ロッテ(3対3)楽天 =リーグ戦24回戦(2020.11.01)・ZOZOマリンスタジアム=
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楽天
020100000031210
ロッテ
20000010003301
勝利投手:-
敗戦投手:-

本塁打
【ロッテ】清田 育宏(6号・1回裏2ラン)

  DAZN
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◆楽天は4回表、1死一三塁から下妻のセーフティスクイズで勝ち越しに成功する。対するロッテは7回に、1死満塁から安田の適時打が飛び出し、試合を振り出しに戻した。その後は両チームの救援陣が踏ん張り、延長戦に突入した試合は、規定により引き分けに終わった。

◆ロッテ岩下、楽天滝中の先発。ロッテは初回、清田の6号2ランで先制。楽天は2回、辰己の適時三塁打などで同点に追いついた。 楽天は4回、下妻のスクイズで4-3と勝ち越し。ロッテは初回の清田の本塁打以降、6回まで安打が出ない苦しい展開となった。 ロッテは7回、1死満塁から安田の適時打で3-3の同点に追いついた。8、9回は両チーム決め手に欠き試合は延長戦に入った。 ロッテは小野、楽天は松井が延長10回を0点で抑え、試合は引き分けに終わった。楽天は12安打を放つもあと1本が出なかった。

◆楽天は押し切れず、今季7度目の痛い引き分けとなった。 同点の4回に下妻のセーフティースクイズで勝ち越しも、7回に追いつかれ、8回2死一、三塁の好機も無得点。相手を9本も上回る12安打も11残塁3得点。残り5試合で2位ロッテと2・5ゲーム差。三木監督は「追いかけているチームなので勝たなきゃダメ。残念というか、選手は頑張っているので申し訳ない」と悔しさをにじませた。

◆ロッテ救援陣が粘り、引き分けに持ち込んだ。先発岩下が4回8安打3失点も、2番手フローレス以下6人の継投で、5回以降は無失点に封じた。 井口監督も「よく踏ん張り抜いてくれた」とたたえた。打線は7回の1死満塁に1得点で終わり、8~10回は無安打。7回に同点打を放った7番安田にも「食らいついて打ってくれましたけど、それ以外の内容は決して良くないので」と厳しかった。

◆プロ11年目のロッテ清田育宏外野手(34)が、プロ野球史上13人目となる「全打順本塁打」をマークした。 初回2死一塁、楽天滝中の142キロ直球を、高々と左翼席へ運んだ。自身通算57本目となる本塁打は、4番打者としては初の本塁打になった。安田の不調もあり、31日の楽天戦に続いて4番を任された。試合中には広報を通じて「次も頑張ります。とにかく勝ちたい」とコメントを寄せた。 試合は延長戦の末、引き分けで終わったが、この10試合で本塁打3本、二塁打3本と、湿りがちな打線で頼れる存在になっている。

◆ロッテ清田育宏外野手が4番で初めて本塁打を放ち、今年9月26日のT-岡田(オリックス)以来13人目の全打順本塁打を達成した。通算57本目の1発で達成は、02年4月21日五十嵐(近鉄)の26本、19年4月20日島内(楽天)の45本に次ぎ、達成時の通算本数で3番目に少なかった。

◆両チームともに決め手を欠いた。ロッテは2-3の七回に安田の適時打で追い付いたが、なおも1死満塁を生かせなかった。楽天は12安打しながらロッテの小刻みな継投の前に3点止まり。計3安打に抑えた投手陣を援護できなかった。

◆ロッテの清田が2試合連続で4番打者として出場し、一回に滝中から6号2ランを放ち、プロ11年目で全打順本塁打を達成した。チームはクライマックスシリーズ(CS)進出を争う4位楽天と引き分け、残りは6試合。「とにかく勝ちたい」と意気込んだ。  7月21日から4番を務めた21歳の安田に代わり、10月31日に今季初めて4番に座った。2-3の七回1死では中前打を放ってこの回の同点につなげ、役割を果たした。(ZOZOマリン)

◆新旧4番の一打で、クライマックスシリーズ(CS)進出に"半歩"前進!! ロッテは1日、楽天最終戦(ZOZOマリン)に3-3で引き分けた。新4番・清田育宏外野手(34)が一回に先制の6号2ランを放ち、プロ野球史上13人目の「全打順本塁打」を達成。2-3の七回には"旧4番"の安田尚憲内野手(21)が同点打を放った。残り6試合で3位・西武とは1・5ゲーム差。負けられない戦いが続く。  勝てなかったが、負けなかった。西武、楽天との三つどもえのCS進出争いで、最上位のロッテにとっては価値あるドロー。新旧4番で全3得点をたたき出した。  「打ったのはストレート。次も頑張ります。とにかく勝ちたい!」  一回2死一塁。清田の一撃は乾いた打球音とともに左翼席に飛び込んだ。この一発で史上13人目の全打順本塁打を達成。ロッテでは2009年4月7日に達成した井口資仁以来の偉業だった。  不振の安田に代わって、前日10月31日から4番に入り、重責だけでなく、ムードメーカーも買って出た。4連敗で迎えた前日の試合前練習。「何か雰囲気が暗いなあ」と意気消沈するナインを見て、球場の音響係に「音楽をノリノリのK-POPに替えてくんない?」とリクエスト。そこで流れたのが、韓国の13人組男性アイドルグループSEVENTEENの「HOME;RUN(ホームラン)」だった。  曲名通りに通算16試合目で4番初アーチ。2-3の七回1死からは中前に運び、同点機を演出した。さらに2四球で1死満塁と好機が拡大すると、7月21日-10月30日まで86試合連続で4番に起用されてきた安田が牧田のカーブにタイミングを外されながらも食らいついて、執念の同点打を中前に運んだ。  「何とかしたい気持ちで、とにかくバットに当てようと思った」と21歳の旧4番は汗をぬぐった。勝負強い新旧4番のタッグが、残り6試合を戦い抜く。(東山貴実)

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
70415 0.631
(↓0.005)
優勝
(-)
4518
(+1)
378
(+3)
122
(-)
98
(+1)
0.250
(↓0.001)
2.920
(-)
2
(-)
ロッテ
57543 0.514
(-)
13
(↑0.5)
6436
(+3)
460
(+3)
85
(+1)
83
(-)
0.234
(↓0.001)
3.850
(↑0.02)
3
(-)
西武
55553 0.500
(↑0.005)
14.5
(↑1)
7448
(+3)
512
(+1)
101
(-)
81
(+1)
0.236
(-)
4.300
(↑0.03)
4
(-)
楽天
53557 0.491
(-)
15.5
(↑0.5)
5533
(+3)
498
(+3)
111
(-)
64
(+1)
0.258
(-)
4.160
(↑0.02)
5
(-)
日本ハム
52585 0.473
(↑0.005)
17.5
(↑1)
5476
(+7)
501
(+1)
86
(-)
73
(+1)
0.250
(-)
3.960
(↑0.03)
6
(-)
ORIX
42667 0.389
(↓0.004)
26.5
(-)
5419
(+1)
481
(+7)
85
(+1)
88
(+1)
0.246
(↓0.001)
3.970
(↑0.01)