1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 1 | 0 |
楽天 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | 7 | 3 | 0 |
勝利投手:早川 隆久(1勝1敗0S) (セーブ:鈴木 翔天(0勝0敗2S)) 敗戦投手:入山 海斗(0勝1敗0S) |
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◆オリックスは、先発・小野が4回1失点のピッチングを披露。支配下復帰を狙う育成右腕が、まずまずの投球を見せた。対する楽天は、先発・早川が5回1失点の好投。シーズン開幕に向け、順調な仕上がりを披露した。
◆楽天早川隆久投手(24)が、"超回復"で開幕ローテーション入りへ前進した。先発して、直球とカットボールを主体に、打たせて取る投球。失策絡みで失点を喫したが、5回を61球で、3安打1失点(自責0)と好投した。「対戦相手どうのというよりは、自分のピッチングは徐々にできつつある。そこは自分の中ではいいかなと思います」と調整に手応えをつかんだ。昨年10月に左肘クリーニング術を受けた。「自分の中では5月頭に合流しようかなというような勢いだった」と、順調すぎるほどの経過。キャンプは2軍で過ごしたが、2月26日ヤクルト戦(浦添)で術後実戦初登板を果たすと、これで3戦目。登板を重ねてきている。状態面での不安はなくなったが、無意識にブレーキをかけて投げてしまうところも。「その無意識の部分を取れていけたら」と前を向いた。快調だからこそ、細心の注意を払う。「無理しすぎて再発しないところが一番大事。それをかばって、今度は肩にきたりとかもあるからこそ、無理しすぎずというのをやっていきたい」。開幕へ向けて、万全の準備を続けていく。
◆楽天伊藤裕季也内野手(26)が、"新ポジション"で新境地を開いている。6回、代打で出場すると、守備では遊撃手を務めた。高校、大学、DeNA時代では経験がないポジション。昨秋のフェニックスリーグでは機会があったが、1軍では初めての出場となった。昨年7月にトレードで加入後、三木2軍監督に見いだされた。この日は守備機会はなかったが、「ノックでも、毎日ちょっとでも受けるようにしてますし、特に違和感はなく。選手としても幅が広がると思うので、前向きにというか、しっかりアピールしてという気持ちではやっています」と闘志を燃やした。オープン戦では打撃で猛アピール中。打率3割1分8厘、2本塁打はチームトップタイで、9打点は同トップ。2本の満塁本塁打を放つなど、持ち前のパンチ力を発揮している。正遊撃手は山崎と小深田が争っている。石井監督は「適性というか、そういうものは悪くはないと、三木とかにも聞いていた。しっかりと適性があるという考えだったので、それはサードチョイスとして持っていた方が。ベンチ入りは限られているので、総力戦になってどうしようかとなった時に、サードチョイスとして彼にいてもらうと心強い」と期待した。山崎と小深田はともに左打者。好調を維持している右の伊藤裕が加われば、浅村、島内、阿部、フランコ、ギッテンスらと重量打線形成への期待もかかる。内野をすべて守れるユーティリティーも兼ねそろえる中軸候補。指揮官は「引き続きショートの景色は見てもらおうと思います」と、今後も遊撃手としての起用を示唆した。
◆オリックス育成選手の小野がオープン戦初登板で4回1失点でまとめた。四球で先頭打者を出した3回に失点したが、150キロ台の速球を武器に力で押した。オフに阪神を戦力外となり、はい上がる立場。「何とか支配下になれるよう、やるだけのことをやっていく」。4四球の制球面も向上させていく。
◆オリックスの育成選手、小野がオープン戦に初登板し、4回1失点でまとめた。四球で先頭打者を出した三回に1点を失ったが、150キロ台の速球を武器に力で押して踏みとどまった。阪神を戦力外となった。はい上がる立場で「何とか支配下になれるよう、やるだけのことをやっていく」と必死に取り組む。4四球と制球は課題だ。中嶋監督は「ある程度、球はばらける投手なので。攻める気持ちさえあれば大丈夫」と長所を評価している。
◆2月25日の日本ハム戦を最後に実戦を離れ、状態を上げることに専念していた楽天の西口が1回無失点。150キロの直球で2三振を奪うなど復調の兆しを見せ「スピードもある程度出て、打者の反応も悪くなかった」と好感触を口にした。昨季はリーグ最多タイの61試合に登板した中継ぎの中心投手。「見ている人が安心できるような投球をしていかないといけない。このまましっかりと、腕を振ることを心がけたい」と継続を誓った。
<オープン戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (2↑) |
日本ハム |
7 | 4 | 0 | 0.636 (↑0.036) | - (-) |
47 (+2) | 42 (+1) | 10 (-) | 13 (-) |
0.233 (↓0.004) | 3.150 (↑0.23) | |
2 (2↑) |
巨人 |
5 | 3 | 0 | 0.625 (↑0.054) | 0.5 (-) |
27 (+2) | 22 (+1) | 6 (+2) | 4 (-) |
0.236 (↓0.006) | 2.090 (↑0.16) | |
3 (2↑) |
阪神 |
6 | 4 | 0 | 0.600 (↑0.044) | 0.5 (-) |
48 (+2) | 36 (-) | 8 (-) | 6 (+2) |
0.240 (↑0.007) | 3.240 (↑0.36) | |
4 (3↓) |
ORIX |
4 | 3 | 1 | 0.571 (↓0.096) | 1 (↓1) |
25 (+1) | 22 (+3) | 1 (-) | 2 (-) |
0.224 (↓0.014) | 2.660 (↓0.09) | |
4 (3↓) |
西武 |
4 | 3 | 1 | 0.571 (↓0.096) | 1 (↓1) |
23 (+1) | 14 (+2) | 2 (-) | 8 (-) |
0.208 (↓0.009) | 1.540 (↑0.06) | |
4 (2↑) |
ロッテ |
4 | 3 | 2 | 0.571 (↑0.071) | 1 (-) |
28 (+4) | 31 (+3) | 5 (+1) | 6 (-) |
0.215 (↓0.006) | 2.840 (↑0.1) | |
7 (3↑) |
中日 |
3 | 3 | 2 | 0.500 (↑0.1) | 1.5 (-) |
38 (+8) | 38 (+7) | 5 (+1) | 2 (+1) |
0.255 (↑0.005) | 4.180 (↓0.41) | |
8 (2↑) |
楽天 |
5 | 6 | 1 | 0.455 (↑0.055) | 2 (-) |
49 (+3) | 55 (+1) | 6 (-) | 11 (+1) |
0.283 (↓0.003) | 4.270 (↑0.4) | |
9 (3↓) |
ヤクルト |
4 | 5 | 3 | 0.444 (↓0.056) | 2 (↓1) |
54 (+3) | 54 (+4) | 7 (-) | 16 (+2) |
0.249 (↓0.008) | 4.160 (↑0.02) | |
10 (4↓) |
広島 |
3 | 4 | 1 | 0.429 (↓0.071) | 2 (↓1) |
26 (+7) | 26 (+8) | 2 (+1) | 2 (-) |
0.242 (↑0.012) | 2.350 (↓0.73) | |
11 (2↓) |
ソフトバンク |
3 | 5 | 1 | 0.375 (↓0.054) | 2.5 (↓1) |
27 (+1) | 30 (+2) | 9 (+1) | 4 (-) |
0.246 (↓0.007) | 3.380 (↑0.17) | |
12 (-) |
DeNA |
3 | 8 | 0 | 0.273 (↓0.027) | 4 (↓1) |
30 (-) | 52 (+2) | 1 (-) | 4 (+1) |
0.215 (↓0.013) | 4.410 (↑0.25) |
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