日本ハム(☆4対0★)オリックス =リーグ戦16回戦(2020.10.10)・札幌ドーム=
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ORIX
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日本ハム
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勝利投手:有原 航平(6勝8敗0S)
敗戦投手:山岡 泰輔(2勝4敗0S)

本塁打
【日本ハム】渡邉 諒(6号・2回裏ソロ)

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◆日本ハムは2回裏、渡邉のソロで先制する。その後は、6回に平沼と中田の適時打で2点を加えると、8回にも中田の適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・有原が9回無失点の快投で今季6勝目。敗れたオリックスは、先発・山岡が試合をつくるも、打線が援護できなかった。

◆日本ハム中田翔内野手(31)が、今季初の5番でスタメン出場する。 今季先発した93試合はすべて4番での出場だったが、初めて5番に座ることになった。4番は近藤健介外野手(27)が務める。 中田は直近の出場10試合で34打数2安打2打点、打率0割5分9厘と不調が続いている。 9日のオリックス戦(札幌ドーム)で4番に座り、出場6試合22打席ぶりとなるヒットは放ったものの、本調子ではない様子が見受けられるだけに、ここから巻き返したいところだ。

◆日本ハム西川遥輝外野手(28)がカウントを間違えるハプニングがあった。 1回2死の第1打席、カウント2-2から先発山岡の投じた5球目、ボールを選んだところで右足につけていた防具、打撃用手袋を外し一塁方向へ。3-2というカウントだったが、四球と勘違いした様子。苦笑いをしながら打席へと戻ったが、珍しい出来事に一瞬、スタンドの観客たちは騒然とした。 再開後、西川は2球ファウルとした後の8球目146キロの速球を中前へはじき返し出塁。続く4番近藤の打席で二盗を決めた。

◆"直球破壊王子"の異名をもつ日本ハム渡辺諒内野手(25)が先制弾をかっ飛ばした。 2回1死の第1打席。先発山岡の初球、内寄り142キロの速球を左中間席へと突き刺す6号ソロ。先発のエース有原へ援護点をもたらす1発に「(打ったボールは)シュートだと思います。早い回から点が欲しい中で、ホームランという最高の結果になってよかったです。狙っているボールではありませんでしたが、うまく肘をたたんで打つことができました」と喜んだ。

◆日本ハム打線が6回、オリックス山岡を攻めた。 先頭宇佐見が右前打で出塁。続く浅間が犠打を決めて1死二塁とチャンスメーク。ここで2番平沼が右中間への適時二塁打。「(打ったのボールは)シンカーだと思います。ここ最近、チャンスで打てていなかったので、なんとか援護点を取りたいという気持ちでした」とコメント。 2死となり4番近藤が死球で出塁し、一、三塁の場面をつくると、今季初めて5番に座った中田が低めの変化球をすくい左前へ適時打。「バッティングの状態が悪いので必死でした。みんながつないでくれたチャンスだったし、ここのところチームに貢献できていなかったので、追加点が取れて良かったです」。 好投手山岡相手に打線がつながり、点差を3点に広げた。

◆日本ハムは2回、渡辺が左中間スタンドへ6号ソロを放って先制。先発有原は3回まで無失点と上々の立ち上がり。 日本ハムは6回、平沼と中田の適時打で2点を追加。有原は4回以降も走者を背負いながら、落ち着いた投球で無失点を続けた。 日本ハムは8回に中田がダメ押しの適時打で4点目。有原は今季初の完封勝利で6勝目を挙げた。オリックス山岡は4敗目。

◆日本ハム有原航平投手が今季初完封で6勝目を挙げた。 4点リードで迎えた9回は先頭打者に四球を与えたが、続く代打杉本の強烈なゴロを三塁手の谷内が好捕して併殺打に。味方の好守に助けられながら最後まで投げ切った。 「守備に救われた試合。みんなに感謝です」とヒーローインタビューで頭を下げた。 立ち上がりから最終9回まで、ボールのキレ、威力とも抜群だった。150キロ台の直球を軸にストライク先行の省エネ投球で試合をまとめた。今オフにもポスティングシステムを利用してメジャー移籍の希望を持つ。栗山監督は「ああいう風に夢を語っている選手にとっては、どういう姿で野球をやるのか、何を見せてくれるのか、というのはすごく大きな意味を持つ。しっかり完封したのは意味があると思う」とチームの連敗を止めた好投をたたえた。

◆"直球破壊王子"が、U-18日本代表で同僚だった、同学年右腕から決勝弾を放った。 日本ハム渡辺諒内野手は2回、山岡が投じた142キロの内角シュートを、無意識に肘をたたんで体を回転させた。「体が勝手に反応してくれた」。外角球を逆方向へはじき返す狙いだったが、本能で引っ張った打球は左中間スタンドへ。約1カ月半ぶりのアーチが、連敗ストップの号砲となった。 この日4打席に立ち、シーズンの規定打席(372打席)を2年連続でクリアした。現在の打率は2割8分4厘。「開幕当初から3割を打ちたいと思って臨んでいた。諦めずに、そこは狙っていきたい」と初の3割超えも目指している。 残り23試合。「今日も4の1で(打率が)上がんない」と固め打ちも必要。打者の勲章を手に入れるためにも、最後までチームのために打ち続ける。

◆日本ハム・近藤健介外野手(27)が、四回1死からの2打席目でオリックス先発・山岡から遊撃内野安打を放ち、20試合連続出塁をマークした。安打は8試合連続。  「4番・左翼」でスタメン出場。一回2死からの1打席目は二塁ゴロだった。近藤は9月18日のロッテ16回戦(札幌ドーム)から出塁を続けている。

◆日本ハム・中田翔内野手(31)が六回に1打点を挙げ、今季91打点として打点リーグトップ(93)の楽天・浅村に2差と迫った。  中田は2-0の六回2死一、三塁で、オリックス先発・山岡から左前適時打。8試合ぶりの打点をマークした。

◆日本ハム・中田翔内野手(31)が八回1死二塁で左前適時打を放ち、計2打点をマークして今季92打点とし、打点リーグトップ(93)の楽天・浅村に1差と迫った。中田は2-0の六回2死一、三塁で先発・山岡から左前適時打。8試合ぶりの打点を挙げていた。

◆日本ハムは二回に渡辺のソロで先制し、六回に平沼の適時二塁打と中田の適時打で2点、八回に中田の適時打で1点を加えた。有原が6安打に抑えて今季初完封で6勝目。オリックスは打線が6回3失点の山岡を援護できなかった。

◆日本ハムがオリックスに4-0で勝ち、先発の有原航平投手(28)が6安打無失点で今季初の完封勝利を挙げた。  有原は昨年5月30日のロッテ11回戦(札幌ドーム)以来の完封勝利。111球を投げて最速153キロをマークした。九回2死から、吉田正に初の長打となる左中間二塁打を浴びたが、続くジョーンズを151キロ直球で右飛に打ち取った。  三塁を踏ませない好投で今季6勝目(8敗)。試合後は「やっと終わったなという感じです。最後はフラフラでした。守備に助けられて感謝しています」と振り返った。

◆日本ハムの中田が9月24日以来の複数打点となる2打点を挙げ、今季92打点としてリーグトップの楽天の浅村に1差に迫った。2-0の六回2死一、三塁で外角の変化球を左前へ適時打し、八回1死二塁でも低めの変化球を左前へ適時打。「自分の理想とする打ち方、当たりにはほど遠いが、点が入って良かった」とほっと息をついた。  27本塁打も2本差の2位で浅村と2冠を激しく争う。ただ、中軸として「自分がどうこうではない。首位と何ゲーム離れているのか知らないが、とにかく最後まで目の前の一試合を戦うだけ」と気にするそぶりはなかった。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
53395 0.576
(↑0.005)
-
(-)
23410
(+5)
343
(+1)
107
(+2)
73
(+1)
0.243
(↑0.001)
3.210
(↑0.02)
2
(-)
ロッテ
53412 0.564
(↓0.006)
1
(↓1)
24392
(+1)
397
(+5)
75
(-)
74
(-)
0.240
(↓0.001)
3.950
(↓0.02)
3
(-)
楽天
46464 0.500
(-)
7
(↓0.5)
24444
(-)
421
(-)
96
(-)
54
(-)
0.257
(-)
4.210
(-)
4
(-)
西武
45463 0.495
(-)
7.5
(↓0.5)
26389
(-)
425
(-)
93
(-)
62
(-)
0.241
(-)
4.340
(-)
5
(-)
日本ハム
43504 0.462
(↑0.005)
10.5
(-)
23407
(+4)
419
(-)
77
(+1)
56
(+1)
0.253
(↑0.001
3.930
(↑0.04)
6
(-)
ORIX
36546 0.400
(↓0.004)
16
(↓1)
24368
(-)
405
(+4)
73
(-)
75
(-)
0.249
(↓0.001)
4.020
(↓0.01)