ヤクルト(★3対7☆)巨人 =リーグ戦14回戦・明治神宮=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
巨人
20301 0100 7101
ヤクルト
20000 1000 3130
勝利投手:山口 俊(7勝6敗0S)
敗戦投手:大下 佑馬(0勝1敗0S)
  DAZN
◆巨人は2-2で迎えた3回表、マギーの適時打と亀井の2ランで3点を勝ち越す。その後7回には、この日2本目となる亀井のソロで追加点を挙げた。投げては、山口俊が6回3失点で今季7勝目。敗れたヤクルトは、プロ初先発の大下が5失点と期待に応えられなかった。

◆巨人はプロ初勝利を狙うヤクルトルーキー大下と対戦する。今季の巨人は6月28日広島高橋昂まで9人にプロ初勝利を献上。1シーズンにプロ初勝利を10人に許すと、球団では11年以来のワーストタイ記録となってしまう。

◆プロ初先発したヤクルトのドラフト2位大下佑馬投手(26)が、3回途中5失点でKOされた。  1回に巨人マギーに3試合連続となる10号2ランで先制を許すと、2-2の同点の3回には再びマギーに勝ち越し適時二塁打。その後1死二塁から亀井に7号2ランを食らい、降板を告げられた。  中継ぎで3試合好投して巡ってきたチャンスだったが、2回1/3で65球、6安打5失点。「前半戦の最終戦に先発のチャンスをいただいて、後半戦につなげる大事な試合に、自分のいい投球ができずに悔しいです」と振り返った。

◆ヤクルトが8連敗で前半戦を終えた。プロ初先発のドラフト2位大下が3回途中5失点でKO。打線も13安打を放ちながら3得点と、つながりを欠いた。  連敗中は、すべて先制点を奪われて追いかける展開になった。小川淳司監督は「連敗するべくしてした試合が多かった。今年は大型連敗がいくつかあった。交流戦は選手の頑張りでいい戦いができた。6月はいい戦いができた。チームの状態には波がある。7月に入って8連敗で前半戦は終了したが、ミスが絡んでの失点、全て先制点を献上していると、敗因はそういったところになると思う」と前半戦を総括。「セ・リーグは2位以下がみんな借金を抱えている。十分チャンスはある。この球宴休みで、何とか立て直していかないといけないと思います」と後半戦の反攻を誓った。

◆脳振とうの特例措置で5日に登録を抹消されていたヤクルト青木宣親外野手が、7試合ぶりに復帰して2安打を放った。  「2番中堅」で先発。2点を先制された直後の1回無死一塁、巨人山口俊の直球を強振して一、二塁間を破ってチャンスメーク。2回の第2打席も右前打を決めるなど、5打数2安打をマーク。6月30日阪神戦で頭部死球を受けて影響が心配されたが「大丈夫でした。(死球の残像は)気にならなかった」と払拭(ふっしょく)した。それでも、8回1死一、三塁で巨人上原に二ゴロ併殺打に仕留められた打席について「1本出したかった」と悔しがった。  チームも8連敗で前半戦を終了。「(投打が)かみ合わないわけじゃない。すごく悪いわけじゃない。これからだから。この球宴休みの期間に整理して。みんなも疲れがあるだろうし、しっかり整えてからまた後半戦。長いシーズンはいろんなことがある」と巻き返しへの意欲を示した。

◆巨人は1回、マギーの10号2ランで先制。ヤクルトはバレンティンの適時打などで同点に。3回、亀井の7号2ラン、マギーの適時打で巨人に追加点。ヤクルトは6回、藤井の適時打で反撃。亀井は7回も8号ソロを放ち、ダメ押しした。巨人は4連勝。  ヤクルトはドラフト2位ルーキー大下佑馬投手がプロ初先発も、5失点で3回途中降板。初勝利はならなかった。ヤクルトは8連敗。

◆巨人山口俊投手が、自身の31歳の誕生日を勝利で飾った。  初回、2点のリードをもらったが先頭打者ヤクルト西浦に四球を与えるなど制球に苦しんだ。バレンティンに適時打を浴び、1死満塁から川端の遊ゴロの間に失点して同点に追いつかれた。1イニングを終えるのに34球を要し、2回以降も5回以外は毎回安打を浴びて走者を出す苦しい内容となった。それでも打線の大量援護もあり、6回を投げて8安打3失点。7勝目を挙げ「最低限だったかなと思います。打線が打ってくれて感謝です」と振り返った。

◆昭和の男は、球界で最もタフな男だ! 巨人山口俊投手(31)が、前半戦最終戦のヤクルト戦で自らの誕生日を祝う今季7勝目を挙げた。3戦連続の中5日で先発し、6回を3失点。1回から34球を要する苦しい立ち上がりも、粘り強い投球を披露した。前半戦は15試合に先発し、12球団最多の1796球を投じた。昭和62年生まれ。「昭和の男なので」と自負する右腕の力投で、チームは今季3度目の同一カード3連勝を含む4連勝。首位広島と6ゲーム差の2位で前半戦を折り返した。  山口俊はのっし、のっしと歩き出した。1点を返され、3点差に迫られた6回2死二塁。ヤクルト青木を136キロのフォークで空振り三振に沈めた。8安打されながらも6回3失点に切り抜け、マウンドを救援陣に託した。「最低限だったかなと思います。打線が打ってくれて感謝です」と貫禄たっぷりに振り返った。  昭和62年生まれの男は誰よりも腕を振ってきた。前半戦は菅野に並ぶチーム最多の15試合に先発登板。この日も汗だくになりながら、110球を投げ、開幕からここまでの通算球数は12球団最多の1796球に達した。チーム唯一の3度目の中5日での登板に「体はちょっと重かったけど、そんなことは言ってられない」と気迫で疲労をねじ伏せた。  昭和から受け継がれる古典的な調整法が、タフネス右腕の源だ。登板翌日は両翼のポール間走を10本。休養日を挟んだ休み明けにもシャトルランなどの走り込み、登板間に2度、体を追い込んでいく。平成が終わろうとしている昨今はスポーツ科学が飛躍的に進歩しているが「僕は昭和の人間なので走らないと。とにかく走って追い込むのが僕のスタイルなんです」。シンプルな"昭和スタイル"で心身を鍛え上げる。  この日は31回目の誕生日だった。左翼席から誕生日ソングが流れるも「そこを意識する余裕はありませんでした」と一心不乱に勝利だけを追いかけた。記念日を白星で飾り、前半戦を7勝6敗の貯金1で折り返した。「思うように貯金が作れなかった。後半戦は1つでも多く貯金が作れるようにしたい」。エース菅野に並ぶ2大柱の一角を担う「どすこい右腕」が自分の歩幅で未来へと進んでいく。【島根純】
 ▼今季2度目の4連勝となった巨人は2位で前半戦を終了。前半戦2位で終了は16年以来17度目で、前半戦2位から逆転優勝は過去6度あるが、今年は借金1の2位。巨人が借金で折り返して逆転Vは73年の1度だけ。34勝37敗1分け、首位中日から5・5ゲーム差の4位で折り返した73年は、後半戦貯金9で逆転しV9を達成した。

◆巨人のマギーが3試合連続本塁打を放った。前半戦で最後の試合となったヤクルト戦(神宮)の一回、先頭の坂本勇が遊撃内野安打で出塁し、一死後、マギーがヤクルトD2位・大下からバックスクリーンへ先制の10号2ラン。「追い込まれていたのでコンパクトに対応しようと思っていた。スライダーをしっかり捉えることができたよ」と笑顔で振り返った。  右翼線三塁打の吉川尚を塁に置いた三回は左中間への適時二塁打。一回に追いつかれたが、勝ち越しの一打となった

◆巨人の亀井が貴重な追加点をたたきだした。  ヤクルト戦(神宮)の三回。3番・マギーの左中間適時二塁打で1点を勝ち越す。岡本は三振を喫したが、続く亀井が新人右腕・大下のフォークボールを右翼席へ8号2ランを運んだ。  「コンパクトなスイングでボールをとらえることができました。手応えは良かったです」と語った。

◆巨人が4連勝で前半戦を終えた。この日30歳の誕生日を迎えた山口俊投手が先発で6回8安打3失点で7勝目(6敗)。打線は亀井善行外野手(35)が2本塁打を含む4安打3打点と活躍した。ヤクルトは8連敗となった。  ヤクルトはD2位・大下(三菱重工広島)がプロ初先発。巨人打線は新人右腕の立ち上がりを攻めた。一回、一死一塁から、マギーの10号2ランを放った。その裏、ヤクルトは一死一、二塁とし、バレンティンの左前適時打で1点を返した。なおも雄平の左前打で満塁とし、川端の遊ゴロの間に1点を追加。同点に追いついた。  巨人は三回、先頭の吉川尚が右翼線三塁打。続くマギーの左翼への適時二塁打で1点勝ち越し。なおも一死二塁で亀井が7号2ランを放ち、5-2とした。  巨人は五回、一死満塁と好機を作ると、陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)がヤクルト3番手・星から押し出し四球を選び6-2とリードを広げた。  ヤクルトは六回、先頭の坂口が右前打。一死後、藤井が右翼へ二塁打を放ち、一走・坂口の好走塁で3-6とした。巨人は七回一死から亀井が右中間へ8号ソロを放ち、4点差。山口俊の後は田原、上原、マシソンつないだ。
2本塁打を含む5打数4安打3打点と大当たりの亀井の話 「きょうに限ってはよかったです。(1本目の本塁打は)最近、ホームラン打ってなかったので、あんまりホームランの感触じゃなかったですけど、入ってくれてよかったです」

◆ヤクルトは今季ワーストを更新する8連敗を喫し、最下位で前半戦を終えた。交流戦では最高勝率チームに輝いたが、7月は勝ち星なし。小川監督は「波がある。ミスが絡んでいるし、いずれも先制点を献上している。連敗するべくして連敗している」と肩を落とした。  頭部死球の影響で出場選手登録を外れていた青木が先発に復帰して2安打をマークしたが、勝利にはつながらなかった。それでもベテランは「負けてはいるけど、いいところもある。これからだから」と前向きに話した。

◆ヤクルトのドラフト2位新人の大下はプロ初先発で三回途中5失点で初黒星を喫した。一回、直球が甘く入りマギーに2ランを許すと三回にはマギーに適時二塁打、亀井に2ランを浴び「自分のいい投球ができずに悔しい」と唇をかんだ。  広島県で生まれ育った。西日本豪雨の被害に心を痛め「野球ができることを当たり前と思わず、かみしめてやりたい」との思いで臨んだ試合だった。だが、好結果を残せず「実力を受け止めて、やれることをやる」と再出発を誓った。
藤井(六回に適時二塁打) 「少し(バットの)先だったけど、いいところに飛んでくれた」 ヤクルト・田畑投手コーチ(大下に) 「本来の出来ではなかった。本人が一番悔しいと思う」

◆巨人の山口俊は6回3失点で、3試合ぶりの白星となる7勝目を挙げた。8安打を浴び、粘りの投球を強いられたが、リードを守って救援につないで先発の役割を果たした。  3度続けて中5日での登板だった。「(体は)少し重いけど、そんなことは言っていられない。その中でも抑えられるようにしたい」と後半戦での奮闘を誓った。

◆11日のヤクルト-巨人14回戦(神宮)の試合前にヤクルトの石川雅規投手(38)、中尾輝投手(23)と、巨人の上原浩治投手(43)、吉川光夫投手(30)、谷岡竜平投手(22)の5投手が西日本豪雨の被害者支援として募金活動を行った。

◆試合開始時は気温30度。山口俊はユニホームの色が変わるほど汗びっしょりでも、酷暑対策はバッチリだった。夏は試合中に500ミリの経口補水液を4本ほど飲み干すなど、こまめな水分補給を徹底している。3、4年前からは自宅で極力、冷房に当たらず、「外に出たときの"もわっと感"が違う。体が動いてくれるので夏は好きです」。夏バテ無縁の右腕が、後半戦もキーマンになる。

◆マギーが燕キラーぶりを発揮した。一回に放った中越えの先制10号2ランは、米大リーグ時代を含め初の3戦連発。「追い込まれていたのでコンパクトに対応しようと思っていた」。三回に左中間へ適時二塁打を放ち、今季ヤクルト戦は打率・491(53打数26安打)、5本塁打、17打点。「4連勝で2位という、いい終わり方ができた。この勢いのまま後半戦に臨みたい」と前を向いた。

◆プロ初先発のD2位・大下(三菱重工広島)は6安打5失点で、2回1/3で降板。プロ初黒星を喫し「立ち上がりを大事にいきすぎた。力みはなかったけど、投げきれなかった」と悔しそうに振り返った。一回にマギーに2ラン、三回にも亀井に2ランと2発を浴びた。田畑投手コーチは「連敗中に新人に託したのはこっちなので」とかばった。

◆亀井が昨年8月1日のヤクルト戦(静岡)以来となる2本塁打を含む4安打。三回に大下のフォークボールを右翼席中段に運びKOすると、七回は近藤の直球を右中間席へ突き刺した。「ずっと真っすぐを捉えきれなかったのでよかった」。先発時は直近15試合で4番・岡本の後の5番に入る35歳は「ずっと打てないと言われてきたので、後半は野手が何とかカバーしていきたい」と頼もしかった。

◆ヤクルトは11日、巨人14回戦(神宮)に3-7で敗れ、今季ワーストとなる8連敗の最下位で前半戦を終えた。  相手を上回る13安打も3得点。小川淳司監督(60)は「連敗するべくしてしている試合が多かった。何か一つ、きっかけがあれば変わる。自分たちも含めて考えていくべきところだと思う」と振り返った。  頭部死球による脳振とうの特例措置で抹消されていた青木が「2番・中堅」で復帰。一回無死一塁から右前打で同点を演出したが、以降は打線が決定打を欠いた。復帰戦を2安打で終えた青木は、「負けてはいるけど、いいところもある。これからだから」と前を向いた。  8連敗は昨年8-9月に9連敗して以来。連敗中はいずれも先制を許し、ミスが絡んで失点、と歯車がかみ合わない。試合後にはD3位・蔵本(岡山商科大)、新外国人のウルキデス(前メキシコリーグ・ティフアナ)が球宴期間中に1軍練習に参加することが決まった。指揮官は「まだまだチャンスはある。オールスター期間で立て直していかないといけない」と巻き返しを誓った。 (長崎右)

◆セ・リーグ2位の巨人は11日、前半戦最終戦となるヤクルト14回戦(神宮)に7-3で快勝し、4連勝を飾った。山口俊投手(31)が6回8安打3失点で7勝目(6敗)。31歳の誕生日を自ら祝った。最大「6」あった借金を「1」まで減らしたチームは、球宴休みを挟み、16日からの阪神3連戦(甲子園)で後半戦がスタートする。  じめじめと蒸し暑い神宮のマウンドで、山口俊の表情は涼しげだった。チームの前半戦最終戦を6回3失点にまとめ、価値ある7勝目を飾った。  「最低限(の内容)だったかなと思います。打線が打ってくれて、感謝しています」  2点を先制してもらった一回に3安打2四球で2失点するなど立ち上がりに苦しんだが、味方打線に序盤で5得点のプレゼントをもらい、粘投で試合を作った。プロ3度目の挑戦となった"バースデー登板"で、白星をつかんだ。  107投球回は菅野(110)に次ぐリーグ2位。田口、野上ら、開幕ローテを組んだ先発陣が2軍落ちした前半戦はフル回転だった。「体は少し重いけど、そんなことは言っていられない」と後半戦もG投を引っ張る覚悟だ。  31歳となったタフネス右腕の心の癒やしは、「子供デー」と定める休養日。3月に3歳になったまな娘との"デート"がお約束だ。娘が幼稚園から帰るのを待ち、2人でデパートへ。お気に入りは、キッズコーナーにある「ボールプール」という。無数のカラフルなボールにまみれて、はしゃぐ"天使"の顔が、疲れを吹っ飛ばしてくれる。  「(山口俊は)前半はコントロールが少し苦しんでいたけど、あそこまでよく粘った。この9連戦でいい戦いができたので、後半戦はこれを続けたい」  高橋監督もにっこりと笑った。広島に続いて今季40勝に到達し、最大「6」あった借金は「1」。後半戦は16日の阪神3連戦(甲子園)からスタート。高橋巨人が上昇気流に乗り始めた。 (谷川直之)

◆山口俊が3試合ぶりに勝利。大黒柱の菅野に加え、ヤングマン、メルセデスと楽しみな投手も出現。先発陣は顔ぶれがそろってきた。打線も活気づいて、球宴前に4連勝。巨人は広島追い上げへ向け準備ができた-。  そう、準備。現状ではその表現にとどめたい。  広島との対戦成績は4勝9敗。これをまず五分に戻さないと、ゲーム差は縮まらない。さらに、DeNAにも4勝9敗1分け。広島戦のチーム防御率は4・82。DeNA戦は5・03。苦手なチームが2つあると、さすがに優勝は厳しくなる。  そこで問題になるのは、菅野と山口俊の登板日を、広島戦とDeNA戦に合わせていくのか。逆に、2人をローテーション通りに回し、登板した試合を確実に拾っていくのか。難しい選択を迫られる。  また、依然として不安定なリリーフ陣を、どう整備していくのか。以上が「準備」という表現にとどめた理由だ。  巨人という球団は、2位ではなく、優勝を目指す宿命にあると思う。そこを踏まえ、首脳陣がどういう手を打つのか、注目したい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
433210.573
(-)
0
(-)
67379
(-)
330
(-)
90
(-)
43
(-)
0.261
(-)
4.08
(-)
2
(-)
巨人
404110.494
(↑0.006)
6
(↑0.5)
61372
(+7)
332
(+3)
80
(+3)
43
(-)
0.26
(↑0.001)
3.89
(↑0.01)
3
(↑1)
阪神
353810.479
(-)
7
(-)
69280
(-)
310
(-)
42
(-)
44
(-)
0.243
(-)
3.72
(-)
4
(↓1)
DeNA
364020.474
(↓0.006)
7.5
(↓0.5)
65300
(+1)
337
(+2)
92
(+1)
51
(-)
0.248
(↓0.001)
3.94
(↑0.02)
5
(-)
中日
374310.463
(↑0.007)
8.5
(↑0.5)
62328
(+2)
373
(+1)
54
(+1)
41
(+1)
0.259
(↓0.001)
4.42
(↑0.04)
6
(-)
ヤクルト
344210.447
(↓0.006)
9.5
(↓0.5)
66336
(+3)
377
(+7)
67
(-)
38
(-)
0.26
(↑0.001)
4.43
(↓0.03)