阪神(☆7対3★)広島 =リーグ戦7回戦(2021.05.02)・阪神甲子園球場=
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広島
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阪神
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勝利投手:ガンケル(5勝0敗0S)
敗戦投手:野村 祐輔(0勝3敗0S)

本塁打
【阪神】佐藤 輝明(8号・5回裏満塁)

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◆阪神は1-3で迎えた5回裏、無死満塁の好機で佐藤輝のグランドスラムが飛び出し、逆転に成功する。続く6回には、佐藤輝の適時打などで2点を加え、リードを広げた。投げては、先発・ガンケルが5回3失点で今季5勝目。敗れた広島は、先発・野村が試合をつくれなかった。

◆阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、プロ初の「4番三塁」でスタメン出場する。阪神新人の4番スタメンは17年大山以来、2リーグ制後4人目。

◆阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、プロ初の「4番三塁」でスタメン出場する。阪神新人の4番スタメンは17年大山以来、2リーグ制後4人目。ここまで全試合「4番三塁」でスタメン出場の大山悠輔内野手(26)は休養とみられ、先発オーダーから外れた。佐藤輝はこの日の試合前、三塁側ベンチ前でノックを行い準備を進めていた。 佐藤輝の先発した28試合は全て「6番右翼」だった。2月の練習試合では3試合、オープン戦では1試合、三塁でのスタメン出場があったが「4番」での起用は初めて。前回三塁での出場は3月10日オープン戦の広島戦(甲子園)で「6番三塁」。この試合で左中間への本塁打を含む猛打賞の大暴れを見せた。 怪物ルーキーの4番デビュー戦が、無観客試合なのは寂しいが「テレビ越しでも元気をもらってくれる、そういうプレーをしたい」と語っていた通り、画面越しで、ファンへと快音を届けるつもりだ。降雨ノーゲームとなった前日1日広島戦は、同い年の高橋昂から見逃し三振を喫していたが、仕切り直しの一戦で、チームを勝利に導けるか。 また、大山は1年目の17年9月1日中日戦(甲子園)で4番デビューし、先制の適時二塁打を放った。阪神新人が4番デビュー戦で安打を放ったのは大山が初めてで、佐藤輝も続けるか注目だ。

◆広島鈴木誠也外野手(26)が自身110打席ぶりのタイムリーとなる先制の適時二塁打を放った。 3回1死二塁、ガンケルの145キロツーシームを捉えて三塁線を破る二塁打を放ち、左翼手サンズがクッションボールの処理にもたつく間に三塁まで到達した。「ランナーをかえすことができてよかった」。3月31日阪神戦以来、出場26試合ぶりで、今季3本目の適時打となった。

◆衝撃の4番デビューだ。プロ初の「4番三塁」でスタメン出場した阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、4試合ぶりの8号本塁打を放った。2点ビハインドの5回無死満塁。広島先発野村の129キロを捉え、無人の右翼席へ運んだ。 「打ったのはチェンジアップ。前の打席で打ち取られた後に、ジェリー(サンズ)がアドバイスをしてくれて、そのアドバイスを生かして前で拾うことができました。満塁の良い場面で打つことができて良かったです」 球場の弾道測定器「トラックマン」では打球速度172キロ、打球角度25度、飛距離126メートルを記録。初回は1死一、二塁で空振り三振に倒れており、その雪辱を果たした。 阪神新人の4番デビュー戦での本塁打は史上初。また、2リーグ分立後、阪神新人の満塁本塁打は16年高山以来3人目となった。 ここまで全試合で「4番三塁」を務めてきた大山悠輔内野手(26)は休養とみられ、代役を務めた佐藤輝が大きな仕事を果たした。 緊急事態宣言により、4月30日から甲子園は無観客試合。「ファンの人たちがいないと寂しい。テレビ越しでも元気をもらってくれる、そういうプレーをしたい」と語っていたが、言葉通り画面越しにファンへと快音を届けた。降雨ノーゲームとなった前日1日広島戦は、同い年の高橋昂から見逃し三振を喫したが、仕切り直しの一戦で、怪力を見せた。 佐藤輝は開幕2戦目の3月27日ヤクルト戦(神宮)でプロ1号を放ち、12球団断トツの三振数ながらフルスイングを貫き本塁打を重ねてきた。広島戦は今試合前まで、6試合でカード別最高の打率3割4分8厘、3本塁打。好相性の相手からこの日も打った。 チームは4月を両リーグ一番乗りの20勝で締めた。単独での一番乗りは03年5月5日以来18年ぶり。4月終了時点での20勝到達は球団初で、佐藤輝もドラフト新人最多タイの3、4月7本塁打で貢献した。5月に入っても勢いは止まらない。初めてのシーズンが開幕して1カ月が経つが、怪物ルーキーは疲れ知らずで打ち続ける。

◆広島野村祐輔投手(31)が、5回途中3安打5四死球5失点で降板した。 立ち上がりから制球を乱し、3回に1点を失ったものの、4回まで6三振を奪うなど力投を続けていた。しかし2点リードの5回、2本のヒットと四球で無死満塁のピンチを招き、阪神ドラフト1位佐藤輝に右翼ポール際への逆転満塁本塁打を被弾し、直後にマウンドを降りた。今季は先発5試合目でいまだ勝ち星はなく、この日もお預けとなった。

◆プロ初の「4番三塁」でスタメン出場の阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、また4番の仕事を果たした。満塁弾を放った5回に続き、6回に再び1死満塁で打席が回ってきた。1-2からコルニエルの159キロを詰まりながらも左前へ。剛速球にも振りまけず、リードを4点に広げる適時打となった。 佐藤輝はこの日5打点の荒稼ぎ。この時点で打点は24となり、セ・リーグ1位の巨人岡本まで1差に迫った。

◆首位阪神が4位広島と対戦し7-3で勝利。

◆阪神が広島を7-3で下し、3連勝とした。 初めて4番に入ったドラフト1位ルーキーの佐藤輝明内野手(22)が2点ビハインドの5回に無死満塁から右越えの逆転満塁本塁打。さらに、6回にも満塁から左前へ適時打を放ち、5打点と大きく貢献した。 先発ガンケルは毎回走者を背負う苦しいピッチング。3回に鈴木誠に適時二塁打で先制を許し、同点の4回は1死満塁から菊池涼の併殺崩れの間に勝ち越しを許した。5回にも1点を失い、5回7安打3失点、4四球で降板。その直後に佐藤輝に逆転満塁弾が飛び出し、ガンケルに開幕から無傷の5勝目が転がり込んだ。球団の助っ人投手で開幕から無傷の5連勝は17年メッセンジャー以来となった。 前日1日は3回表終了後、降雨ノーゲーム。雨天中止になった4月13日広島戦と同17日ヤクルト戦に続いて、雨天中止の翌日は3戦全勝とした。また、今季デーゲームは11戦全勝になった。

◆広島が2回に鈴木の左翼線適時二塁打で1点を先制した。阪神は3回、マルテの中前適時打で同点に追いついた。 広島が4回、5回と1点ずつ追加した。阪神は5回に佐藤輝の満塁本塁打で逆転。6回にも佐藤輝の適時打などで2点を追加した。 阪神は4点のリードを小林、岩貞、岩崎、スアレスとつないだ。広島は継投に入った阪神投手陣を打ち崩すことはできなかった。ガンケルが5勝目、野村が3敗目。

◆逆転満塁本塁打を含む5打点を挙げた阪神の4番佐藤輝明内野手(22)と3安打2盗塁3得点の近本光司外野手(26)が、室内で行われたヒーローインタビューに登場した。 近本は「盗塁した後に得点した場面は良かった。チームに対して迷惑かけていますし、これから返していきたい」と巻き返しを約束。佐藤輝の本塁打を三塁ランナーとして見ており、「あんなに飛んでるんや。フェン直かなと思っていたら、普通に飛んでいたのでやっぱスゲーなと思いました」と苦笑いした。 その佐藤輝は「しっかり打ってチームが勝ったので最高だと思います。最高の結果だった」と満塁弾を振り返った。プロ初の4番に「4番なのでしっかり頑張ろうと思いました。いつも通り自分のスイングをするだけと考えてました」と心構えを明かした。キッズ会員からの質問コーナーもあり、「これからも4番を打ちたいですか?」の問いに、「そこは監督が決めることなので、与えられたポジションでしっかり頑張るだけです」と真顔で回答。阪神の4番については「4番はチームの顔なので、任せられたときはしっかり打てるようにやっていきます」と重みを感じていた。

◆阪神が広島を下し、3連勝とした。プロ初の4番に入ったドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、1-3の5回に右越えへ自身初の逆転満塁本塁打を放って逆転。さらに6回にも左前適時打を放って5打点と大きく貢献した。先発ガンケルは5回3失点でリーグ最多に並ぶ5勝目を挙げた。試合後、矢野監督のインタビューは以下の通り。 -初めての4番デビューで佐藤輝が満塁本塁打 4番はちょっと体験入部のような、体験させてみようかなと。ファンの記憶に残る、ファンの方がびっくりさせられるのは佐藤輝もっている。 -好調な外国人の中、佐藤輝に4番 経験させて。サードもそうだが、今の間に経験することで、今後いろいろ起こり得る。そんな中サードで4番いってみようかなと。 -再三のチャンスでやられていたチェンジアップを本塁打 ある程度、ストライクではあるが、ああいうゾーンに残れば佐藤輝は打てる。 ストライクゾーンの対応力はある。ただそれをホームランはすごい。 -節目でこういう結果はもっている 普段はマイペース。サードや4番は楽しそうに。マイペースな佐藤輝がどう考えたかは本人に。 -守備の動きは及第点か 反応よかった。ミスも覚悟してたが守ってくれた -近本が出てかえって 出る中で相手に与える、得点にならなくても相手にダメージを与えられる。これから上がってくると思う。 -ガンケルは悔しい思いもあるが、勝ちがついた 先発に勝ちがつくのは大きい。先頭を出すこと多かったが粘った。チーム全体にとって大きい。 -テレビ、ラジオの向こうのファンに 前回も言ったが、環境が変わったからといって僕たちの野球は変わらない。満員で野球できることを思い描いて、こういう姿を見せて少しでも元気になってもらえれば。

◆プロ初の「4番三塁」で満塁弾など5打点の活躍を見せた阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)は、試合後阪神公式インスタグラムのライブ配信に出演した。同じくヒーローとなった近本光司外野手(26)とファンから寄せられた質問に答えた。この3連戦は、例年のこどもの日企画でスコアボードの名前がひらがな表記。佐藤輝は「さとうて」と表示されたことについて「子どもたちが見やすいならしょうがないです」と笑った。 また、「ヒーローになって自分へのご褒美は?」という質問には「アイスを食べています」と明かすと、近本が「僕は毎日ハーゲンダッツ食べています」と続いた」。「リッチですね~」と佐藤輝が返し、和やかな雰囲気に包まれた。 最後は「いい場面で打点挙げられるように、ホームランを打って『Z(ポーズ)』できるように頑張ります」と決意を語り、1万人以上が視聴したライブ配信を締めた。

◆広島が怪物ルーキーの1発に沈み、今季初の4連敗を喫した。先発野村が4回まで1失点と力投するも、2点リードの5回無死満塁のピンチで佐藤輝に右越えの逆転満塁弾を被弾。流れを完全に失った。佐々岡監督は野村について「勝負できているところがなかなかない。今年はまだボールの力、キレがない」と指摘。次回のチャンスについては「ないないない。落とす」と2軍降格を明言した。借金は今季最多の3となった。 ▽広島野村(5回途中3安打5四死球5失点で3敗目)「チームが乗っていける投球ができなくて悔しい」

◆プロ初の「4番三塁」でスタメン出場した阪神ドラフト1位ルーキーの佐藤輝明内野手(22)が2点ビハインドの5回に無死満塁から右越えの逆転満塁本塁打。さらに、6回にも満塁から左前へ適時打を放ち、5打点と大きく貢献した。阪神佐藤輝にとって「三塁手」は、プロへ行くため自ら選んだ道だった。近大では1年春、秋と外野で出場したが、シーズン後に守備を担当する松丸文政コーチ(40)に「プロに行きたいから三塁を教えてもらえませんか?」と直訴した。内野も守れた方が、プロから指名を受けやすいという考えをストレートにぶつけた。松丸コーチは内野手としてPL学園、近大、社会人のデュプロで活躍した。個別で翌年の3月から11月までその技術をたたき込み「思ったよりも上達が早かった。時間がかからなかった。のみ込みが早かったですね」と振り返る。2年春は三塁と左翼の併用。2年秋からは不動の三塁手となった(3年秋は右肘痛で一塁手)。各球団スカウトはグラブのハンドリングのうまさ、短い距離での正確な送球、判断力の良さを高く評価。三塁も外野もできることで4球団競合と佐藤輝の思い描いたドラフトとなった。【石橋隆雄】

◆広島先発の野村祐輔投手(31)が虎の怪物ルーキーの1発に沈み、2軍降格が決まった。 2点リードの5回、ドラフト1位の佐藤輝に逆転満塁本塁打を被弾。5回途中5安打5四死球5失点で降板し、勝ち星なしの3敗目を喫した。3番鈴木誠也外野手(26)が3回に自身110打席ぶりのタイムリーを放って先制したが乗り切れず。チームは今季初の4連敗で、借金は最多の3にふくらんだ。野村が、甲子園のマウンド上でぼうぜんと立ちつくした。2点リードの5回、先頭からヒット、四球、ヒットで満塁のピンチを招き、怪物ルーキーの佐藤輝を迎えた。カウント2-2からの5球目、内角低めのチェンジアップを捉えられ、打球は右翼ポール際へ。くしくも甲子園では、広陵時代の07年夏の決勝、佐賀北戦で食らった1発以来の逆転満塁弾となった。 「なかなかチームが乗っていける投球ができなくて悔しい」 5回表までは広島に流れがきていた。3回には鈴木誠が、1死二塁から左翼線を抜ける二塁打を放ち、3月31日の阪神戦以来実に26試合、110打席ぶりのタイムリーで先制。すぐに追いつかれたが、4、5回に打線が奮起し、リードを2点に広げた。その直後の被弾だっただけに、佐々岡真司監督は「(鈴木誠が)よく打ってくれたけど、そこで(野村が)乗っていけなかったところが今日の敗因でしょう」と肩を落とした。 野村は2年ぶりの開幕ローテに入ったが3試合結果が出ず、4月12日に2軍降格。同25日に再昇格したが、2試合連続で被弾を許すなど、精彩を欠いていた。指揮官は野村について「勝負できているところがなかなかない。今年はまだボールの力、キレがない」と指摘。次回のチャンスについては「ないないない。落とす」と再降格を明言した。 チームは今季初の4連敗で、借金は最多の3に膨らんだ。今季甲子園は4戦4敗で、鬼門となりつつある。佐々岡監督は「明日(3日)広島に帰って、気を引き締めてもう1度やり直さないといけない」と懸命に前を向いた。まずは「勝利」という形で、悪い流れを止めたい。【古財稜明】 ▽広島鈴木誠(3回1死二塁から、3月31日の阪神戦以来、自身110打席ぶりのタイムリーとなる左翼線二塁打) ランナーをかえすことができてよかった。(今後は)良いところで打てればいいなと思います。

◆阪神近本光司外野手(26)が1番打者の役割を果たし、勝利を呼び込んだ。3安打に加え、四球と敵失で全5打席出塁して3得点。先頭打者で4度出塁し2盗塁も決めた。投手に圧力をかける仕事ぶりに「負けている流れだったので、しっかり得点というのを意識しながら塁に出られたのはよかった」と納得の表情だ。 3回と5回は、ビハインドの状況から先頭で打席を迎えた。いずれも外寄りをセンター方向にはじき返して出塁すると、2番糸原の打席で盗塁、クリーンアップがかえして生還する理想の攻撃を生み出した。6回にも遊撃への内野安打で出塁すると、佐藤輝の適時打で7点目のホームを踏んだ。「左中間に返す意識で入っている」と3安打ともにセンター方向。逆らわないバッティングで4安打を放った4月18日以来、今季2度目の猛打賞となった。 1番打者としてのこだわりは得点だ。開幕前、こう語っていた。「塁に出ることだけじゃなく、しっかりかえってくることが仕事だと思う」。この日は今季自身最多タイの3得点で任務を果たし、「うれしいですね」と喜んだ。 開幕直後に19打席ノーヒットなど打率1割台の低空飛行が長かったが、今季最高の2割4分まで回復と上昇気流に乗ってきた。井上ヘッドコーチは「1番は流れを左右するかじ取りみたいなもん。これからはチカ(近本)がきっちりかじ取りしてくれると思うよ。そういうきっかけにしてほしいね」と首位固めを引っ張る復調を期待した。エンジン全開の5月。近本が打てばさらなる白星量産が期待できる。【林亮佑】 ▽阪神マルテ(3回に適時中前打)「先制された後だったから、すぐに取り返すことができてよかった」

◆阪神井上一樹ヘッドコーチ(49)が4番佐藤輝明内野手(22)の理由を"解説"した。 本来の4番大山が欠場。1番近本、2番糸原、3番佐藤輝と左打者3人を並べて外国人選手を4番に据える起用法も選択肢にあったとし、「端的に言うとテルが4番打った方が話題になるやろ? っていうところ」と話題性重視だった舞台裏を明かした。さらに「あんまりいじりたくないというところで(6番に)陽川を入れて、陽川のところからテルを4番に持ってきた」と補足。「ああいう場面で回ってくるというのが、やっぱりアイツの星だし、アイツのひと振りで今日はある意味勝てたということを考えれば、またより一層アイツも自信がつく」とたたえた。

◆阪神先発のジョー・ガンケル投手(29)が、苦しみながら開幕5連勝を手にした。5イニングすべて先頭打者の出塁を許し、毎回安打を打たれた。4回と5回には2つずつ四球を与え、2年目で自己最多の1試合4四球を与える苦投。3回からは3イニング連続で1点ずつを失った。それでも大崩れせず粘りに粘った。 「調子も良くなかったと思うし、相手を抑えることに苦労したところも多かったけど、チームメートがよく守ってくれたし、逆転もしてくれたから本当に感謝しているね」。5回7安打4四球で3失点。粘りがツキも呼んだのか、5回に佐藤輝が逆転満塁弾を放ち、白星が舞い込んだ。 今季5勝目で勝ち星はリーグトップの巨人高橋に並んだ。阪神の助っ人投手では17年メッセンジャー以来の開幕から無傷の5連勝となった。外国人枠の争いもあるが、矢野監督はガンケルを予定通りに9日DeNA戦で先発させる方針を明かした。頼れる来日2年目右腕が、首位固めの原動力になっている。【林亮佑】

◆阪神のブルペン陣がゼロのバトンをつないだ。佐藤輝明内野手の逆転満塁弾直後の6回から登板した馬場皐輔が1イニングを3者凡退。7回は小林慶祐が1死一、二塁とピンチを招いたが、4番手岩貞祐太が堂林、クロンを連続で二ゴロ。後続斬りで火消しに成功した。8回は岩崎、9回は4点差でも守護神スアレスが抑えて逃げ切った。8ホールドをマークした岩貞は「最近は他のリリーフ陣にもすごく助けてもらっていた。チームで助け合いながら勝っているので、今日は僕が絶対に0点で抑えるという気持ちでマウンドに上がった」と振り返った。

◆阪神佐藤輝明内野手(22)と近本光司外野手(26)が、試合後、球団公式インスタグラムのライブ配信に出演し、軽妙なやりとりを繰り広げた。無観客試合を受けたファンサービスの一環で、事前に募集したファンからの質問に回答した。 -無観客試合で変化したことは 近本 僕とテルは外野なんで、いつもよりよくしゃべれているなと。 佐藤輝 大声出さなくていいので助かっていますけど、やっぱり寂しいです。 -「こどもの日」企画でスコアボードのひらがな表示はどう思いますか 近本 テルは「さとうて」って(笑い) 佐藤輝 子どもたちが見やすいならしょうがないです(笑い) -ヒーローになって自分へのごほうびは 佐藤輝 アイスを食べています。 近本 毎日ハーゲンダッツを買っています。 佐藤輝 リッチですね~。 -お互いを動物に例えるなら 近本 テルはゴリラ。 佐藤輝 近本さんは足が速いんでチーター。チーター顔ですよね。 -リラックス方法は 近本 アイスです。 佐藤輝 お風呂にしっかりつかるのが最高。浴槽に入ったときが最高です。 近本 温泉行きたいなあ。 -助っ人とのやりとりはどうしていますか 近本 英語です。 佐藤輝 まじすか! 近本 けっこう日本語を話せる選手いるよね。 佐藤輝 僕も英語です。 近本 けっこう話せるよね。

◆無観客がもったいない! 阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、プロ野球史上71年ぶりの快挙を遂げた。プロ初の4番で、5回に広島野村から8号逆転満塁本塁打を放った。新人の4番が満塁弾は1950年以来で、4番初試合では史上初めて。開幕から全試合4番の大山を休養させ、矢野監督が「体験入部」と表現した「4番三塁」の起用に自己最多の5打点で応えた。代役の活躍でチームは3連勝。今季最多タイの貯金12とした。4番佐藤輝が左足で耐え、右足を沈み込ませ、最後は右手だけで大きなフォロースルーを描いた。5回無死満塁。野村の129キロチェンジアップに体を少し前に出されながら踏ん張った。曇り空に虹のようなアーチが右翼ポール際へ伸びた。4試合ぶりの8号は、プロ初の満塁弾。2点差をひっくりかえした。 「自分ができることはいつも通りのスイングをするということ。4番はチャンスで回ってくることが多いので、最高の結果を出すことができて良かった」 お決まりの「Zポーズ」を決めてベンチへ下がると、突然雨が降った。6回の守備に就く頃にはやみ、その後晴れ間も出現。天からも祝福の? ウオーターシャワーが聖地に注がれた。 新人が初めて4番に入った試合で満塁弾を放つのは史上初。阪神の生え抜き左打者では掛布以来の「4番三塁」で出場し、三塁線の打球を好捕してノーバウンドで一塁送球を見せるなど、3度の守備機会も無難にこなした。「大学時代もサードをやっていたので、違和感なく守ることはできた」。大山の休養日で得た機会をこれ以上ない形で生かした。 天性のマイペースさが重圧をはねのける。近大2年時の成人式は、友人が車で自宅に迎えに来てもパジャマ姿で寝ていた。拍子抜けする周囲をよそに、本人はあっけらかん。この日の試合前ノックではミスをしても笑い飛ばすほど、心の余裕があった。大役にも自分を見失わない強さを持つ。 22歳を起用した理由について、矢野監督は「4番は体験入部のような、体験させてみようかなと。ファンの記憶に残るものを持っている」と説明した。「タイムリーを打ってくれたらと思うところでホームランっていうのは、テルの魅力」。思い切ったタクトで3連勝を呼び、貯金は12まで増えた。 佐藤輝は6回の満塁機でも左前打を放ち、プロ最多の5打点。「1本で終わるより2本」と本塁打後も貪欲さを失わず、これで24打点。リーグ最多の巨人岡本和に1差まで迫った。「やっぱりチームの顔なので。信頼されている選手が4番だと思います。自分もしっかり与えられたところで頑張って、信頼される選手になっていきたいです」。5打席以上の経験値を得て、怪物ルーキーがどんどん強くなっていく。【中野椋】

◆開幕から4番に座った阪神大山悠輔内野手は今季初めて欠場した。 体の張りなど疲労を考慮したとみられ、矢野監督は「体の疲れというところでちょっと休ませた。火曜日からは行く予定にはしている」と説明し、4日ヤクルト戦は定位置に戻りそう。井上ヘッドコーチは「大事に至る前の休養。『三塁も4番も奪われましたわ』って冗談めいて言ってたけど、アイツもそんな気はさらさらない」と気持ちを代弁した。大山はここまで打率3割、23打点、5本塁打。勝利打点は12球団最多の6度を記録するなど欠かせない存在になっている。

◆阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、プロ野球史上71年ぶりの快挙を遂げた。プロ初の4番で、5回に広島野村から8号逆転満塁本塁打を放った。新人の4番が満塁弾は1950年以来で、4番初試合では史上初めて。助っ人の言葉も佐藤輝に効いた。本塁打までの2打席はともに野村のチェンジアップに空振り三振、二ゴロだった。サンズから「ピンチの場面では落とすボールで打ち取ろうとしてくる。逆方向に打つスタンスでいけばチェンジアップも前で拾える」と攻略法を伝授され、そのチェンジアップを仕留めた。普段は5番サンズ、6番佐藤輝の並び。初めて佐藤輝の後ろを打った助っ人に対して「しっかり意識して前で拾って打つことができたので、ジェリーに感謝です」とその観察眼に最敬礼だった。

◆阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、プロ野球史上71年ぶりの快挙を遂げた。プロ初の4番で、5回に広島野村から8号逆転満塁本塁打を放った。新人の4番が満塁弾は1950年以来で、4番初試合では史上初めて。大物ルーキーの活躍でチームは3連勝。今季最多タイの貯金12とした。▼佐藤輝が逆転満塁本塁打。新人の満塁本塁打は16年8月25日高山(阪神)以来プロ野球56人、57本目。阪神では36年伊賀上、12年伊藤隼、16年高山に次いで4人目。この日は初の先発4番。新人4番打者の満塁本塁打は1リーグ時代の46年6月2日大下弘(セネタース=逆転)49年11月8日大岡虎雄(大映)と2リーグ分立初年度の50年6月26日南村不可止(西日本)に次いで71年ぶり4人目。過去3人は満塁弾を打つ前に4番を経験しており、4番初試合で満塁弾の新人はプロ野球史上初めてだ。 ▼阪神の新人で先発4番は17年に12試合の大山以来6人目。大山は4番2試合目で本塁打を打ったが、4番初試合で本塁打は球団史上初。他球団を見ても、4番初試合で1発を放った新人は86年10月7日清原(西武)以来だった。ちなみに、長嶋(巨人)は1年目の58年に「4番三塁」で46試合出場したが、佐藤輝と同じく初めて4番を打った8月6日広島戦でVアーチ(先制2ラン)を放った。 ▼阪神で「4番三塁」は前記大山らがいるが、左打者では02~03年の片岡篤史以来。ほかに両打ちの松永浩美(93年)、外国人選手では91~94年に活躍したオマリーの例があるが、生え抜きの「4番三塁の左打者」は77~88年に800試合で4番を務めた掛布雅之以来33年ぶりだ。

◆無観客がもったいない! 阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、プロ野球史上71年ぶりの快挙を遂げた。プロ初の4番で、5回に広島野村から8号逆転満塁本塁打を放った。新人の4番が満塁弾は1950年以来で、4番初試合では史上初めて。開幕から全試合4番の大山を休養させ、矢野監督が「体験入部」と表現した「4番三塁」の起用に自己最多の5打点で応えた。代役の活躍でチームは3連勝。今季最多タイの貯金12とした。4番佐藤輝が左足で耐え、右足を沈み込ませ、最後は右手だけで大きなフォロースルーを描いた。5回無死満塁。野村の129キロチェンジアップに体を少し前に出されながら踏ん張った。曇り空に虹のようなアーチが右翼ポール際へ伸びた。4試合ぶりの8号は、プロ初の満塁弾。2点差をひっくりかえした。 「自分ができることはいつも通りのスイングをするということ。4番はチャンスで回ってくることが多いので、最高の結果を出すことができて良かった」 お決まりの「Zポーズ」を決めてベンチへ下がると、突然雨が降った。6回の守備に就く頃にはやみ、その後晴れ間も出現。天からも祝福の? ウオーターシャワーが聖地に注がれた。 新人が初めて4番に入った試合で満塁弾を放つのは史上初。阪神の生え抜き左打者では掛布以来の「4番三塁」で出場し、三塁線の打球を好捕してノーバウンドで一塁送球を見せるなど、3度の守備機会も無難にこなした。「大学時代もサードをやっていたので、違和感なく守ることはできた」。大山の休養日で得た機会をこれ以上ない形で生かした。 天性のマイペースさが重圧をはねのける。近大2年時の成人式は、友人が車で自宅に迎えに来てもパジャマ姿で寝ていた。拍子抜けする周囲をよそに、本人はあっけらかん。この日の試合前ノックではミスをしても笑い飛ばすほど、心の余裕があった。大役にも自分を見失わない強さを持つ。 22歳を起用した理由について、矢野監督は「4番は体験入部のような、体験させてみようかなと。ファンの記憶に残るものを持っている」と説明した。「タイムリーを打ってくれたらと思うところでホームランっていうのは、テルの魅力」。思い切ったタクトで3連勝を呼び、貯金は12まで増えた。 佐藤輝は6回の満塁機でも左前打を放ち、プロ最多の5打点。「1本で終わるより2本」と本塁打後も貪欲さを失わず、これで24打点。リーグ最多の巨人岡本和に1差まで迫った。「やっぱりチームの顔なので。信頼されている選手が4番だと思います。自分もしっかり与えられたところで頑張って、信頼される選手になっていきたいです」。5打席以上の経験値を得て、怪物ルーキーがどんどん強くなっていく。【中野椋】 ▼佐藤輝が逆転満塁本塁打。新人の満塁本塁打は16年8月25日高山(阪神)以来プロ野球56人、57本目。阪神では36年伊賀上、12年伊藤隼、16年高山に次いで4人目。この日は初の先発4番。新人4番打者の満塁本塁打は1リーグ時代の46年6月2日大下弘(セネタース=逆転)49年11月8日大岡虎雄(大映)と2リーグ分立初年度の50年6月26日南村不可止(西日本)に次いで71年ぶり4人目。過去3人は満塁弾を打つ前に4番を経験しており、4番初試合で満塁弾の新人はプロ野球史上初めてだ。

◆阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、プロ野球史上71年ぶりの快挙を遂げた。プロ初の4番で、5回に広島野村から8号逆転満塁本塁打を放った。新人の4番が満塁弾は1950年以来で、4番初試合では史上初めて。大物ルーキーの活躍でチームは3連勝。今季最多タイの貯金12とした。▼阪神の新人で先発4番は17年に12試合の大山以来6人目。大山は4番2試合目で本塁打を打ったが、4番初試合で本塁打は球団史上初。他球団を見ても、4番初試合で1発を放った新人は86年10月7日清原(西武)以来だった。ちなみに、長嶋(巨人)は1年目の58年に「4番三塁」で46試合出場したが、佐藤輝と同じく初めて4番を打った8月6日広島戦でVアーチ(先制2ラン)を放った。 ▼阪神で「4番三塁」は前記大山らがいるが、左打者では02~03年の片岡篤史以来。ほかに両打ちの松永浩美(93年)、外国人選手では91~94年に活躍したオマリーの例があるが、生え抜きの「4番三塁の左打者」は77~88年に800試合で4番を務めた掛布雅之以来33年ぶりだ。

◆両軍のスターティングメンバーが発表され、阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が「4番・三塁」で出場。阪神の第107代4番となり、プロ初の三塁手でのスタメン出場を果たした。新人選手が4番に座るのは、2017年9月1日の中日戦(甲子園)で大山が任されて以来、10人目(外国籍は除く)。ここまで全試合で4番に座った大山は、先発を外れた。積極的休養とみられる。

◆阪神のジェフリー・マルテ内野手(29)が「3番・一塁」で出場。三回に中前への同点打を放った。  「打ったのはツーシーム。先制されたあとだったからすぐに取り返すことができてよかったね。また追いかける状況になったから逆転できるように頑張るよ」  回の先頭でチーム初安打となる中前打を放った近本が、二盗に成功。マルテは得点圏で打席に入り、カウント1-2で低めのツーシームを振り抜き、中前にはじき返した。  4月28日の中日戦(バンテリンドーム)以来、3試合ぶりの打点。先発・ガンケルが相手に先制の1点を献上した直後に、バットで援護し、さらなる快音を予感させた。

◆広島・鈴木誠也外野手(26)が約1カ月ぶりの適時打となる先制二塁打を放った。  「打ったのはツーシーム。ランナーをかえすことができてよかった」  0-0の三回1死二塁でガンケルの145キロを左翼線へ運び、左翼・サンズがクッションボールの処理にもたつく間に三塁へ、二走・菊池涼は生還した。今季14打点をマークしているが、適時打は3本目で3月31日の阪神戦(マツダ)以来32日ぶりだった。

◆阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が「4番・三塁」で出場。1-3の五回無死満塁で右翼へ逆転本塁打を放った。  「打ったのはチェンジアップ。前の打席で打ち取られたあとにジェリー(サンズ)がアドバイスをしてくれて、そのアドバイスを生かして前で拾うことができました。満塁のいい場面で打つことができてよかったです」  カウント2-2からの5球目だった。低めに沈む129キロのチェンジアップをすくい上げると、打球は大きな弧を描き、そのまま右翼ポールの内側へ。打球速度172キロ、角度25度、推定飛距離126メートルの一発はプロ入り後初の満塁弾。勝ち投手の権利獲得目前だった相手先発・野村をマウンドから引きずりおろした。  4月30日までの今季全試合で4番を務めてきた大山が積極的休養でベンチスタート。佐藤輝にとって初めて「4番・三塁」を任された一戦で価値あるアーチを放った。

◆阪神のジョー・ガンケル投手(29)が先発し、5回7安打3失点だった。  「調子もよくなかったと思うし、相手を抑えることに苦労したところも多かったけれど、チームメイトがよく守ってくれたし、逆転もしてくれたから本当に感謝しているね。感謝してもしきれないし、このままチームが勝ち切れるように一生懸命、応援するよ」  5回すべてで先頭打者に出塁を許し、うち4回は得点圏に走者を背負う苦しい投球が続いた。三回は1死二塁で、鈴木誠に三塁線を破る二塁打で先制され、同点としてもらった続く四回は投手・野村へのストレートの四球などで1死満塁を招き、菊池涼の併殺崩れの遊ゴロの間に、再び勝ち越し点を献上した。  五回は1死一塁で会沢を投ゴロに抑えて併殺完成と思われたが、広島・佐々岡監督のリクエスト要求によるリプレー検証の結果、打者走者に対する一塁でのアウトの判定に対するセーフに。その後にクロンに右前へポトリと落ちる適時打を許した。  悔しい100球になったものの、五回の攻撃ではプロ入り後初の4番を務めるドラ1位・佐藤輝(近大)が逆転満塁本塁打を放ち、勝ち投手の権利が転がり込んだ。ベンチでは大型ルーキーを笑顔で出迎えた。

◆阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=がプロ初となる4番で出場。6-3の六回1死満塁で左前適時打を放った。広島3番手・コルニエルとの対戦でカウント1-2からの5球目、159キロの直球を強振。詰まらされながら飛球は左前に落ち、三走・近本をホームに迎え入れた。この時点で自己最多の1試合5打点とし、4月24日のDeNA戦(甲子園)での「4」を塗り替えた。  五回は浜風をものともせず、右翼へプロ初となる8号満塁弾を放ち、逆転に成功。再び巡った満塁のチャンスでスタンドにほうり込めば2006年4月30日の中日戦(東京ドーム)での巨人・二岡以来となる1試合で2本の満塁本塁打と、期待は高まったが、この打席ではしぶとい一打でチームに貢献した。

◆広島のロベルト・コルニエル投手(25)が球団最速の161キロをマークした。  3-6の六回にマウンドに上がった。1点を失いなお1死二、三塁でマルテへ投じた8球目はワンバウンドしたが161キロを計測。2019年にフランスアが打ち立てた159キロを抜き、球団最速を更新した。  ドミニカ共和国のカープアカデミー出身で、19年秋に練習生として来日した。育成契約を経て、今年3月に支配下契約を締結。この日は1回3安打2失点(自責1)、2三振1四球と結果が出なかったが、リリーフ陣の一角としてフル回転している。

◆阪神は、D1位・佐藤輝(近大)の自己最多となる1試合5打点の活躍などで広島に快勝した。  1-3の五回、2本の安打と四球で無死満塁の好機を作ると、休養で欠場となった大山に代わってこの試合で初めて4番に座った佐藤輝が豪快な一振り。先発・野村の低めのチェンジアップをすくい上げ、右翼席へプロ初となる満塁弾を放った。  佐藤輝は六回にも1死満塁で左前適時打を放ち、巨人・岡本和に次ぐセ・リーグ2番目の24打点とした。さらに本塁打数(8本)と打点数でチームトップに立った。  先発のガンケルは5回7安打3失点でリーグトップタイとなる今季5勝目。球団の外国人投手では2017年のメッセンジャー以来となる開幕5連勝を達成した。チームはこれで3連勝。そして広島には5連勝とした。

◆広島の野村は五回途中まで5失点と打ち込まれ、5度目の登板でも今季初勝利はならなかった。5四死球と制球が乱れて100球を費やし「なかなかチームが乗っていける投球をできなくて悔しい」とうつむいた。  勝利投手の権利をつかみかけた3-1の五回に無死満塁を招き、新人の佐藤輝に逆転のグランドスラムを献上した。2打席続けて低めのチェンジアップで空振り三振と二ゴロに仕留めていた相手。五回も追い込んでからチェンジアップで勝負したが、捉えられ「少し内角気味にいってしまった。しっかり投げきれないといけない」と反省の言葉ばかりが並んだ。

◆阪神はD1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が4番デビューをグランドスラムで飾り、快勝。試合後の矢野耀大監督(52)の一問一答は以下の通り。  (テレビインタビュー)  ■何か持ってる  --佐藤輝が4番で逆転満塁弾  「4番は、ちょっと体験入部のような、体験をさせてみようかなというところでしたけど、ファンの記憶に残ることや、ビックリするようなことが起こせるのは、何か持っているなという一日でした」  --大山は積極的休養で、外国人もいるなかで佐藤輝に託した思いは  「託すまではないですけど体験させてみて、サードというポジションもそうですけど、経験をすることで、今後にいろんなことが起こり得るので、サードで4番、いってみようかなとは思いました」  ■ストライクゾーンへの対応力を見せた  --逆転満塁弾はうまく対応し、やり返した  「そうですね、ストライクに近い難しいボールでしたけど、ゾーンに残れば打てるというものはあるのでね。そこまでのカウントを作るとか、1回、2回対戦して、自分の中の軌道や配球。考えはあったと思うんですけど、ストライクゾーンの対応力というのは、ある選手だと思うのでホームランにできるというところがすごいなと思います」  --節目でこういう結果を出すのは、持ってると思える。空気感などは  「普段はマイペースですけど、サードをやれるとか4番だ、というところで、楽しそうな、というか、いつもよりも、さらにね。マイペースなので、どう考えていたかは本人に聞かないと分からないですけど、はい」  ■守りも及第点  --守備でもライン際で好プレー。動きは及第点?  「反応よかったですね。ミスも起こりうるかなと覚悟はしていましたけど、守ってくれましたし、素晴らしかったです」  --近本が出塁して生還する活躍  「チカが出ることで得点にならなくても、ダメージは与えられますし、ウチの野球の大きなポイントになるのでね。これからも上がってくると思うので、どんどん上げていってもらいたいです」  --ガンケルも悔しい結果の中で勝ちが付いたのは大きい  「そうですね、先発に勝ちが付くのは大きいですし、ずっと先頭を出すような珍しい展開で粘ったところもあったので、テルの一打で勝ちがつけたというのはチーム全体にとって大きいですね」  --ファンに向けて  「環境が変わったり、状況が変わっても僕たちの野球を変えることはないので、満員の中で野球をやれる日を思い描きながら。現状は無観客なのでこういう姿を見せて、少しでも元気になってもらえるような試合をしていきます」  (代表取材)  ーー佐藤輝は大したもの  「タイムリー打ってくれたらと思うところでホームランっていうのはテルの魅力かなっていうのはあるよね。やっぱり。状況もあるけど」  ーー4番の候補はサンズやマルテもいるが、迷わずに佐藤輝を4番にした  「いやいやゼロではないけど。でも今のうちに経験させるのもいいんじゃないかなっていうところでは、大きく迷うことはなく」  ■大山は休養  ー-大山の状態は  「体の疲れというところでちょっと休ませた。火曜日(4日のヤクルト戦)は行く準備をしながら、どう判断するかというのはまた、その時になると思うけど。火曜日からは行く予定にはしている」  ー-主力を休ませながらは今後も  「1年間戦う中でね、コンディション的にベストというのは難しいんで。休ませないといけない時もあるし。テルのサードも試せたというのも大きいと思うし」  ■あらゆる場面を想定して準備  ー-佐藤は三塁練習も継続? サンズも一塁守備練習?  「だからそれも起こりえることは全部やっているし、別にテルだってショートでゴロ受けてるしさ。サードを全く練習していないわけではないので、こっちは準備をしているつもりやけど」  ーー2軍でロハスが2戦連続本塁打。ガンケルの先発ローテに影響はないか  「うん、予定通り」  ーー本当に贅沢な幸せな悩み  「まあまあそういえばそうやし、1年間戦う上ではそういうことは必要だと思うしね。みんないい状態で、高いレベルでやってくれているのは、いい悩みになると思うけど。贅沢かどうかは俺にはわからない」

◆素晴らしい才能を持つ佐藤輝の評価をさらにアップさせた試合だった。満塁本塁打はチェンジアップに対し体が開かず、前の壁をしっかり残して「拾った」打球。緩い球に体が開いていたら空振りだっただろう。 ■詰まること嫌がらず、振っていった左前適時打  左前適時打は、今度は速い球に力負けせずに、詰まった打球ながらも左前へ運んだ。詰まることを嫌がらず、振っていったところに価値がある。ほんのわずか前で捉えていれば左翼席への本塁打だっただろう。個人的には、左前打の方を評価したいぐらいだ。  私は「18歳の4番打者」と話題になったこともあったが、最初は苦労した。いきなり結果を残した佐藤輝は恐るべき打者。しかも、この新人は何番を打ってもチャンスが巡ってくる。星の下に生まれているのだろう。何番でも対応するのだから、今後の打順、起用は矢野監督に任せたい。 ■相手に情報与えないようウソも必要  付け加えるなら、今後は本当のことを言う必要はない。ウソをつきなさい。殊勲打を打った後、「ヤマを張りました」「外寄りを意識して」と話すのは、相手に情報を与えるだけ。自分しか分からない話は黙っていればいい。それが、長く4番を務めた者からのアドバイスだ。(本紙専属評論家)

◆プロ初の4番で満塁本塁打を放った阪神のD1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=。球団初の快挙となった男の一問一答は以下の通り。  ■最高の結果  --プロ初の4番で逆転満塁本塁打  「しっかりと打ってチームが勝ったので、一番最高かなと思います」  --手応えは  「追い込まれたなかでしっかりとボールについていけたので、しかもホームランになって、最高の結果だったと思います」  --体勢を崩されながら  「前の打者が出塁してくれたので、何とか返そうという強い思いが、あの一打につながったかなと思います」  --サンズからのアドバイスとは  「相手投手としてはピンチの場面で落ちる球であったり、そういう球を投げたいと思うので、そういう球に対して逆方向、反対方向を意識することで打てる、というアドバイスをもらったので、それもあって、チェンジアップ、落ちる球を打つことができたと思います」  --ベンチに帰って言われて印象に残っている言葉などは?  「みんな『ナイスバッティング』って言ってくれたのでうれしかったですね」  ■自分を見失うことなく  --プロ初の4番。聞いたときは  「いや、まぁ、4番なんでしっかりと頑張ろうと思いました」  --打席に入るときにいつもと違う気持ちになったりは  「そこはいつも通り、しっかりと自分のスイングをすることだけ考えていました」  --六回は適時打で、計5打点  「1本で終わるより2本打てた方がいいので、あの一打も大きかったかなと思います」  --公式戦初三塁の守備ではライン際の好プレーも  「そうですね...。まあ、よかったと思います」  --これからも4番を打ちたいか  「そこは監督が決めることなので、僕は与えられたポジションでしっかりと頑張るだけです」   ■4番=チームの顔  --タイガースの4番の印象は  「やっぱり4番というのはチームの顔になると思うので、任されたときはしっかりと打てるようにやっていきます」  --ファンへメッセージ  「こういうコロナで厳しい状況が続いていますけど、僕たちのプレーを見て『元気をもらった』と言ってもらえるようなプレーをしていきたいと思います。応援よろしくお願いします」  --4番で初のサードスタメン。どういう意識で試合に臨んだか  「守備もサードだったので。自分ができるのはいつも通りのスイングをするということだったので、そこに集中して試合に入りました」  --矢野監督からは何か言葉を  「サードの守備でいえば、『しっかり捕れるところだけ捕ってくれよ。大丈夫だから』と言っていただきました」  --満塁ホームランについて  「やはり4番という打順はチャンスで回ってくることが多いので、そういう場面で最高の結果を出すことができて良かったです」  ■サンキュー! サンズ!!  --サンズからアドバイスも  「『ピッチャーはピンチの場面で真っすぐ真っすぐというのは行きづらいし、落とすボールとかで打ち取ろうとしてくるから、そういうボールに対して強引に行くんじゃなくて、逆方向に打つスタンスでいけばチェンジアップも前で拾えたりボールも見送れるから、そこを意識したらどうか』とアドバイスをもらいました。前の2打席はチェンジアップだったり変化球で抑えられていたので、しっかりそれを意識して前で拾って打つことができたので、ジェリー(サンズ)に感謝です」  ■求める4番像は?  --理想の4番像はあるか。また、以前金本さんに憧れていたと話していたが、阪神の4番といえば  「やっぱりチームの顔なので。しっかり信頼されている選手だと思います。自分もしっかり与えられたところで頑張って、信頼される選手になっていきたいです」  --サードでも三塁線のゴロを好捕。甲子園で守るサードのポジションはどうだった  「大学時代もサードをやっていたので、いつも通りというか、違和感なくしっかり守ることはできたと思います」

◆衝撃4番デビュー!! 阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)が広島戦に初めて「4番・三塁」で出場し、1-3の五回に逆転満塁本塁打を放った。新人の4番デビュー戦アーチは球団史上初。自己最多の1試合5打点でチームを3連勝に導いた黄金ルーキーが、ゴールデンウイークに新たな伝説を作った。 ■虎の第107代4番が試合を決めた  無観客の甲子園に、その名が響く。「4番・佐藤輝明」-。待っていたのは予想をはるかに上回る最高の結末だ。黄金ルーキーが大役デビュー戦でプロ初の逆転グランドスラム。虎の第107代4番は、自らのバットで試合を決めた。  「打って、チームが勝ったので一番最高。4番はチャンスで回ってくることが多いので、最高の結果を出すことができてよかった」  1-3で迎えた五回無死満塁の第3打席。左打者にとって不向きな浜風が吹くなか、"満塁男"が真価を発揮する。カウント2-2から5球目。低めに投じられた野村の129キロチェンジアップに泳がされながら、すくい上げた。浜風を切り裂く白球に右翼手・鈴木誠は早々に追うのを断念。スタンド中段に突き刺さる逆転の8号満塁弾で一気に試合をひっくり返した。 ■掛布彷彿...大山休養でサード任された!  2017年の大山以来、阪神では史上10人目となる新人4番。その大山が疲労を考慮されて積極的休養をとったため、代役を任された。佐藤輝は「4番というのはチームの顔だと思う」と語る。同じく「4番・三塁」の左打者として活躍した掛布雅之らが座ってきた打順。重圧はもちろんあった。ただ、一人で背負う必要はない。チームには頼れる先輩がいた。  「前の打席(第2打席)で打ち取られた後にジェリー(サンズ)がアドバイスをしてくれた」  低めのチェンジアップを引っかけ、二ゴロに倒れた三回。ベンチに戻ったルーキーにS砲は声をかけた。「投手はピンチの場面で落ちる球を投げたいと思う。そういう球に対して逆方向を意識していれば、前で拾えるし、球も見送れる」。値千金の一発の裏にあった助っ人の金言。脇を固める存在がいたから、4番の場所でものびのびとプレーすることができた。 ■満塁では打率・571で1本塁打9打点  佐藤輝は「意識して、前で拾って打つことができた。ジェリーに感謝です」と最敬礼。勢いに乗り、六回にも1死満塁から左前適時打を放って自己最多の1試合5打点をマークした。これで満塁では打率・571(7打数4安打)で1本塁打9打点。巨人・岡本(25打点)に次ぐリーグ2位の24打点とし、本塁打&打点はチーム2冠だ。プロ初の三塁守備も無難にこなし、今季先制されると7試合全敗だったジンクスも打破した。 ■矢野監督「何か持っている」  矢野監督は「4番は体験入部、経験」としながら、「ファンの人の記憶に残ることやビックリするようなことが起こせるというのは、何か持っている」と"4番の才能"を認めた。チームは3連勝で2位・巨人とのゲーム差を3・5に広げた。  「信頼されている選手が4番だと思う。自分も与えられたところで頑張って、信頼される選手になっていきたい」  新たな伝説を作った佐藤輝が誓った。かりそめの4番でみせた大きな可能性。再びこの場所に座る日は、そう遠くないはずだ。(原田遼太郎)

◆己の投球を悔い、ベンチで肩を落とす右腕に白星が舞い込んだ。今季5勝目を手にした阪神・ガンケルは、逆転満塁弾を放った佐藤輝へ感謝の言葉を並べた。 ■「よく守ってくれたし、逆転もしてくれた」  「調子も良くなかったし、相手を抑えることに苦労したところも多かったけど、チームメートがよく守ってくれたし、逆転もしてくれたから本当に感謝している。感謝してもしきれないよ」  5イニングすべてで先頭打者を出す投球。三回、先頭の菊池涼に中前へはじき返されると、1死二塁から鈴木誠の左翼線への適時二塁打で先制点を献上した。四回と五回にも1点ずつ失い、今季最短となる5回を投げ、7安打3失点。制球力を武器とする右腕だが、この日は自己ワーストの4四球を記録するなど、苦しい内容だった。 ■自己ワースト4四球...苦しい内容も  それでも、黄金ルーキーの活躍でリーグトップタイとなる今季5勝目をゲット。開幕5連勝は、球団の外国人投手では2017年のメッセンジャー以来の快挙だ。打線の援護もあって白星を手にした来日2年目の助っ人について、矢野監督は「ずっと先頭(打者)を出すような珍しい展開で、そのなかでも粘りの投球で、テル(佐藤輝)の一打で勝ちがついたのはチーム全体にとって大きい」とうなずいた。  調子の良しあしは誰にでもあるもの。次のマウンドでは修正し、必ずチームを勝たせる活躍をする。そして、もっと白星を積み重ねて進撃の虎を支え続ける。(織原祥平)

◆この男が三塁を守れる。それだけで、虎の可能性は無限に広がった。阪神のD1位・佐藤輝(近大)が今季初となる「4番・三塁」でスタメン出場。矢野監督は逆転満塁弾だけでなく計3度の守備をこなし、好プレーで期待に応え続ける姿に目を細めた。  「反応よかったですね。ミスも起こりうるかなというところは、こっちでは覚悟はしていましたけど。しっかりと守る方でも守ってくれましたし、素晴らしかったです」 ■ミス覚悟していたが...  0-0の一回2死一、二塁。会沢の正面への打球を難なく捕球し、三塁封殺。冷静に、確実に、この日初めての守備機会を終え、衝撃の逆転満塁弾の余韻が残る六回2死では羽月の飛球を三塁ファウルゾーンでキャッチした。ただ、無難なシーンだけで終わらないのが"持っテル"証しか。八回。1死走者なしで坂倉の三塁線への鋭い当たりにスライディングしながら逆シングルで反応。すかさず反転すると、ノーバウンドでマルテのファーストミットにストライク送球を突き刺した。  「大学時代もサードをやっていたので、いつも通りというか、違和感なくしっかり守ることはできたと思います」 ■近大時代から慣れ親しんだポジション  近大時代から慣れ親しんだポジション。この日の試合前練習で内野ノックを受け、着々と準備を整えてきた。指揮官は「やっぱりサードをやれるとか4番だ、というところでちょっと楽しそうな、というか。いつもよりも、さらにね。そういう部分もあったのかな」と振り返り、大山に"特別休暇"を出せるメリットも喜んだ。  「1年間戦う中でね、ずっと体のコンディション的にベストというのはなかなか難しいんで。休ませるところはきょうみたいに休ませないといけないときもあるし。そういうところでは、輝のサードというのも試せたというのも大きい」 ■強力な新オプション加わった  デーゲーム開幕11連勝となった試合で強力な新オプションが加わった。矢野監督の繰り出した"新手"が虎をさらに勢いづかせる。(新里公章)

◆阪神・岩貞が7-3の七回1死一、二塁の場面で、小林に代わって4番手で登板。代打・堂林、クロンをともに二ゴロで仕留めてピンチを切り抜けた。「最近は、他のリリーフに助けてもらっていた。チームで助け合いながら戦っている。きょうは僕が絶対に0点で抑えるという気持ちでした」。前回4月28日の中日戦(バンテリンドーム)で1回4失点と打ち込まれただけに、汚名返上のマウンドとなった。

◆5-3の六回に2番手で登板した阪神・馬場は三者凡退に抑えて、今季4試合目で初ホールドを記録した。「チーム(の勝利)に貢献することができてよかったです」。4月20日に1軍昇格し、防御率0・00も、これまではリードされた展開でのマウンドだった。3年目の昨季は32試合に登板し、勝ちパターンの中継ぎで2勝した右腕。今年もこのまま首脳陣の信頼を勝ち取る。

◆阪神・マルテが2打数2安打、2四球1死球と5打席すべて出塁した。0-1の三回1死二塁で一時同点の中前適時打を放ち、「先制されたあとだったからすぐに取り返すことができてよかった」と声を弾ませた。五回無死一、二塁でも中前打で、初めて4番にすわった佐藤輝の逆転満塁弾をおぜん立て。21得点は広島・菊池涼に1差で、近本と並んでセ・リーグ2位。打つだけでなくチームトップの17四球と選球眼のよさでも貢献している。

◆阪神・近本が今季2度目の猛打賞(3安打)&今季初の2盗塁で、打線をけん引した。「左中間に返すという意識で(打席に)入っている。先頭で出塁できてよかった」。0-1の三回は中前打のあと二盗し、マルテの適時打で生還。五回も中前打を放ち、すかさず二盗を決めた。矢野監督は「チカ(近本)が塁に出ることで相手にダメージは与えられる。ウチの野球の大きなポイント。どんどん(調子を)上げてもらいたい」と期待した。

◆緊急事態宣言中の居酒屋でのお酒提供禁止は、感染拡大防止のためならウウウ...涙をこらえて従いましょう(てか、外出しません)。だけど、されど、けれど、プロ初の4番に座った佐藤輝の逆転満塁ホームラン(に華麗な三塁手)も無観客開催で見られないなんて、俺は許せーん! 許せーん! 絶対に許せーん! コロナのバカヤロー!!  わが阪神、先制すれば20勝(2敗)という驚異的な勝率でここまできたけど、月が変わって5月は『逆転の虎』にイメチェンするのでは? そして、本日の先発ガンケルは月じゃなくて『ツキ』過ぎとちゃうかー!?  5回7安打、4四球。しかも全て先頭打者の出塁を許してるってんだから...よく3失点で済んだ、どころか勝利投手になったもんや。いえいえ、ここまで無傷の4勝と頑張ってきたから野球の神様からのプレゼントでっせ! もらっとき~や!!

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
2190 0.700
(↑0.01)
-
(-)
113142
(+7)
86
(+3)
32
(+1)
24
(+3)
0.259
(-)
2.750
(↓0.01)
2
(-)
巨人
16114 0.593
(-)
3.5
(↓0.5)
112135
(-)
110
(-)
35
(-)
22
(-)
0.260
(-)
3.430
(-)
3
(-)
ヤクルト
14124 0.538
(↓0.022)
5
(↓1)
113125
(+7)
130
(+8)
32
(+1)
19
(+1)
0.243
(↑0.001)
4.020
(↓0.12)
4
(-)
広島
13162 0.448
(↓0.016)
7.5
(↓1)
112100
(+3)
120
(+7)
23
(-)
15
(-)
0.260
(-)
3.510
(↓0.1)
5
(-)
中日
12154 0.444
(-)
7.5
(↓0.5)
11289
(-)
96
(-)
12
(-)
15
(-)
0.232
(-)
2.890
(-)
6
(-)
DeNA
8214 0.276
(↑0.026)
12.5
(-)
110114
(+8)
163
(+7)
24
(+3)
6
(-)
0.233
(↑0.003)
4.800
(↓0.07)