ロッテ(☆5対4★)オリックス =リーグ戦1回戦(2019.04.09)・ZOZOマリンスタジアム=
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ORIX
00031000004921
ロッテ
0100100021X51102
勝利投手:益田 直也(2勝0敗1S)
敗戦投手:近藤 大亮(0勝1敗0S)

本塁打
【オリックス】若月 健矢(1号・5回表ソロ)
【ロッテ】レアード(7号・5回裏ソロ),角中 勝也(3号・9回裏2ラン)

  DAZN
◆ロッテが劇的なサヨナラ勝ち。ロッテは2点を追う9回裏、角中の2ランが飛び出し同点とする。続く延長10回には、1死満塁から鈴木が適時打を放ち、試合を決めた。投げては、5番手・益田が今季2勝目。敗れたオリックスは、9回に登板した3番手・澤田が踏ん張れなかった。

◆ロッテ鈴木大地内野手が今季初打点を挙げた。0-0の2回1死一塁、オリックス先発アルバースの初球、121キロのスライダーを右中間へはじき返す二塁打。 一塁走者の角中が生還し、25打席目で初打点となった。「僕自身もそうですし、チームとしてもそうですが、とにかく必死にやるだけなので。涌さん(涌井)に勝ちをつけられるように、勝つだけです。勝ちます」と気を引き締めた。

◆オリックス吉田正尚外野手(25)が2戦連続タイムリーを放った。3番左翼でスタメン出場。 4回、1-1の同点の場面で、無死二塁から涌井が投じた低めの変化球をとらえ、右中間を破る適時二塁打で勝ち越しに成功した。吉田正は「ランナーがいたのでつなぐことを意識して打席に入りました。タイムリーになってくれて良かったです」とコメントした。頼れる主砲のエンジンがかかってきた。

◆オリックス若月健矢捕手(23)が、ホームラン・ラグーンへ飛び込む1号ソロを放った。 2点リードで迎えた5回先頭で迎えた打席、涌井が投じた真ん中高めの変化球を振り抜き、打球は高々と上がり、今季から新設された左翼のラッキーゾーンに吸い込まれた。若月は「打った瞬間はどうかな、と思いましたが、うまく風に乗ってくれましたね」とコメントした。

◆ロッテ鈴木大地内野手が初球で決めた。延長10回1死満塁、オリックス近藤の初球。146キロの直球を右翼線へ運んだ。 「絶対回ってくると思っていたので準備はできていた。うれしすぎて覚えていないが気づいたら(加藤)翔平が目の前にいて、みんながいてうれしかった」。一塁でヘルメットを投げて喜んだ。 3月29日の楽天との開幕戦はベンチで迎えた。出場機会はなく、チームが勝っても喜べない自分がいた。「試合に出られないのはめちゃめちゃ悔しかった。心が折れたら終わりなので、今できることを100%やるだけです」。打席ではファンの声援を力に変え、ベンチにいる間は最前線に立ち声を出し続けた。 4日の西武戦から今季不振に苦しむ4番井上に代わり一塁を守り始めた。「本当の4番が戻って来ても出られるように頑張る。自分を変えられないくらいの結果を残せばいいと思っている」と力を込める。 井口監督は「(鈴木は)チームの核になる選手。『必ず(レギュラーに)戻る日はある』と伝えていた。井上が不調のところでよくきめてくれた」と目を細めた。ロッテには鈴木の存在が欠かせない。【久永壮真】

◆オリックス中継ぎ陣が踏ん張れず、またも目前まで迫った勝利を逃した。 2点リードで迎えた9回、守護神増井が3連投による休養で2点リードの9回には沢田がクローザーとして登板。無死一塁から角中に真ん中直球をとらえられ、バックスクリーンに運ばれる同点2ランを被弾。延長10回には近藤が1死満塁のピンチを招き、鈴木に右翼へのサヨナラ打を浴びた。西村徳文監督は「継投で負けるのは全て監督の責任になってくる」と敗戦を悔やんだ。 打線もあと1本が出なかった。試合序盤は1番福田、2番西浦が機能し、足を絡めた攻撃で得点を重ねた。しかし6、7回と得点圏にランナーを進めるも、追加点を奪うことができなかった。指揮官は「チャンスを作ってもそれをつぶして流れが向こうに行ってしまう。ワンチャンスをものにしないといけない」。この日の敗戦により、チームは再び単独最下位に沈んだ。

◆ロッテ・ブランドン・レアード内野手が5回に7号本塁打。開幕10試合で7本塁打以上は09年金本(阪神)以来で、パ・リーグでは8本打った89年ブーマー(オリックス)以来30年ぶり2人目。 また本拠地ZOZOマリンではこれで4試合連続本塁打。ロッテの選手が同球場で4戦連発は、95年7月6~14日初芝以来2人目となった。

◆ロッテはブランドン・レアード内野手、角中勝也外野手の1発で、本塁打が20本目。開幕10試合でチーム20発以上は04年巨人(24本)以来で、パ・リーグでは80年南海(21本)86年近鉄(20本)に次いで33年ぶり3度目。 ロッテでは毎日時代の50年に記録した18本を上回る球団最多。

◆ロッテの選手会長、鈴木大地内野手(29)が二回、右中間への先制適時二塁打を放ち、今季初打点をマークした。  「僕自身もそうですし、チームとしてもそうですが、とにかく必死にやるだけ。涌さん(涌井)に勝ちをつけられるように、勝つだけです。勝ちます」  0-0の二回1死一塁、オリックス先発・アルバースの初球のスライダーをとらえ、右中間を真っ二つ。一塁走者の角中が本塁へ激走し、貴重な先取点をもぎとった。  8年目の今季、オープン戦では29打数9安打、打率・310の活躍を見せたが、日本ハムから加入した2016年本塁打王、レアードに開幕サードの座を譲った。開幕戦では鈴木の出番はなく、15年からの連続試合出場が「532」でストップした。  それでも与えられた場所で懸命なプレーを見せる背番号7。開幕6戦目の4日の西武戦(メットライフ)からは不振の主砲・井上に代わり、一塁でスタメン出場が続く。本職ではないため、ファーストミットは同僚の三木から借りものだが、攻守に奮闘する。どんな状況でも貪欲に勝利を追い求める鈴木の存在が、ここ一番で光った。

◆ロッテのブランドン・レアード内野手(31)が9日、オリックス1回戦(ZOZOマリン)に「5番・三塁」で出場し、五回に12球団トップを独走する7号ソロ。開幕3連戦に続き、本拠地では4戦4発となった。  「打ったのはストレート。風のおかげだね。幕張の風ありがとう。幕張スシ、さいGO(最高、さあ、行こう)」  1-4で迎えた五回の先頭打者として打席へ入ったレアード。オリックス先発・アルバースが2-2から投じた5球目の直球を、鮮やかに左翼席へ運んだ。  ダイヤモンドを1周したレアードは、ダッグアウト前でチームメートとハイタッチ。もはやZOZOマリンでおなじみとなった、魚を釣って、さばいて、握るという一連の動作の"新すしポーズ"を笑顔で披露した。  39本塁打を放ち本塁打王に輝いた2016年でも、7号到達は開幕30試合目の5月3日だった。今季はそれより20試合も早い開幕10試合目での到達。新加入の助っ人砲が、超ハイペースでアーチを量産している。

◆ロッテの涌井秀章投手(32)が9日、オリックス1回戦(ZOZOマリン)で今季2度目の先発。5回で7三振を奪ったが、81球を投げ6安打4失点。リードを許して降板した。  三回までは1人の走者も出さない完璧なピッチング。しかし四回に3連打と2つの盗塁も絡み3点を失うと、五回には先頭の若月に左翼席の「ホームランラグーン」にたたき込まれるアンラッキーなソロ本塁打を浴び、追加点を許した。  前回登板の2日西武戦(メットライフ)では、4回0/3を投げ、9安打5失点で敗戦投手。今季から背番号を「18」に変更した右腕だが、今季2度目の先発登板でも白星を手にすることはできなかった。

◆オリックスの1番福田、2番西浦が1点を追う四回に3点を奪う起点となった。先頭の福田が左前打で出塁してすかさず二盗を決めると、西浦が「ランナーを進めようと内角球を引っ張った」と右前に適時打を放った。  西浦も直後に二盗を決め、後続の二塁打で本塁を踏んだ。「1、2番が機能すれば点は入る」と西村監督が言うように、2人がそつのない攻撃を見せた。

◆ロッテの角中勝也外野手(31)が9日、オリックス1回戦(ZOZOマリン)に「4番・左翼」で出場し、2-4の九回、今季4号となる中越えの同点2ランを放った。  「打ったのはストレート。チェンジアップを頭に入れながらだったが、うまく捉えることができた。ただただ、勝ちたいです」  2点を追う九回無死一塁、1ボール2ストライクからオリックス3番手・沢田の4球目の直球を鮮やかにバックスクリーンへと運んだ。  5日のソフトバンク1回戦(ヤフオクドーム)の延長十回に放った、決勝の右越え3ランに続く3号アーチ。またしても持ち前の勝負強さを発揮した。

◆ロッテの荻野貴司外野手(33)が9日、オリックス1回戦(ZOZOマリン)の八回に代打で登場し、1安打&今季初盗塁をマークした。  荻野は2-4の八回、先頭だった「8番・捕手」江村の代打で登場。3球目の甘く入った変化球を中前に鮮やかにはじき返した。  1死後、代打・清田の打席の初球で二盗にも成功。惜しくも得点とはならなかったが、チャンスを演出した。  ナイターの試合前には、同じく本拠地・ZOZOマリンで午前11時開始だったイースタン・リーグの楽天戦に「2番・左翼」で先発出場。5打数2安打を放った。  オープン戦では打率・059(17打数1安打)と苦しみ開幕スタメンを外れた。プロ10年目を迎える経験豊富な荻野が朝から1日2試合に出場し、3安打の"猛打賞"で復調をアピール。チームはシーズン開幕後も1番を固定できず苦しむとあって、井口監督も「少しずつ調子が上がってきているのかなと。やっぱり彼が1番にいることによって、もっともっとつながりが出てくる」と期待を寄せた。

◆ロッテは9日、オリックス1回戦(ZOZOマリン)に、5-4でサヨナラ勝ちを収めた。  延長十回、1死満塁からサヨナラの右前適時打を放った鈴木大地内野手(29)について、井口監督は「いいところで打ってくれた。チームの核になる選手ですから、井上の不調のときにしっかりカバーしてくれたり、今はファーストのポジションですけどしっかり仕事をしてくれたと思います」とたたえた。  指揮官は2点を追う土壇場の九回に起死回生の同点2ランを放った角中勝也外野手(31)にも最敬礼。「しっかり4番を任せているので、こういうところでしっかり仕事をしてくれてありがたいと思います」と目を細めた。  チームは2点のビハインドを追いついての逆転勝利。「中継ぎもしっかり踏ん張ってくれて、打線もしっかり点を取れていて、こうやってひっくり返せる力はついてきたと思う」と、5位からの巻き返しへ力を込めた。

◆オリックスは4-2の九回に沢田が同点2ランを許し、延長十回には近藤がサヨナラ安打を浴びた。西村監督は「継投で負けるのは監督の責任」とかばった。  抑えの増井は直近の楽天戦で3連投していたため休ませることが決まっていた。九回に追い付かれる試合が目立っており、監督は「ずっと同じ展開」と悩ましげだった。 沢田(九回に同点2ランを浴び) 「後悔はない。次につなげていきたい」 アルバース(7回2/3を2失点) 「前回に比べて思う通りにコントロールできた」 頓宮(四回に適時打) 「逆転していい流れで来ていたので、流れを切らないようにと思っていた」 若月(五回に1号ソロ) 「打ったのはカットボール。うまく風に乗ってくれた」

◆4番・角中が2点ビハインドの九回に起死回生の同点2ラン。無死一塁から沢田の速球をバックスクリーン右に運んだ。不振で2軍落ちした井上に代わって4番に入る主砲は、5日のソフトバンク戦でも延長十回に決勝3ラン。「去年から井口監督が『試合終了まで諦めるな』という話をされていて、僕に言われていると思ってやってきた」と胸を張った。

◆負ければ単独最下位となる危機を救ったのは、悩めるチームリーダーだった。殊勲のロッテ・鈴木大地内野手(29)は、一塁を回ったところで仲間に囲まれ、歓喜のシャワーを浴びた。  「うれしすぎてあまり覚えてないですけど、気づいたらみんながいてくれて、最高でした」  2-4の九回、角中の起死回生の2ランで同点とし、迎えた延長十回1死満塁だ。オリックス4番手・近藤の初球を鈴木が無心で振り抜き、サヨナラの右前打となった。  自身3度目のサヨナラ打。前回は2017年9月24日、井口監督の引退試合だった。その尊敬する指揮官から3月下旬、開幕スタメンを外れることを宣告された。今季は定位置の三塁に日本ハムからレアードが加入。開幕戦は鈴木の出番はなく「悔しくないかといわれれば、めちゃくちゃ悔しかった」。15年から続いていた連続試合出場は「532」で止まった。  それでも「心が折れたら終わりなんで」と、4日の西武戦からは不振の主砲・井上に代わり、本職ではない一塁で先発出場。井口監督の「必ずレギュラーに戻る日はある」という言葉を信じ、同僚の三木にミットを借りながら、攻守で懸命なプレーを続けている。  「本当の4番(井上)が帰ってきても、試合に出られるように頑張ります!」とお立ち台で力強く宣言。ファンに愛される29歳は、大歓声に笑顔で応えた。 (浜浦日向) 逆転勝利にロッテ・井口監督 「先発の涌井が4点を取られたが、中継ぎ陣が踏ん張ってくれた。打線も試合をひっくり返す力がついてきた」

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
622 0.750
(-)
-
(-)
133
(-1)
48
(+3)
32
(+3)
19
(-)
7.000
(↑2)
0.000
(-)
2
(-)
楽天
631 0.667
(↑0.042)
0.5
(↓0.5)
133
(-1)
52
(+7)
33
(+6)
10
(+1)
2.000
(-)
0.000
(-)
3
(-)
西武
550 0.500
(↓0.056)
2
(↓0.5)
133
(-1)
62
(+6)
44
(+7)
11
(+1)
11.000
(↑1)
0.000
(-)
4
(1↑)
ロッテ
460 0.400
(↑0.067)
3
(↑0.5)
133
(-1)
45
(+5)
67
(+4)
20
(+2)
9.000
(↑2
0.000
(-)
5
(1↓)
日本ハム
352 0.375
(-)
3
(-)
133
(-1)
32
(+3)
50
(+3)
5
(-)
2.000
(-)
0.000
(-)
6
(1↓)
ORIX
253 0.286
(↓0.047)
3.5
(↓0.5)
133
(-1)
26
(+4)
39
(+5)
4
(+1)
14.000
(↑2
0.000
(-)