ソフトバンク(☆8対4★)日本ハム =リーグ戦21回戦(2020.10.04)・福岡PayPayドーム=
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日本ハム
0102010004712
ソフトバンク
40100300X8702
勝利投手:和田 毅(6勝1敗0S)
敗戦投手:河野 竜生(2勝4敗0S)

本塁打
【日本ハム】大田 泰示(10号・2回表ソロ),近藤 健介(4号・4回表2ラン)
【ソフトバンク】栗原 陵矢(13号・3回裏ソロ),周東 佑京(1号・6回裏3ラン)

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◆ソフトバンクが4連勝。ソフトバンクは初回、松田宣と栗原の連続適時打などで4点を先制する。5-4となって迎えた6回裏には、周東に今季1号となる3ランが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・和田が5回3失点で今季6勝目。敗れた日本ハムは、先発・河野が誤算だった。

◆日本ハム河野竜生投手(22)がプロ最短となる1回途中4失点でKOされた。1回2死一、三塁から松田宣に先制の適時二塁打を打たれると、続く栗原に右翼ライン際へと2点適時打を許し一挙に3失点。そこから甲斐、川瀬に連続四球を与え満塁のピンチ。続く真砂に押し出しの四球を与えたところであえなく降板となった。 1回をもたずに39球3安打4四球4失点。首位ソフトバンク相手に連敗を止めるべく、8月27日西武戦(メットライフドーム)以来の先発を託されたが、ベンチの期待に応えることは出来なかった。

◆日本ハム大田泰示外野手(30)が反撃の10号ソロを放った。 4点を追う2回2死。ソフトバンク先発和田に対し、ファウルで粘りながらフルカウントとした11球目、144キロ高めの速球をとらえ左翼席へと運んだ。2日の試合で守護神の森から1発を放って以来2試合ぶりの本塁打に「(打ったボールは)真っすぐ。まだ試合は序盤なので、自分もそうだし、チームとしても粘っこく粘っこく攻撃して、ゲームセットになるまで諦めず、なんとかこの試合を勝てるようにしたい」とコメントした。 大田はこれで4年連続となる2ケタ本塁打をマークした。

◆日本ハム河野竜生投手(22)がプロ最短となる1回途中4失点でKOされた。 1回2死一、三塁から松田宣に先制の適時二塁打を打たれると、続く栗原に右翼ライン際へと2点適時打を許し一挙に3失点。そこから甲斐、川瀬に連続四球を与え満塁のピンチ。続く真砂に押し出しの四球を与えたところであえなく降板となった。 1回をもたずに39球3安打4四球4失点。首位ソフトバンク相手に連敗を止めるべく、8月27日西武戦(メットライフドーム)以来の先発を託されたが、ベンチの期待に応えることは出来なかった。降板後「フォアボールが多く、リズムを悪くしてしまいました。大事な試合で、序盤から流れを悪くする結果になってしまい悔しい気持ちです」と話した。

◆ソフトバンクは初回に大量4点を先制。3回にも栗原の13号ソロで加点。日本ハムも2回に大田の10号ソロで1点を返した。 日本ハムは4回に近藤の4号2ラン、6回にも1点を挙げたが、ソフトバンクも6回に周東の1号3ランで再び4点差とした。 ソフトバンクが完勝で同カード3連勝。チームは4連勝で2位ロッテと2ゲーム差を守った。先発和田が6勝目を挙げた。日本ハム河野が4敗目を喫した。

◆6勝目を手にしたソフトバンク先発和田毅投手は2被弾を反省した。 打線が3回までに5点を援護してくれたが、2回は大田にソロ、4回にも近藤に2ランを献上。「調子は悪くありませんでしたが、勝負どころで球が甘くなってしまった。いい形で先制してもらったのに5回で降板してしまい申し訳ない」。中9日で5回96球を投げ3失点。許した2安打が本塁打だっただけに悔しさをにじませた。

◆ソフトバンク栗原陵矢捕手が1発を含む3打点で勝利に貢献した。 初回に1点を先制し、なお2死二、三塁で右前に2点適時打を放ち、3回は先頭で村田の直球を右中間テラス席に運ぶ13号ソロ。「塁に出るつもりで打席に入った。最高の結果になってくれました」。打撃不振で9月26、27日のロッテ戦を欠場した後、6試合で2本塁打を含む21打数7安打、打率3割3分3厘と上昇カーブを描いている。

◆日本ハム近藤健介外野手が好投手和田からライナーアーチを描いた。4点を追う4回無死一塁、フルカウントからスライダーを強振。ギリギリでフェンスを越え、右中間ホームランテラスに吸い込まれる4号2ラン。 「最後に高く浮いたボールをしっかりと仕留めることができ、テラスまで届いてくれてよかった」。6回にも内野安打を放ちマルチ安打としたが、チームの連敗阻止とはならなかった。

◆ソフトバンク中村晃外野手(30)が、右脚痛で日本ハム21回戦(ペイペイドーム)を欠場した。 前日3日の日本ハム戦の6回に走塁で痛めて途中交代していた。試合前に室内で打撃やランニングで動きを確認し、大事を取った。

◆ビックリ弾が激戦にとどめを刺した。ソフトバンク周東佑京内野手(24)が、プロ初安打で初本塁打だった昨年4月21日西武戦以来の今季1号本塁打を放った。 1点差に迫られた直後の6回に日本ハムを突き放す3ラン。走っても球団では15年柳田以来となる30盗塁をマークした。首位を走るチームは10月に入り4連勝と勢いづいている。「宝くじが当たりました!」。打った本人も興奮気味にベンチで驚きを表した。快足自慢の周東が今季1号で試合を決めた。最大4点リードから1点差まで迫られた直後の6回。1死一、二塁で東農大北海道オホーツクの3学年先輩、日本ハム玉井の高め直球を右翼ホームランテラス席へ。本拠地初アーチとなる3ランで直前にあった真砂の送りバント失敗も吹き飛ばし、工藤監督は「嫌な雰囲気があった中で、チームを救う一打」とたたえた。 本来の武器でも節目に到達した。8回1死で内野安打を放つと二盗に成功。チームでは15年に32盗塁を記録した柳田以来、5年ぶりとなる30盗塁は両リーグ一番乗りとなった。「こんなにできるとは思っていなかった。1つ1つの積み重ね」。リーグ2位の日本ハム西川に4個差とし、初の盗塁王タイトルも少しずつ近づいてきた。 初回先頭での中前打を合わせて3安打で、打率は9月初めの2割0分台から2割6分4厘まで上昇。「三遊間に打っても、年を取って足が遅くなったらアウトになる。若いうちからしっかりスイングしていれば、幅が広がると思う」と強く振り抜く信念で、課題のバットを向上させてきた。 チームは10月に入り4連勝。4戦全て周東が「1番」を務め、全戦で安打も打った。前日3日に右脚を痛めた中村晃が大事を取って欠場した中、大きな1勝だ。周東は「左ピッチャーの時でも1番を任せてもらえている。期待してもらっていると感じます」。激しい優勝争いの中、足で日本代表入りした男が総合力で定位置をつかみかけている。【山本大地】

◆日本ハム大田泰示外野手(30)が4年連続の2ケタ本塁打をマークした。 4点を追う2回2死。ソフトバンク先発和田に対し、ファウルで粘りながらフルカウントとした11球目、144キロの高め直球を左翼席に運んだ。10号ソロに「チームとしても粘っこく粘っこく攻撃して、ゲームセットになるまで諦めず、なんとかこの試合を勝てるようにしたい」と試合中にコメント。チームは3連敗となったが節目の1発となった。 日本ハム移籍後の17年から15、14、20本とシーズン本塁打を記録してきたが、今季も中田(27本)に続くチーム2人目の2ケタに到達。左投手から放った本塁打は5本目。対和田は、巨人時代も含め通算18打数7安打2打点、打率3割8分9厘と相性の良さも印象づけた。 明日6日からは札幌に戻り、楽天、オリックス、西武と3カード連続で本拠地で戦う。2日の試合後には「打線は水物なので。全員の状態が常にいいわけじゃない。そこは他の人がカバーするのが打線だったり、野球の難しさ」と話した大田。打率3割のバットで打線を活気づける。

◆ベテラン左腕にとって球数もイニング数も、そして2本のアーチも納得がいかなかった。ソフトバンク和田は6勝目を手にしても笑顔はなかった。降板後、広報に託したコメントは反省の言葉が続いた。 「調子は悪くありませんでしたが、勝負どころで球が甘くなってしまった。いい形で先制してもらったのに5回で降板してしまい申し訳ない。何とか今日の試合を取れるように応援したい。本当に申し訳ない」 5回96球を投げ、許したヒットは2本。それがともに本塁打だった。2回に大田にソロ、4回には先頭杉谷を四球で歩かせて近藤に右中間テラス席へ2ラン。リードを保っての降板だが、2点差まで詰められた。中9日でのマウンド。間隔を空ければフィジカルの疲労回復が図れる半面、ゲーム感は薄くなる。それだけにしっかり「結果」で示したかったのだろうが、プロ18年目のサウスポーは満足感を得られなかった。 V戦線厳しい中、残る登板でも和田への期待は大きい。今年40歳の不惑の年齢となる「松坂世代」で、和田は今も輝いている。阪神藤川、楽天渡辺直が今季限りでの引退を表明。古巣西武に戻った松坂も7月に頸部(けいぶ)周辺の内視鏡手術を受け苦しいシーズンを送っている。9月で40歳になった松坂は言った。「なかなか難しい状態ですけど、毅(和田)も頑張っているので、もう1度投げられるように頑張ります」。懸命なリハビリに励む松坂にとって和田の姿は心の支えともなっている。【ソフトバンク担当 佐竹英治】

◆主役が打たなきゃ始まらない。日本ハムは4番中田翔内野手(31)の大ブレーキで首位ソフトバンクに敵地で3連敗を喫し、球団通算1万試合目を勝利で飾れなかった。1点を追う6回無死一、二塁の場面で併殺打に倒れ、追い上げムードを消した。今カードは3試合で計12打数無安打5三振。今季ワーストを更新中の10試合連続ノーアーチと苦しむ主砲と比例するように、チームも今季最多の借金7となった。 詰まらされた打球と同じく、力弱く一塁へ走りだすしかなかった。中田が試合の主導権を奪い損ねた。1点差に迫った直後の6回無死一、二塁。この回から登板したソフトバンク高橋礼は、いきなり3連打を浴びて浮足立っていた。逆転劇への道筋は見えていたが、内角への133キロ直球をバットの芯で捉えられず、二ゴロ併殺打。最大のチャンスを逃すと、その裏にリリーフ陣が崩れた。 チームでただ1人、全試合出場を続ける大黒柱の大失速は、チームの結果にも直結する。6回の攻撃を振り返った栗山監督は「全て、この3連戦、いろんなことで結果的にそういう風になっているわけだから。それはしっかりみんなで受け止めて、しっかり変えていくしかない」。中田は今カード、1度も出塁すらできなかった。開幕から続けてきた、ここぞの場面での活躍が今は影を潜める。 4番が打って得点をもたらす意味の大きさは、数字が物語る。今季は中田が打点を挙げた47試合は31勝14敗2分と大きく勝ち越すが、この日で45試合目となった打点0の時は10勝34敗1分。栗山監督が「主役」と位置付けるのは、中田が試合の勝敗を決められる存在だから。背負う宿命は重たいが、今季のチームで背負えるのも中田しかいない。 大事な上位2チームとの6連戦を1勝5敗で終えた栗山監督は「本当に今年を、ある意味、象徴しているのかもしれない。しっかり受け止めてしっかりやっていくよ」と努めて冷静に振り返った。続けて、今季ワーストの10試合連続ノーアーチの中田も含め、チーム全体に向けて「前に進むしかないだろ。経験したことが生かせなかったら何の意味もない」とげきを飛ばした。悔しさしか残らなかった、球団通算1万試合目。残り28試合。4番の意地を見たい。【木下大輔】 ▼チーム通算1万試合=日本ハム 4日ソフトバンク戦21回戦(ペイペイドーム)で達成。初試合はセネタース時代の46年4月27日巨人戦(後楽園、0-12の敗戦)で、1万試合到達は6球団目。パ・リーグではオリックス、ソフトバンクに続き3球団目。

◆ソフトバンク・中村晃外野手(30)が試合前の練習に姿を見せず。工藤公康監督(57)は「ランニング、打つ方の確認はしていますけど。きょうは大事をとって休ませようと思っています。トレーナーからの報告も長引かないという話は聞いていますし」と説明した。  前日3日の六回1死、右翼への当たりで二塁にヘッドスライディング。右足をさするしぐさを見せ、治療のためにベンチへ。代走・明石を送られて交代した。一夜明けたこの日、指揮官は「残り試合もありますしね」と終盤戦も踏まえた上での判断と強調した。  中村晃は今季、両膝の痛みもあり開幕1軍こそ逃したものの打率・285、5本塁打、41打点。勝負強い打撃は健在で柳田とともに打線の核を担っていた。平石洋介打撃兼野手総合コーチ(40)は「(中村晃は)替えがきかない選手。でもこういうことはシーズンを通して必ずあるので」と力を込めた。

◆ソフトバンク・平石洋介打撃兼野手総合コーチ(40)が試合前に取材に対応。川島慶三内野手(36)の存在について「このチームにとって慶三の存在は本当に大きいと思っています。打線のアクセントになる」とうなずいた。  2日の日本ハム戦(同ドーム)はプロ15年目で初めて4番に座り、先制打を放つなどお立ち台に上がる活躍を見せた。この日は「2番・一塁」で出場。今季から加入した平石コーチなりの見解を明かした。  「打席で駆け引きができるんですよね。誘導できるというか。裏の裏をかかれるときもありますけど。『この球をほうらせたいから、こうする』とか。ものすごくたけている。話していて僕らも面白いですし、それを悟られないのがすごい」  打ちたい球を狙うだけでなく、打ちたい球を相手バッテリーに投げさせる-。平石コーチは楽天時代も含めて「何を狙っているのかわからなかった。野球の頭脳がものすごく高いです」とうなるしかなかった。頼もしいベテランが首位に走るチームを支えている。

◆ソフトバンク・川瀬晃内野手(23)が「8番・遊撃」で出場。六回無死一塁で胸部付近に死球を受け悶絶した。  1点リードの六回無死一塁、左腕・堀に対して川瀬はバントの構え。その初球が抜けて、川瀬の胸部に直撃した。ベンチからは平石打撃兼野手総合コーチだけでなく、工藤監督も飛び出す事態に。あおむけになり呼吸を繰り返した後、治療のためにベンチへと戻っていった。その後もプレーを続行。周東の3ランでホームを踏んだ。  川瀬は高卒5年目の内野手。8月に正遊撃手の今宮が故障離脱した後に遊撃を託され47試合に出場。打率・204ながら粘り強い打撃とハッスルプレーでチームを支えていた。

◆ソフトバンクが4連勝を飾った。一回に松田宣の適時二塁打や栗原の2点適時打など4点を先制。三回は栗原のソロ、六回は周東の1号3ランで相手の反撃を振り切った。和田が5回3失点で6勝目。日本ハムは投手陣が崩れ3連敗。

◆日本ハムは4日、ソフトバンク21回戦(ペイペイドーム)で通算1万試合を達成した。阪神、オリックス、中日、巨人、ソフトバンクに次いでプロ野球6球団目。試合は4-8で敗れた。1試合目は1946年4月27日の巨人戦(後楽園)で0-12だった。通算成績は4641勝5002敗357分け。

◆ソフトバンクが快勝し4連勝。貯金も「16」となった。試合後、工藤公康監督(57)が取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。  --打線が初回から  「投手の立ち上がりにいい攻撃ができた。ヒットもつながりましたし、四球のつながりもあって。本当にいい攻撃ができたかなと思います」  --周東の3ランが効果的だった  「嫌な雰囲気もあった中でのホームランだったので。本当、チームを救う一打だったかなと思います」  --そのまま猛打賞  「ここのところ調子がよくて、複数安打が出たりしているので。素晴らしい活躍ですし、チームを引っ張ってくれていると感じています」  --和田が6勝目。評価は  「立ち上がりを見たらすごくよかったように思いますけど、ちょっと力が入っていたというか、最初から飛ばしていたので。100球も近かったし、五回でというところは決めていたんですけど。そこまで勝ちに結ぶつくように投げてくれていたと思います」  --4連勝  「とにかく一戦一戦を大事に戦っていかなくてはいけないと思いますので、終わったことは切り替えて。火曜日からは西武との3連戦がありますし。しっかり集中して、みんなでひとつになって戦っていきたいと思います」

◆日本ハムは河野が自滅した。一回2死一、三塁から松田宣、栗原に連打を浴びると、7番打者から3者連続で四球。9番・真砂に押し出し四球を与えたところで交代を告げられ「シンプルに制球がうまくできなかった」と肩を落とした。  敵地で喫した3連敗はいずれも先制され、競り合いながらの力負け。栗山監督は「今年をある意味象徴していたかもしれない。経験したことを生かせなかったら何の意味もない。しっかりやっていく」と修正を誓った。(ペイペイドーム)

◆ソフトバンクの栗原が、13号ソロを含む2安打3打点と鋭い当たりを飛ばした。一回は右前へ2点適時打。4-1の三回は速球を右翼にせり出すホームランテラス席へ運び「最高の結果になって良かった」と手応えをにじませた。  打撃が下降気味だった9月は、26日のロッテ戦で出番がなく、開幕から84試合続いた先発出場が途切れた。「試合に出たいと思った。そういう意味でもう一回初心に戻った」と復帰した29日の楽天戦で3ランを放ち、再びレギュラーの座を取り返した。2位ロッテとの激しい優勝争いに「負けられない戦いが続くので、チームの勝利に貢献できるように」と背筋を伸ばした。(ペイペイドーム)

◆俊足が売りの年俸2000万円の24歳が、今季222打席目で最高の"1等賞"だ。ソフトバンク・周東が試合を決める1号3ランを放った。  「全く(本塁打は頭になかった)。きたから、振ったら、いきました」  六回1死一、二塁。東農大オホーツク時代の3学年先輩・玉井の146キロを捉えると、打球は右翼テラスへ飛び込んだ。昨年4月21日の西武戦(メットライフ)以来のプロ通算2号。1点差に詰められた直後だっただけに値千金だった。  ベンチもスタンドも驚く中、一番驚いていたのは本人だ。工藤監督が明かす。  「去年も1本、今年も1本なので。本人はベンチで『宝くじが当たった』と言っていました」  直後に指揮官は「嫌な雰囲気だったので。チームを救う一打だった」とうなずいた。八回には二塁内野安打で出たあと二盗を決め、30盗塁に到達。球団では2015年の柳田(32盗塁)以来で、快足に長打力が加われば鬼に金棒だ。  チームは10月に入って4連勝。貯金も「16」としてロッテとのゲーム差「2」をキープした。周東も10月打率・389(18打数7安打)と尻上がり。"確変状態"だとは言わせない。この状態を維持したままラストスパートに突入する。  「(30盗塁も)今シーズン始まって、こんなにできると思っていなかったので、びっくりしています」  まだまだ夢途中にいる。育成からはい上がった24歳が、プロの世界で一攫千金を形にする。(竹村岳)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
52364 0.591
(↑0.005)
-
(-)
28396
(+8)
328
(+4)
103
(+2)
68
(+1)
0.244
(-)
3.240
(↓0.01)
2
(-)
ロッテ
51392 0.567
(↑0.005)
2
(-)
28384
(+8)
387
(+1)
74
(+1)
71
(-)
0.242
(-)
4.020
(↑0.03)
3
(-)
楽天
45443 0.506
(↓0.005)
7.5
(↓1)
28433
(+2)
408
(+9)
96
(-)
52
(+1)
0.258
(-)
4.250
(↓0.04)
4
(-)
西武
42462 0.477
(↓0.006)
10
(↓1)
30373
(+1)
415
(+8)
91
(+1)
57
(-)
0.241
(↓0.001)
4.430
(↓0.05)
5
(-)
日本ハム
41483 0.461
(↓0.005)
11.5
(↓1)
28391
(+4)
404
(+8)
74
(+2)
51
(+1)
0.254
(↓0.001)
4.010
(↓0.05)
6
(-)
ORIX
34526 0.395
(↑0.007)
17
(-)
28358
(+9)
393
(+2)
70
(-)
73
(-)
0.249
(-)
4.060
(↑0.03)