★巨人 v.s. ☆広島(7回戦・ひたちなか市民球場)
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
広島
50040 0000 9110
巨人
00020 1000 391
勝利投手:岡田 明丈(5勝1敗0S)
敗戦投手:吉川 光夫(3勝3敗0S)
  DAZN
◆広島が快勝。広島は初回、田中の先頭打者本塁打と新井の3ランなどで一挙5点を先制する。4回表には、田中のソロと新井の適時二塁打などで4点を追加した。投げては、先発・岡田が7回3失点で今季5勝目。敗れた巨人は、先発・吉川光が8失点と試合をつくれなかった。

◆広島新井貴浩内野手(41)に今季1号が飛び出した。雨の中でプレーボールがかかり、田中が先頭打者アーチ。  さらに2四球で1死一、二塁から、新井は吉川光の変化球を左翼席に運んだ。「打ったのはカーブかな。しっかりと自分のいいスイングができた。チャンスだったので、ランナーをかえせて良かったです」。開幕直前に左ふくらはぎを痛めて離脱。1軍復帰後、この日が4試合目のスタメンだった。

◆広島田中広輔内野手(28)が、1回に今季初の先頭打者本塁打を放った。  雨が降り続ける中、試合が始まった直後、田中は巨人吉川光の外角球をたたいて左翼席に放り込んだ。「入るとは思わなかったですが、伸びてくれましたね。いい感触でした。先制出来て良かったです」。今季2号本塁打で打線に火を付け、この回5得点の猛攻につなげた。

◆巨人岡本和真内野手(21)が3試合連続の打点をマークし、打点ランキング単独3位に浮上した。  9点を追う4回1死一、二塁で広島岡田の131キロスライダーに反応。しぶとく三遊間を破り、二塁走者が一気に生還した。  20日のDeNA戦から3戦連発はならなかったが、3戦連続の打点となる適時打で32打点目。セ・リーグではDeNAロペス(36打点)、ヤクルト・バレンティン(33打点)に次ぐ、3位となった。「何とか食らいついて、良いところに転がってくれた」と振り返った。

◆広島美間優槻内野手(23)が1回にプロ初打点を記録した。  2本の本塁打で4点を奪った1回。なおも2死二塁で3試合ぶりスタメンの美間は吉川光の真っすぐをたたいて三遊間をゴロで破った。  「いい流れでつないでもらったので、必死にいきました。少しバットの先でしたけど1本出て良かったです」。二塁走者が生還。プロ入り6年目でのプロ初打点が貴重な追加点となった。

◆広島が前日完封負けの巨人に勝利し、貯金を今季最多タイの11に戻した。  田中の先頭打者弾や新井の20年連続本塁打となる1号3ランなどで1回に5点を先制。4回にも田中の1試合2本目となるソロなどで4点を加えた。大量援護を背に、先発岡田は中盤以降に失点しながらも7回を125球、7安打3失点にまとめた。緒方孝市監督(49)の談話は以下の通り。  -打線が初回から猛攻  緒方監督 練習のときから小雨が降っていて、グラウンドコンディションが心配だった。その中でスタートから打線が選手1人1人、集中していい攻撃をしてくれた。(田中)広輔が昨日完封された嫌な流れの中で吹き飛ばすスイングをしてくれた。...やっぱり新井さん。本当にいいスイングで、あの3ランは大きかった。4回の広輔の1発も大きかった。  -先発岡田が悪天候の中で粘った  緒方監督 このコンディションで投げにくい中、我慢強く投げてくれた。先頭打者の四球とかはいただけないけど、成長を見せてくれた。

◆巨人・吉川光夫投手(30)が23日、広島7回戦(ひたちなか)に先発し、3回0/3で93球を投げ、6安打5四球。昨年9月19日の中日戦(ナゴヤドーム)以来の8失点で降板した。  一回から崩れた。田中に2号の先頭打者本塁打を浴びると、菊池、鈴木に四球を与えるなどして一死一、二塁。ここで41歳のベテラン・新井に、場外へ消える1号ソロをくらった。さらに会沢に右中間二塁打とされ、美間に左前適時打を浴びてさらに1失点。この回だけで5点を失った。  四回にも再び田中に3号ソロを浴び、菊池、バティスタに連続四球を与えたところでマウンドを降りた。雨中での一戦となったが、粘れなかった。

◆1位、2位直接対決は広島が3本塁打を含む11安打9得点の大勝で制した。広島は先発の岡田明丈投手(24)が7回7安打3失点で今季5勝目(1敗)を挙げた。打っては5番・新井貴浩内野手(41)が今季1号3ランを含む2安打5打点と打線をけん引する活躍を見せた。  一回、広島は1番・田中が吉川光から左翼席へ先頭打者本塁打となる2号ソロを放ち先制した。さらに一死一、二塁から5番・新井が左翼席へ1号3ランを放ち4-0。なおも二死二塁から8番・美間が左前適時打を放ち5-0とした。  広島は四回にも先頭の田中が右翼席へ3号ソロを放ち6-0とした。さらに一死一、二塁から新井の右越え2点二塁打、会沢の右前適時打で9-0とした。  巨人はその裏、一死一、二塁から、5番・岡本の左前適時打で1点を返した。さらに一死満塁とし、7番・長野の中犠飛で2点目を入れた。六回には長野が左翼席へ3号ソロを放ち3点目を入れた。  広島は八回を一岡、九回をアドゥワが抑え試合を締めた。

◆1位、2位直接対決は広島が3本塁打を含む11安打9得点の大勝で制した。広島は先発の岡田明丈投手(24)が7回7安打3失点で今季5勝目(1敗)を挙げた。以下は先制弾を含む2本塁打を放った田中広輔内野手(28)の試合後の一問一答。  --2本塁打の活躍  「集中力を絶やさず打席に向かっていった結果です」  --1本目は先頭打者弾だった  「積極的にいった結果がたまたまいい結果につながった。1番打者としていい仕事ができました」  --2本目の本塁打について  「1打席目と同様に積極的にいった結果です」  --打線が活発だった  「昨日は点が取れなかったので、そのぶん取れてよかった」  --きょうの打撃を振り返って  「いい集中力を持っていい打席がたくさんあった」  --今後に向けて  「一戦一戦、一生懸命やるだけなので、応援よろしくおねがいします」

◆広島の田中が今季初めて一回に先頭打者本塁打をマークした。吉川光の2球目の直球を左翼席へはじき返し、4月29日以来となる2号ソロ。「入るとは思わなかったけど、伸びてくれた。いい感触だった」とうなずいた。  5-0の四回にも先頭打者で打席に入ると今度は右翼席へ一発。3ボール1ストライクからの直球を強振して、追加点を生み「積極的にいった。完璧に捉えることができた」とうれしそうだった。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
261510.634
(↑0.009)
0
(-)
101197
(+9)
161
(+3)
43
(+3)
25
(-)
0.251
(↑0.001)
3.57
(↑0.01)
2
(-)
巨人
222010.524
(↓0.013)
4.5
(↓1)
100213
(+3)
178
(+9)
38
(+1)
21
(-)
0.275
(↑0.001)
3.97
(↓0.12)
3
(-)
DeNA
191920.5
(-)
5.5
(↓0.5)
103155
(-)
153
(-)
47
(-)
28
(-)
0.248
(-)
3.37
(-)
4
(-)
中日
202210.476
(-)
6.5
(↓0.5)
100174
(-)
186
(-)
29
(-)
27
(-)
0.259
(-)
4.05
(-)
5
(-)
阪神
192100.475
(-)
6.5
(↓0.5)
103128
(-)
155
(-)
22
(-)
25
(-)
0.225
(-)
3.43
(-)
6
(-)
ヤクルト
152410.385
(-)
10
(↓0.5)
103170
(-)
204
(-)
34
(-)
24
(-)
0.253
(-)
4.48
(-)