ロッテ(★4対8☆)オリックス =リーグ戦14回戦(2019.07.31)・ZOZOマリンスタジアム=
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ORIX
21030001181401
ロッテ
0200020004730
勝利投手:山岡 泰輔(8勝3敗0S)
敗戦投手:涌井 秀章(3勝7敗0S)

本塁打
【オリックス】吉田 正尚(20号・1回表2ラン)

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◆オリックスは初回、吉田正の2ランで幸先良く先制する。その後は、3-2で迎えた4回表に安達と福田の連続適時打などで3点を挙げると、8回にも福田の適時打で追加点を挙げた。投げては、先発・山岡が今季8勝目。敗れたロッテは、先発・涌井が誤算だった。

◆オリックス吉田正尚外野手(26)が2年連続20号となる先制2ランを放った。 初回、1死一塁から涌井の高め142キロ直球をとらえ、打球は右中間ホームランラグーンに飛び込んだ。「高めのストレートをしっかりと強く、自分のスイングで打つことができました。初回から先制することができて良かったです」。7月7本目の本塁打で自身初の月間MVPへ前進した。

◆オリックス松井雅人捕手(31)が移籍後初タイムリーを放った。8番捕手でスタメン出場。 2点リードの2回、1死二塁から涌井の初球、143キロの高め真っすぐを中前にはじき返し、二塁走者宗が生還。「得点圏だったので、初球から積極的にいこうと思っていました。なんとかランナーを返すことができて良かったです」。中日からトレードで加入後12試合目、安打は2本目だった。

◆オリックス松井佑介外野手(32)が試合中に右ハムストリングスに違和感を訴えたため、大事を取って交代した。 試合中はアイシングなどの処置を行った。この日は6番右翼でスタメン出場。2回先頭の第1打席で三ゴロに倒れ、3回守備から後藤に代わった。

◆オリックスは1回、吉田正の20号2ランで先制。2回にも1点を追加した。ロッテは2回、三木の適時打で2点を返した。 オリックスは4回、2死からの4連打など打者9人の猛攻で3点を追加。ロッテは6回、田村の2点適時打で2点差に追い上げた。 オリックスが継投で逃げ切り、先発山岡が自己最多に並ぶ8勝目を挙げた。ロッテは涌井が試合をつくれず、連勝が3で止まった。涌井は7敗目。

◆ロッテ涌井秀章投手が今季7敗目を喫した。これで11戦連続で勝ち星から見離され、自身6連敗。 初回に味方の失策で出塁を許した直後に吉田正に20号2ランを浴びるなど、序盤から流れに乗れなかった。3回の3者凡退で立ち直ったかに見えたが、4回に2死からの4連打などで3失点。今季最短の4回8安打6失点で降板し「こういう形で早い回にマウンドを降りてしまい申し訳ないです」と肩を落とした。

◆オリックス吉田正尚外野手が2年連続20号となる先制弾で勝利に貢献した。 初回1死一塁から涌井の高め直球を振り抜き、右中間ホームランラグーンへ。「少しずつ(調子が)上がってきた。また積み重ねていきたい。次は30本を目標にいきたい」。9回先頭でも右中間を破る二塁打でマルチ安打を。15日に26歳になった7月は打率3割5分7厘、7本塁打、21打点と初の月間MVPへ猛アピールした。

◆オリックス山岡泰輔投手が6回6安打4失点と苦しむも自己最多に並ぶ8勝目を手にした。最速149キロの直球と切れ味鋭いスライダーを武器に9三振を奪った。 野手の援護に「ありがたいですね。今日はピンチの場面で投げきれないところがあった。場面に応じた制球というところを反省しないといけない」と笑顔はなかった。

◆オリックス吉田正尚外野手(26)が2年連続20号となる先制V弾で勝利に貢献した。初回1死一塁から涌井の高め直球を振り抜き、右中間ホームランラグーンにかっ飛ばした。 「ちょっとつまりましたけど、なんとかギリギリ入ってよかった。速い球に合わせていたので、打てると思って打ちにいきました」 26本塁打を放った昨年に続き大台に到達。「少しずつ(調子が)上がってきた。また積み重ねていきたい」。9回先頭でも右中間を破る二塁打を放ちマルチ安打を記録。7月は打率3割5分7厘、7本塁打、21打点と初の月間MVP獲得へアピールした。 吉田正は「初めてのことなので、選ばれたらうれしいです。(今季は)スタートが悪かったので、チームに勝ちをつけられる仕事をしていきたい。次は30本を目標にいきたい」と闘志を燃やした。 この日の試合前には青学大前監督の河原井正雄氏(65)が激励に訪れていた。「いつも『俺が来たら打たないからな』と言われていました。大学1年から3年まで見てもらっていた。いいところは見せられたと思います」。 大学時代に不発に終わった試合後、河原井監督の指示で吉田正以外の選手が守備につき、単独で打撃練習を行ったことがあったという。「僕だけのためにやってもらった。監督のなんらかの思いはあったんだと思います」。決勝の20号が恩返し弾となった。 主砲の号砲を皮切りに打線が奮起し、14安打8得点の猛攻をしかけ、1安打で完敗した前夜の借りを返した。西村監督は吉田正の1発に「ああいう形でゲームに入っていけると盛り上がる。勢いに乗っていける」と目を細めた。15日に26歳となった夏男が敵地で熱い仕事をやってのけた。【古財稜明】

◆ロッテの涌井秀章投手(33)は31日、オリックス14回戦(ZOZOマリン)に先発。4回8安打6失点でノックアウトされ、5月8日の西武戦(前橋)以来、11試合連続で勝ち星なしに終わった。  一回に遊撃手・三木の失策で1死一塁となった直後に、吉田正に高めのボール球を右翼席まで運ばれ、先制2ランを許した。  二回にも松井雅に適時打を浴びたが、その裏、三木が「エラーをしていたので何とか取り返したい、その気持ちだけでした」と中前2点打を放ち、追い上げムードをつくった。  しかし、エースは四回、先頭のモヤに右越え二塁打を浴びると、2死から4連打と押し出し四球を与えて3失点。10連戦の2戦目、涌井は無念の4回降板となった。

◆オリックスの吉田正が2年連続の20号本塁打を放ち、勝利に貢献した。一回1死一塁で、涌井の142キロの速球を捉えると、打球は高々と上がって右翼席への先制2ランとなり「高めの直球をしっかりと強く自分のスイングで打つことができた」と喜んだ。  5-2の四回2死満塁では押し出し四球を選び、九回には右中間へ二塁打を放って追加点につなげ、2安打3打点の活躍。15日に26歳の誕生日を迎えた7月は今季初めて打率を3割に乗せ、本塁打も7本と調子を上げ「次は30を目標に打てればと思う。チームに勝ちを付けられるような仕事が多くできれば」と力強く話した。

◆ロッテの涌井秀章投手(33)は31日、オリックス14回戦(ZOZOマリン)に先発。4回8安打6失点KOで7敗目。3勝目を挙げた5月8日の西武戦(前橋)以来、11試合連続で勝ち星なしに終わった。  「こういう形で早い回にマウンドを降りてしまい申し訳ないです」  一回に遊撃手・三木の失策で1死一塁となった直後に、吉田正に高めのボール球を右翼席まで運ばれ、先制2ランを許したた。四回にも先頭のモヤに右越え二塁打を浴びると、2死から4連打と、西野のライナーが左手を直撃したアクシデントもあり、押し出し四球を与えて3失点を喫した。  10連戦の2戦目で無念の4回降板となったエースに井口監督も「ちょっと厳しい内容」と険しい表情。試合後に涌井と石崎の2軍での再調整が決定し、8月1日にも出場選手登録を抹消される。

◆オリックスの松井佑と大城が途中交代した。松井佑は右太もも裏に違和感を訴え、三回の守備から交代。大城は腰に張りがあるために四回の打席で代打を送られた。西村監督は8月1日の出場について「2人ともどうかな」と心配そうだった。 松井雅(二回、移籍後初打点となる適時打) 「気持ち的には楽になった。もっともっと打つ方で結果を出したい」 安達(四回に左前へ適時打) 「いいところに飛んでくれた」 福田(八回に適時打) 「1点が欲しい場面だったので、絶対に走者をかえすつもりで打った」 西村監督(吉田正の一回の先制2ランに) 「ああいう形でゲームに入っていけると、チームも勢いに乗れる」

◆ロッテの涌井は今季最短の4回6失点で自身6連敗を喫し、試合後に2軍落ちが決まった。5月8日を最後に、11試合続けて白星がない。10連戦中のチームにあって、早々と降板し「こういう形で早い回にマウンドを降りてしまい、申し訳ない」と肩を落とした。  直球がシュート回転して甘く入り、8本の安打のうち、7本を左打者に打たれた。吉井投手コーチは「自分を見つめ直す時間をつくろうということ。新しい涌井になって、早い時期に戻ってきてほしい」と話した。 三木(二回に2点適時打) 「失策をしていたので、何とか取り返したかった」 田村(六回に2点二塁打) 「反対方向を意識していたが、うまくバットに引っ掛かってくれた」

◆ロッテの涌井秀章投手(33)は31日、オリックス14回戦(ZOZOマリン)に先発。4回8安打6失点KOで7敗目。3勝目を挙げた5月8日の西武戦(前橋)以来、11試合連続で勝ち星なしに終わった。  「こういう形で早い回にマウンドを降りてしまい申し訳ないです」  一回に遊撃手・三木の失策で1死一塁となった直後に、吉田正に高めのボール球を右翼席まで運ばれ、先制2ランを許したた。四回にも先頭のモヤに右越え二塁打を浴びると、2死から4連打と、西野のライナーが左手を直撃したアクシデントもあり、押し出し四球を与えて3失点を喫した。  10連戦の2戦目で無念の4回降板となったエースに井口監督も「ちょっと厳しい内容」と険しい表情。試合後に涌井と石崎の2軍での再調整が決定し、あす8月1日にも出場選手登録を抹消される。  吉井投手コーチは「きょうはダメでしたが、前回、前々回から調子は取り戻してきていた。投げている球は1軍なので、みんなが復活してほしいと思っていますが、プロなので結果も必要」と説明。2軍戦で登板しながら再調整する方針を明かし「あれだけ体が強くて、球数投げられる投手はいないので、早い時期に戻ってきてほしい」とエースの完全復活に期待した。

◆オリックス・松井佑介外野手(32)が7月31日、ロッテ戦(ZOZOマリン)に「6番・右翼」で出場するも、右太もも裏の違和感を訴え、三回の守備から交代した。また、大城滉二内野手(26)も腰に痛みを感じ、四回の打席で代打を送られた。  出場選手登録抹消の可能性もあり、西村監督は「あしたの状態をみて。2人ともどうなるか分からないから、代わりは呼ぶ。もしゲームに出ないとなったときの準備はしておく」と説明した。

◆山岡は6回4失点で今季8勝目。2017年のルーキーイヤーにマークした自己最多に並んだ。9奪三振と状態の良さは感じさせたが、要所を抑えられず、「ピンチの場面で投げきれないところがあったので、場面に応じた制球というところは反省しなければいけない」と悔しさも口にした。それでも勝率はリーグ2位の・727。投手陣を引っ張っている。

◆涌井が4回8安打6失点KOで7敗目(3勝)を喫し、試合後に2軍での再調整が決まった。5月8日の西武戦(前橋)以来、11試合連続で勝ち星なし。「こういう形で早い回にマウンドを降りてしまい申し訳ない」と声を絞り出した。井口監督も「ちょっと厳しい内容」と硬い表情。6番手で登板し、1回1失点の石崎も2軍降格が決まった。 2軍再調整が決まった涌井についてロッテ・吉井投手コーチ 「投げている球は1軍レベル。早い時期に戻ってきてほしい」

◆千葉の夜空にきれいな放物線を描いた。快音を響かせ、白球は右翼のホームランラグーンに着弾。オリックス・吉田正が7月7本目のアーチで試合を決めた。  「ちょっと詰まったけど、風にも乗って、ギリギリ入って良かった」  一回1死一塁。涌井が投じた1ストライクからの2球目だ。高めの直球をとらえ、2年連続20号の決勝2ラン。「状態は少しずつ上がってきている。(20発を)7月中にクリアできて良かった」とうなずいた。  7月は22試合で、打率・357(84打数30安打)、7本塁打、21打点。7月度の「大樹生命月間MVP賞」の有力候補で、受賞すれば自身初。「選ばれたらうれしい。これを続けられるように」と、8月でも大暴れすることを誓った。  試合前には青学大時代の恩師、河原井正雄前監督と対面。「『来たときにお前打たんから』と言われたので、きょう打てて良かった」と笑みを見せていた。 (西垣戸理大)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
52424 0.553
(↓0.006)
-
(-)
45403
(-)
376
(+2)
132
(-)
83
(-)
0.248
(↓0.001)
3.490
(↑0.01)
2
(-)
日本ハム
51424 0.548
(↑0.005)
0.5
(↓1)
46422
(+4)
394
(+3)
68
(-)
40
(-)
0.257
(-)
3.770
(↑0.01)
3
(-)
西武
49451 0.521
(↑0.005)
3
(↑1)
48489
(+2)
460
(-)
109
(-)
103
(-)
0.258
(↓0.001)
4.280
(↑0.05)
4
(-)
楽天
47462 0.505
(↓0.006)
4.5
(-)
48414
(+3)
397
(+4)
97
(+1)
34
(+1)
0.251
(-)
3.970
(↓0.01)
5
(-)
ロッテ
45482 0.484
(↓0.005)
6.5
(-)
48432
(+4)
423
(+8)
116
(-)
59
(-)
0.245
(↓0.001)
4.090
(↓0.03)
6
(-)
ORIX
41505 0.451
(↑0.007)
9.5
(↑1)
47337
(+8)
420
(+4)
66
(+1)
86
(-)
0.234
(↑0.002
3.940
(-)