◆DeNAは10日、球団創設70周年のイベントの一環として、球団創設の地でもある山口・下関で予定していた広島とのオープン戦が、雨天のため中止と発表した。

◆DeNAは10日、球団創設70周年のイベントの一環として、球団創設の地でもある山口・下関で予定していた広島とのオープン戦が、雨天のため中止と発表した。 試合で着用する予定だった「大洋ホエールズ復刻ユニホーム」に身をまとったラミレス監督は「すごく残念。特別なユニホーム。このチームが創設された場所でもあるし、試合をしたかった」と話した。下関に入った前日9日には、フグ刺しなどの名物を食べた。「すごくおいしかった」と満足そうだった。

◆１０日に山口・下関市で予定されていたＤｅＮＡ－広島のオープン戦は雨のため中止となった。先発の浜口は、３日のファームの日体大戦に続く、２度目の雨天中止となった。 　下関市は１９４９年に球団の前身「大洋ホエールズ」の発祥の地で、この日の試合は当時の復刻ユニホームを着る予定だっただけに、浜口は「残念です。あのユニホームを着て投げたかった」と残念そうに球場を後にした。２度の先発が流れた浜口は１３日の楽天戦（静岡）で登板が予定されている。

◆ＤｅＮＡは球団創設７０周年事業として、球団創設の地、山口県下関市の試合で、大洋時代の復刻ユニホームでのぞむ予定だった。ラミレス監督は「歴史ある特別なこの場所に戻り、ファンもわれわれも楽しみにしていたが、残念な形になった」と無念さをにじませた。 　前夜は地元グルメを堪能したそうで「ふぐ刺しもクジラもすごくおいしかった。ぜひ皆さんも下関に来てほしい」と語った。

◆朝から降りやまない雨に２新人は歯がゆそうだった。走攻守でアピールを続ける広島ドラフト１位の小園（兵庫・報徳学園高）は「試合をやりたかったけど、このような天候で試合はできない。仕方ない」と話した。 　９日のＤｅＮＡ戦で安打を放った同６位の正随（亜大）は「まだまだという思いしかない」と１軍生き残りに危機感。対外試合では持ち味の長打がなく「残されたチャンスをしっかりものにするだけ」と口元を引き締めた。

◆広島は１０日、悪天候により午前９時３０分にＤｅＮＡ戦（下関）の中止が決まった。チームは午前のうちに新下関から新幹線に乗って、広島に戻った。 　ドラフト１位・小園海斗内野手（１８）は＝報徳学園高＝は実戦でのアピールの場が減ったことについて、「試合はやりたかったですけど、このような天候なら仕方ないです。次の試合に向けて準備をしたい」と気持ちを切り替えた。１軍首脳陣は１５日からのウエスタン・リーグ開幕を１軍と２軍を振り分けるひとつの目処としており、１２日からの日本ハムとの２連戦（マツダ）、１４日のオリックス戦（シティ信金スタ）は開幕１軍を目指す若手にとって大事な三番勝負となる。ドラフト６位・正随優弥外野手（２２）＝亜大＝は、「残されたチャンスをしっかりものにするだけ。どういう振り分けになるかは自分次第です」とアピールを誓った。

◆ＤｅＮＡ戦は雨のため午前９時３０分に中止が決定。走攻守でアピールを続け、１軍生き残りを図るＤ１位・小園（報徳学園高）は「試合をやりたかったですけど、このような天候なら仕方がないです。その分、試合に向けてしっかり準備をしたい」と切り替えた。

◆１９４９年に球団の前身「大洋ホエールズ」が誕生した山口・下関市での球団創設７０周年記念試合は、雨で中止となった。ラミレス監督は「球団の歴史がある町での記念の試合だったので残念」と無念の表情。先発予定だった浜口は１３日の楽天戦（静岡）で先発し、この日着る予定だった当時の復刻ユニホームは、２１日の日本ハム戦（横浜）で着用することが発表された。