1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 | 10 | 0 | 0 |
ORIX | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 |
勝利投手:則本 昂大(7勝10敗0S) 敗戦投手:東明 大貴(0勝2敗0S) |
◆楽天は4回表、島内が適時打を放ち、先制に成功する。そのまま迎えた9回には、田中、銀次、ウィーラーの適時打で3点を奪い、試合を決めた。投げては、先発・則本が8回4安打無失点の快投で今季7勝目。敗れたオリックスは、打線が15三振を喫するなど精彩を欠いた。
◆ 楽天松井裕樹投手(22)は5日のオリックス戦で通算99セーブ目を挙げ、史上31人目の100セーブに王手。 100セーブの最年少記録は12年山口(DeNA)の25歳1カ月で、現在22歳10カ月の松井が達成すれば、大幅な記録更新となる。
◆ 両軍がベンチから飛び出す一触即発状態となった。1-0と楽天リードで迎えた4回無死一塁の場面。 オリックス東明の初球がすっぽ抜けてウィーラーの顔面付近を通過。激怒したウィーラーがマウンドに詰め寄り、ベンチから両軍が飛び出した。審判からは両軍に警告が発せられた。
◆ 両先発がまずまずの立ち上がり。オリックス東明は3回を2安打無失点。楽天則本は3回を4安打無失点に抑えた。 楽天が4回無死二塁、島内の左前適時打で1点を先制した。則本は6回を終えて4安打無失点と力投。10三振を奪った。 楽天が9回に追加点を挙げカード2連勝。先発則本が8回無失点14奪三振で7勝目を挙げた。オリックスは4回以降無安打だった。東明は2敗目。
◆ 楽天が、7月31日~8月2日にかけて3連勝して以来の連勝を飾った。 先発則本昂大投手が自己最多の14三振を奪う快投で今季7勝目(10敗)。通算37度目の2桁奪三振は、田中将大(ヤンキース)と並ぶ球団記録となった。 則本は8回120球を投げ、4安打無失点、14三振2四死球。9回は抑えの松井裕樹にマウンドを譲った。 平石監督代行は則本の完封直前での交代について「正直あの展開で内容が良かったので、代えづらいところ。でも体のことを考えて球数も120までと思っていた。(則本も)たぶんやり切った感はあったと思う。納得の交代だったと思う」と話した。
◆楽天則本昂大投手が14三振を奪い、田中将大(現ヤンキース)の持つ球団記録に並ぶ通算37度目の2桁奪三振。 2桁奪三振のプロ野球記録は金田(国鉄、巨人)の103度で、37度以上は14人目。田中は7年間で37度記録したが、則本は今季6年目。 プロ6年目までに37度は91年野茂(近鉄)2年目、70年江夏(阪神)4年目、55年金田6年目、10年ダルビッシュ(日本ハム)6年目に次いで5人目。
◆楽天則本が自己最多の14奪三振を記録し、通算37度目の2桁奪三振でヤンキース田中が持つ球団記録に並んだ。3~4回の5者連続など面白いように三振を奪った。相手打線がチェンジアップに手を出す傾向だったため、早めに追い込む余裕の投球。8回無失点での今季7勝目に「久しぶりにチェンジアップが良かった。斐紹(山下)が引き出してくれた」と、公式戦で初めて組んだ捕手山下に感謝した。 10個目の三振は6回。オリックスの主砲吉田正から奪った。カウント3-2からこん身の145キロ内角直球で見逃し三振に仕留めた。山下も「チェンジアップ、フォークの攻めで、どこかで直球を使わなければいけなかった。一番苦しいカウント3-2でここだと思って。2人で息が合って決まった時はうれしかった」と思わずガッツポーズの会心の投球だった。 則本はこれで今季の三振数を162個に伸ばし、5年連続奪三振王のタイトルをかけて争う同僚の岸との差を22個とした。それでも「それは別に(意識は)ない。それより残りの投げる試合を全部勝つつもりでやるだけ」。あくまでフォア・ザ・チームで投げ続ける。【千葉修宏】
◆オリックスが今季13度目のゼロ封負けを喫した。楽天則本に14三振を奪われるなど昨季から8連敗となった。 2回には無死一、二塁から安達が送りバントを失敗。続く小田の右前打で1死満塁としたが、大城が一塁併殺でチャンスがつぶれた。福良淳一監督(58)は「前半チャンスはあった。あそこで取っていればというところですね」と険しい表情だった。
◆楽天は則本が8回4安打無失点で14三振を奪い、7勝目を挙げた。打線は四回、島内の適時打で先制。九回に田中と銀次の適時二塁打、ウィーラーの適時打で3点を加えた。オリックスは四回以降、無安打に終わった。
◆楽天の島内が2試合連続の3安打で約1カ月ぶりの2連勝に大きく貢献した。一回に右前打を放つと、四回は無死二塁で東明のフォークボールを左前にはじき返す先制打。九回にも右前打をマークし「今はいい形で結果が出ている」とうなずいた。 9月に入り、下半身のステップの幅を狭めて打つようにして「ボールがよく見えるようになった」といい、4試合で9安打を記録している。「去年はもっと四球が欲しいと思っていたけど、今年は安打でつなぐ意識が強い」と考え方の変化も好調ぶりを支えているようだ。 平石監督代行(則本に) 「二回はピンチを招いたけど、それ以降はものすごくテンポよく、思い切って投げていた」 山下(則本を好リード) 「先に点を取られないよう意識した。どの球種もよかった」
◆オリックスは則本に14三振を喫した。則本には昨年から8連敗となり、福良監督は「フォークボールがよかったのかな。あれを全部振らされていた」と嘆いた。 二回一死満塁では、大城が併殺打。三回から五回までは8三振を奪われた。福良監督は「あそこ(二回)で打っていたら、というところ」とさえない表情だった。 東明(2敗目) 「追い込んでからの適時打は反省しなければいけない」
◆楽天は6日、オリックス21回戦(ほっと神戸)に4-0で勝った。則本昂大投手(27)が8回4安打無失点で7勝目(10敗)。自己最多となる14三振(これまでは13)を奪った。 敵地・神戸でオリックス打線を翻弄。昨季まで4年連続で200以上の三振を積み重ねてきた則本が、奪三振王の本領を発揮した。 「変化球もよかったし、追い込んでから真っすぐもコーナーに投げられた」 リーグトップの奪三振数を162に伸ばし、2位で同僚の岸との差を22個に拡大。5年連続の最多奪三振のタイトル獲得へ大きく前進した。 二回一死満塁のピンチで、大城を一ゴロ併殺打に仕留めると波に乗った。150キロ超の直球に加え「久しぶりにチェンジアップがよかった」。緩急を加えて次々とバットに空を切らせ、四回以降は安打を許さなかった。24個のアウトのうち、14個を三振で奪取。2桁奪三振は通算37度目で、田中将大の球団記録に肩を並べた。 平石監督代行は「二回はピンチを招いたけど、それ以降はものすごくテンポよく、思い切って投げていた」と目を細めた。「残りの投げる試合を全部勝つつもりでやる」と則本。苦しんだシーズンの最後に、エースの意地を見せる。 則本を好リードした楽天・山下 「先に点を取られないよう意識した。どの球種もよかった」
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
西武 |
69 | 48 | 2 | 0.59 (-) | (-) |
24 | 649 (-) | 558 (-) | 161 (-) | 112 (-) |
0.272 (-) | 4.36 (-) |
2 (-) |
ソフトバンク |
64 | 51 | 1 | 0.557 (↑0.004) | 4 (↑0.5) |
27 | 551 (+2) | 482 (+1) | 169 (-) | 70 (-) |
0.266 (-) | 3.98 (↑0.02) |
3 (-) |
日本ハム |
64 | 53 | 3 | 0.547 (-) | 5 (-) |
23 | 515 (-) | 487 (-) | 128 (-) | 77 (-) |
0.254 (-) | 3.7 (-) |
4 (-) |
ORIX |
55 | 62 | 5 | 0.47 (↓0.004) | 14 (↓0.5) |
21 | 459 (-) | 485 (+4) | 89 (-) | 82 (-) |
0.24 (-) | 3.7 (-) |
5 (-) |
ロッテ |
53 | 61 | 3 | 0.465 (↓0.004) | 14.5 (↓0.5) |
26 | 445 (+1) | 484 (+2) | 58 (+1) | 105 (-) |
0.252 (-) | 3.81 (↑0.01) |
6 (-) |
楽天 |
49 | 68 | 3 | 0.419 (↑0.005) | 20 (↑0.5) |
23 | 429 (+4) | 488 (-) | 110 (-) | 57 (-) |
0.241 (↑0.001) | 3.78 (↑0.03) |
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