オリックス(★1対3☆)日本ハム =オープン戦3回戦(2020.03.08)・京セラドーム大阪=
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日本ハム
0101100003921
ORIX
0000010001910
勝利投手:マルティネス(1勝1敗0S)
(セーブ:長谷川 凌汰(0勝0敗1S))
敗戦投手:田嶋 大樹(0勝2敗0S)

本塁打
【日本ハム】横尾 俊建(1号・2回表ソロ)

  DAZN
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◆オリックスは宗が3安打を放つ活躍。開幕スタメンを狙う6年目外野手が、バットで首脳陣にアピールした。対する日本ハムは、先発・マルティネスが6回1失点の好投。開幕へ向け、順調な仕上がりを披露した。

◆オリックス田嶋大樹投手(23)がオープン戦2度目の登板に臨み、4回2失点で降板した。 初回は2与四球などで1死一、二塁のピンチを迎えるも、4、5番を抑えて無失点。だが2回は1死から横尾に先制ソロを浴び、4回は谷内の適時二塁打で2点目を失った。4イニングすべて塁上に走者を背負う結果に。 田嶋は「球数が多かったので、そこは次に向けて修正すべきところです。感覚はむちゃくちゃよかったんですけど」と、4回93球の投球を淡々と振り返った。

◆オリックス田嶋大樹投手が制球に苦しみ4回で降板した。 2回に日本ハム横尾にソロを浴びるなど2失点。4回とも塁上に走者を背負い、93球を要した。「球数が多かったので、次に向けて修正すべきところ。(収穫は)ないです」と厳しく自己評価。シーズン初先発は22日の楽天戦とみられるが、オープン戦2試合で納得の結果は残せず。西村監督は「次がオープン戦最後の登板になるでしょうし、いい形で終わってくれれば」と語った。

◆オリックス若月健矢捕手(24)が8日、日本ハム戦(京セラドーム大阪)の走塁で右太もも裏に張りを訴え、途中交代した。 8回無死一、二塁で三塁線に犠打を決めたが、一塁に駆け込んだ際に違和感を感じ、9回表の守備から交代した。若月は「過去にも(左足で)やった経験があったので。問題はないです」と軽症を強調。 試合後、大阪市内の病院で診察を受け、「右太もも裏の筋膜炎」と診断された。今後は患部の状態を確認しながら練習を行い、復帰時期を決める。

◆日本ハム横尾俊建内野手がオープン戦1号を放った。オリックス戦の2回1死、内角を厳しく突かれながら左翼席へ運んだ。 直前の1回の守備では2失策しており、汚名返上弾になった。「体が勝手に反応できた。キャンプから取り組んでいることが形に現れている」。本塁打後におにぎりを握るパフォーマンスは、公式戦まで封印。「本拠地で出来たらうれしいですし、アピールになる」と心待ちにした。 日本ハム小笠原ヘッド兼打撃コーチ(横尾の本塁打に)「ボールを見られているし、継続して全てにおいて精度を上げてほしい」

◆日本ハム王柏融外野手が好調を示す一打を放った。 5回、苦手としている左腕・山田の変化球を捉え、右翼線適時二塁打とした。 状態は「7、8割まで仕上がってきている」と手応え十分。2打数1安打も2四球を選び、冷静さが結果になった。移籍1年目の昨季は、対左投手打率2割2分1厘。「しっかり見極められている」と課題克服で、打撃力アップにつなげた。

◆内野のユーティリティープレーヤー・日本ハム谷内亮太内野手が、存在感を際立たせた。9番遊撃でフル出場。 2回は中前打、4回の2打席目は左中間を破る適時二塁打と奮起した。「良い結果もほしいですけど、自分の練習してきたことを出せたらと思った」と無欲で結果につなげた。遊撃手は負傷離脱中の中島のほか、石井、平沼と左打者ばかり。貴重な右の遊撃手として、左投手から安打を積み重ねてアピールしていく。

◆相次ぐ故障で昨季を棒に振った日本ハムのニック・マルティネス投手(29)が、8日オリックス戦(京セラドーム大阪)に先発し、6回4安打5奪三振1失点。相手の新助っ人アダム・ジョーンズ外野手(34=Dバックス)を併殺打、見逃し三振に斬った。日本ハム・マルティネスをリードした鶴岡は、静かなオリックス・ジョーンズに違和感を抱いていた。対戦した全6球のうち、スイングは2度だけ。「バットを振らずに気持ち悪いというか...。それでも、バットの軌道やタイミングの取り方、ステップ幅の広さなど、すごさは感じる。ポイントも近くて、怖い打者だと思います」。この日は封じた一流の打撃を、警戒した。

◆オリックスの田嶋は細かな制球に苦しみ、4回2失点だった。3四球を与えるなど93球を要し「球数が多い。実力不足なのでしっかりやっていきたい。(収穫は)ないです」と厳しい口調だった。  山岡、山本に次ぐ先発の一角として期待されているが、1日の試合での3回2/3を投げて5失点に続き、不安定な投球に終わった。開幕まで残す登板は1試合で「しっかりと修正したい」と気を引き締め直した。

◆日本ハムのマルティネスが6回4安打1失点と好投した。150キロ前後の速球とブレーキのかかった変化球をリズム良くコースに決め、順調な調整ぶりを見せつけた。「全体的にいい感覚で投げられた。続けていきたい」と納得の顔で話した。  来日1年目の2018年に10勝を挙げるも、昨季は開幕前に故障した影響で登板なしに終わった。復活を期すシーズンを目前に「試合で投げられればチームに貢献できるという自信はある」と頼もしかった。

◆オリックスの若月が八回の走塁中に右太もも裏の張りを訴え、直後の守備から交代した。試合後に大阪市内の病院で検査を受け「右太もも裏の筋膜炎」と診断された。西村監督は「たいしたことはないと思う」と軽症を強調していた。

◆新外国人のヒギンス(前パドレス3A)が"八回の男"に決まった。八回に登板し、1回を1安打無失点。前日に続き連投もクリアし、西村監督は「連投でどうなるか、ちょっと試したかった。その(八回)へんで投げてもらうことを考えている」と評価した。守護神のディクソンへつなぐ方程式が固まってきた。

◆正三塁手取りをアピールした。横尾が一発を含む2安打1打点で4試合連続の複数安打をマーク。「キャンプから続けてきた打撃ができている」と手応えをにじませた。一回に捕球と送球にミスが出て2失策を記録。汚名返上へ臨んだ二回の打席で田嶋の内角速球を巧みに振り抜き、左翼席に運んだ。ポジションを争うビヤヌエバは6日の阪神戦で左手首を痛めて休養中。「自分がスタート(先発)からいけるように」と力強かった。

◆正捕手候補の若月が負傷交代し、周囲をヒヤリとさせた。八回無死一、二塁で三前に犠打を試みた際、走塁中に右太もも裏に張りを感じ、ベンチへ下がった。試合後は「大丈夫です。走っているときにつった感じになって。火曜(10日)から練習に入ることになると思います」と軽傷を強調。大阪市内の病院でMRI検査を受け「右太もも裏の筋膜炎」と診断されたが、大事には至らず。開幕直前に離脱となればチームにとって大打撃なだけに一安心だ。

◆オリックス・漆原大晟投手(23)が8日、日本ハムとのオープン戦(京セラ)に登板。1回を無安打無失点と好投し、自身初の開幕1軍に向けて前進した。  「直球の状態も自分の目指すボールに近づいている。与えられたチャンスを生かせるようにやっていきたい」  六回から3番手で登板すると、キッチリと3人でピシャリ。オープン戦計4試合連続ゼロ封とし、0回1/3を投げた前日からの連投も問題なしだ。平井投手コーチは「球もよかった。(1軍)候補に入っている」と評価し「あと5試合でどれだけのものを見せてくれるか」と求めた。  新潟医療福祉大から育成D1位で入団した昨季は、ウエスタンでセーブ王(23S)。2年目の今年の春季キャンプは1軍スタートで、キャンプ中に支配下登録を勝ち取った。将来の守護神候補として期待される右腕が、着実にステップアップしている。 (西垣戸理大) 先発して4回2失点のオリックス・田嶋 「球数(93球)が多くなってしまったので、次は修正したい」

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
311 0.750
(-)
-
(-)
24
(+3)
11
(+3)
4
(+2)
9
(+1)
0.297
(↓0.018)
2.250
(↓0.19)
2
(-)
広島
521 0.714
(-)
-0.5
(-)
49
(+3)
36
(+3)
7
(+1)
4
(+2)
0.301
(↓0.005)
4.060
(↑0.29)
3
(-)
楽天
640 0.600
(-)
0
(-)
42
(-)
32
(-)
6
(-)
9
(-)
0.252
(-)
2.600
(-)
4
(-)
ソフトバンク
430 0.571
(-)
0.5
(-)
33
(-)
20
(-)
7
(-)
4
(-)
0.250
(-)
2.320
(-)
5
(-)
DeNA
540 0.556
(-)
0.5
(-)
34
(-)
34
(-)
7
(-)
2
(-)
0.249
(-)
3.160
(-)
5
(1↑)
日本ハム
541 0.556
(↑0.056)
0.5
(↓0.5)
44
(+3)
38
(+1)
5
(+1)
5
(+2)
0.274
(↓0.001)
3.340
(↑0.26)
7
(1↓)
ロッテ
221 0.500
(-)
1
(-)
21
(-)
21
(-)
6
(-)
6
(-)
0.226
(-)
3.890
(-)
7
(1↓)
ヤクルト
441 0.500
(-)
1
(-)
34
(-)
39
(-)
3
(-)
12
(-)
0.231
(-)
3.760
(-)
7
(1↓)
阪神
332 0.500
(-)
1
(-)
24
(+4)
42
(+4)
10
(-)
6
(+1)
0.227
(↑0.009)
5.010
(↑0.15)
10
(-)
ORIX
242 0.333
(↓0.067)
2
(↓0.5)
28
(+1)
36
(+3)
6
(-)
4
(-)
0.267
(↓0.001)
4.080
(↑0.3)
11
(-)
巨人
263 0.250
(-)
3
(-)
42
(+4)
43
(+4)
10
(-)
2
(+1)
0.247
(↓0.004)
3.800
(↓0.02)
11
(-)
中日
260 0.250
(-)
3
(-)
18
(-)
41
(-)
4
(-)
2
(-)
0.218
(-)
4.890
(-)