日本ハム(☆7対1★)オリックス =リーグ戦23回戦(2020.11.01)・札幌ドーム=
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ORIX
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日本ハム
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勝利投手:有原 航平(8勝9敗0S)
敗戦投手:本田 仁海(0勝1敗0S)

本塁打
【オリックス】頓宮 裕真(1号・3回表ソロ)

  DAZN
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◆日本ハムは1-0で迎えた2回裏、野村と中島卓也が適時打を放ち、3点を加える。続く3回にも野村と宇佐見の連続適時打で3点を挙げて、序盤から試合を優位に進めた。投げては、先発・有原が今季8勝目。敗れたオリックスは、守備の乱れが失点につながり、痛い敗戦を喫した。

◆日本ハム野村佑希内野手(20)がプロ初の1試合4打点を、3回までに記録した。 2回の第1打席は、渡辺の中前打と清宮の右中間フェンス直撃の二塁打でつくった無死二、三塁のチャンスで2点中前適時打。右手小指骨折から1軍復帰後は初の適時打となった。「キヨさん(清宮)が打ってつないでくれたので、楽な気持ちで打席に入れました。この後もチームに貢献できるように頑張ります」。これで今季の打点数は2桁の「10」に到達した。 3回2死一、二塁の場面で迎えた第2打席は、右越え2点適時三塁打を放った。「真っすぐに少し差し込まれてしまいましたが、しっかり振り切ることができました。追加点を取ることができてよかったです」とコメントした。

◆日本ハム有原航平投手(28)が本拠地最終戦で先発し、5回3安打1失点で降板した。失点は3回に頓宮に浴びた1号ソロのみ。 「序盤から先制してもらいましたが、ランナーを多く出してしまい、いいテンポで投げることができませんでした。ただ、味方のいい守備と宇佐見の好リードに助けられました。打線の援護と守備に感謝したいです」。最速153キロの直球にカットボール、ツーシーム、チェンジアップ、フォークなど多彩な変化球を織り交ぜた84球。打線の大量援護にも恵まれた。 今オフにもポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー挑戦の意向を持つ。今季は自身2度目の開幕投手を務め、1度も先発ローテーションを外れず、20試合登板で132回2/3を投げた。本人が希望し、球団も容認して夢が実現すれば、この日の登板が本拠地の札幌ドームでは最後の登板となる。

◆オリックス頓宮裕真捕手(23)が今季1号を放った。4点を追う3回無死、日本ハム有原の152キロをはじき返し、左中間席に運んだ。 「打ったのは真っすぐです。フルカウントだったので、逆方向に強い打球を打とうと意識していました。感触もよかったですし、しっかりとヘッドが走ってくれました」 昨年5月26日楽天戦(楽天生命パーク)以来のアーチに、笑顔を見せた。

◆日本ハムが1回に先制。2回に3点を追加。オリックスは3回に頓宮の1発で1点をかえすが、その裏に日本ハムが3点を入れた。 両チームともに得点圏に走者を置くも、中盤4回から6回まで無得点。日本ハム先発の有原は5回3安打1失点で降板した。 日本ハムが今季本拠地最終戦を白星で飾った。有原は8勝目。オリックスは2連敗。プロ初登板初先発の本田に黒星がついた。

◆オリックスはプロ初登板初先発した本田仁海投手が、4回8安打7失点(自責3)でプロ初黒星を喫した。 「1軍の打者だと、ボール球はしっかりと見極めたりと『違い』を大きく感じました。この経験を無駄にしないように」。中嶋監督代行は「点を取られたけど、これを忘れずに来季、飛躍してほしい」と期待した。チームは、今季最多となる借金24を抱えた。

◆日本ハム野村佑希内野手(20)が本拠地最終戦で大暴れした。 8番三塁で3試合連続の先発出場。1点リードの2回に中前へ2点適時打、3回には右越えの2点適時三塁打を放ち、プロ初の4打点をマークした。今季本拠地最多1万9109人のファンを沸かせ「勝ちに貢献したいと思っていたし、お客さんの前で勝利につながるヒットというのが出たのでよかった」とうなずいた。 今季高卒2年目で開幕スタメンを勝ち取った。プロ初本塁打も放つなど、三塁のレギュラー候補として頭角を現していたが、7月に右手小指関節内骨折で手術を経験。苦労はあったが、シーズン終了間際にしっかりと結果を残してみせた。この日は両親がスタンドで観戦。「見ている前でしっかりヒットも打てたのですごいよかった」と、ほっとした表情をみせた。 栗山監督は試合前に「かっこいいね。立ち姿とか、打席に向かう感じとか」と話すなど、大きな期待を寄せている。若武者は「一回りも二回りも大きくなって、チームの主軸じゃないですけど、信頼されるバッターになって(来年本拠地に)戻って来たい」と気を引き締めた。【山崎純一】 ▽日本ハム宇佐見(3回の中前適時打に) 三塁にランナーがいるチャンスだったので、なんとかもう1点を取りたいと思っていた。いい形ではじき返せて良かった。

◆日本ハム栗山英樹監督と中島卓也選手会長が来季の覇権奪回をファンに約束した。本拠地最終戦後のセレモニーで同監督は「来シーズンこそは必ずや優勝をもぎ取って、ファンのみなさんに大きな大きなプレゼントをします」とあいさつ。 選手会長の中島も「来年こそはリーグ優勝をみなさんに届けられるよう、今年の悔しさをバネにして頑張ります」と宣言した。また指揮官は「今シーズン、大変な状況の中、応援に来てくださり、ありがとうございました」とコロナ禍の中で来場してくれたファンに感謝も伝えた。

◆今オフにもポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー挑戦の意向を持つ日本ハム有原航平投手(28)と西川遥輝外野手(28)が、本拠地最終戦のオリックス23回戦(札幌ドーム)で躍動した。ともに、今オフに球団からポスティング申請を認められれば、本拠地での最後の試合となる一戦で有原5回1失点で8勝目、西川は先制のホームを踏むなど4打数1安打で勝利に貢献。球場に詰めかけた今季最多1万9109人のファンへ白星を届けた。西川は本拠地では最後の雄姿となるかもしれない試合で決勝点の起点となった。 「1番中堅」でフル出場し、初回は中前打で出塁すると中田の併殺打の間に先制のホームを踏んだ。2回も四球を選んで、10月30日オリックス戦の第2打席から9打席連続出塁(7安打2四球)をマークし、勝利に貢献した。 試合後に行われた最終戦セレモニーでは、最後に大型ビジョンに流されたVTRに登場。「ファンがいない中での試合は、すごく寂しいものがありました。やっぱり、燃えてくるものが、こんなにもないものかと感じて、あらためてファンのありがたさを感じました」とファンへ感謝のメッセージを送った。シーズンは残り5試合。去就も注目されるが、まずは最後まで全力を尽くしていく。

◆今オフにもポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー挑戦の意向を持つ日本ハム有原航平投手(28)と西川遥輝外野手(28)が、本拠地最終戦のオリックス23回戦(札幌ドーム)で躍動した。ともに、今オフに球団からポスティング申請を認められれば、本拠地での最後の試合となる一戦で有原5回1失点で8勝目、西川は先制のホームを踏むなど4打数1安打で勝利に貢献。球場に詰めかけた今季最多1万9109人のファンへ白星を届けた。有原が今季最終登板を白星で締めくくった。「序盤から先制してもらいましたが、ランナーを多く出してしまい、いいテンポで投げることができませんでした」と振り返ったように、初回の先頭佐野に10球粘られるなど、リズムよくアウトは重ねられなかった。それでも、5回まで投げて失点はソロ本塁打による1点のみ。走者を出しても、慌てることなく、150キロ台の直球と多彩な変化球で決定打を許さず。8勝目に「味方のいい守備と宇佐見の好リードに助けられました。打線の援護と守備に感謝したいです」と振り返った。 2日に出場選手登録を抹消される予定で、この日が日本ラスト登板になる可能性が出てきた。昨年の契約更改の席で、今オフにもポスティングシステムを利用して大リーグへ挑戦したい意向を球団に伝えた。この日までに通算6年間で60勝を挙げ、新人時代から6年連続でシーズン100イニング以上を投げ続けてきた。ルーキーイヤーは新人王、昨季は最多勝も獲得。球団も、これまでの実績を認めており、本人が決断すれば、容認する可能性も十分ある。 今季、有原に2度目となる開幕投手を託した栗山監督もかねて「夢を持った選手たちは、みんなで応援してきたつもり」と本人の意思を尊重する心づもりもできている。試合前には「いろんな思いが本人にもある。こっちにもある。ファンの皆さんに応援してもらったっていうのもある。感謝の気持ちを体で表現するのが一番」と本拠地最終戦の先発を託した思いを明かした。有原も最後の本拠地登板となるかもしれない試合で快投を見せ、指揮官の期待に応えた。【木下大輔】

◆今オフにもポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー挑戦の意向を持つ日本ハム有原航平投手(28)が、本拠地最終戦のオリックス23回戦(札幌ドーム)で躍動した。今オフに球団からポスティング申請を認められれば、本拠地での最後の試合となる一戦で有原5回1失点で8勝目。球場に詰めかけた今季最多1万9109人のファンへ白星を届けた。 米球界関係者によれば、有原の2種類の落ちる変化球はメジャーでも評価が高いという。189センチの上背からチェンジアップとフォークを投げ分け、多彩な変化球に加え制球力もある。28歳と若く、将来性も見込まれている模様。今オフの移籍市場を考慮すると、レッズからFAとなったバウアー以外では先発投手のFA選手はランクがやや下がり、各球団が有原の獲得に動く可能性は十分ある。

◆日本ハム・栗山英樹監督(59)が本塁打王と打点王のタイトルを、楽天・浅村と争っている主砲の中田翔内野手(31)について「本塁打というのは確かに狙って打つのかもしれないけど、打点を稼ぎにいっている中で自然に本塁打になる。今の感じの状況だと(スタンドに)入ると思うんだよ」と話し、4番・DHでスタメン起用した。  本塁打数はリーグトップの浅村32本、2位中田31本で、打点は同トップの中田106、浅村100。日本ハムと楽天の残り試合はともに6で、1日は両チームとも午後1時開始だ。日本ハムは今季の本拠地最終戦。栗山監督は「とにかく打ってほしい」と勝利につながる猛打に期待した。

◆日本ハムからドラフト1位指名された伊藤大海投手(23)=苫小牧駒大=が1日、札幌ドームで日本ハム対オリックスを生観戦した。  10月26日のドラフト会議で1位指名を受けた最速156キロ右腕は「どんどん実感がわいている感じかなと思います」と選手の一挙手一投足を凝視。特に、先発した有原について「マウンドさばきというか、すごく落ち着いて投げている印象がある。学生とは全然違う貫禄というか、勉強になります」とエースのたたずまいを参考にした。  札幌ドームで日本ハムの試合を生観戦するのは小学5年以来。駒大苫小牧高時代に一度だけ登板経験もある。「自分もプレーできるって考えると、ワクワクする部分が多いです」とプロとして臨む来季を見据えた。

◆日本ハムが今季のオリックス戦の勝ち越しを決めた。一回に併殺打の間に1点を先制。二回に野村の2点適時打などで3点を奪い主導権を握った。有原は5回1失点で8勝目。オリックスは本田がプロ初登板したが4回7失点と乱れた。

◆日本ハムが7-1で快勝し、今季の本拠地最終戦を白星で飾った。  右手小指骨折から復帰4試合目の野村佑希内野手(20)が1-0の二回無死二、三塁で中前2点適時打を放ち、続く三回2死一、二塁では右越え2点適時三塁打。2安打4打点と活躍し「結果がついてきたのでよかったです。1打席ずつ自分の成長につなげたい」と球場に招待した両親の前で気を吐いた。  先発した有原航平投手(28)が、5回を3安打1失点で8勝目。打者20人に84球を投げ「味方のいい守備と宇佐見の好リードに助けられました。打線の援護と守備に感謝したいです」と好投を振り返った。  観衆は今季最多の1万9109人。試合後にはセレモニーが行われた。栗山英樹監督(59)がコロナ禍の戦いを振り返り「勇気、元気をお届けしたいと思って、ここまで戦ってきました。しかし、期待に応えることができませんでした。ただ、戦いはまだまだ続いていきます。来シーズンこそは必ずや優勝をもぎとって、ファンの皆さんに大きなプレゼントをします」とあいさつし、残りビジター5試合での奮闘を誓った。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
70415 0.631
(↓0.005)
優勝
(-)
4518
(+1)
378
(+3)
122
(-)
98
(+1)
0.250
(↓0.001)
2.920
(-)
2
(-)
ロッテ
57543 0.514
(-)
13
(↑0.5)
6436
(+3)
460
(+3)
85
(+1)
83
(-)
0.234
(↓0.001)
3.850
(↑0.02)
3
(-)
西武
55553 0.500
(↑0.005)
14.5
(↑1)
7448
(+3)
512
(+1)
101
(-)
81
(+1)
0.236
(-)
4.300
(↑0.03)
4
(-)
楽天
53557 0.491
(-)
15.5
(↑0.5)
5533
(+3)
498
(+3)
111
(-)
64
(+1)
0.258
(-)
4.160
(↑0.02)
5
(-)
日本ハム
52585 0.473
(↑0.005)
17.5
(↑1)
5476
(+7)
501
(+1)
86
(-)
73
(+1)
0.250
(-)
3.960
(↑0.03)
6
(-)
ORIX
42667 0.389
(↓0.004)
26.5
(-)
5419
(+1)
481
(+7)
85
(+1)
88
(+1)
0.246
(↓0.001)
3.970
(↑0.01)