DeNA(5対5)ヤクルト =リーグ戦5回戦(2020.07.22)・横浜スタジアム=
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ヤクルト
01201100005901
DeNA
210200000051213
勝利投手:-
敗戦投手:-

本塁打
【ヤクルト】村上 宗隆(4号・5回表ソロ)
【DeNA】ロペス(3号・1回裏ソロ),佐野 恵太(1号・1回裏ソロ),髙城 俊人(1号・2回裏ソロ)

  DAZN
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◆DeNAは3-3で迎えた4回裏、大和が適時打を放ち勝ち越しに成功する。一方のヤクルトは、1点を追う6回に坂口の適時打が飛び出し、試合を振り出しに戻した。その後は両軍無得点のまま延長戦に突入するも決着は付かず、試合は規定により引き分けに終わった。

◆DeNA佐野恵太外野手(25)が、1点リードの1回に待望の1号ソロを放った。 ヤクルト先発イノーアの内角に沈むチェンジアップを捉えた。風に乗せた一打は右中間席最前列に飛び込んだ。 開幕から28試合目での1発は、12球団の「開幕4番」で最遅弾。新ハマの主砲は「やっと本塁打を打つことができ、正直ホッとしています。追い込まれていましたが、自分のスイングができました。次の打席も頑張ります!」と振り返った。

◆ヤクルト村上宗隆内野手がリーグ最速で打点を30に乗せた。3回無死一、二塁からDeNA浜口の初球真っすぐを右前へ。二塁走者の山田哲を本塁に迎え入れた。 「1打席目のチャンス(1回1死一、二塁)で凡退してしまったので、何とか取り返したかった。積極的に打てました」。5回2死では、20日ぶりの1発となる右越え4号ソロで31打点目。「ボール気味でしたが、しっかり押し込めた。久しぶりに打てて良かった」と喜んだ。

◆DeNAが1回にロペス、佐野の連続ソロで2点を先制。ヤクルトは2点を追う3回に村上の適時打、荒木の犠飛で追いついた。 DeNAが4回に大和の2点適時打で勝ち越し。ヤクルトは5回に村上の4号ソロ、6回に坂口の適時打で同点とした。 DeNAは7回、2死一、二塁の好機をつくるも無得点。ヤクルトは救援陣が5回以降は得点を許さずに延長戦に入った。 延長戦は両軍ともに攻め手を欠き、5-5で引き分けた。DeNAは6投手、ヤクルトは7投手をつぎ込んだ。

◆DeNAラミレス監督が今季初の引き分けを前向きに捉えた。 同点の9回、守護神山崎が1死満塁のピンチを招くと自らマウンドへ向かい「どんなフィーリングなのかを聞いて、話をしたかった」と次打者の村上への配球をバッテリーと確認。空振り三振に仕留め、続く荒木も遊ゴロで無失点で切り抜けた。7連敗を阻止する終盤の攻防に「あそこで山崎が踏ん張ってくれたことはチームに勢いをもたらす」と話した。

◆ヤクルトが2度同点に追いつき、今季3度目の延長10回引き分けとした。いまだ勝ちなしの先発イノーアが4回5失点でKOされたが、投打一丸で取り返した。 リリーフは梅野とマクガフを休ませながらも6人で無失点リレー。打点リーグトップを走る4番村上には20日ぶりの1発が出た。高津監督は「まさか5回から継投とは。苦しい場面もあったが結果ゼロでつなげた。負けなかったのはリリーフの粘りが大きい」とねぎらった。5カード連続だったロードもあと1試合だ。

◆DeNAアレックス・ラミレス監督が今季初の引き分けを前向きに捉えた。 同点の9回、守護神山崎が1死満塁のピンチを招くと自らマウンドへ向かい「どんなフィーリングなのかを聞いて、話をしたかった」と次打者の村上への配球をバッテリーと確認。空振り三振に仕留め、続く荒木も遊ゴロで無失点で切り抜けた。 7連敗を阻止する終盤の攻防に「あそこで山崎が踏ん張ってくれたことはチームに勢いをもたらす」と話した。

◆DeNA佐野恵太が待望の1発をかみしめた。 1回、ヤクルト先発イノーアから1号ソロ。開幕28戦、116打席目での1発は、12球団の「開幕4番」では"最遅弾"となった。ここまで全試合で4番に座る新ハマの主砲は「打ったのはチェンジアップです。やっと本塁打を打つことができ、正直ホッとしています。追い込まれていましたが、自分のスイングができました」と振り返った。

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(20)が22日、DeNA5回戦(横浜)に「4番・一塁」で先発し、1-3の三回無死一、二塁から右前適時打。セ・リーグ最速で30打点に到達した。  一回は1死一、二塁の好機に一ゴロに倒れたが、2打席目で結果を出した20歳。4試合連続で打点を挙げ「1打席目でチャンスに凡退してしまったので、何とか取り返したかったです。積極的に打つことができました」とコメントした。

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(20)が22日、DeNA5回戦(横浜)で3-5の五回2死から右越えの4号ソロを放った。  「高めのボール気味の球でしたが、しっかり押し込むことができた。久しぶりに(本塁打を)打ててよかったです」  DeNA先発、浜口の直球を一閃。7月2日の広島戦(神宮)で放ったサヨナラ本塁打以来、16試合ぶりの一発が飛び出した。  三回に放った右前適時打で、リーグ最速の30打点に到達。20歳の4番はさらに存在感を増している。

◆DeNAの佐野に待望の今季初本塁打が飛び出した。一回2死からロペスのソロで先制した直後の打席だった。1ボール2ストライクからイノーアの低めの変化球に泳がされたように見えたが、高々と上がった打球は風に乗って右中間スタンド最前列に届いた。  米大リーグに移籍した筒香の後継者に指名され、開幕から全試合に4番で出場している。28試合目、実に116打席目での一発に「やっと本塁打を打つことができ、正直ほっとしています」と笑顔でベースを一周した。  今季は25歳で主将の重責も担う。試合前まで打率3割5分3厘と好成績を残している一方で、本塁打は出ていなかった。試合前練習で毎日のように助言を送ってきたラミレス監督もベンチに戻って来た4番打者を満面の笑みで迎えた。

◆DeNA・浜口遥大投手(25)が22日、ヤクルト5回戦(横浜)に先発。六回途中8安打4四球、5失点で降板した。  打線の援護を受けながらも、制球に苦しみ毎回走者を背負う苦しい投球。何とか粘りを見せていたが、最後は5-4の六回2死一、二塁から、ここまで無安打に抑えていた坂口に同点打を浴びて、交代を告げられた。  これで登板4試合連続で六回を投げ切れずに途中降板。ローテの柱として期待される左腕にとって"魔の六回"となっている。

◆シーソーゲームから一転、終盤は両チームとも得点を奪えず引き分けた。  DeNAの先発は浜口、ヤクルトはイノーア。DeNAは一回、2死からロペスの左翼ポール際に飛び込む3号ソロ、佐野の右中間スタンドに運ぶ1号ソロで2点を先行する。ヤクルトも二回1死二、三塁からイノーアの遊ゴロの間に三走・エスコバーが生還し1点を返すが、DeNAはその裏、先頭の高城が右翼席最前列へ1号ソロを放ち再び2点差をつけた。  ヤクルトが三回に村上の右前適時打、荒木の右犠飛で追いつくと、四回にはDeNAが大和の左前2点打で勝ち越し。ヤクルトは五回に村上の右越え4号ソロで差を詰め、六回には坂口の中前適時打で再び同点とした。  その後は救援陣が粘りを見せる。ヤクルトは九回、DeNAの守護神・山崎を攻め、安打と2つの四球で1死満塁のチャンスを作るが、村上が空振り三振、荒木が遊ゴロに倒れた。

◆これが守護神の意地だ!! DeNA・山崎康晃投手(27)が、5-5の九回に5番手で登板。1死満塁のピンチを切り抜け、引き分けに持ち込んだ。  1安打と2四球で打点がリーグトップの4番・村上を迎える絶体絶命の危機。ラミレス監督自らマウンドへ歩み寄った。  19日の巨人戦で同点にされたところで降板。登板全10試合で走者を許している守護神に指揮官は「大丈夫? と聞いたら『ここで勝負して抑えたい』というので、そのプランでいこうと伝えた」。フルカウントから148キロの直球で空振り三振に斬ると、続く荒木も遊ゴロに仕留めた。  チームは6連敗中。ラミレス監督は「負けてもおかしくない状況で、ヤス(山崎)が踏ん張ったことはチームにとってもいい影響をもたらす。勝利は、すぐそこまできている」と"前進"を強調した。(浜浦日向)

◆ヤクルトは22日、DeNA5回戦(横浜)に5-5で引き分けた。「4番・一塁」で出場した村上宗隆内野手(20)が五回に16試合ぶりとなる4号ソロを放つなど5打数2安打2打点の活躍で、セ・リーグ最速の30打点に到達。今季5度目の延長戦は、救援6投手が無失点リレーでつなぎ、首位・巨人にジワリと2・5ゲーム差に迫った。  横浜の夜空に高々と白球が舞い上がった。3-5の五回2死。村上がDeNAの先発、浜口が投じた高めの直球をフルスイング。右中間席中段に4号ソロを運んだ。  「高めボール気味の球でしたが、しっかり押し込むことができました。久しぶりに(本塁打を)打ててよかったです」  7月2日の広島戦(神宮)以来、16試合ぶりの一発。先週は「本塁打が打ちたい、本当は...」とこぼしていた長距離砲が安堵(あんど)の表情を浮かべた。  1-3の三回無死一、二塁では右前適時打。「1打席目でチャンスに凡退してしまったので取り返したかった」と4試合連続の打点でセ・リーグ最速の30打点に到達した。この日は2安打2打点で計31打点。コロナ禍の今季は試合数が20以上も削減される中で、2006年に144打点を記録したウッズ(中日)に迫る、137打点ペースとなっている。  23日で延期された東京五輪まであと1年。開幕から全27試合で4番に座り、好成績を残している主砲はこれまで「日の丸を背負って戦いたい。世界一という景色を味わってみたい」と憧れを語っている。五輪会場となるハマスタで大きなアーチを描いた村上に高津監督は「五輪に出て、主軸として打線に入るのが本人も目標でしょう。スワローズだけでなく日本を代表する打者に成長させないと」と期待を寄せた。  チームは2度のビハインドを追いつき救援6投手が無失点リレー。引き分けに持ち込み、首位・巨人に2・5ゲーム差と迫った。20歳の若き主砲はバットで、チームの優勝と自らの夢を実現させる。(横山尚杜)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
1781 0.680
(↓0.028)
-
(-)
94133
(-)
81
(+5)
33
(-)
17
(-)
0.265
(↓0.004)
3.100
(↓0.09)
2
(-)
ヤクルト
14103 0.583
(-)
2.5
(↑0.5)
93133
(+5)
133
(+5)
23
(+1)
20
(+1)
0.260
(↓0.001)
4.560
(-)
3
(-)
阪神
13121 0.520
(-)
4
(↑0.5)
94102
(+3)
111
(+3)
29
(+1)
18
(+2)
0.253
(↑0.003)
3.980
(↑0.14)
4
(-)
DeNA
12151 0.444
(-)
6
(↑0.5)
92112
(+5)
106
(+5)
27
(+3)
5
(-)
0.278
(↑0.001
3.740
(↓0.03)
5
(1↑)
中日
11171 0.393
(↑0.023)
7.5
(↑1)
9198
(+5)
141
(-)
17
(+2)
5
(-)
0.251
(↑0.001)
4.540
(↑0.16)
6
(1↓)
広島
9143 0.391
(-)
7
(↑0.5)
94122
(+3)
128
(+3)
26
(-)
13
(+2)
0.288
(↓0.001)
4.630
(↑0.09)