巨人(★1対5☆)ソフトバンク =交流戦3回戦(2019.06.23)・東京ドーム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
ソフトバンク
4000001005802
巨人
0001000001511
勝利投手:和田 毅(1勝1敗0S)
敗戦投手:菅野 智之(7勝4敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】福田 秀平(6号・1回表ソロ),福田 秀平(7号・7回表ソロ)
【巨人】岡本 和真(15号・4回裏ソロ)

  DAZN
チケットぴあ 巨人戦チケット予約 ソフトバンク戦チケット予約
◆ソフトバンクが交流戦優勝。ソフトバンクは初回、福田の先頭打者本塁打などで一挙4点を先制する。3点リードで迎えた7回表には、福田のこの日2本目となるソロが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・和田が5回1失点で2年ぶりとなる白星。敗れた巨人は、先発・菅野が誤算だった。

◆巨人先発の菅野智之投手(29)が1回0/3、3安打4失点(自責2)でプロ最短でマウンドを降りた。14年10月2日ヤクルト戦で右肘靱帯(じんたい)部分損傷のため、2回降板がこれまでの最短だった。 初回、ソフトバンクの福田に先頭打者弾で先制されると、続く上林を歩かせた。1死を挟み、四球と内野安打で1死満塁。松田宣の遊ゴロを遊撃手坂本勇が三塁へトスするも悪送球となり2者が生還(記録は適時内野安打と悪送球)。さらに1死一、三塁から甲斐にセーフティースクイズを許し、この回4点を失った。 2回もマウンドに上がったが、先頭の投手和田に四球を与えたところで原監督がベンチを出た。2番手で大江が登板し、後続を3人で打ち取った。

◆ソフトバンクが2年ぶり8度目の交流戦優勝を飾った。1回に福田の先頭打者本塁打を皮切りにエース菅野からいきなり4点を奪った。先発の和田は巨人打線を5回1失点に抑え、小刻みな継投で逃げ切った。 大黒柱の柳田を欠き、交流戦中には守護神森、内野の要今宮も故障で離脱した。3週間きっちり中6日で先発ローテーションを守ったのはエース千賀、高橋礼、大竹の3人。その中で3戦3勝は大竹だけだった。 工藤監督は「交流戦ではホームランがたくさん出た」と話す。パ・リーグで首位争いを繰り広げる楽天相手に3連敗で交流戦に突入した。4、5日と4発ずつ本塁打が飛び出し打線に勢いがつき5連勝。デスパイネ、グラシアルのキューバコンビが打線を引っ張った。 最終決戦で今季初めて二塁を守らせた福田の打力も光った。この交流戦で本塁打は5本を放った。不振の内川も復調のきっかけをつかみ、ベテラン松田宣も数字を残した。捕手の甲斐が打撃面でも貢献した。 工藤監督は「交流戦1位というものはあるが、とにかく3連戦でカード勝ち越しをすること」と常に話していた。阪神、DeNAには1勝1敗1分けと勝ち越せなかったが、11日阪神戦では9回2死から今宮の適時打で追いついた。16日DeNA戦では8回に甲斐のソロで追いついた。負けない強さがあった。 故障者をカバーする若手として投手陣では松本、高橋純のドラフト1位コンビや椎野が奮闘。野手では釜元、川瀬らが、故障者が戻らないうちに何とかアピールしようとした。 工藤監督は「若い選手には、緊張感がある試合を経験することは大きなこと」と話す。今まで1軍をほぼ経験していない選手にとって「交流戦優勝」の自信は、ポストシーズンで必ずプラスとなる。この日でシーズン折り返しとなる72試合を消化。現状のメンバーでも負けないことを証明し、リーグ優勝奪回からの3年連続日本一を狙う。

◆巨人が5年ぶり3度目の交流戦優勝を逃した。開幕カードの楽天戦から5カード連続の勝ち越しで首位争いを演じたが、最後のソフトバンク3連戦は1勝2敗と押し切られた。 1回にエース菅野が福田に先頭打者本塁打を浴びるなど4失点。2回に9番打者で投手の和田に四球を与え、降板となった。 4年ぶり3度目の監督復帰となった原辰徳監督のタクトがチームを突き動かした。交流戦初戦の楽天戦でリーグ開幕から不動の4番だった岡本を6番に下げた。「やや『Big Baby』が困っているかなというところでね。少し、助けてあげようかと。勇人、丸、頼むぜと、いうところですね」と若き主砲の重圧を和らげた。楽天との3連戦で6安打と蘇生した岡本を、続くロッテ戦から4戦ぶりに再び4番に戻した。岡本はこの日、4回のソロ弾を含め、交流戦6本塁打で打線の枢軸の役割を全した。 岡本だけに限らず、若手の躍動が目立った。先発で起用して2勝を挙げた桜井、プロ1号など存在感を示した若林、打撃力を買って主に5番一塁で多用された大城。若手の活躍がチームに新しい活力をもたらした。 ソフトバンクとの最終決戦は、勝ったチームが優勝の大一番。原監督を先頭に粘り強く戦ってきたが、一歩及ばなかった。

◆ソフトバンクは1回に福田のソロ、松田宣の内野安打、甲斐のスクイズなどで4点を先制。巨人菅野は2回途中4失点で降板。 巨人は4回に岡本の15号ソロで1点を返した。大江、大竹、野上が6回まで無失点で継投。ソフトバンク和田は5回1失点で降板。 ソフトバンクは7回に福田のソロで追加点を挙げた。先発和田から小刻みに継投し逃げ切った。巨人は1点止まりで優勝を逃した。 勝ち投手は和田で1勝目。17年9月10日ロッテ戦以来、651日ぶりの白星となった。菅野は4敗目。

◆ソフトバンクが2年ぶり8度目の交流戦優勝を飾った。初回に今季初めて二塁に就いた福田の先頭打者本塁打で先制し、松田宣の適時打、甲斐のスクイズなどで一挙4点を奪った。福田は7回にもソロを放つ活躍。先発の和田は5回3安打1失点で2年ぶりの勝利を挙げた。工藤監督は直後の優勝インタビューで投打のヒーロー2人をたたえた。 福田については「彼の一撃がチームの緊張を和らげてくれた。2本出ましたし、東京ドームで今年3本打っているし、素晴らしい活躍。立ち上がりが大事だと思ったし点を取れたことが大きかった」とべた褒め。 また、現役時代は同じ左腕で224勝しただけに、肩の故障に苦しんだ和田への思いも口にした。「肩のことで苦しんでいた。僕も投手として経験がある。勝ったら優勝というところで素晴らしい投球を見せてくれてうれしく思う」。 インタビュアーから巨人と次に対戦する可能性は日本シリーズになると振られると、「お互い頑張ってそこを目指していきましょう」と巨人と巨人ファンにも呼びかけた。

◆ソフトバンクが巨人との直接対決を制し、17年以来8度目の交流戦優勝。前回Vの17年は前日まで1位の広島を最終戦で下しており、17、19年と2度続けて最終戦の直接対決に勝って優勝を決めた。工藤監督は15~17年に次いで4度目の優勝監督で、秋山監督(ソフトバンク)の3度を抜いて優勝回数は単独最多。 ▼勝利投手の和田は17年9月10日ロッテ戦以来の白星で、交流戦は通算25勝目。交流戦勝利数は単独2位となり、最多の杉内(巨人)にあと1勝に迫った。和田は11年の交流戦優勝を決めた6月15日中日戦でも勝利投手になっており、交流戦の優勝を決めた試合で2勝は和田が初めて。

◆巨人坂本勇人内野手が手痛いミスを犯した。1回1死満塁、松田宣の遊撃内野安打を三塁へバックハンドトスを試みるも送球がそれて適時失策となった。 「判断ミスです。サード(岡本)の動きが見えていなかった。それが全てですね」と反省した。それでも交流戦全18試合で首位争いを演じ「チーム自体は頑張れたと思うし、引きずることなく、また頑張ります」とリーグ再開を見据えた。

◆巨人岡本和真内野手が15号ソロで一矢報いた。4点を追う4回無死、ソフトバンク和田の初球を捉え、バックスクリーン最深部に放り込んだ。 交流戦チーム最多の6発目は空砲に終わり「うまく打てたんですけど、負けてしまったのであまり意味はないです。そこまで初球をいけてなかったので、思い切っていこうと思ってました」と振り返った。

◆ソフトバンクが巨人との直接対決を制し2年ぶり8度目の交流戦優勝(最高勝率を含む)を決めた。和田毅は5回1失点の力投で651日ぶりの白星。パ・リーグ球団の優勝は2年ぶり。ソフトバンクには賞金3000万円が贈られる。交流戦は24日に全日程が終了し、セ、パ両リーグ同士の対戦は28日から再開する。

◆巨人宮本投手総合コーチ(菅野について)「全てはピッチャーへのフォアボール。あそこが全てだと思います。(登板)2日前にブルペンに入らなかったり、試行錯誤しながら彼も闘っている。復活してくれることを待つしかない」

◆5年ぶりの交流戦優勝を逃した巨人だが、ソフトバンク戦まで5カード連続で勝ち越し、11勝7敗でセ・リーグ首位に立った。 原辰徳監督(60)の言葉をもとに「若大将の交流戦語録」と題して18試合の戦いを振り返る。◆4日楽天戦(今季初めて岡本を4番から動かし6番で起用)「やや『Big Baby』が困っているかなというところでね。少し助けてあげようかと。勇人、丸、頼むぜと、いうところですね」 ◆5日楽天戦(今季初めて阿部を4番DHでスタメン起用)「チームの最善策ですね」(同点の8回1死一、二塁から4月24日以来の登板になった吉川光がストレートの四球で満塁とピンチを広げ敗戦)「ウオーミングアップを見てても1球も入っていなかった。本来ではないと信じたいね」 ◆6日楽天戦(桜井が1163日ぶりの先発マウンドで7回2/31失点で先発としてプロ初勝利となる今季2勝目を挙げた)「自分の球種を、変化球を含めて偏ることなく、まんべんなく使えたというところが良かった」(マシソンが今季初登板)「彼のファイティングスピリットというか、非常に強い闘争心が、病気もケガも、早く回復させた。敬服しますね」(4番から打順を下げた岡本が3連戦で6安打と復調)「もう『Big Baby』と言えなくなったね」 ◆7日ロッテ戦(2年目若林がプロ1号)「ファームのスタッフのいい指導の中、私自身もそれを信じて彼を使った。彼の良さがその通りに出た」(岡本を4戦ぶりに4番に戻す)「10人野球から9人野球に変わったというなかでの、最善策という風にね」 ◆8日ロッテ戦(3連投のポリバレント・クローザー中川が今季初黒星)「多少、疲れも...。まあ、でもそんなこと言っている場合じゃないしね」 ◆9日ロッテ戦(復帰登板の菅野が炭谷とバッテリーを形成して勝利)「一生懸命、小林もリード面において勉強してます。少し階段はのぼってくれてると思います。しかし、銀ちゃんのほうがね、1枚、2枚まで言わないけど、1枚半上回っている」(阿部が通算229人目から本塁打を放ち)「ほお。もう僕の語るところではないです。かしわ手打たないといかんね」 ◆12日西武戦(古巣相手に炭谷が好守で活躍)「この球場で培ったというか、正しく自分を業してたんでしょうね」 ◆13日西武戦(阿部が通算350二塁打)「あー、そうですか。恐れ入ります」(育成出身の加藤が代走でプロ初出場)「ピンチランナーの時に出てくるのが遅いからやめようかなと思ったけど。まだ1軍の時間制にはついてこられないね。1/3拍子くらいだね。俺たち1/4拍子くらいでやってるから」 ◆14日日本ハム戦(高木がプロ165試合目で初黒星。2日前に3回投げた疲れが原因かと問われ)「そこに影響があるという風にもし言うのであれば、戦う選手ではないね。それは1日空けてますからね」 ◆15日日本ハム戦(コンディション重視で試合前の打撃練習なしで勝利)「ゲームのための練習という部分で、今日そういう選択肢をとったということですね。練習のための練習ではないというところですね」◆16日日本ハム戦後の新千歳空港(交流戦最後の本拠地6連戦に向けて)「来週は短期的な目標というのか、サッカーでいうカップ戦や天皇杯。度胸試しができるケースになる。選手をしっかりと鼓舞しながら、見ておきたい」◆18日オリックス戦(6回2失点と好投した今村に白星が付かず)「私のミスでしょうね。申し訳ないと、彼にも伝えました。自分の中で定義というものがあるんだけれども、その定義に反した選手に期待をかけて出してしまった。鬼になり切れなかった。自分の中で反省しているところですね。それ以上のことはちょっと言えません」◆20日オリックス戦(好投したオリックス先発のK-鈴木について)「非常に1つ1つの球種も素晴らしいしね。組み立て、緩急というか、クレッシェンド、デクレッシェンド、分かる? そういうものを見せながら投げているのは素晴らしいと思いました」(5回1死で重信が盗塁を仕掛けず、ベンチで公開説教)「2点ビハインドで3球あってスタートを切れないのは、お前さんの特長としてはいけないよ。あそこでスタートを切れる選手にならないといけない」◆21日ソフトバンク戦(6回2死から3投手で5失点)「あと1アウトを3人で抑えられなかったところが今日のゲームでしょうねえ。ストライクを取ることに一生懸命になっちゃうというのは、ピッチャーとして戦う以前の問題だよね」◆22日ソフトバンク戦(勝てば優勝の交流戦最終戦に向けて)「今日はどちらかというと甲子園の準決勝。明日は決勝でしょ。そういう心境で戦おうということでしょうね」◆23日ソフトバンク戦(エース菅野をプロ入り最短で降板させたことについて)「この一戦にかけるという部分から考えるならば、あそこは引きずることの方がはるかにおかしいことだと思うね僕は。先頭バッターにホームラン、フォアボール、フォアボール。リズムもへったくれもあったもんじゃないですね。もちろんエラーというものも絡んではいるけどね。立ち直りを期待したけれどもね、ピッチャーに対してフォアボールと。みんなで積みあげて交流戦の優勝戦という形に持ち込んでいるわけですから」

◆ソフトバンクが「日本生命セ・パ交流戦」で2年ぶり8度目の王者に輝いた。勝った方が頂点に立つという巨人との直接対決を制した。 先発和田毅投手(38)が左肩痛からの復帰3戦目で5回1失点。17年9月10日ロッテ戦以来、651日ぶりの1軍白星を挙げる投球で導いた。チームは賞金3000万円を手にした。もう痛みはない。和田は全力で腕を振り、81球を投げきった。5回はやや球が浮き始めたが、2死一塁で持ち味の低めいっぱい直球で坂本勇を三ゴロ。4回に浴びた岡本のソロ1発のみで試合を作った。2年ぶりに味わう勝利の味だ。「勝った方が交流戦優勝というシーン。自分の白(星)より、チームの勝ちの方が大きかった」。祝勝ムードで沸き上がる中で、記念のボールを手にし「泣く雰囲気じゃなかったでしょ。去年全く投げられなかったのが申し訳ないし、恥ずかしい思いの方が強い」と、冷静に、さわやかに笑った。 昨年は2月キャンプで肩を痛め、1軍登板なし。初めて痛める箇所で、リハビリの出口が見えなかった。それでも「リハビリをやめよう、諦めようと思ったことはなかった」。和田の情熱はトレーナーやスタッフも巻き込み、あらゆる治療法をみんなで探りながら、手を尽くした。 9月下旬。シーズン中の復帰を目指すことをやめ、血小板を使って組織の修復や再生を図るPRP療法を行った。そこから劇的に肩の状態が上向いた。だが和田の考えはこうだ。「本当はどれがきっかけになったのか、分からない。何かと何かの組み合わせが偶然、良かったのかもしれない。やったことの全てがなかったら、治っていなかったと思う。全てのことがあったから、今投げられていると思う」。関わってくれた全ての人。悩んできた時間。無駄なものはなかった。 今月5日中日戦で1軍復帰してからは、投球プレートを踏む位置を三塁側に移し、カットボールやツーシームを多投。肘を痛めたメジャー時代に近い配球だった。この日は違った。一塁側プレートを踏み「16年や17年に近いスタイルかな」。真っすぐは復帰後最速の145キロをマーク。代名詞だったチェンジアップもさえた。「今日みたいに、力勝負じゃないけど、真っすぐを生かせる配球をこれからもできれば」。中10日での調整中、状態が良くて取り入れた"理想のスタイル"だった。 交流戦歴代単独2位、現役トップの25勝目で、復活を高らかに告げた。ただ、次の目標がある。「(ファーム施設の)筑後にはまだ、一緒にリハビリしてきた若い子もいる。和田さんもああやって治ったんだって、励みにしてもらえるような活躍をしないと」。本当の復活劇はこれから。次はリーグV、日本一まで止まることなく走り続ける。【山本大地】 ▼勝利投手の和田は17年9月10日ロッテ戦以来の白星で、交流戦は通算25勝目。交流戦勝利数は単独2位となり、最多の杉内(巨人)にあと1勝に迫った。和田は11年の交流戦優勝を決めた6月15日中日戦でも勝利投手になっており、交流戦の優勝を決めた試合で2勝は和田が初めて。

◆ソフトバンク工藤監督が巨人と日本シリーズでの再戦を誓った。 試合後、左翼のホークスファンと喜びを分かち合った後、右翼の巨人ファンにも選手とあいさつした。 インタビューでは「今年はリーグ優勝して日本一になれるように、とにかくそこを目指してやっていく。また日本シリーズでやることができれば」と話した。

◆ソフトバンク、ジュリスベル・グラシアル内野手の1シーズンでの11球団制覇弾はならなかった。 巨人3連戦で1発が出ず。それでも初回に遊撃内野安打で満塁に好機を広げるなど、今季2度目の4安打。「勝つためにプロとしてやっている。交流戦でも優勝できてうれしい。安打もチームが勝つことの助けになった」。交流戦18試合は打率3割1分4厘、7本塁打、14打点と大活躍だった。

◆9回はソフトバンクのドラフト1位甲斐野央投手がが3人で締めた。最後は代打阿部を初球154キロ直球で遊飛に仕留め、胴上げ投手になった。 「阿部さんはオーラがあったが自分の投球をしようと。抑えられて自信になりました」。守護神森が背中を痛めて離脱中。代役の期待もかかる。「交流戦で少しだけ自信がつきました。ちょっとですけどね」と手応えをつかんでいた。

◆優勝の陰でソフトバンクの正捕手甲斐、抑え捕手高谷が力を合わせ若い投手陣を引っ張った。 前日まで2試合で9打数6安打だった巨人3番丸を、この日は4打数無安打に封じた。丸の前に走者を置かないこと、丸を打たせないことに集中した。8回から甲斐に代わった高谷は「最後を任せてもらっているからにはスッと抑えて帰ってきたい。投手がいい球を投げてくれたから」と、2イニングをともに3者凡退で抑えた。 交流戦から高谷の「抑え捕手」が増えた。森ヘッドコーチは「今は拓也だと危ないという雰囲気を感じている」と説明。交流戦初戦の4日中日戦で5-0から6回に満塁本塁打、7日広島戦でも4-0から8回に鈴木に3ランを浴びた。交流戦は今季もパ・リーグ勢が強く、1つの負けが再開後のペナントに響くことも理由の1つだった。 リーグ戦は正捕手3年目の甲斐を不動の存在にすべく先発で使い続けたが、方針を転換した。ただ、吉鶴バッテリーコーチは愛情を込めてプラス要素を語る。「捕手は現役を終えるまでずっと勉強。配球に100%の答えはない。最後までマスクをかぶれず悔しいという思いを糧にして、ベンチから高谷のリードを見ることで勉強してもらえれば」。 甲斐は交流戦で17試合に出場し打率3割3分3厘、2本塁打、9打点とバットでも貢献したが「相手のデータが少ないから打てている部分もあるが、打撃のことはあまり考えていない」と守りでいっぱいだった。工藤監督は「疲れもたまっているので、ケガをしてもらっては困る」。故障者続出の中でも正捕手の離脱は避けたい。今季は全72試合中71試合、甲斐が先発。首脳陣は交流戦で高谷というベテランのスパイスを加え、球界トップクラスの強肩、捕球技術の成長を促した。【石橋隆雄】

◆勝てば交流戦優勝の大一番で、巨人のエース菅野智之投手(29)がプロ最短の1回0/3で降板し、5年ぶりVを逃した。 1回に先頭打者本塁打を浴びると、2四球に内野安打2本、失策も絡み4失点。2回は先頭のソフトバンク和田に四球を出し、交代を告げられた。原辰徳監督(60)が「甲子園決勝」と称した決戦で、試合序盤に重い失点を重ねた。菅野が捕手炭谷のサインに首を振り、選択したのはカットボールだった。2回無死、3年ぶりに打席に立った9番の投手和田に対して制球が定まらない。フルカウントから、最もコントロールできると判断した決め球を内角低めに外し歩かせた。マウンドに集まる内野手からワンテンポ遅れ、原監督がベンチから歩み出ると、どよめきが起きた。 勝てば交流戦優勝の決戦で、わずか43球。プロ入り最短で降板を告げられた。 "甲子園決勝"と位置付けた原監督は「この一戦にかけるという部分から考えるならば、あそこは引きずることの方がはるかにおかしいことだと思うね僕は。先頭バッターにホームラン、フォアボール、フォアボール。リズムもへったくれもあったもんじゃないですね」と怒気を込めた。 1回に先制を許した直後、2四球と内野安打で1死満塁のピンチを招いた。遊撃内野安打に坂本勇の三塁悪送球が絡み2失点。さらにスクイズを決められた。指揮官は「立ち直りを期待したけれど、ピッチャーに対してフォアボール」と言い、続く問い掛けには「まあ、智之の件はこれぐらいでいいんじゃないですか」と自ら打ち切った。 菅野は、腰の違和感で25日間の離脱後、本来の調子を取り戻せていない。復帰後連勝はしたが、16日の日本ハム戦でも1回に3失点。「こういう機会をつくってくれたチームメート、ファンの方に申し訳ないです。しっかり結果として受け止めて、何とか打開しないといけない」と言った。 エースで5年ぶりVのストーリーは完結しなかったが、リーグ2位で入った交流戦で首位に浮上。広島に1・5ゲーム差を付けた。指揮官は「非常に戦えるチームになっている。あとはプレッシャーのかかる大一番に力を発揮できる選手を、数カ月の中でつくることが新たな課題として見つかった」と言った。ビッグゲームの敗戦を、終盤戦のしびれる試合に勝つための糧にしていく。【前田祐輔】

◆ソフトバンク福田秀平外野手(30)がビックリ起用に応えた。 プロ13年目で初めて二塁で先発し、ともにプロ初の初回先頭打者本塁打、1試合2発の大暴れ。二塁守備も無難にこなし、巨人エース菅野打ちでチームを勢いづけ、2年ぶりの交流戦Vを呼び込んだ。仲間とのハイタッチを重ねる福田の顔が汗と喜びで輝いていた。「チームとしてみんな目指してきた。勝てて良かった」。勝った方が優勝の決戦。1点が重要になることは誰もが感じていた。初回。福田の考えはシンプルだった。「先頭バッターだったので、塁に出ることだけを考えていた」。菅野に追い込まれてから5球目をとらえ、右中間へ6号ソロ。交流戦だけで5本目となる1発は大きな先制点となった。 試合前、二塁での先発を告げられた。多摩大聖ケ丘高時代は遊撃手で、内野手として入団。だが5年目の11年からは外野手登録。途中出場での二塁守備や一塁での先発はあったが、先発二塁は初めてだ。離脱中の今宮のグラブを借り「今宮健太のように、そういう選手になりきったつもりでプレーしました」と気負うことなく、2度の守備機会を無難にさばいた。「プロ野球選手なので。何とかなると思っていました」と余裕を持っていた。 それ以上に、気持ちが入っていたのはバットの方だった。「監督の期待としては打つ方だと思う。応えたかった」。4-1の7回にも左腕高木から交流戦6本目の7号ソロ。2回以降なかった追加点を奪い、流れを引き寄せた。この3連戦で初戦は代打満塁本塁打、第2戦は代打で適時二塁打、そしてこの日と強烈なインパクトを残した。 東京遠征の移動日だった17日は故郷の横浜に立ち寄り、08年6月に亡くなった父徹さんの墓に手を合わせた。近況報告に加え「次来るときはもっと成長した姿を見せます」と誓いを込めた。すでに本塁打数は昨年の自己最多に並んだ。故障者が相次ぐチームの中で、どんどん欠かせない存在になっていく姿を見せることができた。【山本大地】

◆巨人のエース・菅野智之投手(29)が23日、日本生命セ・パ交流戦のソフトバンク3回戦(東京ドーム)に先発。一回にいきなり4点を失う苦しいスタートとなった。  先頭の福田に投じたカウント2-2からの5球目だった。147キロの真ん中寄りの直球を右中間席まで運ばれ、先頭打者弾で先制を許す。続く上林に四球を与えると、内川の三ゴロで1死二塁。デスバイネにも厳しいコースに攻めた結果、四球を与え、グラシアルには左前に抜けそうな当たりを打たれ、遊撃手・坂本勇がなんとか止めたが、満塁となる。  続く松田をカウント1-2と追い込み、最後は遊撃へのボテボテのゴロに抑えたかに思われたが...。併殺を狙うために中間守備をとっていた遊撃手・坂本勇がダッシュで前進して捕球し、三塁へトスするも、悪送球となり2点を献上。さらに、一、三塁から甲斐にスクイズを決められ、4点目を失った。

◆巨人・菅野智之投手(29)がソフトバンク戦に先発。一回にいきなり4点を失うなど苦しい立ち上がりを見せ、プロ入り後自己最短となる1回0/3を投げ4失点で降板した。  一回、先頭の福田に右中間席への先頭打者弾で先制を許す。続く上林に四球を与えると、内川の三ゴロで1死二塁。デスバイネにも四球を与え、グラシアルには左前に抜けそうな当たりを打たれ、遊撃手・坂本勇がなんとか止めたが、満塁となる。  続く松田は遊撃へのボテボテのゴロに抑えたかに思われたが...。併殺を狙うために中間守備をとっていた遊撃手・坂本勇がダッシュで前進して捕球し、三塁へトスするも、悪送球となり2点を献上。さらに、一、三塁から甲斐にスクイズを決められ、4点目を失った。  二回、先頭の投手・和田に四球を与えたところでマウンドを降りた。これまでは、2014年10月2日のヤクルト戦(神宮)の2回が最短だったが、自己最短を更新した。

◆巨人・岡本和真内野手(22)が23日、日本生命セ・パ交流戦のソフトバンク3回戦(東京ドーム)に「4番・三塁」で先発出場。4点を追う四回先頭で、バックスクリーンへ15号ソロをたたき込んだ。  「負けている場面で、なんとか塁にでようと打席に入りました。いいスイングができました。反撃したいですね」  相手の先発左腕・和田が外角に投じた140キロの直球を一閃。19日のオリックス戦(東京ドーム)以来、4試合ぶりの一発で反撃ののろしを上げた。

◆ソフトバンクが一回に奪ったリードを守りきって巨人に勝ち、交流戦5度目の優勝を果たした。優勝制度がなかった2015年から18年を含めると、17年以来となる8度目の勝率1位。  両チームとも勝てば優勝が決まる一戦。ソフトバンクは巨人先発・菅野の立ち上がりを攻め、福田が先頭打者本塁打。その後も松田宣の適時打などでこの回4点を奪った。菅野は二回の先頭打者に四球を与えたところで降板した。ソフトバンクは七回にも福田のソロ本塁打で追加点。ソフトバンクの先発・和田は四回に岡本にソロ本塁打を浴びたものの、5回1失点で今季初勝利を挙げた。

◆ソフトバンクの福田がプロ13年目で初の1試合2本塁打をともに右中間へ運び、交流戦優勝に貢献した。菅野から初回先頭打者本塁打を放って一回に4点を先行する猛攻を呼び「チームとしてもすごく大きい一打だった」とうなずいた。  4-1の七回は左腕の高木から7号ソロで貴重な追加点をもたらし「2本目もすごくでかい」と喜んだ。優勝を争った巨人との直接対決3連戦で21日に代打満塁本塁打、22日は代打で適時二塁打と活躍し、プロで初めて二塁手で先発起用され期待に応えた。大一番で輝きを放ち「貢献できたと思う。優勝してほっとしている」と充実感たっぷりだった。

◆岡本が四回先頭で15号ソロ。19日のオリックス戦(東京ドーム)以来、4戦ぶりの一発をバックスクリーンへ運び、「初球からいけていなかったので、思い切っていきました」と初球の直球をたたいた。しかし、チームはこの1点だけに終わり、「負けてしまったのであまり意味がない」と笑顔はなかった。

◆グラシアルが4打数4安打で交流戦を締めた。「優勝のために戦っているから、交流戦も優勝はうれしい。安打がチームの助けになってよかったよ」。7本塁打は交流戦トップタイで、14打点はチーム最多タイ。打率も・305に上げ、MVP候補に躍り出た。松田宣は打率・348、7本塁打、14打点、福田も巨人3連戦での3発を含む6本塁打と猛アピールした。

◆日本生命セ・パ交流戦は23日、ソフトバンクが巨人との首位攻防の直接対決最終戦に5-1で勝ち、2年ぶり8度目の優勝を決めた。  賞金3000万円の使い道について、三笠GMは「もらってからだね。これから考えます」と保留したが、従来通りの方向だ。半分は球団の収益になり、半分はチームへ。職員や裏方スタッフに"臨時ボーナス"が振る舞われることになる。

◆まさか、まさかの連続だった。勝てば2014年以来の交流戦王者となった大一番で、巨人・菅野智之投手(29)が、先発では自己最短の1回0/3を3安打4失点。痛恨の今季4敗目で優勝を逃した。  「見ての通りですし、こういう機会、シチュエーションを作ってくれたチームメート、ファンの方に申し訳ないです」  エースはぐっと唇をかんだ。一回、先頭の福田に右翼席へソロを浴び、2四球などで1死満塁とされると松田宣の遊ゴロを坂本勇が三塁へ悪送球して2失点。さらに一、三塁から甲斐にスクイズを決められた。  「先頭にホームランを打たれて一番良くないというか...。その後も切り替えていければよかったけど、あそこで四球、四球じゃ話にならない」  二回先頭、投手の和田に四球を与えた時点で原監督はベンチを出て、交代させた。指揮官は炎上した右腕に「リズムもへったくれもあったもんじゃない。みんなで積み上げて交流戦の優勝戦という形に持ち込んでいる。1人の選手に任せるわけにはいかない」と手厳しかった。  悔しいKO劇となった菅野は現時点で7月2日の中日戦(東京ドーム)で先発する見込み。「この結果を受け止めて、何とか打開していかないと」と誓った。エースの復調は、5年ぶりのリーグV奪回に必要不可欠だ。 (赤尾裕希) 菅野について巨人・宮本投手総合コーチ 「すべては投手(和田)に対する四球。一番悔しい思いをしているのは本人。また立ち上がってくれると思うし、信頼は失っていない」

◆難攻不落のエースにソフトバンク・福田秀平外野手(30)が切り込んだ。一回先頭で菅野の直球を右翼席に飛び込む6号先頭弾。試合の流れを大きく引き寄せた。  「塁に出ることを意識していた。チームとしても大きな一打になったと思う」  多摩大聖ケ丘高時代は内野手も入団後に外野手に転向し、この日はプロ入り後初めて「1番・二塁」で先発起用された。好調の打撃を見込み、球界を代表するエースの立ち上がりを攻める工藤監督の"勝負手"だった。  内野手用のグラブは、左太もも裏痛で22日に出場選手登録を抹消された今宮から拝借した。六回2死一、二塁の場面では若林の二ゴロを軽快にさばきピンチを救った。  昨オフ、初めて自主トレを行った同級生の柳田から「大事なのは目付け。打てる球を確実に仕留めること」と狙い球を絞って打つように助言され、目からウロコが落ちた。七回には右翼席中段に7号ソロで駄目押し。昨季は計7本塁打だった男が、21日の巨人戦で放った代打満塁弾を含め、交流戦だけで計6発だ。  巨人3連戦では6打数4安打7打点の大活躍。30歳の伏兵が、2年ぶり8度目Vの"福の神"になった。 (佐藤春佳)

◆日本生命セ・パ交流戦は23日、ソフトバンクが巨人との首位攻防の直接対決最終戦に5-1で勝ち、2年ぶり8度目の優勝を決めた。先発の和田毅投手(38)が5回3安打1失点の好投で約2年ぶりの勝利を飾った。主力に故障者が続出する中、交流戦で復帰したベテランが最後を締めくくった。ソフトバンクには賞金3000万円が贈られる。交流戦は24日に全日程が終了し、セ、パ両リーグ同士の対戦は28日から再開する。  マウンドでは崩すことのなかった表情が、試合後の記念撮影で仲間に囲まれ、満面の笑みに変わった。2年ぶりのチームの交流戦制覇に、和田が自身も2年ぶり、651日ぶりとなる白星で花を添えた。  「最初から飛ばしました。きょうは自分の白星よりチームの勝利なので。3回を全力、くらいの気持ちでした」  勝てば頂点に立つ決戦で先に4点をもらい、一回を三者凡退で波に乗った。連打を許さずに5回3安打1失点。現役最多で歴代2位の交流戦通算25勝目は、自身の2017年9月10日のロッテ戦(ヤフオクドーム)以来の白星になった。  昨季は2月のキャンプで左肩を痛めて登板がなかった。夏場は10メートルも投げられない状態。「投げたらどんどん壊れていくイメージ」。同じ肩の故障に悩んだ中日・松坂らに相談し、紹介された全国の病院を訪ねる日々。関東各地、名古屋、岐阜...。しかし、好転しないどころか、原因や解決法も見つからなかった。  秋になり、わらにもすがる思いで"非常識"な治療に踏み切った。自身の血液から採取した血小板を再注入して治癒力を高める「PRP注射」。通常は肘の治療に用いられるが「試しに肩にやってみようと。自分で言いました」と挑戦した。  「オリオールズ時代の同僚がそれで良くなって、すごい投手になったので」。16年にアメリカン・リーグのセーブ王に輝いたザック・ブリトン(現ヤンキース)を思い出し、日本ではほとんど前例のない肩への接種を敢行。「効いたと確証はないけど、確かにその時期から良くなった」。経験と斬新な発想で復活への扉をこじ開けた。  12球団最多8度目の交流戦の頂点に立った工藤監督は「みんなの一戦一戦の集中力が勝利につながった。若い選手もベテランも非常に頑張ってくれた」と総合力を勝因に挙げた。故障者続出で柳田、中村晃、東浜、森ら多数の主力が不在でも経験の浅い若手が躍動。交流戦で復帰したベテランが最後を締めた。左腕は涙もなく、記念球も「一応もらいました」とサラリ。そして、わびた。  「去年投げられなかったことが恥ずかしいし、時間がかかって申し訳ない。今季はもう離脱しないように頑張ります」  首位楽天と0・5ゲーム差で再びリーグ戦へ。再出発の38歳も、3年連続の日本一を狙うチームも本当の勝負はここからだ。 (安藤理) 交流戦優勝にソフトバンク・王貞治球団会長(79) 「みんなが自分の仕事をやってくれた。和田は重圧がかかる中、ベテランの味でいい投球をしてくれた。若手はいい経験を積めたし、故障者が戻ってくれば少し層が厚くなる」

◆いくら交流戦に強いソフトバンクでも、さすがに今年は厳しいとみていた。野手陣も投手陣も主力の離脱が相次ぎ、明らかな非常事態だった。  そんな中で、相変わらず、代役がしっかり仕事をこなした。リーグ戦では代走や守備固めのイメージが強い福田は、この3連戦だけで3本塁打と大暴れ。しかも、二塁手で先発出場し、中堅手に回るマルチな活躍だ。選手層が厚く、チーム全体のレベルが高いことを、これほど如実に物語る優勝はないだろう。  この勢いでペナントレースも...となるかというと、話は別。首位は楽天。他チームは「今年の楽天は違う」「落ちてくることはない」「自分たちが追いつかないといけない」と覚悟を決めている。パはハイレベルな混戦が期待できそうだ。  交流戦中にセの首位に立った巨人も、中継ぎ陣の不安は解消されていない上に、エース菅野が早々にKOされた。フォームのバランスを崩している。体調面で何かあるのか、心配になる。  広島も交流戦でダメージを負い、チーム全体のメンテナンスが必要になった。したがって、このまま両チームのマッチレースが続くかは疑問。セも混戦になる可能性を秘めている。 (サンケイスポーツ専属評論家)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
1152 0.688
(↑0.021)
-
(-)
075
(+5)
61
(+1)
32
(+2)
16
(+1)
0.233
(-)
3.160
(↑0.13)
2
(2↑)
ORIX
1061 0.625
(↑0.025)
1
(-)
167
(+9)
62
(+3)
6
(-)
19
(+2)
0.261
(↑0.007)
3.510
(↑0.05)
3
(1↓)
巨人
1170 0.611
(↓0.036)
1
(↓1)
085
(+1)
66
(+5)
23
(+1)
15
(-)
0.257
(↓0.005)
3.340
(↑0.02)
4
(1↑)
DeNA
1071 0.588
(↑0.025)
1.5
(-)
072
(+3)
70
(-)
22
(+1)
7
(-)
0.242
(↑0.001)
3.860
(↑0.23)
5
(2↓)
楽天
1070 0.588
(↓0.037)
1.5
(↓1)
173
(-)
69
(+3)
13
(-)
5
(-)
0.258
(↓0.004)
3.980
(↑0.03)
6
(-)
西武
1080 0.556
(↑0.027)
2
(-)
099
(+7)
79
(+3)
18
(-)
14
(-)
0.270
(-)
4.140
(↑0.06)
7
(-)
日本ハム
891 0.471
(↓0.029)
3.5
(↓1)
069
(+4)
81
(+8)
14
(+1)
9
(-)
0.250
(↓0.002)
4.190
(↓0.25)
8
(1↑)
中日
8100 0.444
(↑0.032)
4
(-)
078
(+8)
79
(+4)
7
(-)
7
(-)
0.265
(↑0.005)
4.380
(↑0.02)
9
(1↓)
ロッテ
8100 0.444
(↓0.027)
4
(↓1)
087
(+2)
93
(+6)
23
(-)
12
(-)
0.268
(↓0.002)
4.840
(↓0.1)
10
(-)
阪神
6102 0.375
(↓0.025)
5
(↓1)
074
(+3)
77
(+7)
9
(-)
17
(+1)
0.248
(↑0.006)
3.290
(↓0.09)
11
(-)
ヤクルト
6110 0.353
(↑0.04)
5.5
(-)
179
(+6)
94
(+2)
19
(+1)
6
(+1)
0.239
(↓0.001)
5.150
(↑0.2)
12
(-)
広島
4121 0.250
(↓0.017)
7
(↓1)
157
(+3)
84
(+9)
12
(-)
11
(-)
0.219
(-)
4.070
(↓0.27)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
38301 0.559
(↓0.008)
-
(-)
74336
(+1)
279
(+5)
94
(+1)
41
(-)
0.262
(↓0.001)
3.680
(↑0.01)
2
(-)
広島
37322 0.536
(↓0.008)
1.5
(-)
72292
(+3)
285
(+9)
67
(-)
48
(-)
0.250
(-)
3.320
(↓0.07)
3
(-)
阪神
35344 0.507
(↓0.008)
3.5
(-)
70290
(+3)
302
(+7)
51
(-)
52
(+1)
0.250
(↑0.002)
3.440
(↓0.02)
4
(-)
DeNA
33361 0.478
(↑0.007)
5.5
(↑1)
73276
(+3)
286
(-)
80
(+1)
23
(-)
0.244
(-)
3.770
(↑0.06)
5
(-)
中日
31390 0.443
(↑0.008)
8
(↑1)
73271
(+8)
281
(+4)
44
(-)
38
(-)
0.260
(↑0.002)
3.930
(-)
6
(-)
ヤクルト
28432 0.394
(↑0.008)
11.5
(↑1)
70325
(+6)
382
(+2)
82
(+1)
27
(+1)
0.237
(-)
4.790
(↑0.04)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
39301 0.565
(↓0.009)
-
(-)
73333
(-)
309
(+3)
76
(-)
24
(-)
0.257
(↓0.001)
4.240
(↑0.01)
2
(-)
ソフトバンク
38304 0.559
(↑0.007)
0.5
(↓1)
71297
(+5)
268
(+1)
99
(+2)
65
(+1)
0.250
(-)
3.360
(↑0.03)
3
(1↑)
西武
36331 0.522
(↑0.007)
3
(↑1)
73368
(+7)
355
(+3)
82
(-)
78
(-)
0.260
(-)
4.490
(↑0.02)
4
(1↓)
日本ハム
35334 0.515
(↓0.007)
3.5
(-)
71309
(+4)
300
(+8)
51
(+1)
31
(-)
0.257
(-)
3.850
(↓0.07)
5
(-)
ロッテ
33361 0.478
(↓0.007)
6
(-)
73315
(+2)
313
(+6)
89
(-)
50
(-)
0.249
(-)
4.070
(↓0.03)
6
(-)
ORIX
29365 0.446
(↑0.008)
8
(↑1)
73242
(+9)
294
(+3)
46
(-)
64
(+2)
0.230
(↑0.002)
3.740
(↑0.01)