1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本ハム | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 7 | 0 | 1 |
中日 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | X | 4 | 8 | 0 | 2 |
勝利投手:柳 裕也(8勝2敗0S) (セーブ:R.マルティネス(0勝3敗3S)) 敗戦投手:有原 航平(8勝3敗0S) 本塁打 |
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◆中日は初回、高橋の3ランで先制に成功する。その後1点を返されるも、6回裏に主砲・ビシエドのソロが飛び出し、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・柳が7回1失点の好投で、リーグ単独トップとなる今季8勝目。敗れた日本ハムは、打線が好機を生かしきれなかった。
◆中日高橋周平内野手が値千金の先制弾を放った。 1回2死一、二塁。日本ハム有原の初球、甘く入った140キロカットボールを完璧にとらえ、右中間最深部に6号3ランを決めた。 「入って良かった。ランナーを返せて良かったです」。チームが3連敗中と苦しむ中、試合前時点で今季8勝、防御率1点台だった有原からいきなりの1発。ナインを鼓舞する一打となった。
◆中日は1回、5番高橋の6号3ランで先制。日本ハムは3点を追う3回、1死三塁から内野ゴロの間に1点をかえした。 中日は2点リードの6回、4番ビシエドの中越え10号ソロで加点。先発柳は6回終了時点で5安打1失点と試合を作る。 中日は投打がかみ合い、連敗を3で止めた。先発柳は7回1失点でリーグ単独トップの8勝目。日本ハム有原は3敗目を喫した。
◆日本ハム清宮幸太郎内野手が3試合連続安打も勝利には届かなかった。3点を追う7回1死から代打で登場。外角低めのボール球を見極め、フルカウントからの6球目、143キロ直球を左越え二塁打とした。 代打では19日DeNA戦に続き2打席連続の長打。後続が断たれ、得点はならなかったが「落ち着けていけた。(状態は)悪くはないかなと思います」と冷静に受け止めた。
◆中日柳裕也投手が自身5連勝でリーグ単独トップとなる8勝目を手にした。1回裏に3点リードをもらうと、緩急の効いた投球で7回6安打1四球で1失点。これで交流戦3戦3勝となり、同戦防御率1・17はヤクルト石川と並んで12球団トップだ。 パ・リーグ最多勝争いトップの日本ハム有原に投げ勝ち、チームの連敗を3でストップ。「有原さんがいい投手なのは分かっている。連敗を止めたいという気持ちでマウンドに上がりました。初回の高橋周平様のホームランが大きかったです」と笑顔。 この日はガールズシリーズ2019の初戦だったこともあり、お立ち台では「今年で3年目になりますけど、3年連続で(イケメンコンテストで)ランキングを外れている。来年は心がイケメンランキングを作ってもらって、上位にしてもらいたい」と笑わせた。
◆日本ハム中田翔内野手が一矢報いる1発も、精彩を欠いた序盤を悔やんだ。3点ビハインドの9回先頭で、左越え15号ソロ。「何とか雰囲気を変えたいと思った」と主将らしい一撃も、最終回の反撃はこの1点止まり。 本塁打まで3打席無安打と好機をつくれず「もう少し早い回から投手を援護したかったけど、出来なくて申し訳ない」と反省した。
◆日本ハムのチーム勝ち頭の有原航平投手が2被弾で沈んだ。 初回、高橋に先制6号3ランを献上。6回はビシエドに左中間への10号ソロを浴びた。ともに変化球の失投を捉えられ「先に点を取られて、チームに流れを持ってこられなかった」。栗山監督は「みんなで力を合わせて勝ちきらないといけないけど、それができなかった」と振り返った。
◆チーム勝ち頭の日本ハム有原航平投手(26)が、中日打線に手痛い2被弾を食らって沈んだ。 「やっぱり先に点を取られて、チームに流れを持ってこられなかった」。初回は2死無走者から、失点した。大島に右前打、ビシエドには内角を突いたツーシームが体に直撃して死球。2人の走者を背負って、高橋に投じた初球、140キロのカットボールが甘く入り、ジャストミートされた。右中間へ先制の6号3ランを浴び、試合の主導権を奪われた。 6回も変化球が甘く入った。ビシエドへの2球目。134キロのスライダーが真ん中に入れば、相手の主砲は見逃してくれない。左中間へ10号ソロが着弾。負の流れは決した。2本のアーチで4失点。「もったいない。反省しないといけない」と話した。 栗山監督の勝負手も実らなかった。3点を追う7回の攻撃。代打清宮の二塁打で2死二塁の好機に、有原の打順で代打田中賢を起用。6回まで4失点ながら、65球しか投げていなかった有原を思い切って交代させた。指揮官は「あそこは攻めないと。後ろの2人(ロドリゲス、R・マルティネス)を考えたら、点を取らないと勝てない」。迷いなき決断も、結果にはつながらなかった。 チームにとって、中日3連戦はシーズン最初のヤマ場である5週連続6連戦の最終カード。初戦を先発陣の軸である有原で落とし、栗山監督は「みんなで力を合わせて勝ちきらないといけないけど、それができなかった」と悔しさをかみ殺した。交流戦明けの混パを抜け出すためにも、今が踏ん張り時だ。【木下大輔】
◆日本ハムは投打とも振るわず、中日に完敗した。前日21日と同様に投手陣は序盤に先行を許し、中盤に中押しされた。6回の失点シーンではミスも絡んだ。 3点ビハインドとなった6回2死一、三塁の守備。一塁走者は俊足の大島で、二盗を仕掛けられた場合はピッチャーカットの指示が出ていた。重盗で、三塁走者の生還を阻止するための策だった。実際に大島がスタートを切り、清水は井口へ送球しようとした。ただ、ボールを握り損ねたのか送球が浮き、井口はジャンプしても届かず。二塁のベースカバーも遅れ、センターへ送球が抜ける間に5点目を失った。 投打がかみ合わない現状で、ミスでの失点は致命傷につながる。8回にはダメ押し点も奪われ、打線も5安打1得点と元気がなく、試合を終えた。栗山英樹監督は「今、チーム状況的に苦しいのは分かっているので、しっかり取れるようにやっていきます」と声を絞り出した。 交流戦の戦績は8勝8敗1分けと勝率5割となった。23日の最終戦で2年連続の勝ち越しがかかる。「できる限り、精いっぱいやるしかない」。日本一になった16年は、今季と同じように中日に連敗後の3戦目での勝利が、球団新記録の15連勝の起点となった。3年前と同じ上昇気流に乗るために、交流戦ラストは負けられない。
◆中日の高橋が一回に今季初の3ランを放ち、貴重な先制点をもたらした。2死一、二塁で有原の初球カットボールをしっかりとバットに乗せて、振り切った。打球は右中間席へ飛び込み「走者をかえせて良かった」と言う。 6号は「打席に入った時にベルトが壊れたが、本塁打になってくれて良かった」とハプニングに見舞われながらも、14日以来の一発だった。これで3試合連続の安打。5月の月間MVPを受賞した主将は好調を維持し、存在感を示した。
◆日本ハムの有原は本塁打2本で4失点し、自身の連勝は3で止まった。一回2死から安打と死球でピンチを招き、高橋への初球のカットボールを痛打された。真ん中に甘く入り「先に失点して、流れを持ってくることができなかった」と悔やんだ。 その後はテンポよく抑えていたが、六回1死からビシエドに10号ソロを浴びた。七回に代打を送られて6回4失点、わずか65球で降板し「連戦でもっと長いイニングを投げないといけないのに」と唇をかんだ。 栗山監督 「交流戦は残り全部勝たねばならない状況。相手どうこうではなく、それができなかったということ」 清宮(代打で二塁打) 「落ち着いていた。(状態は)悪くない」
◆日本ハム・渡辺がグラウンドに出るなり、守備練習をしていた山梨・東海大甲府高の2学年先輩、中日・高橋の元へ駆け寄った。高校時代は寮で同部屋だったこともあり、オフは一緒にゴルフに出掛ける仲だ。先輩は5月度の「大樹生命月間MVP賞」を受賞。後輩は「僕も負けないように、結果を残さないといけない」と刺激を受けている。
◆3年目右腕の柳が7回6安打1失点の好投。自身5連勝でリーグ単独トップの8勝目を挙げた。一回に高橋の先制3ランが飛び出し「高橋周平さまの一発は助かりました」と感謝。チームの連敗を3で止め、「1年目、2年目(通算3勝9敗)と情けない思いをしてきた。もっともっと活躍してチームの勝利に貢献したい」と意気込んだ。 8勝目の柳に中日・与田監督 「内角と緩急をうまく使ったところがよかった」 先制の6号3ランに中日・高橋 「打席に入ったときにベルトが壊れて...。そのまま打った結果がホームランになってよかった」
◆リーグトップの8勝を挙げている有原は「立ち上がりに失点し、いい流れを持ってくることができなかった」と悔やんだ。一回に高橋に先制3ランを浴びるなど6回6安打4失点。65球で降板しての3敗目に「連戦で、もっと長いイニングを投げないといけないのに」と唇をかんだ。栗山監督は「有原がどうのこうのではなく、勝たないといけない」と厳しい表情だった。
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
10 | 4 | 2 | 0.714 (↑0.022) | - (-) |
2 | 68 (+8) | 53 (+3) | 30 (+3) | 15 (+1) |
0.236 (↑0.003) | 3.040 (-) |
2 (-) |
巨人 |
10 | 6 | 0 | 0.625 (↓0.042) | 1 (↓1) |
2 | 77 (+3) | 59 (+8) | 22 (+1) | 13 (-) |
0.258 (↓0.001) | 3.450 (↓0.31) |
3 (2↑) |
DeNA |
9 | 6 | 1 | 0.600 (↑0.029) | 1.5 (-) |
2 | 60 (+3) | 59 (+2) | 21 (+2) | 4 (-) |
0.242 (↓0.006) | 3.650 (↑0.11) |
4 (1↓) |
楽天 |
9 | 6 | 0 | 0.600 (↓0.043) | 1.5 (↓1) |
3 | 62 (+2) | 57 (+3) | 12 (+1) | 5 (-) |
0.256 (↓0.006) | 3.680 (↑0.03) |
5 (2↑) |
ORIX |
8 | 6 | 1 | 0.571 (↑0.033) | 2 (-) |
3 | 55 (+5) | 57 (+4) | 6 (+1) | 16 (+1) |
0.256 (↑0.003) | 3.670 (↑0.04) |
6 (2↓) |
西武 |
9 | 7 | 0 | 0.563 (↓0.037) | 2 (↓1) |
2 | 90 (+3) | 70 (+5) | 16 (-) | 13 (+2) |
0.276 (↓0.001) | 4.060 (↑0.04) |
7 (1↓) |
日本ハム |
8 | 7 | 1 | 0.533 (↓0.038) | 2.5 (↓1) |
2 | 64 (+2) | 67 (+4) | 13 (+1) | 9 (-) |
0.258 (↓0.002) | 3.850 (↓0.04) |
8 (-) |
ロッテ |
7 | 9 | 0 | 0.438 (↑0.038) | 4 (-) |
2 | 77 (+12) | 83 (+3) | 19 (+4) | 11 (-) |
0.261 (↑0.011) | 4.790 (↑0.12) |
9 (1↑) |
中日 |
6 | 10 | 0 | 0.375 (↑0.042) | 5 (-) |
2 | 64 (+4) | 74 (+2) | 7 (+2) | 6 (-) |
0.248 (↑0.001) | 4.620 (↑0.18) |
10 (1↑) |
阪神 |
5 | 9 | 2 | 0.357 (↑0.049) | 5 (-) |
2 | 65 (+5) | 68 (+3) | 9 (-) | 12 (-) |
0.236 (↑0.006) | 3.270 (↑0.02) |
11 (2↓) |
ヤクルト |
5 | 10 | 0 | 0.333 (↓0.024) | 5.5 (↓1) |
3 | 69 (+3) | 84 (+12) | 18 (+2) | 5 (-) |
0.238 (↓0.007) | 5.170 (↓0.51) |
12 (-) |
広島 |
4 | 10 | 1 | 0.286 (↓0.022) | 6 (↓1) |
3 | 52 (+4) | 72 (+5) | 12 (+1) | 11 (+1) |
0.216 (↑0.003) | 4.040 (↑0.01) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
37 | 29 | 1 | 0.561 (↓0.008) | - (-) |
76 | 328 (+3) | 272 (+8) | 93 (+1) | 39 (-) |
0.262 (↓0.001) | 3.720 (↓0.07) |
2 (-) |
広島 |
37 | 30 | 2 | 0.552 (↓0.009) | 0.5 (-) |
74 | 287 (+4) | 273 (+5) | 67 (+1) | 48 (+1) |
0.250 (-) | 3.290 (↓0.01) |
3 (-) |
阪神 |
34 | 33 | 4 | 0.507 (↑0.007) | 3.5 (↑1) |
72 | 281 (+5) | 293 (+3) | 51 (-) | 47 (-) |
0.247 (↑0.001) | 3.440 (↑0.01) |
4 (-) |
DeNA |
32 | 35 | 1 | 0.478 (↑0.008) | 5.5 (↑1) |
75 | 264 (+3) | 275 (+2) | 79 (+2) | 20 (-) |
0.244 (↓0.002) | 3.720 (↑0.03) |
5 (-) |
中日 |
29 | 39 | 0 | 0.426 (↑0.008) | 9 (↑1) |
75 | 257 (+4) | 276 (+2) | 44 (+2) | 37 (-) |
0.256 (↑0.001) | 3.970 (↑0.03) |
6 (-) |
ヤクルト |
27 | 42 | 2 | 0.391 (↓0.006) | 11.5 (-) |
72 | 315 (+3) | 372 (+12) | 81 (+2) | 26 (-) |
0.237 (↓0.001) | 4.790 (↓0.11) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
楽天 |
38 | 29 | 1 | 0.567 (↓0.009) | - (-) |
75 | 322 (+2) | 297 (+3) | 75 (+1) | 24 (-) |
0.257 (↓0.001) | 4.180 (↑0.02) |
2 (-) |
ソフトバンク |
37 | 29 | 4 | 0.561 (↑0.007) | 0.5 (↓1) |
73 | 290 (+8) | 260 (+3) | 97 (+3) | 64 (+1) |
0.251 (-) | 3.340 (-) |
3 (-) |
日本ハム |
35 | 31 | 4 | 0.530 (↓0.008) | 2.5 (-) |
73 | 304 (+2) | 286 (+4) | 50 (+1) | 31 (-) |
0.259 (-) | 3.760 (↓0.01) |
4 (-) |
西武 |
35 | 32 | 1 | 0.522 (↓0.008) | 3 (-) |
75 | 359 (+3) | 346 (+5) | 80 (-) | 77 (+2) |
0.261 (-) | 4.490 (↑0.01) |
5 (-) |
ロッテ |
32 | 35 | 1 | 0.478 (↑0.008) | 6 (↑1) |
75 | 305 (+12) | 303 (+3) | 85 (+4) | 49 (-) |
0.247 (↑0.003) | 4.040 (↑0.01) |
6 (-) |
ORIX |
27 | 36 | 5 | 0.429 (↑0.01) | 9 (↑1) |
75 | 230 (+5) | 289 (+4) | 46 (+1) | 61 (+1) |
0.228 (↑0.001) | 3.780 (↑0.01) |
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