オリックス(6対6)ロッテ =オープン戦2回戦(2020.03.04)・京セラドーム大阪=
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ロッテ
00010032061001
ORIX
20030010061421
勝利投手:-
敗戦投手:-

本塁打
【ロッテ】マーティン(1号・4回表ソロ)
【オリックス】ジョーンズ(1号・1回裏2ラン)

  DAZN
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◆オリックスは、ドラフト3位ルーキー・村西が2番手で登板。3回1失点4奪三振と好アピールを見せた。対するロッテは、先発・岩下が5回9安打5失点。開幕ローテーション入りに向け、課題を残した。

◆オリックスT-岡田外野手(32)が胃腸炎のため、4日のオープン戦・ロッテ戦(京セラドーム大阪)を欠場する。 この日朝に不調を覚え、兵庫・西宮市内の病院で検査を受け、胃腸炎と診断された。今後の回復を見て、実戦復帰を決める。T-岡田は3日の同ロッテ戦でも決勝打を含む2安打をマークし、オープン戦通算打率4割と好調を維持していた。

◆オリックスのアダム・ジョーンズ外野手(34=ダイヤモンドバックス)が初回の初打席で、左翼ポール際の広告看板を直撃する先制2ランを放った。2死一塁でロッテ岩下のスライダーを捉え、ライナーで運んだ。オープン戦3試合目、5打席目での初安打となった。 紅白戦を含めても初安打。ジョーンズは「甘く入ってきたボールをミスショットすることなく打つことができたね! しっかりと捉えることができてよかったよ!」と威風堂々、ダイヤモンドを1周。ベンチで安達らの熱い抱擁を受けた。 3回1死一、三塁の第2打席は二飛、5回の先頭での第3打席は左飛で、3打数1安打2打点でこの日は交代した。 先制2ランの場面を振り返り「(1死一塁の)前の場面で、吉田選手が一生懸命に走ってダブルプレーにならずにチャンスが回ってきたところで生まれたホームランだと思う。やはり、何か起きるというときはチームメートが頑張って何かしてくれたというところから何かが起きるんだと思っています。打った手の感触は、全く何も感じない、そういう当たりでした」と前を打つ吉田正に感謝。 無観客試合で、来日1号を球場で見ることができなかったファンに向け「(無観客の)決定は正しいと思います。ファンの方も残念でしょうし、我々もファンがいない中でということはあるんですが、開幕までにこれが収拾して開幕にはみなさんに来ていただいて、我々が活躍する姿を見ていただいて、また応援していただけるようにと思っています」と語りかけた。

◆オープン戦3試合で11打数無安打だったロッテ安田尚憲内野手に初安打が飛び出した。この日はスタメンを外れ、守備から途中出場。 2死三塁の好機で回ってきた7回の第1打席でヒギンスから左前適時打を放った。 「打ったのは真っすぐです。チャンスの場面で打てて良かった。ああいうところで何とか1本だせるように続けていきたい」と話した。

◆3日オリックス戦の守備で普通の飛球を落とすミスをしたロッテのレオネス・マーティン外野手が、この日はバットで存在感を示した。 「5番DH」で出場し、4回に村西から中堅やや左へ豪快なソロを放った。同僚レアードから借りた長めのバットを少し短く握ってフルスイング。「ボールをじっくり見ようと思っていた。結果が出て良かったとは思うけど、それほど重要視していないよ」と冷静に振り返った。

◆オリックスファンに見せたかった~。新主砲アダム・ジョーンズ外野手(34=ダイヤモンドバックス)が4日、来日初安打となる先制2ランを放った。4番DHで先発したロッテ戦(京セラドーム大阪)の初回2死一塁でロッテ岩下のスライダーを捉え、左翼ポール際にライナーで飛び込む来日1号。メジャー通算282本塁打を誇る大物助っ人が本領を発揮した。もうそろそろ? の期待に、超大物助っ人は驚弾で応えた。初回2死一塁。紅白戦を含め、来日9打席目で出た初安打は、無観客の場内に衝撃音を響かせる先制2ランだった。 「(バットの)真芯で捉えることができたので、手に全く感触がない。オープン戦の結果は数字として残っていくものではないですが、いい形で打てたということでうれしくは思っています。これを続けながら、公式戦に向けてどんどん積み重ねていきたいと思います」 盛り上がるベンチで安達らに抱きしめられ、熱い歓迎を受けた。仲間の祝福に笑顔で応えながら、冷静に、周到に、開幕への準備をジョーンズは進めていた。 1月26日に来日し、チームに合流した直後。「チームのサインはすべて覚える」とジョーンズは首脳陣に伝えていた。打てばいいだけの助っ人になるつもりはない。チームの戦術を理解し、走攻守すべてで貢献する、という強い意思表示だった。肉体の強さ、運動神経で一流になる選手は数多くいるが「こういう姿勢だからこそ、彼はメジャーで超一流になれたんでしょう」と首脳陣は言う。 予定の打席数を終えても、代走を「拒否」している。「試合の中で走っておかないといけないから」と開幕までを逆算する。来週には米国から家族もやってくる。無観客試合の調整が続くが、ファンと迎える開幕を願っている。「(今の状況が)収拾してみなさんに来ていただいて、我々が活躍する姿を見ていただきたい、また応援していただけるようにと思っています」と歓声がわきあがるスタンドを思い描いた。そのときは、100%の状態でファンの前に立つ。【堀まどか】

◆オリックスT-岡田外野手(32)が胃腸炎のため、ロッテ戦(京セラドーム大阪)を欠場した。 4日の朝に不調を覚え、兵庫・西宮市内の病院で診察を受けた結果、胃腸炎と診断された。 実戦復帰は、今後の回復を見て決める。

◆オリックス・ドラフト3位の村西良太投手(22=近大)が、開幕ローテーション候補に浮上した。 4回からの3イニングを1安打1失点に抑え、4奪三振。登板直後にマーティンにソロ本塁打を打たれた後、「左打者の内角に投げ込めていなかったんですが、打たれた後は当ててもいいくらいの気持ちで投げていけました」と切り替えた。西村監督は「次は長いイニングで」と話し、11日の中日戦(京セラドーム大阪)に先発する見込みだ。不調、故障による先発候補の離脱が続く中、ルーキーが救世主になる。

◆オリックスファンに見せたかった~。新主砲アダム・ジョーンズ外野手(34=ダイヤモンドバックス)が4日、来日初安打となる先制2ランを放った。この日、ベンチ裏の通路で来日1号について大物助っ人を囲んでいた最中だった。「ちょっといいかな」と突如、ジョーンズは取材をストップ。「ヒギンスが投げているのを見たいんだ」とネット裏に向かい、中継ぎで登板したタイラー・ヒギンス投手(28=パドレス3A)の投球を見守った。 ジョーンズとヒギンスはともに日本で初シーズンを迎える"同期"だが、メジャーで揺るぎない実績を残したジョーンズに対し、メジャー未経験のヒギンスは期待に応えることで自らの立ち位置を作らなければならない。宮崎の春季キャンプ中のブルペンで、ジョーンズは「左打者の内角への球筋を見たい」というヒギンスのリクエストに応えて左打席に立った。「いい変化だ」と声をかけ、励ました。 俳優兼コメディアンのケビン・ハート(40)を友人に持つなど、ジョーンズの交友関係は幅広い。6歳下のヒギンスに見せた面倒見のよさが、交友関係にもつながっているのだろう。【遊軍=堀まどか】

◆オリックスの新外国人、アダム・ジョーンズ外野手(前ダイヤモンドバックス)が4日、ロッテとのオープン戦(京セラ)に「4番・DH」で出場。一回に左翼へ来日初安打となる初本塁打を放った。  2死一塁の状況で打席に入ると、カウント2-2からロッテ先発・岩下が投じた127キロの変化球をとらえ、左翼2階席上部を直撃するライナー性の一発を放った。  ジョーンズはこの試合でキャンプ中の実戦も含め、5試合目。9打席目で飛び出した待望の初安打は、初本塁打となった。

◆オリックスのT-岡田が欠場した。球団によると、兵庫県西宮市の病院で胃腸炎と診断された。実戦復帰は今後の状態を見ながら決める。不振からの復活を期し、オープン戦4試合で打率4割、1本塁打と調子は上向きだった。

◆ロッテで先発候補に挙がる岩下は変化球の精度が低く、5回を9安打5失点と打ち込まれた。昨季は5勝をマークし、一層の飛躍が期待される中、実戦で好結果を残せていない。「直球は良かったので、何が駄目なのか、はっきり分かった」と唇をかんだ。  今季はカーブやシュートを習得して投球の幅を広げようとしたが、現状は裏目に出ている。井口監督は「今日のような内容だと厳しい」と苦言を呈し、吉井投手コーチは「今、持っている球種を磨いてほしい」と話した。

◆オリックスのドラフト3位新人、村西(近大)が先発枠入りの好機を引き寄せた。四回からの3回をソロ本塁打の1安打による1失点。「打たれてから気合が入って内角を攻めることができた」と修正に成功した。  先発候補の張奕が右肘のけがで離脱し、台頭が期待されていたK-鈴木や榊原は不調でアピール不足。当初は村西を中継ぎで起用する考えだった西村監督は「次はもうちょっと長いイニングを試してみようかな」と先発転向を示唆した。近大でエースだったルーキーは「先発枠をもちろん狙っていきたい」と強い意欲を示した。

◆定位置奪取を目指すロッテの3年目、安田がオープン戦4試合目で初安打を放った。1-5の七回2死三塁で、ヒギンスの速球に詰まりながら、遊撃手の後方に運んだ。12打席目でようやく安打をマークし「結果が出ていなかったので、ほっとしている」と表情を緩めた。  3日の試合で3三振を喫し、この日はベンチスタートだった。「グラウンドの外から野球を見て、冷静になれた」と安田。井口監督は「集中力を高めていってくれた。そういう感じで先発の時もやってくれたら」とハッパを掛けた。

◆オリックスの新外国人、アダム・ジョーンズ外野手(34)=前ダイヤモンドバックス=が4日、ロッテとのオープン戦(京セラ)に「4番・DH」で出場。一回の第1打席に左翼へ"来日1号"となる先制2ランを放った。  外野手陣に超高級ステーキを振舞うなど、明るい性格でチームに溶け込む大物助っ人は、知り合いも大物だ。映画「ジュマンジ」シリーズに出演中の俳優でコメディアンでもあるケビン・ハートとは親友と呼べるほど仲がいいという。オーディ夫人とハートの妻が知り合いで、そこから交流が始まった。「ジュマンジ」のように、ジョーンズが優勝への難問をクリアしていく存在になるかもしれない。

◆四回から2番手で登板したD3位・村西(近大)が、開幕ローテーション候補に急浮上した。この日、3回を投げ1安打1失点。先発候補は張奕が右ひじの張りで負傷離脱し、K-鈴木らも不調と駒不足のなかでの好投に、西村監督は「次は長いイニングを見てみたい」と評価した。次回は11日の中日戦(京セラ)に先発予定。急きょ、チャンスが回ってきた右腕は「任せられたところをしっかりと投げたい。(ローテ入りを)狙いたい」と気合を入れた。

◆オリックスの新外国人、アダム・ジョーンズ外野手(34)=前ダイヤモンドバックス=が4日、ロッテとのオープン戦(京セラ)に「4番・DH」で出場。一回の第1打席に左翼へ"来日1号"となる先制2ランを放った。来日後、実戦5試合目にして待望の初安打は豪快なアーチ。米大リーグ通算282発の大物助っ人が本領発揮だ。  ストライク、ボール、ストライク、ボール-。それまでピクリともせず、球種、コースを見極めていたジョーンズが、ひと振りで仕留めた。ライナー性の打球は瞬く間に左翼2階席上部を直撃。待望の初安打は、記念すべき来日初アーチだ。  「バットの真芯でとらえることができたので、手に感触はないいい形で打てたよ」  一回2死一塁で打席に入ると、4球続けて見送り、カウントは2-2。ロッテ先発・岩下が投じた127キロのスライダーにバットを出し、左翼へオープン戦1号2ランを放った。  ギリギリまで投球を見極めていた理由を「それは打席のなかでやろうとしていること。難しい球はなかなか結果につながらない。甘い球をしっかりとらえるため」と説明。春季キャンプを含め、実戦5試合目、9打席目での来日初安打となったが「オープン戦は(成績の)カウントに入らない。シーズンに入って最初の安打が出ればホッとするかもしれないけど、これではね」とまったく喜んでいない。  スーパースターにとってはまだまだ調整段階。「相手投手の特徴や守備の方では相手打者の力をいろいろ自分のなかに取り入れながら、やっていきたい」と情報収集に余念がない。それはチームメートに対しても同じで、取材中に新外国人のヒギンス(前パドレス)が試合に登板すると「ちょっと見てきてもいいか」とネット裏から投球を生チェックした。家族も来週中には再来日する予定で、公私ともに開幕に向けた準備は進んでいる。  「正しい決定だと思う。ファンの方は残念だが、開幕したとき、たくさんの方に我々が活躍する姿を見てもらいたい」  無観客試合に理解を示しつつ、気合を入れた。開幕まで残り約2週間。注目の最強助っ人に、エンジンがかかり始めた。 (西垣戸理大)

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
200 1.000
(-)
-
(-)
9
(-)
1
(-)
1
(-)
7
(-)
0.300
(-)
0.500
(-)
2
(-)
広島
410 0.800
(-)
-0.5
(-)
39
(-)
21
(-)
5
(-)
2
(-)
0.328
(-)
3.680
(-)
3
(1↓)
ヤクルト
421 0.667
(↓0.133)
0
(↑0.5)
28
(+1)
26
(+8)
2
(+1)
10
(+1)
0.232
(-)
2.900
(↓0.9)
4
(1↑)
ソフトバンク
320 0.600
(↑0.1)
0.5
(↓0.5)
26
(+8)
13
(+1)
5
(+1)
3
(+2)
0.253
(↑0.039)
1.800
(↑0.2)
5
(1↓)
DeNA
430 0.571
(↓0.096)
0.5
(↑0.5)
30
(+2)
28
(+9)
5
(-)
2
(-)
0.266
(↓0.01)
3.150
(↓0.03)
6
(1↓)
阪神
221 0.500
(-)
1
(-)
16
(-)
26
(-)
10
(-)
4
(-)
0.226
(-)
4.810
(-)
6
(1↓)
日本ハム
331 0.500
(-)
1
(-)
29
(+7)
33
(+7)
3
(-)
2
(+1)
0.260
(↑0.018)
4.140
(↓0.47)
8
(-)
楽天
340 0.429
(↑0.096)
1.5
(↑0.5)
28
(+9)
30
(+2)
4
(-)
5
(+1)
0.234
(↑0.021)
3.470
(↑0.26)
9
(1↓)
ロッテ
121 0.333
(-)
1.5
(-)
13
(+6)
18
(+6)
3
(+1)
5
(+3)
0.198
(↑0.031
4.110
(↓0.65)
9
(1↓)
中日
240 0.333
(-)
2
(-)
16
(-)
31
(-)
4
(-)
2
(-)
0.220
(-)
4.670
(-)
11
(-)
巨人
251 0.286
(-)
2.5
(-)
34
(+7)
34
(+7)
9
(+1)
1
(-)
0.258
(↑0.013)
4.310
(↓0.39)
12
(-)
ORIX
131 0.250
(-)
2
(-)
22
(+6)
29
(+6)
5
(+1)
1
(+1)
0.275
(↑0.025
5.360
(↑0.35)