1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
巨人 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 5 | 7 | 1 |
中日 |
1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 | 5 | 1 |
勝利投手:メルセデス(5勝2敗0S) (セーブ:アダメス(0勝2敗4S)) 敗戦投手:佐藤 優(1勝2敗1S) |
◆巨人は1点を追う6回表、岡本の適時打などで2点を挙げて逆転する。その後は同点を許すも、9回に2死満塁から岡本が3点適時二塁打を放ち、再びリードを奪った。投げては、先発・メルセデスが今季5勝目。敗れた中日は、初回にビシエドのセ・リーグ月間安打新記録となる適時打で先制するも、2回以降は打線が振るわなかった。
◆中日ダヤン・ビシエド内野手が月間最多安打のセ・リーグ新記録を打ち立てた。 月間46安打を積み上げ、8月ラストゲームのこの日を迎えると、初回2死三塁で、メルセデスの3球目142キロのカットボールを捉え、三遊間を抜く先制適時打。これで月間47安打とし、13年8月に村田修一(巨人)が作ったセ・リーグ記録を更新した。「会心の当たりではなかったけれど、いいところに飛んでくれたね。先制点を取れて良かったよ」。記録よりチームの勝利を優先するビシエドは、先発笠原を援護できたことを喜んだ。 2リーグ制後の月間最多安打は、96年8月にイチローが記録した「48」。タイ記録に第1打席でリーチをかけた。第2打席はカウント3-2まで粘ったが、三ゴロに倒れた。
◆中日のダヤン・ビシエド内野手(29)がイチローの月間最多安打記録「48」にあと1安打及ばなかった 1回の第1打席で巨人先発メルセデスから左前へ先制適時打。月間安打「47」と、イチローにあと1安打に迫ったが、4回の第2打席は三ゴロ、6回の第3打席は遊ゴロ併殺、9回の第4打席は二ゴロに終わった。8月の月間安打数を「47」。イチロー(オリックス)が96年8月に達成した「48」の2リーグ制後の最多記録には届かなかった。
◆中日ダヤン・ビシエド内野手が月間最多安打のセ・リーグ新記録を打ち立てた。 月間46安打を積み上げ、8月ラストゲームのこの日を迎えると、初回2死三塁で、メルセデスの3球目142キロのカットボールを捉え、三遊間を抜く先制適時打。これで月間47安打とし、13年8月に村田修一(巨人)が作ったセ・リーグ記録を更新した。「とてもうれしい。試合に負けて心から喜べないけど」。記録よりチームの勝利を優先するビシエドらしい言葉を残した。 2打席目以降は凡打に終わり、この日は4打数1安打。2リーグ制後の月間最多安打は、96年8月にイチローが記録した「48」には届かなかった。「イチローの記録に並べそうなところまで来られて満足だ。シーズン最後まで力強く戦えるよう頑張る。(首位打者は)シーズンが終わったときに取れてたらいいね」と9月戦線に気持ちを切り替えていた。
◆巨人が誇る若き4番、岡本和真内野手(21)が勝負を決めた。 同点の9回2死満塁、中日佐藤の外角スライダーを腰を沈めて捉え、前進守備の中堅手大島の頭上を越える、決勝の走者一掃適時二塁打を運んだ。「なんとか食らいつこうと。崩されたけど、芯で捉えられた」と振り返った。 この日は3安打4打点。ここ10試合で14打点の無類の勝負強さに高橋監督も「勝負強さとか、たいしたもの。ここまでの彼の成長が、あの1打席に出た。何とかここでというところで打ってくれた。頼もしさが日々、増している」と、たたえた。
◆巨人岡本が同点の9回2死満塁、中日佐藤を打ち砕いた。2ストライクから外角低めに逃げるスライダーをつかまえ「なんとか食らいつこうと。崩されたけど、芯で捉えられた」。前進守備の中堅手の頭上を越える走者一掃の3点適時二塁打。ここ6試合で12打点目。塁上で右拳を突き上げた。 1点を追う6回無死一、二塁では、高めに浮いた直球を左前にはじき返す同点打。焦らず好球必打で得点機を生かした。9回は「2死満塁で打順が回ってくると思っていた」と、ベンチで集中力を研ぎ澄ませていた。これまで3打数無安打に抑えられていた佐藤からの初安打に「今まで1本も打っていなかったので積極的に振っていこうと」。主砲が4打点の大暴れでチームの連敗を4で止めた。
◆中日ビシエドが月間最多安打のセ・リーグ新記録を打ち立てた。 初回2死三塁で、メルセデスから先制左前適時打を放ち、月間47安打。13年8月に村田修一(巨人)が作ったセ・リーグ記録46を更新した。「とてもうれしい。試合に負けて心から喜べないけど。イチローの記録に並べそうなところまで来られて満足だ」とビシエド。2打席目以降は凡打で、イチローの2リーグ制後の月間最多安打48(96年8月)には届かなかった。 ▼ビシエドが8月47本目の安打。2リーグ制後、月間最多記録の96年8月イチロー(オリックス)の48安打には届かなかったが、セ・リーグでは13年8月村田(巨人)の46安打を上回る新記録。右打者の月間47安打も、両リーグを通じて初めてとなった。
◆中日のダヤン・ビシエド内野手(29)が31日の巨人戦(ナゴヤドーム)の一回、二死三塁から先制の左前適時打を放ち、8月は通算47安打となり、2013年8月に村田修一(巨人)が作った月間安打のセ・リーグ記録「46」を塗り替えた。 ビシエドは「会心の当たりではなかったけれど、いいところに飛んでくれたね。先制点を取れてよかった」と振り返った。また、1996年8月にイチロー(オリックス)がマークした日本記録の「48」にあと1本に迫った。 前日30日のDeNA戦(横浜)で3安打を放ったビシエドは、イチローについて「素晴らしい選手。(米大リーグで)殿堂入りしそうな選手であることはアメリカの人なら誰もが知っている」と話していた。
◆巨人・岡本和真内野手(22)が31日、中日21回戦(ナゴヤドーム)に「4番・一塁」で先発出場。1点を追う六回無死一、二塁から同点の左前適時打を放った。 4番の意地だ。打線は相手先発・笠原の緩急をつけた投球に苦戦していたが、2番・山本、3番・マギーが作った好機で若き大砲が仕事を果たした。137キロの直球を振り抜き、鋭いライナーで左前へ。一死一、二塁からは、ゲレーロの投ゴロを併殺しようとした笠原が二塁へ悪送球。二走・マギーが一気に生還し、勝ち越した。
◆巨人の岡本が0-1の六回に同点打を放った。無死一、二塁で笠原から左前打を放ち、二塁走者の山本を迎え入れた。「いい形で次の打者につなげればと思っていた」と言う4番打者が勝負強さを見せた。 左翼手アルモンテのほぼ正面の当たりだったが、思い切りよく本塁へ突っ込ませた大西三塁コーチの好判断が光った。その後、ゲレーロの投ゴロを笠原が悪送球して2点目が入り、試合をひっくり返した。
◆中日のダヤン・ビシエド内野手(29)が31日、ナゴヤドームで行われた巨人21回戦の一回、左前に適時打を放って8月の月間安打数を47とし、2013年8月に当時巨人の村田修一がマークしたセ・リーグ記録の46を塗り替えた。 ビシエドはその後の3打席は凡退した。1996年8月、当時オリックスのイチローが樹立したセ、パ2リーグ分立後の最多記録である月間48本を逃した。
◆巨人は同点の九回に4番・岡本和真内野手(22)が3点二塁打を放つなど4打点の活躍で連敗を4で止めた。先発のメルセデスは8回4安打2失点と好投し、5勝目(2敗)を挙げた。 中日は一回、一死から京田が右翼線二塁打。大島の遊ゴロで二死三塁とし、ビシエドが先制の左前適時打を放った。巨人は六回、逆転。先頭の山本が遊撃内野安打。マギーは四球を選んで無死一、二塁とし、岡本が同点の左前適時打。なおも一死一、二塁でゲレーロは投ゴロ。併殺を狙った中日・笠原が二塁に悪送球で、2-1と勝ち越した。中日は八回、京田の適時二塁打で同点に追いついた。 巨人は九回二死満塁から岡本が走者一掃の二塁打を放ち、5-2。中日は九回に1点を返したが、巨人が5-3で逃げ切った。
◆巨人のメルセデスが8回4安打2失点で5勝目を挙げた。2-1の八回2死から平田、京田の連打で追い付かれたが、九回に味方打線が勝ち越して力投に報いた。 7月に育成選手から昇格し、8試合で5勝と安定感のある投球を続けている。24日の阪神戦に続いてチームの連敗を止める白星をもぎ取り「まずは自分の仕事に集中したが、結果的に連敗が止められて良かった」と充実感に浸った。 高橋監督(好投のメルセデスについて)「よく粘って投げてくれた」
◆巨人は同点の九回に4番・岡本和真内野手(22)が3点二塁打を放つなど4打点の活躍で連敗を4で止めた。先発のメルセデスは8回4安打2失点と好投し、5勝目(2敗)を挙げた。以下は巨人・岡本の試合後の一問一答。 --六回の適時打を振り返って 「チャンスだったのでランナーをかえそうと思った。(走者の)山本さんがホームかえってくれてよかった」 --九回の決勝打を振り返って 「2アウトからつないで回ってきたのでなんとかくらいついていこうと思った。抜けてくれてよかった」 --その前には左翼線に特大のファウル 「(打ち損じて)しまったと思ったが、良かった」 --打った感触は 「(打撃が)崩されてはいたが、心でとらえていたので(外野手の頭を)越えるかなと思った」 --連敗ストップ 「最近は負けていたので、勝てて良かった」 --あすの試合へ 「あしたもがんばります」
◆巨人の若き4番・岡本和真内野手(22)が、勝負どころで試合を決めた。 2-2の同点で迎えた九回二死満塁。中日・佐藤を相手に、初球から3球連続ファウルのあとの4球目、外角低めのスライダーをはじき返し、中越え3点二塁打とした。八回に同点に追いつかれていた嫌なムードを吹き飛ばし、チームの5連敗阻止に貢献。岡本は「二死からつないでくれて回ってきたので、なんとかしようと思って、食らいついていきました」と胸を張った。 4番での起用を続ける高橋監督も「勝負強さは大したもの。彼のここまでの成長が、あの1打席で出た。最後、『なんとかここで』というところで打ってくれた。頼もしさが日々、増していくなと感じています」と主砲の活躍に目を細めた。
◆中日は抑えの佐藤が味方のミスに足を引っ張られ、同点の九回2死無走者から3点を奪われた。森監督は「みんな慎重にはいっているんだろうけど...。(最後の)1イニングを抑えられればこんな苦しいことになっていない」と嘆いた。 2死から坂本勇に振り逃げ(三振と捕逸)で出塁を許し、四球と安打で満塁。岡本には追い込みながらも低めの球を捉えられて中越えへ走者一掃の二塁打を浴びた。
◆メルセデスは8回4安打2失点で5勝目(2敗)。二回から七回まで無安打に抑えた。1点リードの八回に京田に同点の右中間適時二塁打を許したが、九回に味方が勝ち越した。7月のデビュー以来、先発ローテを支える育成出身の左腕は「ボール球を有効に使えた。チームの連敗を止められてよかった」と胸を張った。
◆中日のダヤン・ビシエド内野手(29)が31日、巨人21回戦(ナゴヤドーム)の一回、左前に適時打を放って8月の月間安打数を47とし、2013年8月に当時巨人の村田修一がマークしたセ・リーグ記録の46を塗り替えた。 ビシエドはその後の3打席は凡退した。1996年8月、当時オリックスのイチローが樹立したセ、パ2リーグ分立後の最多記録である月間48本を逃した。 ビシエドは「それ(リーグ新記録)はうれしいが、チームが負けたから心から喜べない。最後まで力強く戦えるようにがんばる」。3位巨人とは4・5ゲーム差に広がったが、CS出場の夢はあきらめていない。
◆巨人は31日、中日21回戦(ナゴヤドーム)に5-3で勝利し、連敗を4でストップ。同点の九回二死満塁から、岡本和真内野手(22)が走者一掃の中越え二塁打を放ち、試合を決めた。 「(佐藤から)1本もヒットを打っていなかったので、しっかり振っていこうと思っていた」 初球から3連続ファウルで迎えた4球目。スライダーに泳がされながら、力で押し込んだ。2球目に左翼線へ特大ファウルを放ったが「センター方向を意識した」と修正。二死から作ってもらった好機に「二死満塁というイメージをしていた」と準備はバッチリ。六回にも左前適時打を放つなど、3安打で今季10度目の猛打賞とした。 新たな歴史を作ろうとしている。この日の4打点で今季84打点。23歳シーズンの100打点は王貞治、松井秀喜(ともに巨人)、山田哲人(ヤクルト)ら6人いるが、22歳シーズンで達成すればプロ野球史上最年少の快挙となる。現在98打点ペースで、大台も射程に入る。 岡本を4番に固定している高橋監督は「勝負強さは大したもの。彼のここまでの成長が、あの1打席で出た。最後、『なんとかここで』というところで打ってくれた。頼もしさが日々、増していくなと感じています」と目を細めた。 (赤尾裕希)
◆岡本さまさまだね。九回、カウント0-2から、外角低めのスライダーに対応して、中越えに決勝の3点二塁打。六回にも左翼へ同点タイムリーを放っている。これぞ4番の仕事だよ。 6月からの長いスランプを克服した。8月も、22日に打率が3割ジャストまで下がった。そこから10日足らずで、1分もアップさせてきた。復元力は大したもの。地力は本物といえるね。 ただ、エモトには、その六回のタイムリーが、やや気になる。球速表示137キロの、高めの甘い直球。上から素直にたたけば、本塁打にできる球。どうも、アッパースイング気味に映ったんだ。 チームは借金生活にどっぷり。4番として、一発長打が欲しくなるのは、わからないでもない。30本塁打も早くクリアしたいだろう。 その気持ちが強すぎると、構えが下に沈んで、振るときに体が上がることになる。フォームが上下動すると、ボールを"線"で捉えられなくなり、打球は飛ばない。確実性も落ちる。 低調なチームにあって、岡本が調子を崩したら、一大事だ。あくまで、ヒットの延長がホームラン。忘れないことだよ。 (サンケイスポーツ専属評論家)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 | 69 | 44 | 2 | 0.611 (↑0.004) | M17 (-) | 28 | 598 (+6) | 518 (+5) | 152 (+2) | 74 (+1) | 0.269 (↑0.001) | 4.11 (-) |
2 (-) |
ヤクルト | 57 | 56 | 1 | 0.504 (↓0.005) | 12 (↓1) | 29 | 534 (+5) | 546 (+6) | 108 (+1) | 63 (+1) | 0.27 (↑0.001) | 4.34 (↑0.01) |
3 (-) |
巨人 | 58 | 62 | 2 | 0.483 (↑0.004) | 14.5 (-) | 21 | 538 (+5) | 499 (+3) | 122 (-) | 54 (+1) | 0.26 (↓0.001) | 3.89 (↑0.01) |
4 (-) |
阪神 | 50 | 59 | 1 | 0.459 (-) | 17 (↓0.5) | 33 | 424 (-) | 482 (-) | 66 (-) | 51 (-) | 0.25 (-) | 3.98 (-) |
5 (-) |
DeNA | 51 | 62 | 2 | 0.451 (-) | 18 (↓0.5) | 28 | 458 (-) | 533 (-) | 142 (-) | 66 (-) | 0.251 (-) | 4.33 (-) |
6 (-) |
中日 | 53 | 66 | 1 | 0.445 (↓0.004) | 19 (↓1) | 23 | 496 (+3) | 534 (+5) | 80 (+1) | 52 (-) | 0.263 (↓0.001) | 4.27 (↑0.03) |
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