1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX |
1 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 8 | 11 | 0 |
ロッテ |
0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 0 |
勝利投手:西 勇輝(7勝11敗0S) 敗戦投手:種市 篤暉(0勝1敗0S) |
◆オリックスは1点リードの3回表、ロメロ、マレーロ、安達の適時打で3点を追加する。その後5-1で迎えた8回には、若月と小田の適時打で3点を加えた。投げては、先発・西が7回1失点の好投で今季7勝目。敗れたロッテは、先発・種市が試合をつくれず、打線もつながりを欠いた。
◆オリックス先発の西勇輝投手(27)はここまで両リーグワーストの11敗。8月までにシーズン12敗以上を喫してしまうと、オリックスでは05年ケビン以来。日本人選手では86年今井以来32年ぶりとなってしまう。
◆オリックスのクリス・マレーロ内野手が、2試合連続の適時打を放った。 2-0の3回2死三塁で、ロッテ種市の148キロ速球を捉えた。懸命に前進した中堅・岡の前で打球は弾み、グラブの下をすり抜けて中堅フェンスまで達するタイムリー三塁打になった。 「甘いボールをしっかり捉えることを考えていたんだけど、3ボールからの甘いストレートを見逃してしまったから、積極的に打ちに行ったんだ。タイムリーを打つことができてよかったよ」とマレーロ。安打は3試合連続と、上り調子だ。
◆オリックス安達了一内野手(30)が、6月5日の阪神戦(甲子園)以来今季2度目の猛打賞を記録した。 3回2死三塁からチームの4点目となる中前への適時打を放ち「追加点を取って、いい流れで打席が回ってきたので、その流れに乗って打つことができました。なんとかランナーをかえすことができてよかったです」と喜んでいたが、6、8回も安打をマーク。8回の左前打はダメ押しにからんだ。
◆ロッテのベテラン福浦が9回2死から意地を見せた。 代打で登場すると、カウント1-2からオリックス近藤の145キロ直球を右前へはじき返した。これで2000安打まであと10本。試合後、すぐにウエートトレーニング場へ向かった42歳は「残り10本になっても気持ちは変わらない。体の状態は万全ではないけど、出るからにはしっかりやりたい」と話した。
◆オリックスは打線がつながり、4年ぶりにロッテ戦の勝ち越しを決めた。 1-0の3回にロメロが1軍復帰3試合目で初の適時打を放ち、マレーロ、安達も続いてこの回3点。8回にも3点を奪い、ダメを押した。打線の援護に守られ、先発の西は7回1失点で7勝目。福良監督は「いい攻撃ができましたね。やっぱり外国人が打つと点が入る」と喜んだ。4位ロッテに0・5差に迫り、明日28日は日本ハムと対決する。
◆オリックスのロメロが三回、適時二塁打を放った。「とにかく甘いボールを逃さないことを考えていたんだけど、初球をファウルにしてしまった。だけど修正してしっかり捉えることができた」と喜んだ。 「右腹直筋損傷」で離脱し、24日に復帰。3番打者の快打がこの回の猛攻を呼び込んだ。
◆オリックスが大勝した。一回に吉田正の二ゴロの間に1点を先制し、三回にロメロの適時二塁打などで3点。八回にも小田の2点二塁打などで3点を加えた。西が7回1失点で7勝目。ロッテは種市が5回5失点でプロ初黒星。
◆ロッテの2年目、種市はプロ3度目の登板で5回5失点と崩れ、初黒星を喫した。三回に3安打で3点を失い「打たれてから、自分の中で引いてしまった部分があった」と弱気になったところを反省した。 140キロ台後半の直球は力があったが、大胆に内角を突くことができなかった。次回に向け「もっと攻めていかないといけない」と自戒を込めて言った。 井口監督(種市に) 「制球に苦しんでいるところがあった。先頭打者を出してしまっていた」
◆ロッテの福浦が九回に代打で右前打を放ち、通算2000安打に残り10本とした。偉業達成にカウントダウンが始まったが「10本だからと言って、気持ちは変わらない」と淡々と言った。 21日の西武戦で右太もも裏に投球を受けた影響もあり、代打での出場が続いている。「万全ではないかもしれないけれど、出るからにはしっかりとやるだけ」と頼もしい言葉を残した。
◆福浦が九回二死から代打で出場。直球を右前にはじき返し、通算2000安打まで残り10とした。「あと10安打といっても気持ちは変わらない」と淡々した表情。21日の西武戦(東京ドーム)で右太もも裏に死球を受けるなど、万全ではない。井口監督も「状態をみながら指名打者で使いたい」と偉業に向けた起用を模索している。
◆西は7回1失点で7勝目(11敗)。大量援護点に助けられ「あれだけ打ってくれたのが大きい。残り試合も少ないけど、自分が長いイニングを投げられるようにしたい」と感謝した。負けて8月までに12敗目となれば、球団の日本選手では1986年の今井雄太郎以来、32年ぶりの不名誉な記録に並ぶところだったが、直前でストップ。チームも4年ぶりのロッテ戦勝ち越しを決めた。 三回に右腹直筋損傷から1軍復帰後、初適時打を放ったオリックス・ロメロ 「とにかく甘いボールを逃さないことを考えていた。初球をファウルにしてしまったが、修正してしっかりとらえることができたよ」
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
西武 | 65 | 45 | 2 | 0.591 (↓0.005) | 0 (-) | 31 | 621 (+8) | 527 (+12) | 157 (+1) | 105 (-) | 0.271 (-) | 4.37 (↓0.06) |
2 (-) |
福岡 | 59 | 49 | 1 | 0.546 (↑0.004) | 5 (↑1) | 34 | 515 (+12) | 464 (+8) | 161 (+4) | 66 (-) | 0.262 (↓0.001) | 4.07 (↓0.03) |
3 (-) |
日ハム | 59 | 51 | 3 | 0.536 (↑0.004) | 6 (↑1) | 30 | 489 (+4) | 467 (+2) | 123 (-) | 74 (-) | 0.252 (-) | 3.78 (↑0.02) |
4 (-) |
ロッテ | 51 | 56 | 3 | 0.477 (↓0.004) | 12.5 (-) | 33 | 424 (+1) | 457 (+8) | 52 (-) | 102 (+2) | 0.254 (-) | 3.83 (↓0.04) |
5 (-) |
ORIX | 52 | 58 | 5 | 0.473 (↑0.005) | 13 (↑1) | 28 | 430 (+8) | 457 (+1) | 83 (-) | 75 (+3) | 0.24 (↑0.001) | 3.68 (↑0.03) |
6 (-) |
楽天 | 47 | 63 | 3 | 0.427 (↓0.004) | 18 (-) | 30 | 403 (+2) | 446 (+4) | 102 (-) | 54 (-) | 0.241 (-) | 3.67 (↓0.01) |
コメント