オリックス(★0対4☆)楽天 =リーグ戦21回戦・ほっともっとフィールド神戸=
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楽天
00010000341000
ORIX
0000000000400
勝利投手:則本 昂大(7勝10敗0S)
敗戦投手:東明 大貴(0勝2敗0S)
  DAZN
◆楽天は4回表、島内が適時打を放ち、先制に成功する。そのまま迎えた9回には、田中、銀次、ウィーラーの適時打で3点を奪い、試合を決めた。投げては、先発・則本が8回4安打無失点の快投で今季7勝目。敗れたオリックスは、打線が15三振を喫するなど精彩を欠いた。

◆ 楽天松井裕樹投手(22)は5日のオリックス戦で通算99セーブ目を挙げ、史上31人目の100セーブに王手。 100セーブの最年少記録は12年山口(DeNA)の25歳1カ月で、現在22歳10カ月の松井が達成すれば、大幅な記録更新となる。

◆ 両軍がベンチから飛び出す一触即発状態となった。1-0と楽天リードで迎えた4回無死一塁の場面。 オリックス東明の初球がすっぽ抜けてウィーラーの顔面付近を通過。激怒したウィーラーがマウンドに詰め寄り、ベンチから両軍が飛び出した。審判からは両軍に警告が発せられた。

◆ 両先発がまずまずの立ち上がり。オリックス東明は3回を2安打無失点。楽天則本は3回を4安打無失点に抑えた。 楽天が4回無死二塁、島内の左前適時打で1点を先制した。則本は6回を終えて4安打無失点と力投。10三振を奪った。 楽天が9回に追加点を挙げカード2連勝。先発則本が8回無失点14奪三振で7勝目を挙げた。オリックスは4回以降無安打だった。東明は2敗目。

◆ 楽天が、7月31日~8月2日にかけて3連勝して以来の連勝を飾った。 先発則本昂大投手が自己最多の14三振を奪う快投で今季7勝目(10敗)。通算37度目の2桁奪三振は、田中将大(ヤンキース)と並ぶ球団記録となった。 則本は8回120球を投げ、4安打無失点、14三振2四死球。9回は抑えの松井裕樹にマウンドを譲った。 平石監督代行は則本の完封直前での交代について「正直あの展開で内容が良かったので、代えづらいところ。でも体のことを考えて球数も120までと思っていた。(則本も)たぶんやり切った感はあったと思う。納得の交代だったと思う」と話した。

◆楽天則本昂大投手が14三振を奪い、田中将大(現ヤンキース)の持つ球団記録に並ぶ通算37度目の2桁奪三振。 2桁奪三振のプロ野球記録は金田(国鉄、巨人)の103度で、37度以上は14人目。田中は7年間で37度記録したが、則本は今季6年目。 プロ6年目までに37度は91年野茂(近鉄)2年目、70年江夏(阪神)4年目、55年金田6年目、10年ダルビッシュ(日本ハム)6年目に次いで5人目。

◆楽天則本が自己最多の14奪三振を記録し、通算37度目の2桁奪三振でヤンキース田中が持つ球団記録に並んだ。3~4回の5者連続など面白いように三振を奪った。相手打線がチェンジアップに手を出す傾向だったため、早めに追い込む余裕の投球。8回無失点での今季7勝目に「久しぶりにチェンジアップが良かった。斐紹(山下)が引き出してくれた」と、公式戦で初めて組んだ捕手山下に感謝した。 10個目の三振は6回。オリックスの主砲吉田正から奪った。カウント3-2からこん身の145キロ内角直球で見逃し三振に仕留めた。山下も「チェンジアップ、フォークの攻めで、どこかで直球を使わなければいけなかった。一番苦しいカウント3-2でここだと思って。2人で息が合って決まった時はうれしかった」と思わずガッツポーズの会心の投球だった。 則本はこれで今季の三振数を162個に伸ばし、5年連続奪三振王のタイトルをかけて争う同僚の岸との差を22個とした。それでも「それは別に(意識は)ない。それより残りの投げる試合を全部勝つつもりでやるだけ」。あくまでフォア・ザ・チームで投げ続ける。【千葉修宏】

◆オリックスが今季13度目のゼロ封負けを喫した。楽天則本に14三振を奪われるなど昨季から8連敗となった。 2回には無死一、二塁から安達が送りバントを失敗。続く小田の右前打で1死満塁としたが、大城が一塁併殺でチャンスがつぶれた。福良淳一監督(58)は「前半チャンスはあった。あそこで取っていればというところですね」と険しい表情だった。

◆楽天は則本が8回4安打無失点で14三振を奪い、7勝目を挙げた。打線は四回、島内の適時打で先制。九回に田中と銀次の適時二塁打、ウィーラーの適時打で3点を加えた。オリックスは四回以降、無安打に終わった。

◆楽天の島内が2試合連続の3安打で約1カ月ぶりの2連勝に大きく貢献した。一回に右前打を放つと、四回は無死二塁で東明のフォークボールを左前にはじき返す先制打。九回にも右前打をマークし「今はいい形で結果が出ている」とうなずいた。  9月に入り、下半身のステップの幅を狭めて打つようにして「ボールがよく見えるようになった」といい、4試合で9安打を記録している。「去年はもっと四球が欲しいと思っていたけど、今年は安打でつなぐ意識が強い」と考え方の変化も好調ぶりを支えているようだ。 平石監督代行(則本に) 「二回はピンチを招いたけど、それ以降はものすごくテンポよく、思い切って投げていた」 山下(則本を好リード) 「先に点を取られないよう意識した。どの球種もよかった」

◆オリックスは則本に14三振を喫した。則本には昨年から8連敗となり、福良監督は「フォークボールがよかったのかな。あれを全部振らされていた」と嘆いた。  二回一死満塁では、大城が併殺打。三回から五回までは8三振を奪われた。福良監督は「あそこ(二回)で打っていたら、というところ」とさえない表情だった。 東明(2敗目) 「追い込んでからの適時打は反省しなければいけない」

◆楽天は6日、オリックス21回戦(ほっと神戸)に4-0で勝った。則本昂大投手(27)が8回4安打無失点で7勝目(10敗)。自己最多となる14三振(これまでは13)を奪った。  敵地・神戸でオリックス打線を翻弄。昨季まで4年連続で200以上の三振を積み重ねてきた則本が、奪三振王の本領を発揮した。  「変化球もよかったし、追い込んでから真っすぐもコーナーに投げられた」  リーグトップの奪三振数を162に伸ばし、2位で同僚の岸との差を22個に拡大。5年連続の最多奪三振のタイトル獲得へ大きく前進した。  二回一死満塁のピンチで、大城を一ゴロ併殺打に仕留めると波に乗った。150キロ超の直球に加え「久しぶりにチェンジアップがよかった」。緩急を加えて次々とバットに空を切らせ、四回以降は安打を許さなかった。24個のアウトのうち、14個を三振で奪取。2桁奪三振は通算37度目で、田中将大の球団記録に肩を並べた。  平石監督代行は「二回はピンチを招いたけど、それ以降はものすごくテンポよく、思い切って投げていた」と目を細めた。「残りの投げる試合を全部勝つつもりでやる」と則本。苦しんだシーズンの最後に、エースの意地を見せる。 則本を好リードした楽天・山下 「先に点を取られないよう意識した。どの球種もよかった」

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
69482 0.59
(-)
(-)
24649
(-)
558
(-)
161
(-)
112
(-)
0.272
(-)
4.36
(-)
2
(-)
ソフトバンク
64511 0.557
(↑0.004)
4
(↑0.5)
27551
(+2)
482
(+1)
169
(-)
70
(-)
0.266
(-)
3.98
(↑0.02)
3
(-)
日本ハム
64533 0.547
(-)
5
(-)
23515
(-)
487
(-)
128
(-)
77
(-)
0.254
(-)
3.7
(-)
4
(-)
ORIX
55625 0.47
(↓0.004)
14
(↓0.5)
21459
(-)
485
(+4)
89
(-)
82
(-)
0.24
(-)
3.7
(-)
5
(-)
ロッテ
53613 0.465
(↓0.004)
14.5
(↓0.5)
26445
(+1)
484
(+2)
58
(+1)
105
(-)
0.252
(-)
3.81
(↑0.01)
6
(-)
楽天
49683 0.419
(↑0.005)
20
(↑0.5)
23429
(+4)
488
(-)
110
(-)
57
(-)
0.241
(↑0.001
3.78
(↑0.03)