☆広島 v.s. ★中日(10回戦・マツダスタジアム)
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中日
00000 1011 350
広島
06000 000× 691
勝利投手:大瀬良 大地(7勝2敗0S)
敗戦投手:柳 裕也(2勝4敗0S)
  DAZN
◆広島は2回裏、4番・鈴木のソロで先制する。その後4者連続適時打が飛び出し、この回さらに5点を加えた。投げては、先発・大瀬良が9回3失点の力投。今季2度目の完投で7勝目を飾った。敗れた中日は、打線が中盤以降にアルモンテのソロなどで反撃を見せるも、及ばなかった。

◆広島大瀬良大地投手(26)が3失点完投でリーグ最多タイの7勝目を挙げた。  「ストライク先行を心がけた。ゾーンの中で勝負できた。1人1人という意識だった」。2回は自らも適時打を放ち、リードを広げた。「僕にとって大きい」という初の無四球完投で、ここ5戦5勝の安定感を誇る。チームは貯金を今季最多12に増やした。

◆広島が先発大瀬良の投打の活躍もあり、2連勝した。2回に鈴木が5号先制ソロ。その後は西川、大瀬良、田中、菊池と4者連続適時打で6点を先制した。大瀬良は3失点完投で5連勝の7勝目。以下は緒方孝市監督(49)の談話。  -大瀬良が好投  緒方監督 当たっている中日打線に、初回から低めに丁寧に投げていた。コースにもしっかり投げきれていた。ナイスピッチング。自らも打席でね。  -無四球での完投だった  緒方監督 制球も安定している。最後は球威が落ちたかなと思ったが、しっかりと変化球もコースに決める投球ができていた。最後まで投げきってくれて、大きかった。  -最近の安定感について  緒方監督 今年は去年と全然内容が違う。勝ち星の内容もね。彼を信頼して、最後まで投げてもらいたいという投球を見せてくれている。  -打線は2回に6得点  緒方監督 前回、相手投手(先発の柳)に中盤以降まで完璧にやられた。反省もふまえて、狙い球をしぼっていった。まず(鈴木)誠也がひと振りで捉えた。西川もあそこでチャンスを広げてくれたのが大きかった。いい攻撃ができた。  -マツダスタジアムで今月負けなし  緒方監督 1試合1試合の積み重ねの結果だから。

◆セ・リーグ最年長、63歳の中日森繁和監督が中高年の悩みを敗戦の中で披露した。開幕3連敗を喫した因縁の敵地マツダスタジアムでの今季4戦目だったが、先発柳が2回に鈴木の5号ソロを含む、単打から本塁打までのサイクル6安打で一挙6失点で勝負の行方が決まった。  「(2回の失点は)6が0に見えたもん。ああいう点の取られ方をしたら、なかなか挽回できないよ」と、苦笑混じりにため息をついた。老眼になると「0」や「6」や「8」が見えづらくなるのは、中高年の悩み。相手に「0」が並んでいるのに、間違って「6」に見えて焦った...。そういう悩みを持ちたいという、指揮官の願望から出た一言だったのかもしれない。

◆右太もも裏の筋挫傷で戦列を離れていた広島の丸が、1軍に復帰した。この日は出番がなかったが「(状態は)全然大丈夫。僕が足を引っ張らないようにしたい」と静かに意気込んだ。  4月28日の阪神戦の守備で負傷。翌日に出場選手登録を外れ、連続試合出場が700で途切れた。2軍戦出場を経ない昇格に、高ヘッドコーチは「当分、先発は無理だと思う。試合勘はずっと出ていた選手だから大丈夫だろう」と見通しを述べた。

◆広島は前回対戦で八回途中まで2点に抑えられた中日の柳を、集中打で攻略した。二回は鈴木のソロ本塁打を皮切りに、打者一巡で6長短打を浴びせて一挙6点を奪った。  投打がかみ合い、貯金は今季最多の12。緒方監督は「前回、名古屋で中盤までほぼ完璧にやられていた相手に、誠也(鈴木)が一振りで捉えてくれた」と打線に火を付けた4番打者をたたえた。

◆中日の藤嶋が六回から2番手で登板し、2回無失点と好投した。4月下旬に1軍昇格して以降、5試合で計9回1/3を投げて1失点と安定している高卒2年目右腕は「結果、ゼロに抑えられてよかった」と安堵の表情を浮かべた。  2死から四球をきっかけにピンチを招いた七回も、大ベテランの新井を内野ゴロに打ち取って切り抜けた。「反省するところは反省して次に向かっていきたい」と藤嶋に慢心はなかった。

◆広島が貯金を今季最多の12とした。二回に鈴木の先制ソロ本塁打や大瀬良の2点二塁打など6安打を集中し、打者10人の猛攻で6点。大瀬良は3失点で今季2度目の完投を果たし、7勝目。中日は柳の乱調が痛かった。

◆この日1軍に昇格した広島の西川が「8番・三塁」で先発出場し、いきなりバットで好結果を出した。1-0の二回一死一、三塁で迎えた第1打席に、左へ適時二塁打を放ち「逆方向にうまく打つことができた」と納得顔だった。  3ボール1ストライクと打者有利のカウントで、甘く入ったスライダーを見逃さなかった。柔らかいスイングで打球を運び、「何とか最低限の仕事をしよう」という謙虚な姿勢が好結果につながった。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
271510.643
(↑0.009)
0
(-)
100203
(+6)
164
(+3)
44
(+1)
25
(-)
0.252
(↑0.001)
3.56
(↑0.01)
2
(↑1)
DeNA
211920.525
(↑0.012)
5
(-)
101172
(+14)
160
(+5)
52
(+3)
28
(-)
0.255
(↑0.006)
3.35
(↓0.02)
3
(↓1)
巨人
222110.512
(↓0.012)
5.5
(↓1)
99213
(-)
179
(+1)
38
(-)
21
(-)
0.274
(↓0.001)
3.91
(↑0.06)
4
(-)
阪神
212100.5
(↑0.012)
6
(-)
101131
(+1)
155
(-)
23
(+1)
25
(-)
0.225
(↓0.002)
3.27
(↑0.08)
5
(-)
中日
202410.455
(↓0.01)
8
(↓1)
98179
(+3)
195
(+6)
32
(+2)
27
(-)
0.258
(↓0.002)
4.1
(↓0.06)
6
(-)
ヤクルト
152610.366
(↓0.009)
11.5
(↓1)
101175
(+5)
220
(+14)
36
(+2)
26
(+2)
0.251
(↑0.001)
4.67
(↓0.24)