☆DeNA v.s. ★中日(8回戦・横浜スタジアム)
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
中日
10100 0000 2111
DeNA
00300 000× 380
勝利投手:東 克樹(4勝2敗0S)
(セーブ:山﨑 康晃(0勝1敗11S))
敗戦投手:吉見 一起(1勝1敗0S)
  DAZN
◆DeNAは2点を追う3回裏、ロペスの2ランと筒香のソロが飛び出し、逆転に成功する。投げては、先発・東が6回2失点。その後はエスコバー、三上、山崎の継投で逃げ切り、東は今季4勝目を挙げた。敗れた中日は、先発・吉見が好投を見せるも、打線の拙攻が響いた。

◆DeNAのルーキー東克樹投手(22)が、6回8安打2失点で4勝目(2敗)を挙げた。  新人の2試合連続完封なら球団史上62年ぶりの快挙だったが、1回に先取点を許すと、3回までに2失点。「野手の皆さんが絶対に打ってくれると信じて、粘って投げるだけだと思いました」と感謝した。  試合中にバナナを2本食べて栄養補給。「エネルギーは大事なので。今日は本当に野手の皆さんのおかげです」と繰り返した。  ラミレス監督は「6回でちょっと疲れが見えたが、しっかりとゲームをつくってくれたことで、我々が逆転することができた」と評価した。

◆中日吉見一起投手が敵地で勝てない。2点リードの3回。2番ソトに左前打を許すと、続くロペスに高めの直球を左中間席に運ばれた。  さらに4番筒香に内角スライダーをうまく打たれ、決勝ソロを浴びた。3者連続で初球を痛打。「(筒香は)初球からエグいところを打たれた。2点取ってくれたが、守れなかったのが敗因。悔しいです」。3回以外は安定感のある投球を見せ、7回3失点。打線の援護がなく、今季初黒星を喫した。ビジターゲームでは勝ち星に恵まれず、これで6連敗になった。  DeNA戦に勝てば、森監督就任後、初の3位浮上だったが、3連勝でストップ。阪神が勝ったため、5位に転落した。

◆DeNA筒香嘉智外野手(26)が、ロペスの2ランで同点に追い付いた直後の3回1死、右翼席上段に通算150号の逆転12号ソロを放った。トラックマンデータでは飛距離118メートル。  134キロの内角スライダーを振り抜き「しっかり自分のスイングでとらえることができ、手応えも良かったです。ロペスが同点本塁打を打ってくれたので、自分もその流れに乗ることができました」と言った。  26歳5カ月での150本塁打到達は、球団史上最年少となった。

◆DeNA筒香嘉智外野手(26)が、プロ9年目で通算150号を達成した。26歳5カ月での150本塁打到達は球団史上最年少となった。  3回の第2打席で中日先発吉見から右翼席上段へ12号ソロを放ち「しっかり自分のスイングでとらえることができ、手応えも良かったです。ロペスが同点本塁打を打ってくれたので、自分もその流れに乗ることができました」。  4月まで6本塁打だったが、5月18日から始まった巨人3連戦で爆発。同カードで1試合3本塁打(20日)を含む3試合連発で計5本塁打と量産態勢に入った。  2009年ドラフト1位で横浜(現DeNA)入りし、プロ1年目の2010年10月7日の阪神戦で久保田からプロ初安打となるプロ1号をマークした。2013年までの4年間で通算20本塁打だったが、翌2014年に22本塁打を放ち長距離砲としての能力が本格化。昨シーズンまで4年連続20本塁打以上を継続中で、2016年には44本塁打、110打点で2冠王に輝いている。  また、2017年に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、侍ジャパンの4番として、準決勝進出に貢献した。

◆DeNAホセ・ロペス内野手(34)が、2点を追う3回1死一塁から左中間にリーグトップを走る15号同点2ランを放った。  トラックマンデータでは飛距離130メートル。  「完璧です! あの場面ではインコースを意識して打席に入りました。まだ序盤なので1点でも多く援護できるように引き続き頑張ります」と喜んだ。  DeNAは続く4番筒香の通算150号ソロで逆転した。

◆DeNAのルーキー東が6回2失点でチームトップタイの4勝目を手にした。一回に味方の拙守が絡み、失点。三回も大島にソロ本塁打を浴びるなど8安打を許したが、走者をためてから粘って打線の援護を引き出した。  23日が雨天中止となり、自身初というスライド登板だった。「きょうは本当に野手の皆さんのおかげ」と控えめに話した東。初完封だった16日の阪神戦とは対照的な粘投でつかんだ1勝は、新人離れした技量を感じさせた。

◆中日の大島が2試合連続本塁打を放った。三回一死から低めの変化球を振り抜き、豪快に右翼ポール際へ運ぶ4号ソロ。「うまくバットに引っかかってくれた。切れてファウルにならなくてよかった」と語った。  一回は中前打、九回も右前打を放ち、13日以来の3安打をマーク。不調のため19日から打順が1番から2番へ変わったが、ここ2試合で3本塁打を含む5安打と復調してきた。

◆DeNAの筒香が通算150本塁打を記録した。三回にロペスが同点2ランを放ち、スタジアムが沸き立った直後。「自分もその流れに乗ることができた」と初球をフルスイングした。内角の変化球を捉え、豪快に右翼席最上段まで飛ばした。  ベンチ前で記念のボードを掲げた筒香。自身初の4試合連続本塁打が懸かった22日はベテラン山井に4打数無安打に抑えられたが、これで直近5試合で6本塁打と復調した主砲のバットが止まらない。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
261510.634
(-)
0
(-)
101197
(-)
161
(-)
43
(-)
25
(-)
0.251
(-)
3.57
(-)
2
(-)
巨人
222010.524
(-)
4.5
(-)
100213
(-)
178
(-)
38
(-)
21
(-)
0.275
(-)
3.97
(-)
3
(-)
DeNA
201920.513
(↑0.013)
5
(↑0.5)
102158
(+3)
155
(+2)
49
(+2)
28
(-)
0.249
(↑0.001)
3.33
(↑0.04)
4
(↑1)
阪神
202100.488
(↑0.013)
6
(↑0.5)
102130
(+2)
155
(-)
22
(-)
25
(-)
0.227
(↑0.002)
3.35
(↑0.08)
5
(↓1)
中日
202310.465
(↓0.011)
7
(↓0.5)
99176
(+2)
189
(+3)
30
(+1)
27
(-)
0.26
(↑0.001)
4.04
(↑0.01)
6
(-)
ヤクルト
152510.375
(↓0.01)
10.5
(↓0.5)
102170
(-)
206
(+2)
34
(-)
24
(-)
0.25
(↓0.003)
4.43
(↑0.05)