阪神(-降雨のため試合中止-)中日 =リーグ戦3回戦(2025.04.13)・阪神甲子園球場=
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◆甲子園上空に朝から雷鳴がとどろいた。午前9時の段階で雨はやんでいたが、兵庫県西宮市の天気予報は悪い。グラウンドの内野部分には、前日から巨大なシートが敷かれている。この試合では、ジェット風船の実証実験が予定されている。3月9日のオープン戦に続く2度目で、公式戦唯一にして最後。1回目と同様に、入場者にジェット風船と専用ポンプが無料配布される。7回裏の阪神攻撃前に、音楽と映像の演出に合わせて一斉に風船を飛ばす光景が広がる。チケットは前売り段階ですでに完売している。

◆阪神楠本泰史外野手(29)が、試合前練習から1軍に合流した。昨オフにDeNAから新加入。今季はウエスタン・リーグで打率2割8分9厘、3打点をマーク。直近では出場4試合連続で安打を放つなど好調を維持し、今季初の1軍合流となった。代わって西勇輝投手(34)、原口文仁内野手(33)が試合前練習に姿を現さず、2軍に合流するとみられる。

◆阪神がクリーンナップのテコ入れに動いた。3番に森下翔太外野手(24)、4番で佐藤輝明内野手(26)が出場する。開幕時からの基本形であった3番佐藤輝、4番森下を入れ替え。佐藤輝は昨季8月27日DeNA戦(横浜)以来、今季初の4番出場となった。先発は門別啓人投手(20)が甲子園初勝利をかけて登板。前回6日巨人戦(東京ドーム)では念願のプロ初勝利をゲット。2週連続の白星で、チームのカード勝ち越しを狙う。

◆悪天候のため、午後2時の開始予定を遅らせることが発表された。発表があった午後1時30分現在も雨が降っていた。開門も20分遅らせて対応していた。試合ではジェット風船の実証実験が予定されている。3月9日のオープン戦に続く2度目で、公式戦唯一にして最後。入場者にジェット風船と専用ポンプが無料配布されている。

◆悪天候のため中止が発表された。天気予報が悪く、開門を20分遅らせ、午後2時の試合開始も遅れることが発表されていた。午後2時15分に中止のアナウンスが流れると、入場していた観客からは「ええ~」と大きなため息が漏れた。この日はジェット風船の実証実験が予定されていた。3月9日のオープン戦に続く2度目で、公式戦唯一にして最後。1回目と同様に、入場者にジェット風船と専用ポンプが無料配布された。7回裏の阪神攻撃前に、音楽と映像の演出に合わせて一斉に風船を飛ばす光景が広がる予定だった。チケットは前売り段階ですでに完売していた。阪神戦の試合前の中止は今季初。9日のヤクルト戦(甲子園)は3回途中で降雨のためノーゲームとなっていた。

◆雨天中止となり中日ブライト健太外野手(25)のプロ4年目での初の「3番」起用は幻となった。井上一樹監督(53)は「今日はそろそろ頭で使いたいなという矢先でちょうど(阪神先発が左腕の)門別だったし、いいんじゃないのって」と説明した。試合前練習が行われる前に伝えられたブライトは「期待してもらっているのが、すごく伝わりました。すごく楽しみでしたけど、しょうがないですね」と気持ちを切り替えた。ここまで10試合(スタメンは2試合)に出場し打率3割3分3厘、1本塁打、3打点と活躍。「打点を稼げることを意識したい。1日1日必死にやるしかないので、必死に食らいつきたい」と、このチャンスをものにしたい。

◆中日にとって今季初めての雨天中止となった。阪神の先発が左腕門別だったこともあり、ブライト健太外野手(25)をプロ4年目で初の3番に起用したが幻となった。

◆13日の阪神-中日3回戦(甲子園)が雨天中止となり、この日予定されていたジェット風船の実証実験も行われなかった。3月9日の巨人とのオープン戦に続く2度目の予定だったが、代替開催などは現時点で未定。阪神の阪本三千男球団事業本部営業部次長は「新たな課題も見つけたかったので、残念です」と話した。同日の来場者アンケートに加え、14日からはファンクラブ会員向けのアンケートを実施。賛成、反対意見などを集約し、最短で26年に復活させるか否かを検討する方向だ。

◆阪神森下翔太外野手(24)が3番起用にも自然体を貫いた。開幕から主に4番を任されてきた中、雨天中止となった13日中日戦は「3番右翼」で先発予定だった。3番を務めていた佐藤輝が体調不良となった9日ヤクルト戦では同打順も務めたが、万全オーダーでは今季初。「別にそんな大したことにはとらえていないです。3番になっただけという感じ。(気持ちは)変わらないですね」と語った。

◆阪神近本光司外野手(30)は平常心で2巡目の対戦に臨む。ここまでセ・リーグ5球団との対戦を終え、全13試合に先発し13安打2打点1本塁打、打率2割4分1厘。「いいところもあれば、悪いところもあるという感じですね」。8、9日ヤクルト戦では2戦連続無安打も、続く11日中日戦でマルチ安打をマーク。己と向き合い、状態を上げていく。

◆阪神門別啓人投手(20)の甲子園1勝は雨でおあずけになった。前回の巨人戦で待望のプロ初勝利。一気に波に乗りたいところだった。雨男で知られ、新人年の2軍戦は「10回くらい」雨にたたられた"実績"がある。「やる気でいたので悔しいです。1年目は雨でほぼ流れたので、そこは慣れというか、雨で気持ちがぶれることはない。それは生きているかな」と笑わせた。伊原が先発陣に加わったこともあり、登板機会を1回飛ばす可能性もある。

◆阪神・楠本泰史外野手(29)が出場選手登録され、今季初の1軍昇格を果たした。「打つ方で評価していただいてタイガースに入団していると思うので、打席に立つ機会があればその場その場でできることを一生懸命やりたいなと思います」。楠本は昨オフにDeNAから新加入し、ここまでウエスタン・リーグで打率・289。4月1日のウエスタン・広島戦(由宇)から4試合連続安打中と状態を上げていた。好調の要因を「変なボールを振りたくないとかそういう思いがあって、かしこまった打席が多かった。自分のバッティングスタイルをもう一度見つめ直して、最終的には自分の本能に任せるようなバッティングを意識したらヒットが出だした」と分析。勝負所での代打起用が見込まれる。

◆両軍のスターティングメンバーが発表され。阪神は門別啓人投手(20)が先発する。高卒3年目の左腕は前回登板の6日の巨人戦(東京ドーム)で六回途中を5安打無失点。うれしいプロ初勝利をあげた。波に乗る若虎が、2試合連続の好投で甲子園のファンを沸かせる。

◆試合開始前から降り続いた雨の影響で、午後2時15分に雨天中止が発表された。試合は阪神は門別、中日はメヒアが先発予定だった。阪神は降雨ノーゲームとなった10日のヤクルト戦(甲子園)に続き、試合が流れるのは今週2度目。また、この試合では、ジェット風船実証実験の開催が予定されていた。

◆中日は8、10日と延長戦までもつれて救援投手陣に負担がかかっていただけに、井上監督は「(試合のない14日と)2日あればだいぶ復活する。これ以上けが人も出したくないし、中途半端な形でやるよりは中止でよかった」と前向きに捉えた。セ・リーグ5球団との対戦が一巡し、5勝7敗2分け。課題の得点力不足は解消されず、混戦模様のリーグで最下位だが「3タテを食らっていないところは、今年一番意識している部分。早めに(カード)勝ち越しをしたい」と、スローガンに掲げる「ポジティブ」な言葉で評価した。

◆阪神・楠本泰史外野手(29)が今季初めて1軍に昇格した。昨オフDeNAから新加入し、今季はウエスタン・リーグ15試合で打率・289(38打数11安打)。1日の広島戦(由宇)から4試合連続安打中と状態を上げていた。「打つ方で評価していただいて入団していると思う。打席に立つ機会があれば、その場その場でできることを一生懸命やりたい」と気持ちを奮い立たせた。

◆オリックス、阪神で通算176勝を挙げ、引退後も両チームでコーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家の星野伸之氏(59)が中日の先発右腕ウンベルト・メヒア投手(28)に対し、〝幻の4番〟に終わった阪神・佐藤輝明内野手(26)に言及した。今年の佐藤輝は逆方向へ強い球が打てている。5日の巨人戦(東京ドーム)でいずれも左翼へ本塁打を放ったように、強引に引っ張るスイングが減ってきた。4番打者は一回に打席が回れば走者を置いた状況になる。三振の数(21個)こそ多いが、広角に大きい打球が飛ばせるから、相手投手に立ち上がりからプレッシャーを与えられる。また森下は思い切りの良さがあり、3番でランナーがいない場面で回ってきても、相手にとって怖い存在になる。3番・森下、4番・佐藤輝ならジグザグ打線が組め、相手が継投しづらくなる。ただ私自身が左投手でも左打者を苦手をしていたように、左打者が続くと嫌な投手もいる。これまで通り、近本、中野、佐藤輝と1番から3番まで左打者を並べるのも悪くない。開幕から1カ月もたっておらず、藤川監督はまだ手探りの状態だと思う。森下と佐藤輝の調子次第にはなるが、4番を固定せず、臨機応変に打線を組んでもいいのではないか。

◆雨天中止により、予定されていた観客席からの「ジェット風船飛ばし」の実証実験は実現されなかった。七回裏の阪神攻撃前の風船飛ばしは新型コロナウイルスの影響で2019年を最後に休止となっている。3月9日の巨人とのオープン戦では入場者全員にジェット風船と専用ポンプのセットを配布。場内に再資源化のための回収ボックスを設置し、大型ビジョンやアナウンスで回収作業を呼び掛けたものの、今回は来場者に約1万セットを配布しただけに終わった。今後はアンケートで意見を集約し、来年以降の復活の可否を検討する予定。球団営業部の阪本三千男次長は「2度目ができなかったのは残念。1回の実証実験とファンクラブ会員へのWEBアンケートで(再開へ)踏み切るのか、あと1回、2回と実験をやっていくのかは(球団の)判断になる」と話した。

◆阪神が変則日程に合わせて、先発ローテーションを再編することが、明らかになった。ヤクルトと対戦する次カードは15日に松山での試合に臨み、16日の移動日を挟んで17日は神宮に乗り込む。15日は開幕後に火曜日の登板を任され、8日の同戦(甲子園)では8回1失点と好投しながらも黒星を喫した才木がリベンジのマウンドに上がり、17日はビーズリーが中7日で出番を任されるとみられる。18日からの広島3連戦(同)は、開幕投手として3月28日(マツダ)の対戦で8回?を投げて4安打無失点と圧倒した村上が先陣を切り、4月10日のヤクルト戦(同)で37球を投げながらもノーゲームを経験したデュプランティエが続く見込み。そして、20日にD1位・伊原(NTT西日本)がプロ初先発に臨む予定だ。

◆3番に名を連ねていた阪神・森下翔太外野手(24)は「別にそんな大したことにとらえていない。3番になっただけって感じです」と平常心を強調した。11日の中日戦の一回に安打を放ったが、その後は8打席無安打。午前中の打撃練習では小谷野栄一打撃チーフコーチ(44)と会話する場面があり「重心を落として、というところですね。結果を残せるように調整します」と意気込んだ。

◆阪神ー中日戦は降雨のため、中止となった。

◆先発予定だった阪神・門別啓人投手(20)は「ずっとやる気でいたんで、ちょっと悔しいです。次の登板は分からないですけど、そこに備えて練習していきたいです」と気持ちを切り替えた。雨天中止発表後、ブルペンで40球前後を投じ、調整を行った。1年目に2軍の登板予定日はほぼ雨で流れる〝雨男〟だったことから「雨だからといって気持ちがブレることはない。1年目の経験が生きていると思います」と頼もしかった。

◆阪神・佐藤輝明内野手(26)が雨天中止となった中日戦で今季初めて4番に入った。3番は森下翔太外野手(24)で、2人が入れ替わる形に-。開幕して6勝6敗1分けでチーム打率・227。首位広島を追いかけるべく、はや動いた!雨粒がグラウンドに敷かれたシートを跳ねる。それでも、虎党は雨具を着用しながら、スタメンの瞬間を待った。3番・森下、4番・佐藤輝-。どよめきが起きる。プレーボールがかかることはなかったものの、佐藤輝は藤川球児監督(44)から示唆されていたことを明かした。「監督にも『そういうこと(4番)もこれからあるかもしれない』と話をしていただきました」昨年8月27日のDeNA戦(横浜)以来の主砲の座。試合前の段階から準備ができていたことを語った。佐藤輝は昨季、主に4番、5番を務めて、自己ワーストの16本塁打に終わった。藤川監督は春季キャンプ前から打順の構想をほぼ固め、佐藤輝について「彼の良さは3番の方が絶対に出てくる。相手に考えさせるという意味では後ろに森下、大山が入ってきたら非常に楽しみ」と語っていたが、首位広島と1・5ゲーム差の2位につけている4月に改造に入った。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
851 0.615
(↑0.032)
-
(-)
12953
(+5)
41
(+3)
5
(+1)
6
(+1)
0.254
(↑0.005)
2.470
(↑0.1)
2
(-)
阪神
661 0.500
(-)
1.5
(↓0.5)
13039
(-)
39
(-)
6
(-)
9
(-)
0.227
(-)
2.800
(-)
3
(1↑)
DeNA
552 0.500
(-)
1.5
(↓0.5)
13151
(-)
47
(-)
5
(-)
4
(-)
0.239
(-)
3.270
(-)
3
(1↑)
ヤクルト
551 0.500
(-)
1.5
(↓0.5)
13231
(-)
40
(-)
4
(-)
1
(-)
0.197
(-)
3.130
(-)
5
(3↓)
巨人
671 0.462
(↓0.038)
2
(↓1)
12950
(+3)
47
(+5)
9
(-)
7
(-)
0.263
(↓0.001)
3.000
(↓0.03)
6
(-)
中日
572 0.417
(-)
2.5
(↓0.5)
12926
(-)
36
(-)
3
(-)
6
(-)
0.196
(-)
2.280
(-)