三回1死三塁では速球に詰まりながらも中前へ落とす適時打を放ち「何とかかえそうと思って打席に入った」とうなずいた。

◆西武が完勝した。一回に栗山の犠飛で先取点を挙げると三回に森の適時打で1点を加えた。その後も着実にリードを広げた。高橋光が8回無失点で7勝目を挙げた。日本ハムは上沢が6回5失点と誤算。打線もつながりを欠いた。

◆日本ハムが西武に0-7で敗れて今季5度目の完封負けを喫し、通算43勝52敗で今季最多の借金9となった。  先発の上沢が6回を9安打5失点で降板した。二回をのぞく5イニングで1失点ずつ計5失点。打線は西武先発・高橋光の前に8回を散発4安打と沈黙した。九回に西武2番手・ギャレットが登板。日本ハムは2死二塁としたが、渡辺が三ゴロに倒れた。  チームトップの8勝を挙げている上沢だが、5敗目を喫し「点を与えてはいけない場面でことごとく打たれてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と振り返り「次回に向けてしっかりと修正して、チームにいい流れを持ってこれるようにしたいです」と雪辱を誓った。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
55395 0.585
(↑0.004)
-
(-)
21415
(+2)
343
(-)
108
(-)
75
(-)
0.243
(-)
3.140
(↑0.03)
2
(-)
ロッテ
54422 0.563
(↑0.005)
2
(-)
22396
(+4)
403
(+3)
76
(+1)
74
(-)
0.239
(-)
3.930
(↑0.01)
3
(-)
楽天
47474 0.500
(↓0.005)
8
(↓1)
22455
(+3)
427
(+4)
100
(+1)
57
(+2)
0.258
(-)
4.190
(-)
4
(-)
西武
46473 0.495
(↑0.006)
8.5
(-)
24398
(+7)
433
(-)
93
(-)
64
(+2)
0.241
(↑0.001
4.320
(↑0.05)
5
(-)
日本ハム
43524 0.453
(↓0.004)
12.5
(↓1)
21412
(-)
433
(+7)
78
(-)
60
(+2)
0.251
(↓0.001)
3.990
(↓0.03)
6
(-)
ORIX
37556 0.402
(↓0.005)
17
(↓1)
22375
(-)
412
(+2)
73
(-)
78
(-)
0.250
(↓0.001)
4.010
(↑0.02)