1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日ハム |
1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0× | 2 | 9 | 0 |
ロッテ |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | |
勝利投手:上沢 直之(5勝1敗0S) 敗戦投手:有吉 優樹(0勝1敗0S) |
◆日本ハムが降雨コールド勝ち。日本ハムは初回、中田の適時打で先制する。そのまま迎えた4回表には、レアードのソロでリードを広げた。投げては、先発・上沢が8回無失点の快投で今季5勝目。敗れたロッテは、プロ初先発の有吉が試合をつくるも、打線が沈黙した。
◆9回表無死で降雨コールドとなり、ロッテは日本ハム上沢から1点も取れないまま敗戦した。 最大の好機だった8回には1死一、三塁で1番荻野貴司外野手が見逃し三振。一打同点の2死二、三塁で2番藤岡裕大内野手が左飛に倒れた。これでZOZOマリンでは上沢に通算5戦全敗。4連勝中だったチームの勢いもいったん止まり、井口資仁監督は「防御率が一番いい投手だったんで、何とか打ち崩したかったんですけどね」と残念がった。 一方で、プロ初先発ながら5回2失点で踏ん張った有吉優樹投手については「十分な出来。100球超えてもしっかりした球がいっていた。次回も(先発で)いく予定です」と合格点を与えた。
◆日本ハム上沢直之投手(24)が自身初の2試合連続完封勝利でチームトップの5勝目を挙げた。 試合開始前から雨が降り続くコンディションの中で「環境は言い訳に出来ない」と、ゼロを並べ続けた。4回2死一、二塁のピンチでは中堅左へ抜けそうな打球を西川が好捕。「西川さんの、あのプレーがあったから」と感謝するバックの好守にも、もり立てられた。 8回もピンチをしのぎ、そのまま雨天コールド。試合続行なら9回は交代が予定されていた。「投げていて、これ以上は(投手が投げるのは)ムリだなと思った。あのマウンドで(リリーフが)投げるのはかわいそう」と思っていたという。その願いも通じて、自身も完封勝利が舞い込んだ。防御率は1・18で両リーグ断トツの数字となった。 栗山監督も「本当に素晴らしかった」と、雨の中で集中力を切らさずに連続無失点イニングを「22」に伸ばした右腕を、たたえていた。
◆日本ハム中田翔内野手が、先制打を放った。 1回1死一、二塁で左中間を破る適時二塁打。11日ソフトバンク戦以来、9試合ぶりの打点で先制点を挙げた。「(ファーストストライクから)積極的にいこうと思っていた。(雨が降りしきり)天候も不安定だし、早い回に点を取ってあげたかった。(先発の)上沢も辛抱強く投げてくれると思うし、打線も援護していきたいね」と頼もしかった。
◆日本ハムのブランドン・レアード内野手が、雨空にアーチをかけた。 1点リードの4回1死走者なし、ロッテの先発有吉の外角高めの直球を引っ張った。20日楽天戦以来の左越え8号ソロで、貴重な追加点をたたき出した。 「うまく打ち返すことができた。1点でも多くほしいから良かったよ。どんどん追加点を取って、良い流れにしたいね」と本塁打で盛り立てた。
◆日本ハムの中田が9試合ぶりに打点を挙げた。0-0の一回1死一、二塁で左中間へ強烈な二塁打を放ち、1点を奪った。苦しんでいた4番打者が、プロ初先発の有吉の不安定な立ち上がりを一気に攻めた。 試合前から雨が降り続く中での一戦だった。「積極的にいこうと思っていた。天候も不安定だし、早い回に点を取ってあげたかった」と喜んだ。
◆ロッテの有吉が2年目でプロ初先発したが5回2失点で黒星を喫した。「チームが連勝中でいい流れだった。初回に点を取られたのが残念」と悔やんだ。 ルーキーだった昨季に53試合に登板し、今季も中継ぎとしてスタートした。ただ、先発陣の駒不足で役割が急に変わり、100球を超える投げ込みを行うなど調整してきた。次回も先発で登板する予定で「カウントを悪くして打たれた。次に生かしたい」と力を込めた。
◆ロッテは零敗で連勝が4で止まった。井口監督は「チャンスはあったけれど、一本が出なかった」と嘆いた。 2点を追う八回には無死三塁としたが、代打ドミンゲスが空振り三振。代打平沢は四球を選んだが、荻野、藤岡裕が倒れた。上沢に5安打に抑えられ、井口監督は「下位打線が調子を下げているので、つながりがなかった。何とか打ち崩したかった」と悔しがった。
◆日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実高=が「7番・左翼」で2試合連続の先発出場を果たしたが、3打数無安打に終わった。 二回の第1打席では一死走者なしで打席に立つとロッテの先発、有吉の前に左飛に倒れた。四回の第2打席は一死一塁で迎えたが、左飛だった。 六回の第3打席は一死二塁のチャンスで迎えたが、空振り三振に倒れた。清宮は打席の直後の裏の守備では左翼に杉谷が起用され、ベンチに下がった。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
西武 | 26 | 15 | 0 | 0.634 (↑0.009) | - (-) | 102 | 224 (+2) | 162 (+1) | 41 (+1) | 49 (-) | 0.276 (↓0.001) | 3.66 (↑0.07) |
2 (-) |
日ハム | 24 | 19 | 0 | 0.558 (↑0.01) | 3 (-) | 100 | 146 (+2) | 151 (-) | 42 (+1) | 28 (+2) | 0.227 (↑0.002) | 3.35 (↑0.08) |
3 (-) |
福岡 | 22 | 20 | 0 | 0.524 (↓0.013) | 1.5 (↓1) | 101 | 182 (+1) | 156 (+2) | 50 (-) | 28 (+3) | 0.261 (↑0.001) | 3.67 (↑0.04) |
4 (-) |
ORIX | 21 | 22 | 1 | 0.488 (↑0.012) | 1.5 (-) | 99 | 155 (+5) | 166 (+2) | 33 (+1) | 26 (+1) | 0.231 (↑0.001) | 3.54 (↑0.06) |
5 (-) |
ロッテ | 19 | 22 | 0 | 0.463 (↓0.012) | 1 (↓1) | 102 | 171 (-) | 177 (+2) | 17 (-) | 46 (+1) | 0.25 (↓0.001) | 3.94 (↑0.04) |
6 (-) |
楽天 | 14 | 28 | 1 | 0.333 (↓0.008) | 5.5 (↓1) | 100 | 130 (+2) | 196 (+5) | 34 (+1) | 19 (-) | 0.226 (↓0.002) | 4.29 (↑0.03) |
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