1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 1 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 13 | 1 | 1 |
ORIX | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 5 | 12 | 0 | 0 |
勝利投手:- 敗戦投手:- 本塁打 |
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◆ロッテは4-1で迎えた4回表、福田秀がソロを放ち、リードを広げる。一方のオリックスは1点ビハインドの9回、2死二塁の好機から吉田正の適時打が飛び出し、土壇場で同点とした。その後試合は延長戦に突入するも決着はつかず、規定により引き分けに終わった。
◆オリックス大城滉二内野手(27)が、咽頭炎のため4日ロッテ戦(京セラドーム大阪)を欠場することになった。この日は球場に来ずに自宅療養。ベンチ入りメンバーからも外れた。 大城は発熱の影響で、3日の全体練習にも参加しなかった。大阪市内の病院で診察を受け、PCR検査では陰性と診断された。5日以降の試合出場は、当日の状態を見て決める。
◆ロッテ福田秀平外野手(31)が、移籍後初となる1号ソロを放った。 4回2死で迎えた第3打席、オリックス山本の内寄り150キロをしっかり振り抜くと、打球は京セラドーム大阪の5階席まで達した。チームは3回までに山本から4得点しており、福田秀の1発は貴重な追加点となった。広報を通じて「ずっと打てていなかったので、やっと1本出て良かったなと思います」とコメントした。 昨オフ、ソフトバンクからFA移籍で入団したものの、開幕直前の死球で右肩甲骨を亀裂骨折、開幕直後に戦線離脱した。7月23日の西武戦(メットライフドーム)から1軍に復帰したが、その後9試合での打率はわずか1割5分6厘と調子が上がらずにいた。
◆ロッテは初回に4番安田の中前適時打で先制。2回にも藤岡、中村の適時打で3点を追加。オリックス山本は3回までに4失点。 ロッテは4回に福田秀の移籍後初アーチで1点追加。オリックス山本は6回8安打5失点でマウンドを降りた。 オリックスは7回に代打伏見の2点適時打などで3点を返した。9回にも吉田正の同点適時打が飛び出し、試合は延長戦へ。 ロッテは10回に2死二、三塁と勝ち越しの好機をつくるも無得点。その裏、オリックスも得点できず、試合は引き分けに終わった。
◆先発したオリックス山本由伸投手が6回8安打5失点で、今季4勝目とはならなかった。 「ストライク先行のピッチングができていませんでしたし、納得のいくボールも少なかった。反省すべきところはたくさんありますし、もっと練習から見つめ直していきたい」。104球を投じて9三振を奪うなど、球威は見せた。ただ、今季初めてカード頭を任されたマウンドで、チームを勢いづかせることはできなかった。
◆ロッテの今季20勝目が、目の前で逃げていった。延長10回、今季チーム初の引き分けとなった。 1点リードの9回、今季11セーブの守護神益田がマウンドへ上がった。先頭のオリックス安達の強いゴロが、9回から守備についた三塁鳥谷の正面へ。鳥谷はこれをはじき(記録は失策)、出塁を許した。 益田はその後、2死二塁までこぎつけ、3番吉田尚との勝負を選択。2球目のシンカーを引っかけさせたが、今度は鳥谷の前でイレギュラー(記録は安打)。ボールが外野に転がる間に、安達が同点のホームを踏んだ。その後のサヨナラのピンチは、右翼マーティンの本塁へのレーザービームで阻止した。 井口資仁監督(45)は「最初(のゴロ)はあれですけれど、そのあと(のゴロ)はしょうがないと思います」と悔やんだ。「イレギュラーが余計でしたけれど、その前に9回に満塁のチャンスで点を取れないと、流れが一気に向こうに行ってしまう」。 4回までにオリックス山本から5点を奪ったものの、5回以降は6イニングで残塁9。攻撃陣の詰めの甘さも、オリックス戦7連勝を逃す原因になった。
◆ロッテは初回に4番安田の中前適時打で先制。2回にも藤岡、中村の適時打で3点を追加。ロッテは4回に福田秀の移籍後初アーチで1点追加。オリックスは7回に代打伏見の2点適時打などで3点を返した。9回にも吉田正の同点適時打が飛び出し、試合は延長戦へ。 ロッテは10回に2死二、三塁と勝ち越しの好機をつくるも無得点。その裏、オリックスも得点できず、試合は引き分けに終わった。オリックスの西村徳文監督は4点差を追いついて4度目の引き分けに持ち込んだが、渋い表情だった。「(終盤)追いついたけど、チームとして勝たないといけない」。7回は思い切った代打攻勢で、ベンチ入り捕手3人を使い切った。9回には吉田正の適時二塁打で追いつき、代走太田を送ったが、ジョーンズの右前打で本塁を狙って憤死。前回同一カード6連敗を喫した相手だけに、勝ちきれないもどかしさが残った。
◆オリックスが土壇場で追い付き、引き分けた。1-5の七回に代打伏見の2点適時打などで3点を奪い、九回2死二塁で吉田正の三塁強襲の適時二塁打で同点とした。ロッテは四回までに5得点と山本を攻略したが逃げ切れなかった。
◆オリックスは九回2死から追い付く粘りを見せ、引き分けに持ち込んだ。西村監督は集中力を発揮した選手に「最後まで何とかしようという気持ちの表れだと思う」とねぎらった。 大黒柱の山本が6回5失点と打ち込まれた展開を野手がカバー。打撃だけでなく、中堅手の小田が八回に好返球で本塁を狙った走者を刺すなど、執念を見せた。 とはいえ、6月下旬に敵地で6連敗を喫した相手に勝ちきれず、監督は「今日勝てなかった分、明日勝たないといけない」と気持ちを奮い立たせた。 山本(6回5失点と振るわず) 「ストライク先行の投球ができなかったし、納得のいく球も少なかったと思う。そういった中でも、何とか最少失点で粘っていかなければいけなかった」 伏見(七回に代打で2点適時打) 「当てに行くことだけはしないように、自分のスイングをして何とか次の(吉田)正尚に回そうとだけ思った」
◆ロッテは鳥谷の三塁守備のミスが失点に絡んだ。5-4の九回に安達の打球をはじいて先頭打者の出塁を許す。2死二塁では吉田正のゴロが手前でイレギュラー。同点の適時二塁打となり、井口監督は「最初のはあれだけど、その後の打球はしょうがない」とため息をついた。 六回まで5-1とリードしながら、終盤の好機で加点できず、今季初の引き分けとなった。監督は「何とかみんなしのいでくれた。また明日やり返したい」と前を向いた。 美馬(先発して七回途中まで4失点) 「粘って投げられていたので、七回も何とか粘りたかった。もったいない」
◆鳥谷が九回に代走で登場。オリックスファンからも拍手が送られる中、長嶋茂雄を超える歴代35位の通算2187試合出場を果たした。ところが、その裏から三塁の守備につくも先頭・安達のゴロをファンブル。2死二塁から吉田正の打球はイレギュラーして捕球できず(記録は適時二塁打)、痛恨のドロー劇を演出した。
◆相手のミスで得た好機を生かし、土壇場で追いついた。やられっぱなしではいられない。オリックスが終盤の粘りを見せ、ドローに持ち込んだ。西村監督はナインの奮闘をたたえた。 「最後まで何とかしようという気持ちの表れだと思う」 4-5の九回だ。先頭の安達が放ったゴロを相手三塁手の鳥谷がファンブル。好機をもらうと、その後、2死二塁から吉田正が三塁強襲の同点二塁打だ。4点差の七回には安達の右前適時打、代打・伏見の2点打でじわじわと追い上げ、流れを呼び込んだ。 敗れれば6月23日からの6連戦(ZOZOマリン)で食らった史上初の同一カード6連戦6連敗に続き、対ロッテ7連敗となった一戦。先発ローテを再編し、初戦を託した山本は6回を5失点とまさかの乱調だったが、打線が奮起し、右腕の2敗目(3勝)を阻止した。 指揮官は「今日勝てなかった分、明日勝たないといけない」と力を込めた。この粘りを、5日の一戦につなぐ。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
22 | 16 | 1 | 0.579 (↓0.016) | - (-) |
81 | 177 (+6) | 148 (+7) | 43 (+1) | 21 (-) |
0.250 (↑0.001) | 3.690 (↓0.1) |
2 (-) |
楽天 |
21 | 17 | 1 | 0.553 (↑0.012) | 1 (↑1) |
81 | 223 (+7) | 171 (+6) | 45 (+1) | 27 (-) |
0.274 (↑0.001) | 4.150 (↑0.01) |
3 (-) |
ロッテ |
19 | 19 | 1 | 0.500 (-) | 3 (↑0.5) |
81 | 157 (+5) | 184 (+5) | 33 (+1) | 35 (+2) |
0.241 (↑0.003) | 4.590 (↑0.03) |
4 (1↑) |
日本ハム |
18 | 19 | 2 | 0.486 (↑0.014) | 3.5 (↑1) |
81 | 157 (+11) | 168 (+4) | 35 (+2) | 21 (-) |
0.231 (↑0.002) | 3.920 (-) |
5 (1↓) |
西武 |
17 | 19 | 1 | 0.472 (↓0.014) | 4 (-) |
83 | 158 (+4) | 179 (+11) | 35 (+1) | 21 (+1) |
0.238 (↓0.001) | 4.670 (↓0.2) |
6 (-) |
ORIX |
14 | 21 | 4 | 0.400 (-) | 6.5 (↑0.5) |
81 | 150 (+5) | 172 (+5) | 31 (-) | 34 (-) |
0.245 (↑0.002) | 4.120 (↓0.01) |
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