1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 7 | 0 | 1 |
西武 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 0 | 1 |
勝利投手:- 敗戦投手:- 本塁打 |
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◆西武は、4番・中村が2ランを放つ活躍。持ち前の打棒を発揮し、順調な仕上がりをアピールした。対する楽天は、先発・早川が6回3失点の投球を披露。開幕ローテーション入りを目指す左腕が、まずまずの結果を残した。
◆西武中村剛也内野手(39)が2試合連発となるオープン戦2号を放った。初回2死、安打の外崎を一塁に置いての第1打席。楽天先発早川の初球143キロをしっかり捉え、バックスクリーン左への先制2ランに。連日の1発に、同じくプロ22年目を迎える栗山巧外野手(39)もベンチで拍手を送った。中村は試合中、球団広報を通じ「打てて良かったです」と淡々と振り返った。この日は15日の日本ハム戦(エスコンフィールド)以来となる三塁守備にもついた。3回1死一塁では足元へのライナーをしっかりダイレクトでつかみ、飛び出した一塁走者への補殺も記録した。
◆西武佐藤龍世内野手(26)が大忙しの1日を過ごした。午後1時に、埼玉・所沢のカーミニークフィールドで行われたイースタン・リーグのロッテ戦で「5番三塁」としてスタメン出場。2打席に立ち、しかも4回からの2イニングは本職ではない捕手に入り、大曲、佐々木とバッテリーを組んだ。 プロ入り後は今回が初めての実戦マスクとなったものの、北海高校時代には主に捕手や投手を務めていたという。 これまでにも1軍練習では野田バッテリーコーチとキャッチング練習をする場面があった。オープン戦に入り、松井監督らが佐藤龍の有事の捕手起用を検討。「バッティングもあるしサード、ファースト、セカンドを守れるいいところも見せてくれている。キャッチャーを2人制にするのか、3人制にしていくのかによっては変わってくると思います」としつつ、そのオールラウンダーぶりは高く評価されている。 使っているミットはオリックスに移籍した森から譲り受けたもの。佐藤龍は「あくまでもメインは内野手なので」と話すものの、多くのポジションを守れる"切り札"として欠かせない戦力になりそうだ。【金子真仁】
◆楽天早川隆久投手(24)が開幕ローテーション入りを決めた。6回を88球、6安打3失点。2回までに3失点も、3回以降は立て直して無失点。「初回は力で押そうと思ったんですけど、どうしても出力が足らないというか、つかまってしまいましたけど、後半は(捕手の炭谷)銀仁朗さんに言われたとおり、真っすぐはコースに、変化球は低めにと意識したら、テンポよく抑えられた」と振り返った。3年目左腕の投球内容について石井監督も「質は良かったんじゃないかな。ズルズルいかないで、しっかりと修正できたのは良かったと思います」と評価。開幕ローテ入りについては「今日の状態を見て問題ないと思ったので。ローテーションにまず最初入ってもらって、シーズン戦ってもらおうかなと思っています」と明言した。本拠地に西武を迎える5戦目の登板が濃厚となった。
◆メジャー経験もある西武松井稼頭央監督(47)が、侍ジャパンの世界一を「本当におめでとうございます。感動しましたし、しびれたし、全ては見れなかったですけど、すごかったです。鳥肌が立ちました」と祝福した。西武からは山川穂高内野手(31)と源田壮亮内野手(30)が出場した。源田は右手小指を骨折しながらのプレーだった。指揮官は「源田もこれだけのプレッシャーの中でやってきましたから。ケガのこともありますしね、そこもしっかりと本人と話し合って」とし「少し時間をとるのか、どうやって開幕にベストに入っていけるのか。そういうのも踏まえて本人といろいろ話したいです」と今後について口にした。ケガをおしてのプレーについては「WBCにかける思いは非常に感じました。最後の最後まで侍ジャパンの一員としてケガもありながら出てくれたことは野球人としてもそうですし、本当にすごいなと思いました。本当に明日、笑顔で戻ってきてくれたらいいですね」と話した。チームでは4番に座る山川も、今回のWBCでは打席数が少なかった。ペナント開幕までは残り10日を切っている。「本人が(オープン戦で)打席に立つというのであれば、そこの試合ももちろんそうですけど」と、残り3試合のオープン戦に出場するかどうか、本人の意見を尊重したい意向を示した。【金子真仁】
◆西武外崎修汰内野手が相棒のプレーに奮い立った。WBCで世界一になった源田とは長く二遊間を組む間柄。「本当に勇気づけられる。すごくうれしい。誇りに思うし、僕も食らいついて一緒にどんどん成長していきたいですね」と感慨深そうに話した。自身も疲労回復を優先してきたが、この日は「3番二塁」で攻守に躍動。「いい過ごし方はできています。順調です」と話した。
◆「4番・三塁」で先発した西武・中村剛也内野手(39)が2試合連発となる2号2ランを放った。0―1の一回2死で迎えた第1打席。左腕・早川の初球真っすぐを捉えて左中間スタンドに運び「打ったのは真っすぐです。打てて良かったです」と淡々と振り返った。前日21日の阪神戦での八回に代打で放った1号ソロに続いて、2打席連続アーチをマークした。
◆西武・松井稼頭央監督(47)は、2009年大会以来3大会14年ぶり3度目のWBC優勝を果たした侍ジャパンを祝福した。この日本拠地で行われた楽天とのオープン戦の試合前にテレビ観戦した指揮官は「本当におめでとうございます。感動したし、しびれました。すごかったです」とコメントした。チームからは山川と源田の2選手が出場した。松井監督は「源田もプレッシャーの中でやってきた。ケガのこともあるし、(今後)少し時間をとるのかどうやって開幕にベストに入っていけるのかを本人といろいろ話したい。山川も(出場機会が)少ない中でも、いい仕事をしてくれた」とねぎらった。
◆西武・松井稼頭央監督(47)が、2009年大会以来3大会14年ぶり3度目のWBC優勝を果たした侍ジャパンを祝福。大会MVPに選出された大谷(エンゼルスス)とダルビッシュ(パドレス)の存在について「WBCに大谷くんが出てくれてね、ダルビッシュ選手もあれだけの気持ちを前面に勝負、あの熱い思いをね。本当にこちらも胸が熱くなりました。その2人の姿はチームにとっては本当に頼りになったと思います」と語った。日本1点リードの九回2死の場面で、大谷とトラウトのメジャーを代表する2人による同僚対決が実現したことには「そういう巡り合わせがあっった。1人(走者)が出たのでもしかしたら最後の打者にならないかもと思ったという本人(大谷)のコメントもありましたね。そこでゲッツー(でトラウトと最後に対戦となった)。何かこう感じるもんがありますよね」としみじみと振り返った。
◆西武・中村剛也内野手(39)が、2試合連続アーチとなる2号2ラン。「4番・三塁」で出場して迎えた一回2死一塁で左腕・早川の直球を左中間に運び「真っすぐを狙っていた」。代打で出場し、1号ソロを放った前日の阪神戦から〝2打席連続弾〟とし、22年目のシーズンへ向け状態は上向き。WBCで優勝した日本には「日本の野球界を背負って出ている。うれしいですね」と話した。
<オープン戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ORIX |
7 | 3 | 3 | 0.700 (↑0.033) | - (-) |
46 (+6) | 34 (-) | 5 (+1) | 6 (-) |
0.249 (↑0.012) | 2.480 (↑0.21) | |
2 (-) |
日本ハム |
10 | 5 | 0 | 0.667 (↑0.024) | -0.5 (-) |
64 (+4) | 49 (+2) | 15 (+3) | 24 (+2) |
0.243 (↑0.007) | 2.730 (↑0.05) | |
3 (-) |
ロッテ |
7 | 4 | 2 | 0.636 (↑0.036) | 0.5 (-) |
40 (+5) | 37 (-) | 7 (+1) | 11 (+3) |
0.211 (↑0.004) | 2.340 (↑0.2) | |
4 (1↑) |
巨人 |
8 | 5 | 0 | 0.615 (↑0.032) | 0.5 (-) |
43 (+6) | 36 (+4) | 9 (+1) | 7 (-) |
0.244 (↑0.011) | 1.970 (↑0.09) | |
5 (2↓) |
西武 |
6 | 4 | 2 | 0.600 (-) | 1 (↓0.5) |
33 (+3) | 23 (+3) | 6 (+1) | 15 (+1) |
0.203 (↑0.005) | 1.710 (↓0.12) | |
6 (1↑) |
ヤクルト |
7 | 6 | 3 | 0.538 (↑0.038) | 1.5 (-) |
62 (+2) | 64 (-) | 8 (-) | 20 (+1) |
0.241 (↑0.002) | 3.740 (↑0.25) | |
7 (1↓) |
阪神 |
7 | 7 | 0 | 0.500 (↓0.038) | 2 (↓1) |
61 (+4) | 47 (+6) | 10 (+1) | 7 (-) |
0.238 (↓0.003) | 3.100 (↓0.18) | |
8 (1↑) |
楽天 |
6 | 8 | 3 | 0.429 (-) | 3 (↓0.5) |
64 (+3) | 73 (+3) | 9 (+1) | 14 (+1) |
0.272 (↓0.002) | 3.940 (↑0.06) | |
9 (1↓) |
中日 |
4 | 6 | 3 | 0.400 (↓0.044) | 3 (↓1) |
52 (-) | 58 (+6) | 6 (-) | 2 (-) |
0.240 (↓0.009) | 4.110 (↓0.2) | |
10 (-) |
ソフトバンク |
5 | 9 | 1 | 0.357 (↓0.028) | 4 (↓1) |
40 (+2) | 54 (+4) | 11 (+1) | 5 (-) |
0.233 (↓0.004) | 3.480 (↓0.07) | |
11 (-) |
DeNA |
5 | 11 | 0 | 0.313 (↓0.02) | 5 (↓1) |
41 (-) | 64 (+2) | 4 (-) | 7 (+1) |
0.204 (↓0.004) | 3.520 (↑0.08) | |
12 (1↓) |
広島 |
3 | 7 | 3 | 0.300 (↓0.033) | 4 (↓1) |
37 (-) | 44 (+5) | 4 (-) | 3 (-) |
0.223 (↓0.006) | 2.810 (↓0.21) |
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