西武(☆3対1★)ソフトバンク =リーグ戦15回戦(2020.10.06)・メットライフドーム=
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ソフトバンク
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西武
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勝利投手:髙橋 光成(6勝8敗0S)
(セーブ:増田 達至(3勝0敗24S))
敗戦投手:千賀 滉大(7勝6敗0S)
  DAZN
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◆西武は両軍無得点の5回裏、森の犠飛で1点を先制する。そのまま迎えた8回には、2死一二塁の好機から森の2点適時打が飛び出し、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・高橋光が7回途中無失点の好投で今季6勝目。敗れたソフトバンクは、打線が9回に追い上げを見せるも及ばなかった。

◆西武先発の高橋光は3回まで無安打無失点。ソフトバンク先発の千賀は3回2死一、三塁で森を遊ゴロに打ち取り、同じく無失点。 西武は5回1死満塁から森の犠飛で1点を先制。ソフトバンクは6回に釜元がチーム初安打を打つも後続が続かず6回まで無得点。 西武は8回に森の2点三塁打で加点し連敗を2でストップ。高橋光は6勝目を挙げた。敗れたソフトバンクは連勝が4で止まった。

◆タカハンターの西武高橋光がソフトバンク打線を封じ、今季6勝目を挙げた。立ち上がりから5回まで1四球のみの無安打投球。最速152キロの直球にフォーク、スライダーにカットとカーブを織り交ぜ、緩急をつけた。7回1死一、二塁とされたところで交代。継投で断ちきり、6回1/32安打無失点で千賀に投げ勝ち「森さんが自分のいいところを引き出してくれて、そこに応えて投げられた」。昨季から続く対ソフトバンク6連勝で通算30勝目を挙げた。 5回に森の犠飛でもぎ取った先制点。1点勝負の展開で、先発として「点を取ってもらった後に抑えようという気持ちだった」。直近4試合の総得点12点のうち11点が本塁打から。森が8回に2点適時打で貴重な追加点を挙げ、打線は"タイムリー欠乏症"から脱却。高橋光の好投でチームの連敗を2でストップし、3位楽天に1・5ゲーム差に詰めよった。 ▽西武辻監督(千賀に勝ち)「考えてみれば3-1、4安打同士で試合終わるのは10時だから、どんだけ球数投げさせたか。四球ですね」

◆ソフトバンク工藤公康監督がロッテに複数の新型コロナウイルス感染者が出たことを受け、「あらためて、もう1度しっかり対策をやっていかないといけない」と引き締めた。 その上で「感染されたみなさんが重症化することなく、しっかり現場に復帰できることを祈っています」とコメント。優勝を争い、今週末にはペイペイドームで直接対決するライバルに、スポーツマンとしてエールを送った。

◆ソフトバンク中村晃外野手が代打復帰したが凡打に終わった。 右脚痛で大事をとってスタメンから外れていたが、0-1で迎えた8回2死二塁の同点機で釜元に代わる代打で登場も二ゴロ。 7日の起用について工藤監督は「当日のトレーナーの報告を聞いて、判断していきたい」と話した。中村晃は3日の日本ハム戦(ペイペイドーム)で右脚を痛め、4日の同戦を欠場していた。

◆ソフトバンクはエースで取りたかった週の頭を落とした。 千賀滉大投手(27)が自己ワーストタイの7四球と乱れた。粘投で6回1失点にまとめたが、毎回のようにピンチの展開。5回に周東の痛恨失策がからんで取られた1点が、決勝点になった。今季6敗目の右腕は「四球が多く、試合の中で修正しようと思いましたがうまくできませんでした。(甲斐)拓也のおかげで何とか最小失点に抑えることができましたが、今日のような投球では勝てない」と悔やんだ。 救援陣もテンポが悪く、松本が3つ、泉が1つで千賀と合わせて計11四球を与えた。打線にもリズムが生まれず、3点を追う9回にグラシアルの適時打で1点返すのがやっとだった。チームは連勝が4でストップし、10月初黒星。工藤監督は「結果的に6回を投げて1失点というのは決して悪いわけではない。負けたことは戻ってこないので、切り替えて明日の試合に臨むことが大事」と振り返った。 試合前には、激しい優勝争いを演じる2位ロッテに複数人の新型コロナウイルス感染者が判明した。工藤監督は「あらためて、もう1度しっかり対策をやっていかないといけない。感染されたみなさんが重症化することなく、しっかり現場に復帰できることを祈っています」と話した。この日はともに敗れ2ゲーム差のまま。今週末にはペイペイドームで直接対決するライバルが揺れる中でいま一度、気を引き締めて戦っていく。【山本大地】

◆西武が4投手の継投で逃げ切った。七回途中まで2安打無失点の高橋光が6勝目を挙げ、増田が24セーブ目。打線は五回に森の犠飛で先制し、八回には森の2点三塁打で加点した。ソフトバンクの連勝は4で止まった。

◆昨季からソフトバンク戦は5連勝中の西武・高橋光が、この日も"鷹キラー"ぶりを発揮した。  前日5日に「初回から全力でいって勝ちにつながる投球をしたい」と意気込んでいた右腕は、立ち上がりから飛ばした。  最速151キロの直球とカットボール、チェンジアップが低めに決まり、一回から五回まで無安打投球。外野にすら打球を飛ばさせない圧巻の投球を見せた。  今季は9月1日のロッテ戦(ZOZOマリン)で七回1死まで、同8日のオリックス戦(メットライフ)では八回まで無安打。"三度目の正直"に期待を抱かせたが、六回2死から9番・釜元にフォークを右前打に運ばれ、初安打を喫した。さらに捕手・森のけん制悪送球で二進を許したものの、続く周東を中飛。七回途中、2安打無失点と先発の仕事を果たした。  打線は、四回まで千賀の前に1安打に封じ込まれていたが、五回に木村の四球、金子の左前打などで1死満塁の好機を作り、森が153キロの速球を捉えて右犠飛。緊迫した投手戦で、好投を続ける高橋光に先取点をプレゼントした。(樋口航)

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
52374 0.584
(↓0.007)
-
(-)
27397
(+1)
331
(+3)
103
(-)
68
(-)
0.243
(↓0.001)
3.230
(↑0.01)
2
(-)
ロッテ
51402 0.560
(↓0.007)
2
(-)
27384
(-)
390
(+3)
74
(-)
71
(-)
0.240
(↓0.002)
4.010
(↑0.01)
3
(-)
楽天
45453 0.500
(↓0.006)
7.5
(-)
27436
(+3)
413
(+5)
96
(-)
52
(-)
0.258
(-)
4.270
(↓0.02)
4
(-)
西武
43462 0.483
(↑0.006)
9
(↑1)
29376
(+3)
416
(+1)
91
(-)
60
(+3)
0.240
(↓0.001)
4.390
(↑0.04)
5
(-)
日本ハム
42483 0.467
(↑0.006)
10.5
(↑1)
27396
(+5)
407
(+3)
75
(+1)
54
(+3)
0.255
(↑0.001)
3.980
(↑0.03)
6
(-)
ORIX
35526 0.402
(↑0.007)
16
(↑1)
27361
(+3)
393
(-)
71
(+1)
74
(+1)
0.249
(-)
4.020
(↑0.04)