オリックス(5対5)ロッテ =リーグ戦7回戦(2020.08.04)・京セラドーム大阪=
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ロッテ
130100000051311
ORIX
010000301051200
勝利投手:-
敗戦投手:-

本塁打
【ロッテ】福田 秀平(1号・4回表ソロ)

  DAZN
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◆ロッテは4-1で迎えた4回表、福田秀がソロを放ち、リードを広げる。一方のオリックスは1点ビハインドの9回、2死二塁の好機から吉田正の適時打が飛び出し、土壇場で同点とした。その後試合は延長戦に突入するも決着はつかず、規定により引き分けに終わった。

◆オリックス大城滉二内野手(27)が、咽頭炎のため4日ロッテ戦(京セラドーム大阪)を欠場することになった。この日は球場に来ずに自宅療養。ベンチ入りメンバーからも外れた。 大城は発熱の影響で、3日の全体練習にも参加しなかった。大阪市内の病院で診察を受け、PCR検査では陰性と診断された。5日以降の試合出場は、当日の状態を見て決める。

◆ロッテ福田秀平外野手(31)が、移籍後初となる1号ソロを放った。 4回2死で迎えた第3打席、オリックス山本の内寄り150キロをしっかり振り抜くと、打球は京セラドーム大阪の5階席まで達した。チームは3回までに山本から4得点しており、福田秀の1発は貴重な追加点となった。広報を通じて「ずっと打てていなかったので、やっと1本出て良かったなと思います」とコメントした。 昨オフ、ソフトバンクからFA移籍で入団したものの、開幕直前の死球で右肩甲骨を亀裂骨折、開幕直後に戦線離脱した。7月23日の西武戦(メットライフドーム)から1軍に復帰したが、その後9試合での打率はわずか1割5分6厘と調子が上がらずにいた。

◆ロッテは初回に4番安田の中前適時打で先制。2回にも藤岡、中村の適時打で3点を追加。オリックス山本は3回までに4失点。 ロッテは4回に福田秀の移籍後初アーチで1点追加。オリックス山本は6回8安打5失点でマウンドを降りた。 オリックスは7回に代打伏見の2点適時打などで3点を返した。9回にも吉田正の同点適時打が飛び出し、試合は延長戦へ。 ロッテは10回に2死二、三塁と勝ち越しの好機をつくるも無得点。その裏、オリックスも得点できず、試合は引き分けに終わった。

◆先発したオリックス山本由伸投手が6回8安打5失点で、今季4勝目とはならなかった。 「ストライク先行のピッチングができていませんでしたし、納得のいくボールも少なかった。反省すべきところはたくさんありますし、もっと練習から見つめ直していきたい」。104球を投じて9三振を奪うなど、球威は見せた。ただ、今季初めてカード頭を任されたマウンドで、チームを勢いづかせることはできなかった。

◆ロッテの今季20勝目が、目の前で逃げていった。延長10回、今季チーム初の引き分けとなった。 1点リードの9回、今季11セーブの守護神益田がマウンドへ上がった。先頭のオリックス安達の強いゴロが、9回から守備についた三塁鳥谷の正面へ。鳥谷はこれをはじき(記録は失策)、出塁を許した。 益田はその後、2死二塁までこぎつけ、3番吉田尚との勝負を選択。2球目のシンカーを引っかけさせたが、今度は鳥谷の前でイレギュラー(記録は安打)。ボールが外野に転がる間に、安達が同点のホームを踏んだ。その後のサヨナラのピンチは、右翼マーティンの本塁へのレーザービームで阻止した。 井口資仁監督(45)は「最初(のゴロ)はあれですけれど、そのあと(のゴロ)はしょうがないと思います」と悔やんだ。「イレギュラーが余計でしたけれど、その前に9回に満塁のチャンスで点を取れないと、流れが一気に向こうに行ってしまう」。 4回までにオリックス山本から5点を奪ったものの、5回以降は6イニングで残塁9。攻撃陣の詰めの甘さも、オリックス戦7連勝を逃す原因になった。

◆ロッテは初回に4番安田の中前適時打で先制。2回にも藤岡、中村の適時打で3点を追加。ロッテは4回に福田秀の移籍後初アーチで1点追加。オリックスは7回に代打伏見の2点適時打などで3点を返した。9回にも吉田正の同点適時打が飛び出し、試合は延長戦へ。 ロッテは10回に2死二、三塁と勝ち越しの好機をつくるも無得点。その裏、オリックスも得点できず、試合は引き分けに終わった。オリックスの西村徳文監督は4点差を追いついて4度目の引き分けに持ち込んだが、渋い表情だった。「(終盤)追いついたけど、チームとして勝たないといけない」。7回は思い切った代打攻勢で、ベンチ入り捕手3人を使い切った。9回には吉田正の適時二塁打で追いつき、代走太田を送ったが、ジョーンズの右前打で本塁を狙って憤死。前回同一カード6連敗を喫した相手だけに、勝ちきれないもどかしさが残った。

◆オリックスが土壇場で追い付き、引き分けた。1-5の七回に代打伏見の2点適時打などで3点を奪い、九回2死二塁で吉田正の三塁強襲の適時二塁打で同点とした。ロッテは四回までに5得点と山本を攻略したが逃げ切れなかった。

◆オリックスは九回2死から追い付く粘りを見せ、引き分けに持ち込んだ。西村監督は集中力を発揮した選手に「最後まで何とかしようという気持ちの表れだと思う」とねぎらった。  大黒柱の山本が6回5失点と打ち込まれた展開を野手がカバー。打撃だけでなく、中堅手の小田が八回に好返球で本塁を狙った走者を刺すなど、執念を見せた。  とはいえ、6月下旬に敵地で6連敗を喫した相手に勝ちきれず、監督は「今日勝てなかった分、明日勝たないといけない」と気持ちを奮い立たせた。 山本(6回5失点と振るわず) 「ストライク先行の投球ができなかったし、納得のいく球も少なかったと思う。そういった中でも、何とか最少失点で粘っていかなければいけなかった」 伏見(七回に代打で2点適時打) 「当てに行くことだけはしないように、自分のスイングをして何とか次の(吉田)正尚に回そうとだけ思った」

◆ロッテは鳥谷の三塁守備のミスが失点に絡んだ。5-4の九回に安達の打球をはじいて先頭打者の出塁を許す。2死二塁では吉田正のゴロが手前でイレギュラー。同点の適時二塁打となり、井口監督は「最初のはあれだけど、その後の打球はしょうがない」とため息をついた。  六回まで5-1とリードしながら、終盤の好機で加点できず、今季初の引き分けとなった。監督は「何とかみんなしのいでくれた。また明日やり返したい」と前を向いた。 美馬(先発して七回途中まで4失点) 「粘って投げられていたので、七回も何とか粘りたかった。もったいない」

◆鳥谷が九回に代走で登場。オリックスファンからも拍手が送られる中、長嶋茂雄を超える歴代35位の通算2187試合出場を果たした。ところが、その裏から三塁の守備につくも先頭・安達のゴロをファンブル。2死二塁から吉田正の打球はイレギュラーして捕球できず(記録は適時二塁打)、痛恨のドロー劇を演出した。

◆相手のミスで得た好機を生かし、土壇場で追いついた。やられっぱなしではいられない。オリックスが終盤の粘りを見せ、ドローに持ち込んだ。西村監督はナインの奮闘をたたえた。  「最後まで何とかしようという気持ちの表れだと思う」  4-5の九回だ。先頭の安達が放ったゴロを相手三塁手の鳥谷がファンブル。好機をもらうと、その後、2死二塁から吉田正が三塁強襲の同点二塁打だ。4点差の七回には安達の右前適時打、代打・伏見の2点打でじわじわと追い上げ、流れを呼び込んだ。  敗れれば6月23日からの6連戦(ZOZOマリン)で食らった史上初の同一カード6連戦6連敗に続き、対ロッテ7連敗となった一戦。先発ローテを再編し、初戦を託した山本は6回を5失点とまさかの乱調だったが、打線が奮起し、右腕の2敗目(3勝)を阻止した。  指揮官は「今日勝てなかった分、明日勝たないといけない」と力を込めた。この粘りを、5日の一戦につなぐ。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
22161 0.579
(↓0.016)
-
(-)
81177
(+6)
148
(+7)
43
(+1)
21
(-)
0.250
(↑0.001)
3.690
(↓0.1)
2
(-)
楽天
21171 0.553
(↑0.012)
1
(↑1)
81223
(+7)
171
(+6)
45
(+1)
27
(-)
0.274
(↑0.001)
4.150
(↑0.01)
3
(-)
ロッテ
19191 0.500
(-)
3
(↑0.5)
81157
(+5)
184
(+5)
33
(+1)
35
(+2)
0.241
(↑0.003
4.590
(↑0.03)
4
(1↑)
日本ハム
18192 0.486
(↑0.014)
3.5
(↑1)
81157
(+11)
168
(+4)
35
(+2)
21
(-)
0.231
(↑0.002)
3.920
(-)
5
(1↓)
西武
17191 0.472
(↓0.014)
4
(-)
83158
(+4)
179
(+11)
35
(+1)
21
(+1)
0.238
(↓0.001)
4.670
(↓0.2)
6
(-)
ORIX
14214 0.400
(-)
6.5
(↑0.5)
81150
(+5)
172
(+5)
31
(-)
34
(-)
0.245
(↑0.002
4.120
(↓0.01)