1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 4 | 9 | 0 | 0 |
楽天 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 2 | X | 7 | 10 | 1 | 1 |
勝利投手:安樂 智大(1勝0敗0S) (セーブ:森原 康平(1勝0敗4S)) 敗戦投手:髙橋 光成(2勝2敗0S) 本塁打 |
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◆楽天は3-1で迎えた6回裏、辰己に2ランが飛び出し、追加点を挙げる。直後に1点差まで迫られるも、8回に2死満塁から鈴木大が2点適時打を放ち、リードを広げた。投げては、2番手・安樂が3年ぶりとなる白星をマーク。敗れた西武は、先発・高橋光が試合をつくれなかった。
◆西武高橋光成投手(23)は楽天を相手に5連敗中。16年5月26日の試合で完封勝利を挙げてからは8試合で0勝5敗、防御率4・71と苦戦が続いている。今季初対決で連敗を止める投球を見せられるか。
◆西武中村剛也内野手が史上73人目となる300二塁打を達成した。4回無死一塁の場面で、右中間に運び二塁打とした。 ベンチから熊代が運んだ記念ボードを、恥ずかしそうにスタンドに掲げた。今季4本目の二塁打がメモリアル打となり「この数をここまで積み重ねてくることができて良かったです。この先も1本1本勝利につながるヒットを重ねていければと思います」とコメントした。 ▼通算300二塁打=中村(西武) 16日の楽天2回戦(楽天生命パーク)の4回、安楽から右中間へ二塁打を放って達成。プロ野球73人目。初二塁打は03年9月28日の日本ハム28回戦(東京ドーム)でミラバルから。
◆楽天先発の左腕弓削隼人投手をアクシデントが襲った。3回まで無失点投球。4回先頭栗山の打球が右スネに当たった。 治療後に続投したが、続く中村を2ボールとしたところで安楽と交代。悔し涙を浮かべながらベンチに退いた。伊藤投手チーフコーチは立ち上がりから「ストライク、ボールがはっきりしている。その中でもよいボールもあるから粘り強く投球して欲しいね」と話していたが、予想外の展開となった。
◆楽天は初回に鈴木大、茂木の連打で好機をつくり、浅村の二ゴロで先制。2回にも小深田の犠飛で追加点を挙げた。 西武は4回に木村の犠飛で1点。しかし楽天は5回に浅村が中前適時打、さらに6回には辰己の2ランで点差を広げた。 西武は7回に3点を返したが、楽天が8回ブセニッツ、9回森原の勝利の方程式で逃げ切り連勝。楽天安楽は3年ぶり勝利、森原が4セーブ目を上げた。西武は高橋光が2敗目
◆楽天がアクシデントに負けず、全員野球で西武に連勝した。先発の左腕弓削隼人(26)が打球を右足に当てて4回途中で降板。しかし2番手安楽智大投手(23)から6投手の継投でしのぎ、打線も辰己涼介外野手(23)の2号2ランなどで援護した。安楽には3年ぶりのうれしい白星が舞い込んだ。弓削にとって、そしてチームにとって突然のアクシデントだった。4回、先頭栗山の打球が弓削の右膝下あたりに当たった。ベンチで治療後、弓削が強い意志を示したため、そのまま続投。だが続く中村を2ボールとしたところで、三木監督が安楽との交代を命じた。弓削は悔し涙を浮かべてベンチへ。この悔しさが他の選手に伝わった。 三木監督は「当たった後、すぐにブルペンで安楽を準備させました。弓削も降りたくないという強い気持ちがあったでしょうけど、ベンチから見てると足を気にしているような、ちょっと投球しづらいような印象を受けた」と交代理由を説明。2ボールからの登板という難しい局面を安楽が見事に乗り切り、犠飛の1点に切り抜けると、その後はまさに全員野球。安楽から6投手の継投で西武打線の攻撃をしのぎ、攻撃では5回に4番浅村が中前適時打。6回には9番辰己が「絶対に勝ちたい」と高めの145キロ直球を豪快に右翼席へたたきこんだ。 三木監督は3年ぶりの1勝をマークした安楽について「期待に応えてもらってうれしい。ナイスピッチングだったと思います」とたたえた上で「言いだしたらいろんな話になると思うんですけど、あそこがこうだとか。でも結果としてみんなで頑張れた。今後もみんなで頑張っていきたい」と、全員をたたえた。前カードはソフトバンク相手に最後に3連敗したが、西武に連勝してチームは完全に生き返った。【千葉修宏】
◆西武高橋光成投手が対楽天戦6連敗となった。立ち上がりから失点を許し、6回には先頭で四球を出し、辰己に2ランを浴びた。 6回8安打5失点で降板。楽天には16年5月の勝利を最後に9試合連続で未勝利となり「6回に先頭を四球で出してしまって。しっかり0で抑えて帰ってこなくてはなりませんでした」と反省。チームも借金生活となり、前夜の今井に続く先発投手の不安定さに辻監督は「すべてが余計なところでの四球ですよ。最近はずっとそう。うちのピッチャーが点取られるときは余計な四球」と苦言を呈した。
◆楽天安楽智大投手が2番手で緊急登板し、17年以来3年ぶりの勝利をマークした。先発弓削が4回先頭栗山の打球を右足に当てた。1度は続投したが、続く中村に2ボールとしたところで安楽と交代。弓削は悔し涙を流しながらベンチに下がった。安楽は「早い段階で勝ってる状況で降りる気持ちは僕も分かる。ランナーをかえさないぞという気持ちになりました」。中村に二塁打は打たれたが、その後の犠飛の1点だけにしのぎ、1回2/3を1安打3三振で無失点。流れを渡さなかった。 三木監督も「2ボールから厳しい状況でしたけど、試合を作れるテクニックをいくつも持っている。ナイスピッチングでした」と絶賛した。その後、攻撃陣も辰己の2ランなどで援護し、西武に連勝。安楽は「僕が必要とされているのは先発が早く降板したり、複数イニングいかなければいけないところ。1年間そのポジションを守れるように頑張りたい」と改めてフォア・ザ・チームを誓った。
◆西武・中村剛也内野手(36)が16日、楽天戦(楽天生命パーク)で史上73人目となる通算300二塁打を達成した。 0-2の四回無死一塁。先頭の栗山の打球が楽天先発・弓削の右足を直撃して降板。代わりにマウンドへ上がった安楽の132キロの変化球を捉え、右中間へ運んだ。 プロ19年目。数々の金字塔を打ち立ててきた主砲は節目の一打に「この数をここまで積み重ねてくることができてよかった。この先も1本1本勝利につながるヒットを重ねていければと思います」とコメントした。
◆楽天先発の弓削隼人投手(26)が、三回まで無失点の好投を続けていたが、四回に先頭・栗山の打球が右足を直撃。治療でベンチに戻った後、再びマウンドに上がったが、2球ボールが続いたところで降板した。二回2死二塁で岡田のライナーを打球を左腰付近に受けても三回まで好投を続けていただけに、四回途中の無念の降板にベンチでは涙を浮かべて悔しがっていた。
◆楽天は一回に浅村の二ゴロの間に1点を先制した。五回に浅村の適時打、六回に辰己の2ランで加点。5-4の八回に鈴木大の2点適時打で突き放した。7投手でつなぎ、2番手の安楽が3年ぶりの白星。西武は勝率5割を切った。
◆先発の弓削が四回途中で降板。先頭打者の栗山の打球を右ふくらはぎに受け、治療後にマウンドに戻ったが、続く中村への投球が2球続けてボールになったところで交代を告げられた。降板後は号泣し「当たったところは大丈夫。申し訳ない気持ちだった」。球団によると打撲で病院には行かない予定。伊藤投手チーフコーチは次回登板について「今は分からない」と話すにとどめた。
◆4番のバットが、打ち出の小づちのように得点をたたき出す。楽天・浅村栄斗内野手(29)が、リーグトップの打点を「31」に伸ばす5試合ぶりの2打点で勝利を呼んだ。貯金を「7」に増やし、首位を走るチームを支え「走者がいないと打点は付かない。本当に好機で回してくれて感謝しかない」と控えめに喜んだ。 2-1の五回2死一、二塁では適時打でリードを広げた。高橋光の低めのフォークボールを振り抜くと、強烈な打球は飛びついた遊撃手をはじいて中前へ転がった。2死無走者からつないだ好機で打席に入り「とにかく安打を打ってもう1点取りたかった」と納得顔を見せた。 一回1死一、三塁では二ゴロで三塁走者を迎え入れ先制点を生んだ。開幕から全試合で「4番」を務めている今季は打撃好調。前日には両リーグ最速で、8年連続の10号を放ち波に乗っており、「いい打順で打たせてもらっている以上、足を引っ張ることはできない」と充実感を漂わせた。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
楽天 |
15 | 8 | 0 | 0.652 (↑0.016) | - (-) |
97 | 141 (+7) | 78 (+4) | 22 (+1) | 20 (+1) |
0.279 (↑0.001) | 3.160 (↑0.06) |
2 (-) |
ロッテ |
13 | 10 | 0 | 0.565 (↑0.02) | 2 (-) |
97 | 96 (+4) | 103 (+3) | 20 (-) | 24 (+2) |
0.236 (↑0.003) | 4.370 (↑0.07) |
3 (1↓) |
ソフトバンク |
12 | 11 | 1 | 0.522 (↓0.023) | 3 (↓1) |
96 | 112 (+3) | 103 (+4) | 29 (-) | 15 (+1) |
0.250 (↑0.002) | 4.150 (↓0.02) |
4 (-) |
西武 |
10 | 11 | 1 | 0.476 (↓0.024) | 4 (↓1) |
98 | 100 (+4) | 116 (+7) | 19 (-) | 14 (-) |
0.239 (↑0.001) | 4.850 (↓0.13) |
5 (-) |
ORIX |
9 | 13 | 2 | 0.409 (↑0.028) | 5.5 (-) |
96 | 88 (+4) | 108 (+3) | 22 (+2) | 23 (+2) |
0.239 (↑0.002) | 4.100 (↑0.05) |
6 (1↓) |
日本ハム |
8 | 14 | 2 | 0.364 (↓0.017) | 6.5 (↓1) |
96 | 87 (+3) | 116 (+4) | 20 (+1) | 18 (+1) |
0.216 (↑0.002) | 4.340 (↑0.06) |
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