西武(☆6対5★)ORIX =リーグ戦13回戦・メットライフ=
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 123456789 10
ORIX
30110 0000 0591
西武
10300 0001 6120
勝利投手:ヒース(2勝0敗0S)
敗戦投手:増井 浩俊(1勝1敗23S)
  DAZN
◆西武がサヨナラ勝ちで3連勝。西武は1点を追う9回裏、森の犠飛で試合を振り出しに戻す。延長10回には、2死一二塁の好機をつくると、浅村の適時打が飛び出し、試合を決めた。投げては、6番手・ヒースが今季2勝目。敗れたオリックスは、守護神・増井が誤算だった。

◆DeNAからトレードで入団したオリックス白崎浩之内野手が、移籍後初打点をマークした。7番三塁で出場すると、4-4の4回無死一、三塁から勝ち越しの右犠飛を放った。  白崎は「同点に追いつかれた直後でしたし、なんとかしたいという一心でした。どうにか最低限の仕事ができてよかったです」と振り返った。

◆オリックスのステフェン・ロメロ外野手が2打席連続アーチを放った。  1回1死一塁から西武十亀の初球を左翼席に運ぶ先制の16号2ラン。「少しつまったけど、しっかりととらえることができたし、なんとかいってくれると思ったよ。とにかく先制したいと思っていたから、よかったよ」とコメントした。  3回には2死走者なしから外角高め直球を右中間席に突き刺す17号ソロを放った。

◆延長戦でサヨナラ勝ちした西武辻発彦監督は、興奮気味に激闘を振り返った。  1点をリードされた9回裏に同点に追いつき、延長10回裏2死一、二塁から浅村が左翼線にサヨナラ打。辻監督は「選手が本当に頑張ってくれた。リリーフの斎藤大はよく投げてくれたし、(同点犠飛の)森も、送りバントを決めた岡田も、浅村もよく決めてくれたね」とヒーローたちの名前を挙げて笑顔だった。

◆オリックスが今季2度目のサヨナラ負けでワーストタイの5連敗を喫した。  1点リードの9回。守護神増井浩俊投手が森に中犠飛を許すと、2イニング目となった延長10回2死一、二塁から浅村にサヨナラ打を浴びた。  今季41試合目で初黒星となった増井は「うまく甘い球を打たれた。ここ2試合コントロールがうまくいっていない。このままだとチームに迷惑を掛けるのでしっかりやりたい」。福良監督は「うちのパターンですからね。それでやられるなら」と責めることはなかった。延長戦は今季12度目で3分けを挟んで5連敗。首位西武とは8・5ゲーム差となった。

◆西武が大阪桐蔭OBたちの活躍でオリックスにサヨナラ勝ち。3連勝で、両リーグ50勝一番乗りした。10回裏2死一、二塁から、相手守護神増井の初球138キロフォークを左翼線へ運んだ浅村は、お立ち台で「序盤に3点、4点と取られましたけど、あきらめずに全員でつないでやってました。こういう結果になって良かった」と喜んだ。  浅村だけじゃない。9回無死一、三塁で増井から同点犠飛を放った森、10回先頭打者として左前打で出塁した中村、そして中村に続くメヒアの代打で登場し、2ストライクまで追い込まれながら犠打を決めた岡田も同校OBだ。岡田は「大阪桐蔭も勝っているし、中村さん、浅村、森といる中で、自分がやらないとダメなことはきっちりやっていこうと思ってます。(みんなから)刺激を受けてます」と後輩やチームメートへの思いを口にした。

◆オリックスが今季2度目のサヨナラ負けでワーストタイの5連敗を喫した。  1点リードの9回。守護神増井が森に中犠飛を許すと、2イニング目の延長10回、浅村からサヨナラ打を浴びた。絶対的なストッパーが今季41試合目で初黒星。福良監督は「うちのパターンですからね。それでやられるなら」と悔しさを押し込めた。首位西武とは8・5ゲーム差となった。

◆西武がサヨナラ勝ちで3連勝し両リーグ50勝一番乗り。4-5の九回に森の犠飛で追い付き、延長十回二死一、二塁から浅村の左翼線適時打で勝負を決めた。十回を抑えたヒースが2勝目。オリックスは増井が今季初黒星を喫し5連敗。

◆西武の浅村が5-5の延長十回二死一、二塁で左翼線へ安打を放ち、試合を決めた。「序盤に3点、4点を取られたが、諦めることなく全員で戦った。こういう結果になって良かった」と安堵の表情を浮かべた。  1点を追う九回、先頭打者で打席に入ると中前打で出塁し、森の同点犠飛につなげた。チームは後半に入り、調子を落としていた。3カード目で初めて同一カード3連戦の勝ち越しを決め、2位日本ハムとのゲーム差を2・5に広げた。「まだ残り試合がある。相手のことは気にせず、自分たちの野球をしっかりやりたい」と表情を引き締めた。 辻監督(サヨナラ勝ちに) 「暑くて厳しい中、追い付いて勝てたのは頼もしい。見事に主将が決めてくれた」 栗山(三回に適時打) 「何とか打てて良かった」

◆西武の森が鋭い観察眼でチームを救った。捕手として5-5の延長十回二死一、二塁の吉田正の打席で、二塁走者のリードが大きかったのを見逃さず、鋭いけん制でアウトにした。「遊撃手の源田さんが(ベースに)入るのが見えた。あの1球前からリードが大きいと思っていた」と狙い澄ましたプレーだった。  持ち味の打撃でも三回に2点適時打を放つと、4-5の九回無死一、三塁では同点の犠飛をマーク。攻守に貢献し「うれしいです」と喜んでいた

◆守護神の増井が打たれ、サヨナラ負け。増井は今季登板41試合目で初黒星となった。5-4の九回に登板したが、浅村、山川の連打で無死一、三塁とされ、森の中犠飛で同点。延長十回には二死一、二塁から浅村に左翼線へサヨナラ打を許した。「修正してチームに迷惑をかけないようにしたい」。チームも5連敗で借金「2」。延長戦もここ8試合未勝利と勝ちきれず、福良監督は「うちの勝ちパターンでやられたら仕方がない」と次戦に切り替えた。

◆西武は25日、オリックス13回戦(メットライフ)に延長十回、6-5でサヨナラ勝ちした。浅村栄斗内野手(27)が二死一、二塁から適時打を放った。  「自分で決めるという強い気持ちを持っていた。変化球も真っすぐも、甘い球を振りにいくつもりだった」  増井の初球、138キロの変化球をためらわず振り抜くとライナー性の打球は左翼線で弾んだ。二走がサヨナラのホームを踏み、一走の秋山と抱き合って歓喜に浸った。  代打岡田がバントを2球続けてファウルにしながらも、最後は必死に投前に転がして、つくってくれた好機だった。「あそこで打たないと、岡田さんのバントが無駄になってしまう」と燃えていた。  4-5の九回、先頭打者として中前打を放ち、森の同点犠飛を呼び込んだ。この回からマウンドに上がった相手チームの抑えの増井を攻略して今季初黒星を付け「一番大きい勝ちだと思う」と汗を拭った。  両リーグ50勝一番乗りで日本ハムとのゲーム差は2・5に開いた。殊勲打を放った主将は「まだ残り試合がある。相手のことは気にせず、自分たちの野球をしっかりやるだけ」と力強く言い切った。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
503510.588
(↑0.005)
0
(-)
57481
(+6)
414
(+5)
113
(-)
96
(+2)
0.274
(-)
4.49
(-)
2
(-)
日ハム
483810.558
(↓0.007)
2.5
(↓1)
56375
(+1)
347
(+8)
98
(-)
56
(-)
0.247
(-)
3.62
(↓0.06)
3
(-)
ロッテ
434130.512
(-)
6.5
(↓0.5)
56353
(-)
352
(-)
45
(-)
90
(-)
0.259
(-)
3.69
(-)
4
(-)
福岡
414110.5
(-)
7.5
(↓0.5)
60369
(-)
364
(-)
123
(-)
50
(-)
0.254
(-)
4.19
(-)
5
(-)
ORIX
414340.488
(↓0.006)
8.5
(↓1)
55334
(+5)
338
(+6)
70
(+3)
57
(+1)
0.242
(-)
3.64
(↓0.02)
6
(-)
楽天
365010.419
(↑0.007)
14.5
(-)
56323
(+8)
356
(+1)
85
(-)
44
(-)
0.245
(↑0.002)
3.86
(↑0.03)