1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 1 |
ロッテ | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | X | 8 | 7 | 0 | 1 |
勝利投手:美馬 学(9勝2敗0S) 敗戦投手:松本 直晃(4勝4敗0S) 本塁打 |
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◆ロッテは1点を追う2回裏、福田秀がソロを放ち同点とする。その後は、3回に安田と井上の連続適時打で勝ち越すと、6回には藤岡の適時打などで2点を奪い、リードを広げた。投げては、先発・美馬が9回1失点の完投で今季9勝目。敗れた西武は、投打ともに振るわなかった。
◆05年にロッテが日本一に輝いた当時のメンバー、里崎智也氏(44=球団スペシャルアドバイザー、日刊スポーツ評論家)が、始球式に登場した。 マリーンズ応援番組「ロッテレビ」のエンディングテーマを歌う歌手・モデルの鈴木愛理(26)が投手役を、里崎氏が捕手役を務めた。 05年当時の「誠ユニホーム」で始球式に臨んだ里崎氏は「(誠ユニホームを05年当時ソフトバンク選手だった)鳥越ヘッドコーチが着ているのがすごく違和感があるけれど、それがまた面白いよね。今チームは優勝のチャンスがあるから、頑張ってどんなことをしてでも優勝してもらいたいですね」と期待してした。
◆西武金子侑司外野手が先頭打者アーチで先制した。 3試合連続の1番中堅で先発。1回、ロッテ美馬の初球144キロを右翼席に放り込む3号ソロとした。「打ったのは真っすぐです。先頭打者ホームランは初めてなのでうれしいです! 先制点が取れて良かったです」と喜んだ。
◆西武は金子の先頭打者本塁打で先制。ロッテは2回、福田秀のソロで追いつき、3回に安田、井上の連続適時二塁打で3点を加点。 ロッテは6回に藤岡の適時打などで2点を追加。先発美馬は先頭打者弾以降は、6回まで1人の走者も許さない投球を続けた。 ロッテ美馬は7回にこの試合2本目の安打を許したが、4安打完投で9勝目を挙げた。西武松本は4敗目を喫した。
◆西武は相性の良いロッテに今季初めてカード負け越し。借金4となった。 3試合連続1番で出場した金子が1回に先頭打者弾を放ったが、得点はこの1点のみ。美馬の前に4安打に沈んだ。3連戦の得点はすべて本塁打。来季も指揮することが濃厚な辻監督は「タイムリーが出ない。そういうのがチームが乗っていけないところ」と適時打欠乏症を嘆いた。一方で先発松本は2死から失点を重ね、四球絡みの攻めが得意な相手打線に、連続四球から長打を許した。次週は首位ソフトバンク3連戦で「必死に戦うしかない。粘り強くやる」と立て直しを図る。 ▽西武金子(1回ロッテ美馬の初球を捉える3号ソロ)「打ったのは真っすぐ。先頭打者ホームランは初めてなのでうれしいです」 ▽西武松本(5回4失点で4敗目。7月29日以来の黒星)「四球から長打を打たれたのが反省。決め球というか、決着をつける球を投げられなかったのが球数(110球)につながった」
◆歌手鈴木愛理(26)が4日、プロ野球ロッテ対西武(千葉・ZOZOマリン)で始球式を務めた。 ロッテ応援番組「ロッテレビ」のエンディングテーマ「IDENTITY」を歌う縁で登場。捕手役の球団OB里崎智也氏(44=日刊スポーツ評論家)を相手に投げ、打席に立った若き4番安田尚憲を空振りさせた。
◆ロッテのレオネス・マーティン外野手の強肩と判断力が光った。 7回1死、栗山が右翼フェンスに届くライナーの安打を放った。二塁をうかがおうと大きめにオーバーランした動きを察知すると、あえて右翼から一塁へ強い送球。右-一-遊の非常に珍しい転送で二塁アウトとした。美馬が許した先頭打者弾以来の安打。中軸と対する勝負どころの7回、相手へ行きかける流れを瞬時に止めるビッグプレーだった。
◆ロッテの"お散歩打線"は力強く歩く。3回、6回と連続四球で得た走者が全て生還し、西武投手陣を追い込み快勝した。チーム打率2割4分2厘は12球団11位ながら、四球数405は同1位。四球を全て安打に換算すると、実は12球団2位の打率3割3分3厘を誇る強力打線...という隠れた一面がある。苦手西武に勝ち越し、課題の決定力も上向いてきた。ソフトバンクとの優勝争いでも"マリさんぽ"が脅威になる。連勝への起点は、お散歩だった。3回2死。2番マーティンが5球粘り、四球をもぎ取った。3番菅野も四球。今年のロッテらしい流れで得点機を作ると、4番安田、5番井上が連続二塁打で応えた。 2日連続で決勝打を放った安田は「先輩方がつないでくれたので走者をかえすことだけを考えました」と謙虚に話した。全員でつなぐ。四球も得点手段の大きな1つだ。 ツーシームに、カットボール。動く球を投げる投手が増え、四球を選ぶのは決して簡単ではない。西武松本もそんな投手だが、5回までに5四球を選んだ。井口資仁監督(45)は「キャンプからずっと選手に言ってきていること。そこは徹底されています。選手がしっかり追い込まれてからの見極めをしてくれている」とほめ、試合後の談話にも当日の四球数がサラッと入ってくる。 大前提は「低めをしっかり見極める」。指揮官は「低めを打ってもなかなか安打になる確率は低い。そういうところを1年間徹底したい」と話してきた。低めを消し、ゾーンを上げて、甘い球を捉える。3ボールになっても「待て」のサインは出さず、各自の選球眼を信じる。 そうやって12球団最多の四球を選び、ソフトバンクと2差の2位にいる。指揮官は「安打も四球も同じだと思います」と位置づける。信念を数値化すると、強さの秘密が浮き上がる。 405四球を全て「安打」として換算すると、2割4分2厘のチーム打率は3割3分3厘に。他11球団も同様に「四球=安打」で計算すると、ロッテは楽天と4厘差で12球団2位のチーム打率になる。「打てない」イメージを覆す数値だ。 あとは、最後の1本だ。井口監督も「他の球団以上に得点圏は作れていると思います」と感じている。だからこそ3回、6回の連続四球からの計5得点は理想的。ボール半個分を見極めながら、逆転優勝へ強く歩む。【金子真仁】
◆ちょうど100球で、ロッテ美馬学投手(34)が投げ切った。楽天から移籍後初の完投勝利は、自身7連勝となる9勝目。「いつもたくさん援護点をもらっていて、最後まで投げ切れてなかったので、投げ切れて良かったです」と野手陣、救援陣に恩返しを果たす快投となった。 試合開始から1分たつ前に、先制のホームを踏まれた。初回、西武金子に初球の144キロを右翼席へ運ばれた。「やべえな」と思った。すぐ切り替えた。「初球だったからじゃないですかね」。その後はワンマンショー。気がつけば9回を迎えていた。与四球もなく、味方打線が7四球を奪う流れを作った。 美馬の登板日は、打線が活発だ。この日は8得点。井口監督も「リズムがいいと打線も活気づくのかな」と喜ぶ。西武の早打ちも奏功した。「振ってくるので、振ってもらったほうがいい。ゾーンの中で打たせたい球を打たせようと」と山賊たちを術中にはめた。 ロッテから楽天へ移籍した涌井が10勝で、楽天からロッテにやって来た美馬が9勝で追う。最多勝への意識は「全然ないですね」としながら「ついていけるように、まずはチームが勝てるように」と優勝争いに貢献する。【金子真仁】 ▼美馬が移籍後初の完投勝利で、8月11日日本ハム戦から7連勝。FA移籍1年目に7連勝は、12年杉内(ソフトバンク→巨人)に並ぶ最長記録。
◆好調のロッテを相手に先発する西武・松本航投手(23)が「アウトをひとつずつという意識でやっていきたいです。大量失点が一番駄目」と5勝目に意欲を見せた。 日体大から2019年ドラフト1位で入団し、昨季はチーム3番目の7勝(4敗)をマーク。即戦力の期待に応えた。 2年目の今季は、試合前の時点で14試合に登板して4勝3敗。9月は4試合に先発して3勝を挙げた。8月8日の日本ハム戦(札幌)以降、8試合に登板して不敗の右腕は「ランナーを出してもあわてずに。落ち着いてやっていきたい」と冷静な投球を心がける。 チームは3日に自力Vの可能性が消滅した。残り31試合。シーズンは終盤に入っているが、松本はコンディションについて「疲労はいい感じでしっかり取って。順調にやっています」と万全の状態をアピールした。
◆西武・金子侑司外野手(30)がプレーボール直後の1球目を捉え、先頭打者本塁打を放った。金子は「1番・中堅」でスタメン出場。ロッテ先発・美馬の投じた直球を強振し、右越え3号ソロをたたき出した。
◆ロッテは1-1の三回に安田の2点二塁打と井上の適時二塁打で3点を勝ち越し、六回に藤岡の適時打と荻野の犠飛で差を広げた。美馬は4安打1失点で移籍後初完投し9勝目。西武は金子の初回先頭打者本塁打の1点止まりだった。
◆西武がロッテに1-8で敗れた。先発の松本航投手(23)が5回を3安打4失点。二回2死から福田秀に右越え同点弾、三回には2死から2四球後に安田、井上の2連続適時二塁打を浴びた。 失点はいずれも2死から。松本は「フォアボールから長打を打たれてしまったのが反省点です」と三回の3失点を振り返った。9月は4試合に先発して3勝と好調だったが、7月29日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)以来の4敗目を喫した。 打線は、金子がプレーボール直後の一球目を右越え先頭打者本塁打。だが、以降はロッテ先発の美馬に打ち取られて計4安打と沈黙した。
◆ロッテの安田が2試合連続で勝ち越し打を放った。1-1の三回2死一、二塁で左中間へ2点二塁打。鋭いライナー性の打球で遊撃手の頭上を越え、3日の6号3ランに続く殊勲打とし「外角直球に対して、いいアプローチができた。この感覚をこれからも持っていきたい」と満足そうに話した。 2死からマーティン、菅野が連続四球を選んでつくった好機だった。チームは今季、リーグ断トツの405四球を選び、得点につなげている。「とにかく低めのボール球を振らず、次の打者につなぐイメージで打席に立っている」と語った。(共同)
◆4番・安田が2試合連続の決勝打で2連勝に導いた。1-1の三回2死一、二塁で左中間に2点二塁打。「美馬さんがリズムよく投げられていたので、何とかここで勝ち越したいなという気持ちで打席に立った」と満面の笑みを浮かべた。前日3日の6号3ランに続く活躍に井口監督は「いいところでしっかり打ってくれている」とうなずいた。
◆ロッテ・美馬学投手(34)がジャスト100球で9回4安打1失点。自身7連勝、ホームで無傷の5連勝となる9勝目を移籍後初の完投でつかみ「この声援を背に投げたいと思ってきた。感謝です」とスタンドに笑顔を向けた。 一回、先頭打者の金子に初球の直球を右翼席に運ばれた。出ばなをくじかれ「長いイニング投げなきゃいけない中でヤバい」と思ったという。 実は、救援陣で登板できる投手が4人しかいない状況だった。チームは今季、投手に3連投させない方針を掲げており、この日は守護神の益田、巨人から加入した沢村の休養日。山本、東妻もコンディション不良でベンチを外れていた。 それでも、2013年の日本シリーズでMVPに輝くなど経験豊富な34歳右腕は言葉とは裏腹、動じなかった。そこから七回1死で栗山に右前打を浴びるまで打者19人をパーフェクトに封じた。 試合後には先発ローテの一角、岩下が新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査で陽性と判定されたことが明らかになった。まかさの事態にチームが直面する中、今季楽天からFAで加入し、リーグトップの涌井(楽天)まで1勝差に迫るなど先発陣を支える右腕が、さすがの存在感を発揮。井口監督も「沢村、益田が投げられない中、しっかり投げてくれた」とうなずいた。 ローテ通りなら次回登板は11日のソフトバンク戦。今季4戦4勝の相手との"首位攻防戦"へ、美馬は「優勝を目指せる位置にいる。1位で終われるように頑張ります」と言葉に力を込めた。(石井孝尚)
◆ロッテは4日、岩下大輝投手(24)と1軍チームスタッフ1人が、新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査で陽性と判定されたと発表した。1軍の監督、コーチ、選手、スタッフらは、この日の西武戦(ZOZOマリン)後にPCR検査を受け、5日に結果が判明する予定だ。先発ローテーションを担う主軸投手に起こった不測の事態。首位・ソフトバンクと2ゲーム差の2位につけるロッテが、思わぬ苦境に直面してしまった。 勝利の余韻も吹き飛ぶほどの衝撃だった。試合終了から3時間超が過ぎた午後7時22分、球団から報道陣に次のような件名でメールが"緊急配信"された。 「新型コロナウイルス陽性判定について」 西武戦を終えた本拠地・ZOZOマリンスタジアムでは球団広報による説明も行われた。「岩下大輝投手、1軍チームスタッフ1名が新型コロナウイルス陽性判定を受けました」。阪神などではあったもののロッテの選手では初めて。さらに優勝争いが過熱しようかという中、24歳右腕が不測の事態に見舞われてしまった。 1日の日本ハム戦(札幌ドーム)に先発し、6回2失点で敗戦投手となった岩下は、翌2日にチームと同じスケジュールで帰京。羽田空港から車でZOZOマリンスタジアムに戻り、グラウンドで練習を行った後、試合中に車で帰宅した。 3日も自宅から車で同球場を訪れて練習に臨んだが、その夜に体調不良を感じ37・1度の発熱を確認。4日朝の起床時にも38・4度あったため球団に報告し、千葉市内の病院で検査を受けた。札幌からの帰京後、これ以外の外出はなく、球団側も細心の注意を払って感染防止に臨んでいた。 石川・星稜高からドラフト3位で入団して6年目の岩下は、今季開幕から先発ローテーションを担い、14試合に登板して5勝7敗、防御率4・46の成績を残していた。病状や今後の経過が懸念されるとともに、症状の有無にかかわらず一定期間は隔離が必要で、チームとして重要な戦力を欠くという痛手も受ける。 同じく陽性と判定されたチームスタッフは、4日朝の検温で38・3度だったため千葉市内の病院で検査を受けた。2人が一緒に行動するなどの接触履歴はなく、感染経路の特定が急がれる状況だ。岩下は現在、自宅で待機・療養しているが、数日間チームと行動をともにしており、感染拡大など万が一のケースも心配される。 1軍の監督、コーチ、選手、スタッフらも、この日の試合後に緊急でPCR検査を受け、その結果は5日に判明する。管轄の保健所に報告し濃厚接触者の特定も進めており、今後のチーム活動は、それらの状況を踏まえて判断される。 残り28試合。この日、西武に2連勝したチームは2ゲーム差で追う首位・ソフトバンクと激しい争いを展開している真っ最中だ。2005年以来15年ぶりとなる悲願のリーグVへ、グラウンド内外で一丸となり、この苦難を乗り越えるしかない。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
52 | 36 | 4 | 0.591 (↑0.005) | - (-) |
28 | 396 (+8) | 328 (+4) | 103 (+2) | 68 (+1) |
0.244 (-) | 3.240 (↓0.01) |
2 (-) |
ロッテ |
51 | 39 | 2 | 0.567 (↑0.005) | 2 (-) |
28 | 384 (+8) | 387 (+1) | 74 (+1) | 71 (-) |
0.242 (-) | 4.020 (↑0.03) |
3 (-) |
楽天 |
45 | 44 | 3 | 0.506 (↓0.005) | 7.5 (↓1) |
28 | 433 (+2) | 408 (+9) | 96 (-) | 52 (+1) |
0.258 (-) | 4.250 (↓0.04) |
4 (-) |
西武 |
42 | 46 | 2 | 0.477 (↓0.006) | 10 (↓1) |
30 | 373 (+1) | 415 (+8) | 91 (+1) | 57 (-) |
0.241 (↓0.001) | 4.430 (↓0.05) |
5 (-) |
日本ハム |
41 | 48 | 3 | 0.461 (↓0.005) | 11.5 (↓1) |
28 | 391 (+4) | 404 (+8) | 74 (+2) | 51 (+1) |
0.254 (↓0.001) | 4.010 (↓0.05) |
6 (-) |
ORIX |
34 | 52 | 6 | 0.395 (↑0.007) | 17 (-) |
28 | 358 (+9) | 393 (+2) | 70 (-) | 73 (-) |
0.249 (-) | 4.060 (↑0.03) |
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