日本ハム(-雨天のため試合前中止-)ロッテ =オープン戦2回戦(2019.03.07)・日本ハム鎌ケ谷球場=
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ロッテ
0
日本ハム
0
勝利投手:-
敗戦投手:-
  DAZN
◆ロッテはオープン戦が初めて中止となった。キャンプから実戦を重視してきた井口監督は「2軍の試合もある。1、2軍関係なく」と話し、8日に2軍が専大と行う練習試合にドラフト1位ルーキー藤原(大阪桐蔭高)ら7選手を出場させる方針を示した。  藤原は自主練習も含めて黙々とバットを振り込み「今の時期は打席に立つことが大事だと思うので、すごくいい経験になる」と意気込んだ。

◆日本ハムの加藤は登板予定だった試合が雨天中止となり、投球練習で約60球を投げ込んだ。先発枠入りを目指し、代わりに9日の春季教育リーグの楽天戦(鎌ケ谷)に登板する予定で「しっかり投げたい。やらないと」と気合を入れた。  29日のシーズン開幕が近づき、定位置奪取を狙う選手にとってはアピールの機会が減るのは痛い。栗山監督も「やりたかったが、こういうことは想定のもとで動いている」と渋い表情で語った。

◆日本ハムとのオープン戦が中止となり、D1位・藤原(大阪桐蔭高)は、室内練習場で居合わせた同校の先輩・中田に緊張の初あいさつ。「よろしく、と言われました。やっぱり大きかったです」と笑顔を見せた。8日は2軍の専大との練習試合に出場。開幕1軍への絞り込みも進む中で、「今の時期は試合に出る方が成長できる」と眼光を鋭くした。

◆左内転筋の肉離れで出遅れていたが、前日6日の教育リーグ・ロッテ戦で実戦復帰した中田は、出場予定だった1軍のロッテ戦が中止となり「打席に立ちたかったのが本音」と残念がった。次のオープン戦は9日の阪神戦。大阪桐蔭高時代に沸かせた甲子園で行われる。「結果はどうであれ打席に立つことが大事。どんどん積極的に打ちにいく姿勢を見せたい」と見据えた。

◆ロッテ・井口資仁監督(44)は7日、今季開幕戦となる29日の楽天戦(ZOZOマリン)で井上晴哉内野手(29)を4番起用することを明言した。  昨季チームトップ24本塁打を放った大砲は、ここまで紅白戦を含む実戦16試合で37打数10安打、本塁打は0。チームにはレアード、バルガスと長距離砲が加入したが、指揮官は「当たりはいいものが出ている。あとは角度だけ」と29歳への揺るぎない信頼を口にした。  現役の日本人選手最重量、体重120キロの井上は、理想の打撃を求めて試行錯誤の日々が続いている。日本ハム戦(鎌ケ谷)が雨天中止となり、全体練習後も特打を敢行した。  「4番を任されるからには、恥ずかしい姿は見せられない。悪くても下を向かないとか去年、学んだことがある」と井上。強い決意で、ロッテ打線の中心に座る。(浜浦日向)

◆日本ハムは7日、ロッテとのオープン戦(鎌ケ谷)が雨天中止。9年目の斎藤佑樹投手(30)が、9日の阪神戦(甲子園)で早実高のエースとして夏の甲子園を制した2006年以来、13年ぶりに高校野球の聖地で先発することが正式決定した。  「場所はどこでも変わらない。結果を求めて、やるしかない。結果を残すことは第一優先です」  平成の甲子園を彩った感動のマウンドが蘇る。09年のオール早慶戦や15年に阪神との交流戦で救援登板していたが、先発はプロ入り後初めて。駒大苫小牧高の田中将大(現ヤンキース)と引き分け再試合の死闘を演じて以来だ。  この日はブルペンで30球の投球練習を行い、調整した。聖地凱旋(がいせん)は、開幕ローテ入りへの生き残りをかけたマウンド。ここまで実戦では、計2試合で5回無安打無失点と結果は残している。  評論家時代に早実高の斎藤を取材した栗山監督は「斎藤佑樹のすごさは間近で見ていた。自分らしく輝いてくれることを祈っています」と期待を込めた。聖地のマウンドで、背番号1が再び花を咲かせる。(中田愛沙美) ★斎藤・夏の甲子園VTR  早実高3年時に2季連続で出場し、"ハンカチ王子"として注目を集めた。中田(現日本ハム)擁する大阪桐蔭高との2回戦から1人で投げ抜いて勝ち上がり、決勝は駒大苫小牧高(北海道)と対戦。田中(現ヤンキース)と投げ合い、延長15回、1-1で引き分けた。翌日の再試合も6安打3失点、13奪三振で完投し、4-3で勝利。7試合に登板し、948球を投げ6勝、防御率1.17の好投で悲願の優勝を成し遂げた。

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ロッテ
300 1.000
(-)
-
(-)
22
(-)
11
(-)
2
(-)
6
(-)
0.304
(-)
3.330
(-)
1
(-)
楽天
200 1.000
(-)
0
(-)
14
(-)
6
(-)
5
(-)
0
(-)
0.303
(-)
2.500
(-)
1
(-)
広島
301 1.000
(-)
0
(-)
24
(-)
10
(-)
4
(-)
0
(-)
0.298
(-)
2.500
(-)
4
(-)
ソフトバンク
310 0.750
(-)
0.5
(-)
16
(-)
15
(-)
4
(-)
2
(-)
0.244
(-)
3.750
(-)
5
(-)
ORIX
210 0.667
(↑0.167)
1
(↑0.5)
14
(+5)
6
(-)
1
(-)
4
(+2)
0.286
(↓0.017)
1.330
(↑0.67)
6
(3↑)
DeNA
222 0.500
(↑0.167)
1.5
(↑0.5)
20
(+5)
19
(-)
5
(+1)
3
(-)
0.245
(↑0.006)
2.940
(↑0.62)
7
(2↓)
ヤクルト
340 0.429
(↓0.071)
2
(↓0.5)
27
(-)
32
(+5)
8
(-)
6
(-)
0.245
(↓0.006)
4.030
(↓0.25)
8
(1↓)
巨人
230 0.400
(-)
2
(-)
14
(-)
22
(-)
4
(-)
3
(-)
0.236
(-)
4.300
(-)
9
(-)
日本ハム
121 0.333
(-)
2
(-)
15
(-)
14
(-)
4
(-)
1
(-)
0.276
(-)
3.340
(-)
9
(2↓)
中日
240 0.333
(↓0.067)
2.5
(↓0.5)
17
(-)
29
(+5)
3
(-)
2
(-)
0.201
(↓0.015)
4.830
(↓0.03)
11
(-)
西武
130 0.250
(-)
2.5
(-)
18
(-)
24
(-)
4
(-)
1
(-)
0.241
(-)
3.860
(-)
12
(-)
阪神
040 0.000
(-)
3.5
(-)
7
(-)
20
(-)
3
(-)
3
(-)
0.200
(-)
5.630
(-)