1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 4 | 7 | 0 | 1 |
DeNA | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | X | 5 | 11 | 0 | 0 |
勝利投手:坂本 裕哉(4勝2敗0S) (セーブ:三嶋 一輝(1勝4敗17S)) 敗戦投手:藤浪 晋太郎(3勝3敗0S) 本塁打 |
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◆DeNAは初回、森と佐野の連続適時打で2点を挙げ、先制する。その後同点とされて迎えた5回裏には、柴田が2点適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。投げては、先発・坂本が6回2失点と試合をつくり今季4勝目。敗れた阪神は、9回に佐藤輝のソロで1点を返すも、反撃は及ばなかった。
◆両打ちの阪神メル・ロハス・ジュニア外野手(31)が、右打席で来日初適時打を放った。 2点を追う5回無死一塁での第2打席。1ストライクからDeNA先発左腕坂本の2球目スライダーを引っ張り左翼線へ。エンドランでスタートを切っていた一塁走者佐藤輝が生還した。ロハスは「テル(佐藤輝)が塁に出てくれたから、後ろにつなごうという気持ちで打った結果がタイムリーになってよかったね」と笑顔。右打席での安打は2安打目で7月2日広島戦以来となった。 中野の犠打で三塁へ進んだロハスは8番梅野の4球目の暴投で、本塁にヘッドスライディング。同点のホームへかえった。後半戦はガッツあふれるプレーで、チームを盛り上げている。
◆阪神藤浪晋太郎投手(27)は118日ぶりの1軍公式戦先発マウンドで粘りきれず、5回途中4失点で降板した。 1回はわずか5球で先制点を許した。1番桑原の右前打、暴投で無死二塁とされ、2番森に右前適時打を献上。3番佐野にも右翼線適時二塁打を浴び、いきなり2点を失った。 2回は2安打1四球で1死満塁とされながら、3番佐野を一ゴロ、4番オースティンは中飛で無失点。4回無死二塁のピンチも無失点で切り抜けた。 だが、味方打線が同点に追いついた直後の5回、四球と二塁打で招いた2死二、三塁、7番柴田に中前に2点二塁打を許した。ダイビングキャッチを試みた中堅近本のグラブがわずかに届かず、藤浪はこの場面で無念の降板となった。 「立ち上がりに硬さがありましたが、3回以降は落ち着いて投げることができていただけに、追いついてもらった直後に打たれてしまったのは自分の力足らずだと思います。ここからチームの逆転を信じてしっかり応援します」 前半戦終盤はブルペン陣の一角を担い、東京五輪期間のシーズン中断中に先発調整を再開。この日は4月23日DeNA戦以来の先発マウンドだった。 「しっかりいい投球をして、また藤浪を先発で使いたいなと思ってもらえるように頑張りたい」と気合十分だったが、悔しい投球内容となった。
◆田淵超えだ! 阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、2点ビハインドの9回にDeNA三嶋から23号ソロをかっ飛ばした。69年田淵幸一の球団新人最多本塁打記録に並んでいたが、2試合ぶりの本塁打で抜き去った。 これで58年森徹(中日)に並び、プロ野球新人7位タイに浮上。同3位で58年に29発を放った長嶋茂雄(巨人)にはあと「6」、同1位で31発を放った59年桑田武(大洋)、86年清原和博(西武)にはあと「8」に迫った。 直前のビッグプレーを追い風に変えた。8回1死満塁。宮崎の右翼へのライナーを、腕を伸ばしてキャッチし、すぐさま体勢を立て直しバックホーム。ワンバウンド送球で、タッチアップを試みた三塁走者桑原をタッチアウトに仕留めた。 巨人のいない東京ドームは佐藤輝の"庭"と化している。17日に同球場初本塁打を含む2発。前日18日にも9回にダメ押しの適時打を含む2安打を放った。同球場では今試合前まで32打数12安打、打率3割7分5厘。この日も5回に右前打を放つなど2安打3得点。宿敵の本拠地とは好相性だ。 リーグ戦再開後、打率4割9厘と絶好調で迎えた1戦で後半戦3発目。怪物ルーキーが量産態勢に入ってきた。
◆最下位DeNAと首位阪神が対戦。先発はDeNAが坂本裕哉、阪神は藤浪晋太郎。
◆阪神がDeNAに競り負け連勝は4でストップした。 118日ぶりの先発マウンドに立った藤浪晋太郎投手(27)が5回途中4失点でKOされた。 9回に佐藤輝明内野手(22)の2試合ぶりとなる23号ソロで1点差まで詰め寄ったが、あと1歩届かなかった。 ▼阪神がDeNAに敗れ、2位巨人とのゲーム差が1・5に縮まった。1・5差あるが、20日にも首位から陥落する可能性がある。巨人は引き分けが10試合と多く、勝利数に対する分母が阪神より少ないことから、阪神が同日の中日戦に敗れると勝率5割9分1厘、巨人がDeNA戦に勝つと勝率5割9分3厘となって上回る。この場合は、2位阪神とゲーム差マイナス0・5で首位に立つ。
◆DeNA先発は坂本、阪神は藤浪。DeNAは1回、先頭の桑原から森、佐野が右翼へ3連打を放って2点を先制した。 阪神は5回、ロハスの適時二塁打と暴投で同点に。DeNAは同裏2死二、三塁から柴田の中前適時打で再び2点を勝ち越した。 坂本は6回4安打2失点で阪神に今季3戦3勝。DeNAは連敗を3で止め、後半戦初白星。阪神は連勝が4で止まった。坂本が4勝目、三嶋が17セーブ目。藤浪は3敗目。
◆阪神先発の藤浪晋太郎投手(27)が、4回2/3を4失点でマウンドを降りた。 同点に追いついた直後の5回裏に、柴田に勝ち越しの2点二塁打を浴び、降板した。 前半戦終盤はブルペン待機を続けており、1軍公式戦は4月23日のDeNA戦(甲子園)以来、118日ぶりの先発マウンドとなったが、悔しい結果となった。
◆田淵超えだ! 阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、2点ビハインドの9回にDeNA三嶋から23号ソロをかっ飛ばした。69年田淵幸一の球団新人最多本塁打記録に並んでいたが、2試合ぶりの本塁打で抜き去った。 ▼佐藤輝が9回に23号ソロ。新人の23本塁打は58年森(中日)に並ぶ歴代7位タイで、阪神の新人では69年田淵の22本を上回る球団新記録。また、外野手で23本塁打は前記森に並んで新人最多となった。新人最多は59年の桑田(大洋)、86年の清原(西武)の31本。次のターゲットは03年村田(横浜)の25本になる。
◆阪神の梅野隆太郎捕手(30)が2点ビハインドの7回にエスコバーから左前適時打を放った。 1死二塁でバットを指1~2本分短く持ち、快速左腕と対した。カウント1-1からの153キロ速球を振り抜き三遊間を破った。「速い球に打ち負けないようにコンパクトに。みんなが作ってくれたチャンスだったのでランナーをかえすことができてよかった」。一時は1点差に迫る適時打に頬を緩めた。
◆阪神がDeNAに競り負け、連勝は4でストップした。9回に佐藤輝明内野手(22)の2試合ぶりとなる23号ソロで1点差まで詰め寄ったが、あと1歩届かなかった。118日ぶりの先発マウンドに立った藤浪晋太郎投手(27)が5回途中4失点でKOされた。試合後の矢野燿大監督(52)の一問一答は以下の通り。-最後まで粘りは見せたが まあまあ、立ち上がりか。(相手先発の)坂本のところで、もうちょっと何とかしたかった。そんなにバチバチに決まっているとか、そんな感じには見えなかったから。 -9回に佐藤輝が本塁打 それがあいつの持ち味だからね。逆方向だったけど、輝らしく打てたんじゃない。 -23号 今まで球団の記録を抜くとか、誰もやっていないことをやったというのはもちろんすごいことだし。でもそこだけを目標にやっているわけじゃないんでね。さらにさらにもっと高い目標を持っていると思うし、もちろんその可能性を秘めた選手なんで。俺も楽しみにしています。 -先発の藤浪は粘り切れなかったか いろいろ難しいよね。いいところはもちろんあるんだけど。勝たせるというところでいうと、内容的にはもうちょっと上げてもらわんと困るし。リズム的にもこっちにリズムが来るというような形にはなかなか持ってこれなかったんで。 -藤浪の今後は それは(2軍調整中の)ガンケルの状態による。 -今季は相手先発の坂本に3戦3敗している 年間通して相性って出てくると思うから。そんなのを言い訳にしていたらダメ。チームとしてできることはあると思う。3回やられているということは、より打撃コーチやみんなで力を合わせて。もっと何かあるんじゃないかという意識を高めていくのがプロとして必要だと思う。
◆DeNAの2代目「虎キラー」襲名だ。坂本裕哉投手(24)が首位阪神を相手に6回4安打2失点と好投。今季4勝目を挙げた、そのうち阪神には3戦3勝と抜群の強さを見せる。チームは後半戦初勝利。現役時代に通算172勝のうち阪神から最多の46勝を挙げた三浦監督に、跡継ぎが現れた。普段は心優しい好青年だが、ピンチになれと負けん気が顔をのぞかせる。6回無死二塁、2番糸原をこの日最速の147キロ直球で遊ゴロに仕留めた。ここから3者連続内野ゴロ。「キャッチャーの山本としっかり準備して試合に臨め、ピンチの場面でも冷静に粘ることができました」。6回まで4安打2失点。前日まで崩れていた後続投手も踏ん張り、後半戦のチーム初勝利をもたらした。 今季、阪神戦の防御率は1・89で、他球団には5・34と大違いだ。坂本は「結果的に抑えているが、脅威になる打者も多い。いい打線だから、イメージを持って、気合が入って試合に入れている」と分析している。チームが苦手としている佐藤輝に対しても以前「大学時代に何度も対戦しているので慣れているところもある。3年生の時に1回ホームランを打たれたが、全体的にはわりと抑えていた印象はある」と語っていた。 逆境に強い。今季は阪神戦で10連敗を止めた。前半最後の登板は、阪神にサヨナラ負けした次の試合だった。「元々の性格が負けず嫌いなので。直近だと三嶋さんがサヨナラ負けした試合が前にあって、自分の試合でやり返すと、気持ちを奮い立たせてもらった。そういう試合の方が燃えやすい」。チームは最下位だが、首位に対して臆することはない。2代目虎キラーに三浦監督は「僕は初代でも何でもない」と謙遜しながらも「頼もしい。今日の投球をすれば他の球団にも結果はおのずとついてくる」と目を細めた。【斎藤直樹】
◆阪神メル・ロハス・ジュニア外野手(31)が連日のハッスルプレーでチームを鼓舞した。6番・左翼でフル出場。ユニホームは泥だらけだった。「今日は勝てなかったことがすべて。悔しい」。DeNAに惜敗し、笑顔はなかった。 この日は右打席での来日初適時打を放った。2点を追う5回無死一塁での第2打席。1ストライクから左腕坂本の2球目スライダーを引っ張り左翼線へ。エンドランでスタートを切っていた一塁走者佐藤輝が生還した。ロハスは「テル(佐藤輝)が塁に出てくれたから、後ろにつなごうという気持ちで打った結果が適時打になった」。右打席での安打は2安打目で7月2日広島戦以来となった。 さらに中野の犠打で三塁へ進んだロハスは8番梅野の4球目の暴投で、本塁へ気合十分のヘッドスライディング。一時同点となるホームインとなった。後半戦は全6試合に出場し、打率2割7分3厘。「タイミングもリズムもいい感じになってきている。調子は上がってきている」と手応えをつかんだ。調整中のマルテも復帰間近だが、結果を出して生き残る。「いろんなところで応援してくれているのは分かっている。ホームであれアウェーであれ、しっかり頑張って貢献したい」。20日からの敵地中日3連戦も、全力プレーで全国の虎党を沸かせる。【石橋隆雄】
◆虎打線が天敵を前に三たび沈黙した。 阪神はDeNA坂本に6回2得点と攻略できず白星を献上。これで今季3戦3敗、対戦防御率は1・89と封じられている。矢野監督は「チームとしてできることはあると思う。もっと何かあるんじゃないかという意識を高めていくというのがプロとして必要だと思う」とリベンジを誓った。
◆阪神藤浪晋太郎投手(27)は無念の降板に奥歯をかみしめた。味方打線が2点ビハインドを追いついた直後の5回裏。是が非でもゼロをともしたい場面で、数センチの違いに泣いた。 2死二、三塁で7番柴田。1ストライクから外角153キロをミートされた。中堅手前にライナーが走る。近本が懸命にダイビングキャッチを試みる。ほんのわずか、グラブが届かない。勝ち越しの2点二塁打を許し、マウンドを下りた。 「立ち上がりに硬さがありましたが、3回以降は落ち着いて投げることができていただけに、追いついてもらった直後に打たれてしまったのは自分の力足らずだと思います」 広報に託したコメントからも、粘りきれなかった悔しさがにじみ出た。 前半戦終盤は救援登板に回り、シーズンが中断した東京五輪期間中に先発調整を再開。再来日したガンケルが1軍ぶっつけ先発を見送ったことで出番が訪れた。4月23日DeNA戦以来、118日ぶりの1軍先発。勝負を懸けたマウンドは立ち上がりから苦しんだ。 1回は1番桑原の右前打、暴投で無死二塁とされ、2番森に右前適時打を献上。わずか5球で先制点を許すと、3番佐野にも右翼線適時二塁打を浴びた。それでも2回1死満塁、4回無死二塁では無失点で耐えていただけに、5回の結末には余計に悔しさが募る。 最速159キロを計測しながら5回途中で102球を要し、8安打3四球4失点で今季3敗目。矢野監督は「いいところはもちろんあるけど、勝たせるところでいうと、内容的にはもうちょっと上げてもらわないと困る」と表現。次回については「ガンケルの状態による」と明言を避けた。 21年開幕投手で白星をもぎ取れず、チームの連勝は4でストップ。まだ2位巨人とは1・5ゲーム差があるが、20日は勝率の関係で再び首位陥落の危機を迎える。勢いを止められた直後の敵地中日戦。虎の反発力が試される。【佐井陽介】
◆後半戦初登板の阪神ルーキー石井大智投手(24)が1イニングを3者凡退に抑えた。 7回から4番手で登板。先頭ソトから空振りの三振を奪うと、柴田を捕邪飛、山本を二ゴロに仕留めた。石井大は「1点差の場面で0点でかえってくることが出来て良かった」と振り返ったが、「すべての打者に対してカウントが悪くなった」と反省を忘れなかった。
◆阪神近本光司外野手(26)が4回に18個目の盗塁を決め、リーグトップの同僚中野、ヤクルト塩見に並んだ。 4回無死で三塁前にセーフティーバントで出塁。続く糸原の打席でスタートを切った。クロスプレーではあったがボールがこぼれ二塁審判は両手を広げた。新人から2年連続盗塁王のリードオフマンが勢いに乗ってきた。6回無死では右中間へ二塁打を放ち複数安打。後半戦は開幕以来、6試合連続安打で8月打率は4割1分7厘と好調を維持している。 だが近本の顔に笑みはない。同点の5回2死二、三塁。柴田のライナーにチャージ。飛び込んでグラブを伸ばしたが、打球はその下を抜けていった。2失点と力投していた藤浪を救うための必死のプレーだったが、走者2人が生還した。記録は安打だが悔しさの残るプレーだった。
◆ついにアーチストを超えた! 阪神佐藤輝明内野手(22)がDeNA戦の9回に左翼へ23号ソロを放ち、田淵幸一が記録した球団新人最多本塁打を抜いた。その直前の守備では右翼から強肩を披露し、タッチアップを阻止。チームの連勝は「4」で止まり、20日にも首位陥落危機を迎えたが、猛虎には心強いルーキーがいる。また球団史に名を刻んだ。2点ビハインドの9回。佐藤輝が力感なくバットを振り抜いた。カウント1-2と追い込まれてから、三嶋の156キロ直球にバットを内側から入れ込んだ。約5秒後、23号ソロが左翼席へ着弾した。 「残り1回しかなかったんで自分のスイングということを心掛けていました。追い込まれてからだったんで、いろいろ頭に入れながらでしたけど、いい本塁打だったと思います」 69年田淵幸一の球団新人最多本塁打記録に並んでも心の中はいたってシンプル。2試合ぶりの本塁打で、通算474本塁打のレジェンドをあっさりと抜いた。 「記録を超えることができたのは自分のスイングをしてきた結果なんで、すごいうれしいです」 直前のビッグプレーが追い風になった。8回裏1死満塁。宮崎の右翼へのライナーに誤って前進し、腕を伸ばして"バンザイ"でキャッチ。そこから体勢を立て直し、ワンステップでホームへワンバウンドのストライク送球を届けた。タッチアップを試みた三塁走者桑原をタッチアウトに仕留め「落ち着いていいボールを投げられた」。187センチ、94キロの身体能力がなせる、野性味あふれるレーザービームで気持ちも乗った。 矢野監督も「逆方向だったけど、輝らしく打てたんじゃない。今まで球団の記録を抜くとか、誰もやっていないことをやったというのはもちろんすごいこと。でもそこだけを目標にやっているわけじゃないんでね。さらにもっと高い目標を持っていると思うし、もちろんその可能性を秘めた選手なんで、俺も楽しみにしています」とたたえた。 これで58年に29発を放った長嶋茂雄(巨人)にあと「6」、同1位で31発を放った59年桑田武(大洋)、86年清原和博(西武)にはあと「8」に迫った。「これからもっと積み重ねてもっとホームラン打ちたいと思っています」。まだまだ歴史の扉をこじ開ける気概だ。 ルーキーの1発で1点差に迫ったが、チームは敗れ連勝は3でストップ。仮にも20日に阪神が敗れ、巨人が勝てば首位陥落の危機が再び訪れた。歴史的1発にも満足しない佐藤輝が、再び救ってみせる。【中野椋】
◆阪神の2番手馬場皐輔投手(26)が5回2死二塁から登板し、それまで2安打の8番山本を空振り三振。 先発藤浪晋太郎(27)が残したピンチを切り抜けた。「イニングの途中からでしたが、相手の流れを止めることができてよかった」。6回は1死二塁で3番手岩貞祐太(29)にスイッチ。2死満塁とピンチを広げたが、5番宮崎をフォークで二飛に仕留め、追加点を許さなかった。
◆ついにアーチストを超えた! 阪神佐藤輝明内野手(22)がDeNA戦の9回に左翼へ23号ソロを放ち、田淵幸一が記録した球団新人最多本塁打を抜いた。その直前の守備では右翼から強肩を披露し、タッチアップを阻止。チームの連勝は「4」で止まり、20日にも首位陥落危機を迎えたが、猛虎には心強いルーキーがいる。佐藤輝が師匠直伝の技でアーチストを超えた。2点ビハインドの9回。追い込まれてから三嶋の156キロ直球にバットを内側から入れ込んだ。約5秒後、23号ソロとなって左翼席へ着弾。二塁ベースを通過すると、俺に続けと言わんばかりにほえた。 「残り1回しかなかったんで自分のスイングを心掛けていました」 会心の逆方向弾で、69年田淵幸一の球団新人最多本塁打記録を超えても心の中はシンプル。2試合ぶりの本塁打で通算474本塁打のレジェンドを抜くと、熱いプレースタイルとは裏腹に、冷静にかみしめた。 「記録を超えることができたのは自分のスイングをしてきた結果なんで、すごいうれしいです」 直前のビッグプレーが追い風になった。8回裏1死満塁。宮崎の右翼へのライナーに誤って前進し、腕を伸ばして"バンザイ"キャッチ。体勢を立て直し、ワンステップで本塁へワンバウンドのストライク送球を届けた。タッチアップを試みた三塁走者桑原を本塁タッチアウトに仕留め「落ち着いていいボールを投げられた」。187センチ、94キロの身体能力がなせる、野性味あふれる強肩披露で気持ちも乗った。 "師"の教えを体現した。7月17日。仙台での球宴2戦目のゲーム前。ソフトバンク柳田と打撃談議を重ねた。心に残ったのはフリー打撃での逆方向への意識。目の前で先輩が実践する姿に確信した。 「一流の選手でも(逆方向を)意識してやっているんだなと確認できた」 前半戦に目立った速球にバットを折る姿はなくなりつつある。「ギータの教え」を生かし、これからも逆方向への1発を量産する。 矢野監督も「球団記録を抜くとか、誰もやっていないことをやったのはもちろんすごいこと」とうなずいた。残り53試合。58年に29発の長嶋茂雄(巨人)にあと「6」、同1位で31発を放った59年桑田武(大洋)、86年清原和博(西武)にはあと「8」に迫った。 「これからもっと積み重ねて、もっとホームラン打ちたいと思っています」 ルーキーの1発で1点差に迫ったが、チームは敗れ連勝は4でストップ。20日に阪神が敗れ、巨人が勝てば首位陥落の危機が再び訪れた。歴史的1発にも満足しない佐藤輝が、再び救ってみせる。【中野椋】
◆阪神は20日、ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、19日DeNA戦(東京ドーム)で放った球団新人最多23号ソロの記念球を、近日中に兵庫県・西宮市内の甲子園歴史館で展示すると発表した。 佐藤輝は、1点ビハインドの9回にDeNA三嶋から左翼へ本塁打を放ち、69年に田淵幸一が記録した22本塁打を更新した。ホームランボールは球場係員が回収し、その後球団スタッフの手元に渡った。 甲子園歴史館の担当者は「このたび、球団新人最多本塁打記録を塗り替える23号本塁打の貴重な記念球を展示させていただけることになりました。田淵幸一さんが打ち立てられた記録を約半世紀ぶりに更新されたことは、歴史に残る偉業だと思いますし、皆さまに球団史に残る歴史の1ページを、ここ甲子園歴史館でお伝えできることを大変光栄に思います。佐藤輝明選手の今後のますますのご活躍を阪神甲子園球場一同、祈念しております」とコメントした。 なお、甲子園歴史館はリニューアルに伴い、9月6日から22年3月ごろまで一時休館される予定となっている。
◆先発した阪神・藤浪晋太郎投手(27)が一回からDeNA打線につかまった。 先頭の桑原に初球、152キロを痛打され、右前打。続く森に対しての初球がそれ、暴投といきなり無死二塁のピンチを背負った。その森に159キロをはじき返され、右前適時打。先制点を献上すると、3番・佐野には右翼線へ適時二塁打を許した。 藤浪は4月23日のDeNA戦(甲子園)以来の先発マウンド。後半戦の先発ローテに生き残るためにはアピールが必須だが、苦しい立ち上がりとなった。
◆阪神のメル・ロハス・ジュニア外野手(31)が五回に左翼線へ適時二塁打を放った。 「打ったのはスライダー。(佐藤)輝が塁に出てくれたので、後ろにつなごうという気持ちで打った結果がタイムリーになってよかった」 0-2の五回無死一塁。右前打の佐藤輝を一塁において、両打ちの助っ人は右打席へ。カウント0-1から坂本の129キロスライダーを引っ張った。佐藤輝がスタートを切っており、左翼線に弾む適時二塁打。18日に決勝の押し出し死球を含む2打点と躍動した助っ人が反撃ののろしを上げた。 ロハスは後半戦、右打席では7打席無安打。シーズンを通じても打率・043(23打数1安打)だった。右でもしっかりと結果を残した助っ人は、続く中野の犠打で三進すると、梅野の打席で4球目。暴投でヘッドスライディングで生還。チームを鼓舞するハッスルプレーで同点に追いついた。
◆DeNAの2年目、森が一回に先制打を放った。無死から右前打で出た桑原が暴投で二塁へ進んだところで、藤浪の159キロを引っ張り、ゴロで一、二塁間を破った。「球が速いのでコンパクトにいった」との狙い通りに、球威に負けず鋭い打球をはじき返した。 神奈川・桐蔭学園高からドラフト1位で昨年入団した19歳。17日から3試合続けて「2番・遊撃」での先発出場で、起用に応えた。7月12日の阪神戦でプロ初打点を記録して以来の2打点目となった。 二回の第2打席でも再び速球を右前打した。後半戦初出場の17日に3安打しており、3試合で2度目の複数安打で好調ぶりをアピールした。
◆先発した阪神・藤浪晋太郎投手(27)は4回2/3を投げ8安打4失点。DeNAに勝ち越しを許し無念の降板となった。 「立ち上がりに硬さがありましたが、三回以降は落ち着いて投げることができていただけに、追いついてもらった直後に打たれてしまったのは、自分の力足らずだと思います」 一回、先頭の桑原から3連打で2点を献上。苦しい立ち上がりから、粘った。二回は1死満塁、四回は無死二塁とピンチも得点は与えず。しかし、味方が2-2の同点に追いついた直後の五回だった。2死二、三塁のピンチを背負うと、柴田の鋭い打球がセンターへ。近本が飛び込むも一歩及ばず。走者2人が生還した。ここでベンチからタオルを投げ込まれ、無念の降板。肩を落としながら、ベンチへと戻った。
◆阪神のドラフト8位・石井大智投手(24)=四国IL高知=が後半戦初登板。七回のマウンドを託されると、打者3人をピシャリと抑えた。公式戦は7月10日の巨人戦(甲子園)以来だった。久々の緊張感に硬さが出たのか、先頭のソトに対する2球目は梅野の頭上を大きく越える大暴投。ドームがどよめいたがすぐに落ち着きを取り戻した。ソトを空振り三振に斬ると、柴田は捕邪飛、山本は二ゴロと三者凡退。「全部の打者に対してカウントが悪くなってしまいましたが、1点差の場面で0点で帰ってくることができてよかったです」とコメント。好リリーフで逆転への流れをつないだ。
◆阪神はDeNAに敗れ、連勝は4で止まった。先発の藤浪は一回先頭からいきなり3連打を浴び2失点。その後はピンチをしのぐ粘りを見せたが、2-2の同点に追いついた直後の五回2死二、三塁から柴田に2点二塁打を許した。4回?を投げ8安打4失点。後半戦の先発ローテ入りをかけたマウンドだったが、課題の残る結果に肩を落とした。 2位・巨人は試合がなかったため、ゲーム差は1・5に縮まった。それでも、佐藤輝が九回に23号ソロを放ち、1969年に田淵幸一がマークした新人の球団最多本塁打記録を更新。黄金ルーキーがまた1人の偉大なレジェンドを超えた。
◆DeNAが後半戦初勝利を挙げ、連敗を3で止めた。一回に森、佐野の連続適時打で2点を先行。追い付かれた直後の五回に柴田の2点二塁打で勝ち越し、八回に1点を加えた。坂本が6回2失点で4勝目。阪神の連勝は4で止まった。
◆阪神・佐藤輝明内野手(22)が九回、三嶋一輝投手(31)から左越えに23号ソロを放ち、球団の新人本塁打記録を更新した。先発の藤浪晋太郎投手(27)は4回2/3を投げ8安打4失点で3敗目(3勝)を喫し、チームの連勝は4でストップした。試合後の矢野耀大監督(52)の一問一答は以下の通り。 ーー全員で戦うという点では粘りを見せた 「うん、まあ立ち上がりから、(相手先発の)坂本のところでな、やっぱりもうちょっと何とかしたかったなという。そんなバチバチに決まっているとか、そんな感じには見えなかったから」 ーー最後の佐藤輝のホームランも 「それはアイツの持ち味だからね、まあ。1点差になったというところで、すごく嫌なムードは作れたかなというね。逆方向やったけどテルらしく、打てたんじゃない」 ーー23号で球団の歴史に名を刻んだ 「いやそれはね、今までそんな球団の記録を抜くとか、誰もやっていないことを、そうやってやったというのは、もちろんすごいことやし。でもそこだけを目標にやっているわけじゃないんでね。さらにさらにもっと高い目標を持っていると思うし。もちろんその可能性を秘めた選手なんで。俺も楽しみやし」 ーー藤浪は粘り切れなかった 「粘り切れない...まあいろいろ難しいよね、ちょっとね。まあ...うーん...。いいところはもちろんあるんだけど。やっぱりこう、うーん...。勝たせるっていうところでいうと、内容的にはやっぱりもうちょっと上げてもらわんと困るし。リズム的にもね、こっちにリズムが来る形には、なかなか持ってこられなかったんで」 ーー今後は 「いや、それはガンケルの状態による」 ーー相手先発の坂本には今季3戦3敗 「年間通して相性って出てくると思うんでね。そんなの言い訳にしてたらダメなんで。チームとして何かやれることはまだあると思うし、どうやって崩せるかというのは、3回やられてるということはバッティングコーチやみんなで力合わせて。今日もやってくれてるんだけど、それでも終わりって言ってたら何もないから。もっと何かあるんじゃないかという意識を高めていくことはプロとして必要だと思うんで」
◆DeNAの坂本が6回2失点で4勝目を挙げた。三回までは走者を許さない好投。2―0の五回に追い付かれたが勝ち越しは許さず、六回無死二塁もしのいだ。チームに後半戦初勝利をもたらし「要所で粘ることができた」とうなずいた。 これで首位阪神には今季3戦3勝。三浦監督は「阪神戦に限らず、今日のような投球をすれば、おのずと結果はついてくる。好調を維持してほしい」と今後の活躍に期待した。
◆佐藤輝の一発などで最後の最後まで見せ場を作れるのがことしの阪神の強さ。地力があることは改めて感じた。ただ、気になる点は指摘しておきたい。またもDeNA先発の坂本に苦労した。これで今季3敗目(3戦)だ。 阪神打線が苦手とする投手には巨人・高橋(4戦4敗)もいる。共通しているのは左腕で、キレのある直球を右打者の内角に投げ込んできて、緩急を武器に攻めてくる。 この日の坂本でいえば、時々投げてくるカーブが邪魔な球になり「また緩い球が来るのでは」と迷いにつながった。結果、各打者ともにタイミングが合っていなかった。一回の好調サンズの三振は象徴的。内角をズバッと突かれ、最後は迷いから呆然と見逃した。 高橋、坂本に抑えられた内容を振り返ると、あっさり打たされている。この日も三回まで三者凡退に終わった。アウトになる中でも、ファウルを重ねるなど、しつこく、粘り強く食らいつく姿勢が必要。気分よく投げさせないことが大事だ。 この先の優勝を争い、大事な試合で苦手な左腕が出てくるのは必至。もう一度、チーム全体での攻略法を洗い直す必要があるだろう。(本紙専属評論家)
◆快音を残して、白球は左翼線で弾んだ。絶好調のロハスが右打席で適時二塁打。チームが苦しめられている左腕からの2得点を、演出した。 「自分の打席よりも負けたことが悔しい。勝ちに貢献するという意味で、勝てなかったのがすべてというか、悔しいというのが一番大きい」 敗戦の悔しさが口をついたが、しっかりインパクトを残した。0―2の五回無死一塁。スイッチヒッターの助っ人は右打席に入ると、カウント0―1から129キロスライダーを一閃。スタートを切っていた一走・佐藤輝をホームへ迎え入れた。 これで5試合連続安打。しかも、この日も含めて打率・080(25打数2安打)と打てていない右打席で初めて適時打を放った。さらに中野の犠打で三進すると、梅野の4球目に相手が暴投。ホームに気迫のヘッドスライディングで、一時同点に追いついた。 五回に左翼へ適時二塁打を放つロハス 「バッティングとしては非常にいい。タイミングもリズムもいい感じになってきているんで、調子自体は上がってきている」 ただ、チームは坂本に6回でこの2点のみ。2年目左腕相手に今季3戦3敗となり、矢野監督も「チームとして何かやれることはまだある。バッティングコーチやみんなで力合わせて。もっと何かあるんじゃないかという意識を高めていくことはプロとして必要」と奮起を促した。 2軍調整中のマルテはもう少しファームで実戦に出場する方向。出番が続くロハスは「いろいろなところで応援してくださっているのをわかっている。ファンの皆さんのために、チームに貢献できるようにがんばっていきたい」と誓った。上昇気流に乗ってきたR砲が、次は勝利につながる一打を放つ。(菊地峻太朗)
◆藤浪はマウンドで顔をゆがめ、降板指令を受けた後、ベンチで肩を落とした。2-2に追いついてもらった直後の五回2死二、三塁。柴田に153キロを中前に痛打された。近本がダイビングキャッチを試みたが捕球できず、2点二塁打となった。 「立ち上がりに硬さはありましたが、三回以降は落ち着いて投げられていただけに、自分の力不足だと思います」 4月23日のDeNA戦(甲子園)で負け投手になって以来、4カ月ぶりの先発マウンドだったが、4回?、102球を投げて8安打4失点。先発ローテ復帰をアピールできなかった。 一回、先頭の桑原に初球152キロを右前に運ばれ、暴投で無死二塁。森に159キロを右前にはじき返されて先制を許すと、続く佐野にも右翼線に適時二塁打を浴びた。チームが4連勝と波に乗る中、いきなり流れを止める乱調だった。 五回、柴田(奥)に勝ち越しの2点二塁打を許した藤浪 なおも無死一、二塁では追加点は与えず、二回1死満塁、四回無死二塁のピンチも踏ん張っていたが...。同点直後の失点に、矢野監督もベンチで顔をこわばらせた。 「粘り切れない...まあいろいろ難しいよね、ちょっとね。まあ...うーん...。いいところは、もちろんあるんだけど。内容的には、もうちょっと上げてもらわんと困るし。リズム的にもね」 歯切れの悪さが示すとおり、評価のしずらい投球内容だ。次回登板については「それはガンケルの状態による」と即答は避けたが...。 五輪ブレーク中に一時帰国したガンケルの2軍での調整登板が雨で流れたこともあって、藤浪に巡った先発チャンス。この日もガンケルは、先発予定だったウエスタン・中日戦(鳴尾浜)が降雨中止になった。このまま2軍で調整登板をせず1軍マウンドに立つかは、ガンケル本人の意向を聞いたうえで最終判断となる。藤浪は現状〝先発7番手〟。ガンケルが先発ローテに復帰すれば、中継ぎに配置転換となりそうだ。 ダルビッシュのようにあごひげを蓄えて臨んだ先発マウンド。「しっかり、いい投球をして『また藤浪を先発で使いたいな』と思ってもらえるように頑張りたい」と意気込んでいたが、アピールは失敗に終わった。(三木建次)
◆あきらめない! 勝利への執念が球団新記録弾を呼んだ。阪神は4-5でDeNAに敗れ、連勝は4で止まったが、九回にドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が1点差に迫る23号ソロを左翼に放った。これで1969年田淵幸一を超え、球団新人最多に。58年長嶋茂雄の29本、86年清原和博の31本など、さらなる高みを目指す怪物ルーキーが、再び首位陥落危機を迎えた虎を奮い立たせる。 大きな弧を描き、白球が無人の左翼スタンドに吸い込まれる。悔しい敗戦だった。それでも最後は、やはりこのルーキーが光り輝き、次戦への希望をもたらす。佐藤輝が3代目ミスタータイガース・田淵幸一を超えた。 「(攻撃が)残り1回しかなかったので、特にいろいろと考えることなく自分のスイングを心がけた。(田淵さんの)記録を超えることができたというのはしっかり自分のスイングができた結果なのでうれしいです」 3-5の九回先頭。ハマの守護神・三嶋と対峙した。カウント1-2から4球目。156キロを逆方向へ〝引っ張った〟。土壇場で放った23号ソロは1969年に田淵幸一がマークした球団新人最多本塁打記録を更新するメモリアルアーチだ。 直前の八回1死満塁の守備では、宮崎の弾丸ライナーを下がりながら捕球し、ホームへ素早く〝輝ビーム〟。「落ち着いていい球が投げられた」と三走・桑原を悠々アウトに仕留めた。DeNA主催で開催された東京ドーム。敗れはしたが、ファンの視線を最後は黄金ルーキーが独占した。 「これからもっと積み重ねて、もっとホームランを打ちたいと思っています」 通算474本塁打を誇る虎のレジェンドを超えても、飽くなきホームランへの思いは尽きない。次は新人で29本塁打の長嶋茂雄(巨人)、そして新人記録31本塁打の清原和博(西武)、桑田武(大洋)へ-。壁は高い。それでも佐藤輝ならきっと超える。理想に掲げているのが〝世界一のバッター〟だからだ。 今年1月の入寮直前、西宮市の自宅で過ごした期間。プロ入り前、最後の〝教科書〟に選んだのが、ジャイアンツなどで米大リーグ歴代1位の通算762本塁打を放ったバリー・ボンズだった。1カ月、とにかくボンズの動画を見まくった。父・博信さんが理由を聞くとこう答えた。
◆♪ビ~バ~、Tigers 輝ける虎たちよ~ ビ~バ~、Tigers 美しき虎たちよ~ 光る大地を駆け抜けろ~ 九回、〝ホームランアーチスト〟の田淵幸一さんを抜く球団新人最多の23号を佐藤輝が放った瞬間、巨人の得点時にファンが熱唱する応援歌を虎バージョンで歌ってしまったわー!! 東京五輪の関係でDeNAの主催試合が東京ドームってのも変な感じだけど、これを機にマツダスタジアムでヤクルト―中日とか、今まで見られなかったカードを来季以降に組むのもファンサービスの一つじゃないですか? は~あ...。今年の開幕投手の藤浪が4回?を4失点で、またまたゲームを壊しちまったア!! 50余年、虎党を続けている俺も優勝したいので、藤浪と心中する気は毛頭なし!! かつて『甲子園の申し子』と呼ばれた藤浪だけに、最後に言わせてくれ。 「来季があるぞー!!」。俺にこれを言わせんじゃねーよ! 藤浪、なんとかしろー!!
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
52 | 35 | 3 | 0.598 (↓0.007) | - (-) |
53 | 373 (+4) | 325 (+5) | 92 (+1) | 80 (+2) |
0.253 (↓0.001) | 3.320 (↓0.02) |
2 (-) |
巨人 |
47 | 33 | 10 | 0.588 (-) | 1.5 (↑0.5) |
53 | 377 (-) | 325 (-) | 117 (-) | 52 (-) |
0.252 (-) | 3.390 (-) |
3 (-) |
ヤクルト |
44 | 33 | 9 | 0.571 (-) | 3 (↑0.5) |
57 | 385 (-) | 342 (-) | 90 (-) | 53 (-) |
0.255 (-) | 3.760 (-) |
4 (-) |
中日 |
34 | 46 | 12 | 0.425 (↓0.005) | 14.5 (-) |
51 | 261 (+1) | 310 (+3) | 52 (-) | 46 (-) |
0.236 (-) | 3.280 (-) |
5 (-) |
広島 |
32 | 46 | 10 | 0.410 (↑0.007) | 15.5 (↑1) |
55 | 313 (+3) | 371 (+1) | 62 (-) | 43 (-) |
0.257 (-) | 3.850 (↑0.03) |
6 (-) |
DeNA |
32 | 47 | 11 | 0.405 (↑0.008) | 16 (↑1) |
53 | 354 (+5) | 422 (+4) | 87 (-) | 20 (+1) |
0.259 (↑0.001) | 4.480 (-) |
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