1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天 | 0 | 0 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 9 | 2 | 2 |
ORIX | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 14 | 0 | 1 |
勝利投手:寺岡 寛治(2勝0敗0S) (セーブ:ブセニッツ(1勝1敗16S)) 敗戦投手:齋藤 綱記(1勝1敗0S) 本塁打 |
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◆楽天は2点を追う3回表、浅村の2ランと銀次の適時打で3点を挙げ逆転する。続く4回には浅村の適時打、5回には辰己のランニングホームランが飛び出し、リードを広げた。投げては、4番手・寺岡が今季2勝目。敗れたオリックスは、打線が14安打を放つも、17残塁と拙攻が響いた。
◆楽天ステフェン・ロメロ外野手(31)が、初回に頭部への死球を受けて交代した。 オリックス張奕の投じた2球目の145キロ直球がヘルメットの左側頭部を直撃した。 倒れ込んだロメロは意識はある様子だったが、大事を取ってそのまま担架に乗せられてベンチに退いた。代走には岡島が送られた。 オリックスは危険球退場となった張奕に代わって斎藤がマウンドに上がった。
◆オリックス張奕投手(26)が、楽天ロメロに頭部死球を与え、危険球退場となった。 初回2死一、二塁でロメロへの2球目が抜け、頭部死球となった。17球で降板。2番手には左腕の斎藤がマウンドに上がった。
◆楽天ステフェン・ロメロ外野手(31)が、オリックス戦の初回に頭部への死球を受けて交代した。 オリックス張奕の投じた2球目の145キロ直球がヘルメットの左側頭部を直撃した。 倒れ込んだロメロは担架に乗せられてベンチに退いた。代走には岡島が送られた。 ロメロはそのまま球場を離れ、大阪市内の病院へ向かった。診断は出ていないが、意識はあるという。 オリックスは危険球退場となった張奕に替わって斎藤がマウンドに上がった。
◆楽天島内宏明外野手(30)が1回の守備からベンチに退いた。 1回に二塁内野安打を放っていたが、一塁を駆け抜けた際に右足に痛みを覚えたという。 球団によると大事を取っての交代で、病院には行かずに患部を治療中。4日以降の出場は状態を見て判断する。
◆楽天辰己涼介外野手(23)が5回2死、2試合連続の本塁打を放った。 2日はバックスクリーンへの豪快な1発だったが、この日は快足を飛ばしてのランニングホームラン。 打球が右翼フェンスを直撃し、さらにはね返りのボールがジャンプして捕球しにいった吉田正の体に当たり、右中間方向へ大きく転がった。 辰己は三塁を回ったところで一瞬よろけかけたが、体勢を立て直して全速力でホームを駆け抜けた。 「打ったのはスライダーだと思います。屋根に入り込んだらあかんと思って一生懸命走りました。しっかり走っておいて良かったです」。前日の試合で打球を天井のリングに当て、本塁打と勘違いして三塁手前でタッチアウトになったロメロのプレーを引き合いに出して話した。
◆楽天ステフェン・ロメロ外野手(31)が、オリックス戦の初回に頭部への死球を受けて交代した。 オリックス張奕の投じた2球目の145キロ直球がヘルメットの左側頭部を直撃した。 倒れ込んだロメロは担架に乗せられてベンチに退いた。代走には岡島が送られた。 ロメロはそのまま球場を離れ、大阪市内の病院へ向かった。球団によると診断は頭部打撲。4日以降、様子を見ながら試合復帰を目指すという。 オリックスは危険球退場となった張奕に代わって斎藤がマウンドに上がった。
◆オリックス先発の張奕は初回、楽天ロメロに頭部死球を与えて危険球退場。楽天は3回に浅村の29号2ランなどで3点を奪い逆転。 楽天は4回、浅村の適時内野安打で追加点。5回には辰己の8号ランニングホームランでさらに1点を追加した。 オリックスは7回2死満塁の好機で代打杉本が左飛に倒れた。連勝の楽天は寺岡2勝目。3連敗を喫したオリックスは斎藤1敗目。
◆オリックスは4度の満塁機をつくるなど14安打を放つも、3得点の決定力不足で6カードぶりに負け越した。 17残塁は球団23年ぶりの不名誉記録。中嶋監督代行は「僕らがアドバイスできることもあるでしょうし、選手個人で(配球を)狙っていくこともある。それがかみ合って初めて勝てるチームになる」と課題を挙げた。
◆主砲が輝きを取り戻した。2点を追う3回1死一塁。楽天浅村栄斗内野手のバットが左腕斎藤の真ん中に入ってくるスライダーを捉えた。 「自分が思っているイメージ通り、打てるところにきました」。中堅左のスタンドへたたき込む特大の同点29号2ラン。三木監督も「2点ビハインドで見事な打席。チームにとってもあそこで追いつけたという、いろんな意味で大きな一打でした」とたたえた。 左前打、三塁内野安打も放つ固め打ちで猛打賞。前日2日の第4打席で29打席ぶりの安打の二塁打を放ったことが、メンタル面でもプラスに作用した。「昨日のヒットで気持ち的にも楽になって試合に挑めました。徐々に良くなっていると思う」と笑顔をみせた。 浅村が無安打だった9月25日~10月1日の6試合は1勝5敗。主砲が打てなければ、負ける確率は当然上がる。三木監督は「毎日しっかり頑張ってくれているので(打てなくても)別に気にならない」と話すが、浅村自身は責任を感じていた。しかもこの試合は4番島内が走塁で足を痛めて途中交代。5番ロメロも頭部死球で病院へ直行となった。「(2人の)代わりになる選手はなかなかいない。自分がしっかり頑張らないと、と思ってました」。浅村の責任感がチームを救った。【千葉修宏】
◆オリックスは4度の満塁機をつくるなど14安打を放つも、3得点の決定力不足で6カードぶりの負け越しとなった。 初回からアクシデントが発生した。先発の張奕が初回2死一、二塁でロメロに頭部死球を与え、危険球退場。中嶋監督代行が「完全に予期せぬことなので。初回はきついですね...。どうピッチャーを回そうかで、いっぱいいっぱいでした」と話すように、緊急事態に。2番手斎藤から金田、比嘉、荒西が継投し、試合を作った。 打線は吉田正が今季2度目となる4安打を放ち、リーグトップの安打数(116本)に躍り出るなど14安打をマークしたが、3得点。17残塁は球団23年ぶりの不名誉記録。満塁機は4度つくるも決定打が出ず「それが課題。僕らがアドバイスできることもあるでしょうし、選手個人で狙っていくこともある。それがかみ合って初めて勝てるチームになると思う。全くチャンスがないわけでなく、最後のフィニッシュにどうやってもっていくか考えていかないといけない。本当に大きな課題。取り組んでいきたいと思います」と指揮官は話した。 4日楽天戦(京セラドーム大阪)は、ドラフト1位の宮城がプロ初登板初先発する。2軍監督時代から見守ってきた中嶋監督代行は「持ち味であるスピードボールであったり、スライダーの切れであったり。すべてのボールが武器になるピッチャー。そこに関しては期待しかないですね」。 プロ初登板初先発で初勝利を挙げれば、球団高卒新人では1978年の三浦広之以来、42年ぶり。ドラフト制導入後では球団史上2人目の快挙となる。未来ある19歳左腕に、記念すべき勝ち星をつけたい。【真柴健】
◆オリックスに連勝し、3カードぶりカード勝ち越しを決めた楽天三木肇監督(43)が、期待の2人にあえて苦言を呈した。2戦連発となるランニング本塁打を放った辰己涼介外野手(23)はその他の3打席すべて三振。指揮官は、スピードを生かすための出塁率アップを求めた。3回降板となった石橋良太投手(29)にも、先発として試合をつくるように訴えた。連勝後だというのに、三木監督の表情に会心の笑みは浮かんでいなかった。もちろん勝つに越したことはない。ただ今後の楽天を投打で引っ張っていくべき2人のプレー内容が、もろ手を挙げて喜べるものではなかった。 18年ドラフト1位の辰己は5回の打席で右翼フェンス直撃の8号ランニング本塁打。フェンスからはね返った打球が、捕球しようとジャンプした吉田正の頭に当たって右中間方向へ転がり、その間に快足を飛ばして本塁まで駆け抜けた。三木監督が思うのは、なぜその足を他の打席でも使わないのか、ということだ。 第1、第2打席は見逃し三振。8回の第4打席は比嘉の内角スライダーにバットが空を切った。辰己は一発か三振かという打者ではない。そう考える指揮官は「長打を打てるのも彼のいいところですけど、やっぱりスピードを生かすためには出塁も大事になる。(ランニング本塁打で)足も生きたは生きたんですけど、そしたら他の打席は? という話になる」と、やや残念そうに話した。 先発石橋は、3回までに4安打3四死球と毎回走者を出した。失点は初回、モヤの2ランだけだったが、わずか3回66球で降板させられた。昨年8勝して"プチブレーク"。伊藤投手チーフコーチも「今年一番期待して、一番心配していた投手」と最も期待していた。だがこの試合でも「上体が突っ込んでボールが上ずってしまいました」と好調時のフォームを見失い、試合をつくれていない状態だ。 三木監督は「週1回チームの代表として先発しているわけだから。もちろん難しいんだろうけど、その中でしっかり週1日、先発投手としての仕事をしてほしい」。2人の成長なくして、チームが常勝軍団になることはありえない。そう思うからこその指揮官の言葉だった。【千葉修宏】
◆オリックス・張奕投手が危険球により、退場となった。 0-0の一回2死一、二塁の状況で、ロメロに投じた1ストライクから2球目がヘルメットを直撃。ロメロはその場にうつ伏せで倒れ込み、担架に乗せられ、ベンチ裏へと下がった。楽天サイドは代走・岡島を告げ、ロメロは負傷交代。 張奕には危険球による退場が宣告され、オリックスは2番手で斉藤が急きょ、登板した。張奕は17球で交代となった。
◆楽天・浅村栄斗内野手(29)が、「3番・二塁」で先発出場し、同点29号2ランを放った。 2点を追う三回1死一塁。2番手・斉藤の5球目をたたき、中堅左の3階席に特大アーチ。球団広報を通じて「打ったのはスライダー。打ててよかったです。追いつけてよかったです」とコメントした。 同2死後、岡島の右翼線二塁打、銀次の中前適時打で勝ち越した。
◆楽天・辰己涼介外野手(23)が、2試合連続本塁打となる8号ランニング・ホームランを放った。 2点リードの五回2死走者なし。金田の2球目を捉えた。高く舞い上がった打球が、右翼フェンスを直撃。外野手の守備がもたつく間に、ホームを狙った。 球団広報を通じて、「打ったのはスライダーだと思います。屋根に入り込んだらあかんと思って一生けん命走りました。しっかり走っておいてよかったです」とコメントした。 2日の同戦で、同僚のステフェン・ロメロ外野手(31)が、左翼天井に打球を当て"天井弾"かと思われたが、インプレーの判定(記録は二塁打)により、三塁付近でタッチアウトになった。
◆楽天のステフェン・ロメロ外野手(31)が、大阪市内の病院で検査を受け、「頭部打撲」と診断された。一回の打席で、頭部に死球を受け、担架でベンチ裏に運ばれ、病院に搬送されていた。 島内も一回の1打席目(記録は二塁内野安打)で、一塁ベースを駆け抜けた際に右足を痛めて、負傷交代。病院には行かず、患部を治療した。4日以降の出場は様子をみて決めるという。
◆楽天が逆転勝ち。0-2の三回に浅村の29号2ランで追い付き、銀次の適時打で勝ち越した。四回にも浅村の適時内野安打、五回は辰己のランニング本塁打で加点。オリックスは4度の満塁機を一度も生かせない拙攻で3連敗。
◆オリックスは14安打を放ちながら17残塁の拙攻だった。2-3の三回1死満塁をはじめ、五、六、七回と計4度の満塁機でことごとく凡退。中嶋監督代行は「最後のところをどうもっていくか。大きな課題」と険しい表情だった。 一回に先発の張奕が危険球退場し、緊急登板した斎藤は2死満塁を切り抜けたが、三回に浅村の一発などで逆転を許した。監督代行は「全く予期せぬこと。初回ではきつい。その後はよく投げてくれていた分、もったいなかった」とため息をついた。
◆楽天の銀次が勝ち越し打を放った。三回に浅村の一発で2-2と追いつき、なおも2死二塁で中前に適時打。「コンパクトにスイングする意識で打席に入った。ここでもう1点と思っていた」と控えめに喜んだ。 昨季まで主力として支えたが、今季はチーム事情で代打など途中出場も増えている。「いつ試合に出てもいいように準備をしていた。もっと練習して頑張っていきたい」と頼もしかった。(京セラ)
◆オリックス・先発の張奕が一回に危険球退場となり、首脳陣は難しいやりくりを強いられた。そのなかで打線が4度の満塁機を生かせず、14安打を放ちながら17残塁の拙攻で6カードぶりの負け越し。中嶋監督代行は「どういう絞り方をするのか、どういう打撃をするのか、すべてにおいてみんなでやっていかないといけない。僕らが助言することもあるし、選手個人個人で狙っていくこともあるし、それがかみ合って勝てるチームになる。大きな課題。取り組んでいきたい」と前を向いた。(京セラ)
◆主砲が復活した。楽天・浅村栄斗内野手(29)が三回、同点の29号2ランを放った。 「手応えは良かった。イメージ通りに打つことができた」 前日2日に29打席ぶりの安打を放つと、この日は9試合ぶりの一発が飛び出した。西武時代の2018年から3年連続30本塁打に王手。楽天で2年連続30発を放てば、球団初となる。 チームのピンチを救った。一回の攻撃で4番・島内が走塁中に右足を痛め、5番・ロメロは頭部に死球を受けて、ともに交代。浅村は「代わりになる選手はいない。自分がしっかり頑張らなくては」と気合を入れ直し、3安打3打点の活躍を見せた。 タイトル争いでも本塁打はリーグトップで、89打点は日本ハム・中田に1差の2位。初の本塁打王と3度目の打点王(13、18年に獲得)を視界に捉えている。 「昨日のヒットで気持ち的に楽になって試合に挑めた。徐々に良くなっている」。残り29試合。浅村が最後までチームを引っ張る。(広岡浩二)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
51 | 36 | 4 | 0.586 (↑0.005) | - (-) |
29 | 388 (+2) | 324 (+1) | 101 (+1) | 67 (+1) |
0.244 (↓0.001) | 3.230 (↑0.02) |
2 (-) |
ロッテ |
50 | 39 | 2 | 0.562 (↑0.005) | 2 (-) |
29 | 376 (+6) | 386 (+3) | 73 (+2) | 71 (+1) |
0.242 (-) | 4.050 (↑0.04) |
3 (-) |
楽天 |
45 | 43 | 3 | 0.511 (↑0.005) | 6.5 (-) |
29 | 431 (+5) | 399 (+3) | 96 (+2) | 51 (-) |
0.258 (-) | 4.210 (↑0.01) |
4 (-) |
西武 |
42 | 45 | 2 | 0.483 (↓0.005) | 9 (↓1) |
31 | 372 (+3) | 407 (+6) | 90 (+2) | 57 (-) |
0.242 (↓0.001) | 4.380 (↓0.03) |
5 (-) |
日本ハム |
41 | 47 | 3 | 0.466 (↓0.005) | 10.5 (↓1) |
29 | 387 (+1) | 396 (+2) | 72 (+1) | 50 (-) |
0.255 (↓0.001) | 3.960 (↑0.02) |
6 (-) |
ORIX |
33 | 52 | 6 | 0.388 (↓0.005) | 17 (↓1) |
29 | 349 (+3) | 391 (+5) | 70 (+1) | 73 (+1) |
0.249 (↑0.002) | 4.090 (↓0.01) |
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