ソフトバンク(★1対3☆)ヤクルト =オープン戦2回戦(2026.03.04)・みずほPayPayドーム福岡=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
ヤクルト
0020000103600
ソフトバンク
0010000001411
勝利投手:下川 隼佑(1勝0敗0S)
(セーブ:荘司 宏太(0勝0敗2S))
敗戦投手:大関 友久(0勝1敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】柳町 達(1号・3回裏ソロ)

  DAZN
チケットぴあ ソフトバンク戦チケット予約 ヤクルト戦チケット予約
◆ソフトバンクは、2番手・大津が3回1安打無失点。ローテーションの一員として期待される右腕が、順調な仕上がりを見せた。一方のヤクルトは、ルーキーの増居が3回2安打無失点の投球。5つの三振を奪うなど、首脳陣へのアピールに成功した。

◆ソフトバンク正木智也外野手(26)の慶応高校時代の同学年で野球部のチームメートだった渡辺哲成(26)さんが始球式を行った。正木とは高校3年ではクラスメートで、野球部の中でも一番一緒にいた存在だったという。この日のゲームスポンサー「Senjin Holdings」の執行役員を務めている縁から実現した。本気で投げるため、安全面を考慮して打者は立たずに行い、全力投球。140キロを計測しスタンドをどよめかせた。「投球は100点です。今は野球をやっていないんですが、3カ月練習してきました。正木とは今もオフに一緒に買い物に行ってます。本当に励みになっている。彼が引退した時に『うちの会社に来なよ』って言えるくらい会社を大きくしたい」と正木の活躍を刺激に、自身が務めているベンチャー企業を大きくすると夢を語った。

◆ソフトバンク柳町達外野手(28)が3回に右翼ポール際にオープン戦1号ソロを放った。2死走者なし、ヤクルト先発アンダースロー下川の初球、内角への94キロカーブに崩されまいと、グッと体を残し振り抜いた。この試合のチーム初安打で1点差に迫った。「2死から得点をと、長打を意識して打席に入った。カーブをうまく引きつけて、一振りで仕留めることができた」と狙っての1発となった。昨季は自身初タイトルとなる最高出塁率を獲得。今季はさらに長打力を高めようとオフから取り組んできた。キャンプでは紅白戦4試合で無安打も2月22日の侍ジャパン壮行試合からは7戦連続安打と調子を上げている。柳町は「シーズン中も流れを変える1本というのは大事になってくるので一振りで決める確実性を高めて行きたい」と話す。外野は近藤、周東、柳田と並び、笹川、秋広ら若手も打撃でアピールをしているが、柳町もバットでは負けない。

◆ソフトバンク先発大関友久投手(28)が4回53球を投げ3安打2失点(自責1)にまとめた。球のキレをテーマに掲げ、今季から取り組むワインドアップ投法にも手応えを感じ取った。「打者の反応を見てもいいボールはけっこうあったと思う」。開幕ローテ入りは確定しているものの、残り試合の登板でさらに投球内容を引き上げていくつもりだ。「これからもテーマを決めて投げていきたい」と万全の調整を期す。

◆ソフトバンク大津亮介投手(27)がスライダーの精度アップに手応えをつかんだ。2番手で登板し3イニングを無失点投球。「昨年はスライダーでカウントを取りにいって長打されたりして課題としていた。1つクリアできたかな」。6回2死からサンタナに初球スライダーでストライクを取ると2球目の直球で遊ゴロ。7回には鈴木をスライダーで左飛に仕留めた。「先発ローテから外せないと(首脳陣に)思わせたい」。苦手克服でさらにアピールを続けるつもりだ。

◆ソフトバンク柳町達外野手(28)が初の開幕スタメンへ打撃好調だ。3回に右翼ポール際にオープン戦1号ソロ。2死走者なし、ヤクルト先発アンダースロー下川の初球、内角への94キロカーブに崩されまいと、グッと体を残し振り抜いた。「詰まっていたが、切れずにフェアゾーンに残ってくれた。長打がほしいところで狙って長打が打てた」。この試合のチーム初安打で1点差に迫る1発となった。昨季は自身初タイトルとなる最高出塁率を獲得。今季はさらに長打力を高めようとオフから取り組み、体重もオフに5、6キロ増量した。キャンプでは紅白戦4試合で無安打も2月22日の侍ジャパン壮行試合からは7戦連続安打。「安打が出ているのはすごくいい。その中でもボールの見極めができている」と調子も上がっている。今季プロ7年目だが開幕1軍は新人の20年と23年の2度だけ。小久保政権となってからは2年連続で開幕2軍だった。今季のここまでの対外試合はこの日のように1番を打つのが5試合、2番で2試合起用されている。小久保監督は「クリーンアップの前にしっかり出て。出塁率の高さを買っている」と説明。「外野手なんで本塁打を打たないとね」。キャンプ中には一塁でノックを受ける姿もあったが、柳町本人も「外野手としてやっていく」ときっぱり。近藤、柳田、周東と争う。さらには笹川、秋広と同じ左の若手が猛アピール。「すごい圧力を感じる。結果を残さないと。毎年開幕2軍と通達されるんで、悔しい思いを今年はしないように、いい開幕を迎えられるようにしっかり準備しておきたい」。タイトルホルダーでもレギュラー確約ではない激戦の外野争いを勝ち抜き、開幕スタメンを勝ち取る。【石橋隆雄】

◆ソフトバンクの抑えを争う杉山一樹投手(28)が9回に登板し無安打1四球3奪三振と好投した。「やりたいことができた。カウントも取れた」とキャンプから取り組んでいる新球種のうち「ツーシームスプリット」を投げた。3、4球投げ「左打者に対して投げたかった。わざと(ボールの軌道が)垂れる感じ」とフォークよりも速く落ちる感じの球と説明した。オスナとの守護神争いの中、新たな武器も磨いている。

◆ヤクルトは開幕ローテーション入りを懸けた戦いが本格的に始まっている。昨季日本一に輝いたソフトバンク打線を前にした先発バトルの第2戦。初の開幕1軍を目指す2年目の下手投げ右腕、下川隼佑投手(25)が先発のマウンドに上がり、3回1安打1失点だった。池山監督は3日からのソフトバンクとのオープン戦3連戦を前に「これからは開幕に向けて、いつ投げるという調整は結果と内容で変わってくると思う」と明言していた。指揮官がバトル開始のゴングを鳴らす中、福岡での3連戦では開幕ローテーション候補に挙がる投手陣が続々と登板。第1戦は新助っ人のウォルターズ(前中日)、奥川が投げ、この日は下川、松本健がマウンドへ。第3戦は吉村が先発する見通しだ。3日のウォルターズは最速154キロを計測した直球を軸に3回4安打無失点の粘投。2四球と制球に苦しんだが、池山監督は「コントロールはちょっと微妙だったけど、球威がありボール自体は間違いなくいい」と認めた。福岡で投げない投手でも高梨や山野、2軍で調整している小川らが控えており競争は激しい。指揮官は「先発は去年9人いた。『6人(の枠)で競争してくださいよ』といえば、3人浮くので、そこは第2先発という形もイメージしている」と第2先発を設けるプランも明かしているため、先発として準備してきた投手が開幕時にロング救援する第2先発としてベンチ入りする可能性もある。1軍への生き残りへ、白熱のアピール合戦が繰り広げられる。

◆ソフトバンクの大関は球の切れを意識した投球で、4回3安打2失点だった。毎回の5三振を奪うなど直球、変化球ともに力があり「良い悪いはあったが、打者の反応を見て、手応えのあるボールもあった」とまずまずの感触だった。先発陣の柱として期待は高く、開幕ローテーションに内定している。残り1カ月を切ったシーズン本番へ「一つずつテーマを決め、逆算しながらやっていきたい」と、マイペースでじっくり準備を進める。

◆ヤクルトのドラフト4位左腕、増居翔太投手(25)=トヨタ自動車=が六回から3番手で登板し、3回2安打無失点、5奪三振の好投。八回は川瀬、井上、新人の高橋を3者連続三振に斬った。柳田を遊ゴロに抑えるなど昨季日本一に輝いたソフトバンク打線を相手に強気にゾーンで攻めた。「いいバッターが並ぶ中で引かずに投げ続けることができたのが良かった」と笑顔。池山監督も「球に切れがあり、押す投球ができていた」と目じりを下げた。

◆ワインのボージョレ・ヌーボーが由来の〝ボージョレ・カーブ〟をわが物とし、緩急を駆使した。初の開幕ローテーション入りを目指す下手投げ右腕、ヤクルト・下川隼佑(しゅんすけ)投手(25)が先発し、3回53球を投げ1安打1失点でオープン戦1勝をマーク。柳町にソロを浴び、今季3度目の実戦登板で初失点を喫したが、内容には収穫があり、うなずいた。「緩急を使ってゾーンで勝負できた。先頭打者や一発を浴びた後など修正しなければいけないところもあるが、全体的にはよかったと思う」90キロ後半から100キロ台のブレーキのきいたカーブがアクセントになった。昨季から課題として取り組んできた緩急。昨季2勝の25歳が特に磨いてきたのがカーブだ。伊藤2軍チーフ投手コーチからはユニークな表現でリリースの意識を教わっていた。「ワイン(グラス)を回すように」。下手投げならではといえる助言をもらい、制球が安定。「あまりワインは飲まないんですけど、自分は」と茶目っ気たっぷりに笑った。一回は通算268本塁打の柳田や同275本塁打の山川への見せ球として投球。柳田は中飛、山川は空振り三振に打ち取った。三回に柳町から浴びたソロもカーブだったが、「カーブが結果球になっているということはゾーンに入っているということ。自分の中ではいい。確実に成長している」と前向きに捉えた。2年目で初となる開幕ローテーション入りへ、池山監督は「内容のある投球だった」と評価した。次回はイニング、球数ともに増える見通し。「どんどんアピールしなきゃいけない立場。一試合一試合、頑張りたい」。燕のサブマリンが魅惑の投球でファンを酔わせる。(武田千怜)

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
100 1.000
(↑1)
-
(↓2)
2
(+2)
0
(-)
0
(-)
0
(-)
0.154
(↑0.154)
0.000
(-)
2
(2↑)
日本ハム
210 0.667
(↑0.167)
0
(↓1)
8
(+2)
9
(-)
3
(+1)
2
(+2)
0.221
(↓0.021)
2.670
(↑1.33)
2
(1↓)
西武
210 0.667
(↓0.333)
0
(-)
14
(-)
9
(+2)
1
(-)
3
(-)
0.312
(↓0.026)
3.120
(↑0.38)
2
(-)
巨人
210 0.667
(-)
0
(↓0.5)
7
(-)
3
(-)
0
(-)
7
(-)
0.237
(-)
1.000
(-)
2
(2↑)
DeNA
211 0.667
(↑0.167)
0
(↓1)
14
(+3)
17
(+1)
0
(-)
4
(+1)
0.258
(↓0.002)
4.110
(↑1.08)
6
(2↓)
ヤクルト
320 0.600
(↑0.1)
0
(↓1)
14
(+3)
19
(+1)
0
(-)
2
(-)
0.233
(↓0.011)
2.440
(↑0.36)
7
(5↓)
中日
221 0.500
(↓0.167)
0.5
(-)
19
(+1)
9
(+3)
4
(-)
4
(-)
0.244
(↓0.016)
1.230
(↓0.48)
7
(3↑)
楽天
222 0.500
(↑0.167)
0.5
(↓1)
13
(+4)
16
(+3)
1
(-)
4
(+1)
0.177
(↑0.008)
2.210
(↑0.04)
7
(3↓)
阪神
111 0.500
(-)
0.5
(↓0.5)
15
(-)
7
(-)
1
(-)
2
(-)
0.295
(-)
2.080
(-)
10
(6↓)
ソフトバンク
120 0.333
(↓0.167)
1
(-)
11
(+1)
16
(+3)
4
(+1)
1
(-)
0.260
(↓0.058)
5.000
(↑1.5)
10
(1↓)
広島
240 0.333
(↓0.067)
1.5
(-)
18
(-)
18
(+2)
5
(-)
3
(-)
0.258
(↓0.023)
2.700
(↑0.09)
12
(1↓)
ロッテ
031 0.000
(-)
2
(-)
7
(+3)
19
(+4)
2
(-)
6
(+2)
0.228
(↑0.015)
4.460
(↑0.39)