ロッテ(★5対10☆)楽天 =リーグ戦9回戦(2019.05.19)・ZOZOマリンスタジアム=
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楽天
040001203101202
ロッテ
2020100005503
勝利投手:青山 浩二(1勝2敗0S)
敗戦投手:松永 昂大(1勝2敗0S)

本塁打
【楽天】浅村 栄斗(11号・7回表ソロ),ウィーラー(10号・7回表ソロ)
【ロッテ】鈴木 大地(4号・1回裏2ラン),レアード(15号・3回裏2ラン),レアード(16号・5回裏ソロ)

  DAZN
◆楽天がシーソーゲームを制した。楽天は両軍得点を取り合い5-5で迎えた7回表、浅村とウィーラーの2者連続本塁打が飛び出し、勝ち越しに成功する。そのまま迎えた9回には、浅村と銀次の適時打で3点を奪い、試合を決めた。3番手・青山が今季初勝利。敗れたロッテは、投手陣が崩壊した。

◆今季初出場初先発の楽天堀内謙伍捕手(22)が、最初の打席で同点適時打を放った。 2点を先制された直後の2回無死満塁からロッテ石川のシンカーを中前へ運ぶ2点適時打。「先制された後でしたので、何とかしたいと思ってました。追い込まれていたので、とにかく食らいつきました。リードの方もしっかり頑張りたいと思います」と気持ちよさそうに汗を拭った。

◆楽天茂木栄五郎内野手(25)が、勝ち越しの2点適時打を放った。 堀内の2点適時打で同点に追いついた直後の2回無死二、三塁から直球を左中間にはじき返し、第1打席に続く2打席連続の二塁打。「追い込まれていたのでコンパクトにいきました。試合前に金森さんと話をしてバットを短く、コンパクトに振ることを意識していました。その分バットがシャープに出てくれましたね」とうなずいた。 前日は疲労から今季初めてスタメンを外れ、そのまま出番がなかった。2試合ぶりに定位置の「1番遊撃」に戻り、早速結果を出した。

◆ロッテ・ブランドン・レアード内野手(31)が2打席連続本塁打となる16号ソロを放った。 同点の5回2死、楽天2番手の森原の初球。151キロの直球を左翼席へ運んだ。ベンチに戻ると恒例の魚を釣って、さばいて、すしを握って、三木に食べさせるパフォーマンスを披露し「三木がおなかを空かしているという情報を得ていたので、もう1貫握ってあげたよ。幕張スシ、さいGO!(さあ、行こう、最高)」。本拠地ZOZOマリンでは早くも10本目のアーチとなった。 3回2死一塁では、楽天先発福井の140キロの直球を左翼席は運ぶ2ランを放っていた。

◆楽天浅村栄斗内野手(28)が2試合連続となる11号ソロを放った。 同点の7回にロッテ松永の直球をバックスクリーン右へ運ぶ勝ち越し弾。前日8回の同点2ランに続く貴重な一撃に「とにかく塁に出ようと思っていました。入ってくれて良かったです」と笑顔を見せた。 さらにゼラス・ウィーラー内野手(32)も2者連続の10号ソロ。こちらも2戦連発となり「チームがいいムードだからね。そのいいムードに乗ることができて良かったよ」とご機嫌だった。

◆ロッテが鈴木の4号2ランで先制。楽天は2回、堀内、茂木の適時打で一時逆転も、3回にレアードの15号2ランで同点とされた。 ロッテは5回、レアードの2打席連続となる16号ソロで勝ち越し。楽天は6回、今江の右前適時打で再び同点とした。 楽天は7回に浅村の11号ソロで勝ち越し、ウィーラーの10号ソロで加点。9回にも追加点を挙げ10得点で快勝。青山が今季初勝利。ロッテ松永は2敗目。

◆ロッテはレアードの2打席連続弾などで2度リードするも守りきれず、3位に転落した。 先発石川が6回5失点で降板。中継ぎ陣も松永が浅村、ウィーラーに連続被弾するなど5失点した。前日に続き中軸の1発で試合をひっくり返され、井口資仁監督(44)は「同じ選手に打たれているので、次回やる時はしっかりやってほしい」。打線は2回2死満塁で岡がけん制死するなど好機をつぶし「ああいうところが大量点にいけないところ」と指摘した。

◆「逆転の楽天」だ。楽天が2試合連続の逆転勝ちで3カードぶりに勝ち越した。今季21勝のうち「14」を数える逆転勝ちは12球団最多。 1回に先発福井が4球で2点を先制されても、2回に4得点。ロッテ・レアードの2打席連発でリードを奪われても6回に追いつき、7回は浅村栄斗内野手とゼローズ・ウィーラー内野手の2者連続アーチで再び試合をひっくり返した。 「強引にいかないように」とバックスクリーン右に放り込んだ浅村の"個"の力が際立った7回に対し、9回は"線"でもぎ取った3点でダメ押しした。1死二塁から島内宏明外野手が中前打でつなぎ、浅村が2点打。死球の影響で欠場した2試合を除き、開幕から4番を張ってきた島内を2番に入れるオーダーが機能した。 平石監督は「ケガ人や状態の波もある。よりつながるような打順を考えた方がいいんじゃないか、と」。好調だったベテラン藤田が前日の試合で右股関節を痛めて登録抹消。何でも器用にこなし、今季出場40試合で出塁なしはわずか1試合、27試合連続出塁中の島内なら、浅村へのつなぎ役にもはまる。本人は「いやー、2番も難しいですよ」と笑うが、指揮官は「今後も柔軟にやっていきたい」。温めてきたオプションに手応えを得た。【亀山泰宏】

◆指揮官の起用に応えた。今季初出場初先発の楽天堀内謙伍捕手(22)が、最初の打席で貴重な2点適時打を放った。 守っても5点を失いながら8回まで5人の投手を懸命にリードし、ワンバウンドの変化球は体を張ってストップ。3カードぶりとなる勝ち越しでの2位浮上に、若い力がしっかりと貢献した。気持ちで食らいついた。2回1死満塁の今季初打席。堀内は真っすぐ2球で追い込まれた後、ロッテ石川のシンカーを中前にはじき返した。同点適時打に「ホッとした気持ちが強かったです」。直前のイニングで先発福井が4球で2点を失った責任を痛感していた。 「平石チルドレン」だ。高卒同期のオコエや村林らとともに、2軍監督時代の平石監督に指導を受けてきた。「できることをやらないことには、すごく厳しい人。でも、やっていることをちゃんと見ていてくれる。練習にも、必ず最後まで付き合ってくれました」。何時間も打撃投手役を務めてもらいながら、必死にバットを振った。グラウンドでは厳しさをのぞかせる一方で「同期の選手たちで平石さんの家でバーベキューに呼んでもらったことがあります」。長い時間を一緒に過ごし、信頼を深め、1軍の舞台で戦う今がある。 16日に今季初昇格。スタメンは2日前から伝えられていたという。前日まではベンチで入念に予習。この日の試合中も光山バッテリー兼守備作戦コーチや正捕手の嶋に助言を求めながら、ロッテ打線と相対した。平石監督は「最初のタイムリーは、ものすごくチームに勇気を与えた。落ち着いていたし、ブロッキングもしっかり止めていて、良かったと思う」とした上で、ロッテ・レアードに2打席連発を許した5回の場面に言及。「2死走者なしからのホームランは、バッテリーとして絶対に防がないと」と注文を忘れなかった。 本人も分かっている。「まだまだ1軍のリリーフ陣の良さを引き出し切れていない。取られちゃいけないところで、意思表示をもっとできないと」。平石監督は「堀内も(山下)斐紹も、今後ちょくちょく使っていく」と嶋の疲労軽減を考慮しながら長いシーズンを戦っていく覚悟を示している。全てを糧とし、22歳は1歩1歩成長していく。【亀山泰宏】

◆ロッテは19日、楽天9回戦(ZOZOマリン)の2-4で迎えた二回、3つの四球で2死満塁のチャンスをつくったが、2番・鈴木が3ボール2ストライクとなったところで、二塁走者の岡大海外野手(27)がけん制死となり、無得点で終わった。  2死満塁フルカウントとなり、全走者が投球と同時にスタートを切る場面で、楽天先発・福井が二塁へけん制球。頭から滑り込んだ岡に、二塁ベースに入った茂木がタッチし、際どいタイミングでアウトの判定。ロッテ・井口監督のリクエストがあったが、リプレー検証の結果、判定は覆らず、本拠地・ZOZOマリンスタジアムのファンから大きなため息がもれた。

◆ロッテのブランドン・レアード内野手(31)が19日、楽天9回戦(ZOZOマリン)の三回、左翼席へ豪快な15号同点2ランをたたき込んだ。  「打ったのはストレート。まだまだ試合はこれからだよ。幕張スシ、さいGO!(さあ、行こう、最高)」  カウント2-2からの5球目、楽天先発・福井の甘く入った直球をジャストミート。打った瞬間一塁ベンチを指さし喜びを爆発させ、一塁へ歩みを進めた。  レアードの2試合ぶりとなる一発で、球場のボルテージは最高潮に達した。

◆ロッテのブランドン・レアード内野手(31)が19日、楽天9回戦(ZOZOマリン)で五回、三回の同点弾に続いて2打席連発となる勝ち越しの16号ソロを放った。  五回2死走者なしから、楽天2番手・森原の初球の151キロ直球を一振りで仕留めた。左翼席へと飛び込む弾丸ライナー。喜びを爆発させながらダイヤモンドを1周し、ベンチ前ですしを握り、握ったすしを三木に食べさせるおなじみのパフォーマンス。「三木がおなかを空いているという情報を得ていたので、もう1貫握ってあげたよ」と笑顔を見せた。

◆ロッテの石川歩投手(31)が19日、楽天9回戦(ZOZOマリン)で今季7度目の先発。6回を投げ、6安打5失点でマウンドを降りた。  「毎回こういう形にしてしまいチームに申し訳ないです」  一回に打線が2点を先制した直後の二回、2四球などで1死満塁のピンチを招き、9番・堀内にを許す中前2点打。続く茂木にも左中間へ2点適時打を浴び、勝ち越された。  五回にレアードの2打席連続本塁打で逆転した直後の六回にも、1死一、三塁から7番・今江に同点打を浴びた。  6年目の今季、初めて開幕投手を務めた石川だったが、腰痛での離脱もあり、12日の前回登板で初勝利。勢いに乗りたいところだったが、連勝とはならなかった。

◆ロッテは19日、楽天9回戦(ZOZOマリン)に5-9で逆転負け。連敗で貯金がなくなり、日本ハムと並ぶ3位に後退した。  5-5の七回、2番手で登板した松永が、2死から楽天の3番・浅村、4番・ウィーラーに連続本塁打を浴び、勝ち越しを許した。  前日18日の試合でも、1点リードの八回に3番手の唐川が、3番・浅村に同点2ラン、4番・島内にも勝ち越し弾と2者連続の本塁打を浴び、敗戦。頼みの救援陣が2日続けて終盤に相手3、4番に連発を許した状況に、井口監督は「バッテリーがあとを急いでいるのか。同じ選手に打たれているので、次回やるときはしっかりいってほしい」と改善を求めた。  今季開幕投手を務めた先発の石川も2度のリードを守れず、6回6安打5失点で降板し「毎回こういう形にしてしまい、チームに申し訳ないです」と言葉は少なかった。指揮官も「球自体はだいぶ力強くなってきたが、まだまだゲームをつくれていないので、もう少しビシっといってほしい」と言及。また、二回2死満塁のチャンスで二塁走者の岡が牽制(けんせい)死した走塁に関しても「ああいうところが、大量点にいけないところ」と苦言を呈した。

◆楽天の堀内が今季初出場し、二回の今季初打席で同点の2点打を放った。1死満塁で石川のシンカーを中前に運び「ストライクは何でも振るつもりだった」という必死さが好結果につながった。  先発マスクをかぶり、制球が定まらない福井を苦心してリードし、チームの勝利に貢献した。それでもレアードに2打席連続で一発を許し「2本目の本塁打は余計だった。しっかり注意していれば防げた」と反省も忘れなかった。

◆同点の七回に2番手・松永が浅村、ウィーラーに2者連続本塁打を浴び、2試合連続で逆転負け。貯金がなくなり、3位タイに後退した。先発の石川も2度のリードを守れず、6回5失点で降板し、「毎回こういう形にしてしまい、チームに申し訳ない」と猛省。井口監督も「球自体は力強くなってきたが、まだまだゲームをつくれていない」と厳しい表情で試合後に細谷、松田、高浜の2軍降格が決まった。 三、五回に2打席連続本塁打を放ったロッテ・レアード 「状態はいいので、シーズンを通してコンスタントにこのペースで、チームの勝ちに貢献したい」

◆両リーグ最多、今季14度目の逆転勝ちの立役者となった。楽天・浅村栄斗内野手(28)が、5-5の七回2死無走者で松永の速球を捉え、バックスクリーンの右へ勝ち越し弾。「入るとは思わなかった」と冷静に振り返った。  六回に追い付き、一気に勝ち越したい場面での強烈な一発は、平石監督を「あの弾道であそこにほうり込む選手はなかなかいない」とうならせた。7-5の九回には、左中間を破る2点二塁打で勝利を決定づけた。2試合連続の本塁打を含む2安打3打点。八回に同点2ランを放って逆転勝ちを演出した18日に続く殊勲打でチームを単独2位に浮上させた。  チームは勝率5割付近で一進一退が続くが、今季フリーエージェント(FA)で加入した強打者が、西武時代に2度打点王に輝いた実績通りの働きを見せた。 七回、浅村に続いて10号ソロを放った楽天・ウィーラー 「いいムードに乗ることができた」

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
24172 0.585
(↑0.01)
-
(-)
100184
(+4)
156
(+2)
56
(+3)
41
(-)
0.259
(-)
3.200
(↑0.02)
2
(2↑)
楽天
21201 0.512
(↑0.012)
3
(-)
101211
(+10)
203
(+5)
53
(+2)
14
(-)
0.260
(↑0.002
4.590
(↓0.01)
3
(1↓)
日本ハム
20202 0.500
(↓0.013)
3.5
(↓1)
101169
(+2)
157
(+4)
25
(-)
14
(-)
0.253
(↑0.001)
3.520
(↓0.05)
3
(1↓)
ロッテ
20201 0.500
(↓0.013)
3.5
(↓1)
102176
(+5)
171
(+10)
49
(+3)
33
(-)
0.244
(↓0.002)
3.740
(↓0.16)
5
(-)
西武
20211 0.488
(↑0.013)
4
(-)
101216
(+9)
225
(+3)
52
(+2)
53
(+1)
0.253
(↑0.004)
4.670
(↑0.04)
6
(-)
ORIX
16233 0.410
(↓0.011)
7
(↓1)
101137
(+3)
181
(+9)
32
(-)
36
(+1)
0.223
(↓0.002)
3.940
(↓0.12)