1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 9 | 0 | 0 |
西武 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 4 | 9 | 0 | 1 |
勝利投手:- 敗戦投手:- 本塁打 |
西武戦チケット予約 | ソフトバンク戦チケット予約 |
◆ソフトバンクは1-1で迎えた3回表、栗原と松田宣の適時打で3点を加え、勝ち越しに成功する。対する西武は3点を追う7回、山川の3ランが飛び出し、試合を振り出しに戻した。その後は両軍無得点のまま延長戦に突入するも決着はつかず、試合は規定により引き分けに終わった。
◆1日に出場選手登録された西武今井達也投手が、1軍復帰後2戦目の先発でまた期待を裏切った。 2回に松田宣の適時二塁打で先制を許すと、3回にも栗原の右前2点適時打など5安打3失点。結局3回68球を投げ、8安打4失点で交代となった。「特にランナーを出してから、真っすぐでも変化球でもカウントを取れなかったです。うまく攻め切れませんでした」とうなだれた。
◆ソフトバンクは同点の3回に西武今井を攻め、栗原の2点適時打など5安打で3点を追加。今井は3回8安打4失点降板となった。 ソフトバンク先発の石川は6回まで4安打1失点と好投。西武も中盤は救援陣が踏ん張り、4~6回は相手打線を0点に抑えた。 西武は7回に山川が24号3ランを放ち同点。9回に1死満塁のサヨナラ機を作ったがあと1本が出ず、延長戦の末、引き分けた。
◆ソフトバンク中村晃外野手(30)が西武17回戦(メットライフドーム)に先発し、1000試合出場を達成した。 プロ野球508人目。初出場は11年5月3日の楽天戦(ヤフードーム)。(共同)
◆悩める主砲西武山川穂高内野手が値千金の24号を放った。 3点を追う7回2死一、三塁。好投を続けていたソフトバンク石川から、左翼席中段へ同点3ランを運んだ。「打ったのはカーブです。中継ぎ陣も頑張ってくれてましたので! 打てて良かったです」。成績が悪いからと封印したはずの、どすこいパフォーマンスも披露した。
◆ソフトバンク中村晃外野手(30)が西武17回戦(メットライフドーム)に先発し、1000試合出場を達成した。 プロ野球508人目。初出場は11年5月3日の楽天戦(ヤフードーム)。「試合に使ってくれた監督、自分の体のケアも含めて体を鍛えてくださった、トレーナーやスタッフの方々に感謝したいです。これからも試合に出場して、チームの勝利に貢献出来るように頑張ります」とコメントした。 節目の試合で初回に内野安打、3回に左前打を放ちマルチ安打。右脚を痛め4日の日本ハム戦を欠場し、6日西武戦も先発を外れていたが前日7日から先発に復帰。2試合連続安打と状態を上げている。 ▼通算1000試合出場=中村晃(ソフトバンク) 8日の西武17回戦(メットライフドーム)に先発出場して達成。プロ野球508人目。初出場は11年5月3日の楽天4回戦(ヤフードーム)。
◆ソフトバンク先発石川柊太投手が1球を悔やんだ。 3点リードで迎えた7回2死一、三塁。山川へのパワーカーブが真ん中高めに浮いて同点3ランにされた。「毎試合毎試合、同じようなミスを繰り返してしまっている。一打で同点や逆転という場面でいつも踏ん張り切れていない」。5回を除き、毎回走者を置く苦しい投球も4併殺などで1失点でしのいでいた。「ピンチになってホームランを怖がり、弱気な投球になってしまった。もう1度投球を見直したい」と肩を落とした。
◆西武はソフトバンクに3連勝はならなかったが、価値ある引き分けだ。7回に山川が同点24号3ラン。 辻監督も「本当に見事よ。よくあそこで打ってくれて」という一撃で、成績が悪いからと封印していた「どすこいパフォーマンス」も披露した。 救援陣も6人が無失点継投。9回1死満塁、10回無死一、二塁の好機はものにできなかったが、指揮官は「負けなかった? 勝てなかった? 両方だけどまあよく粘ってくれました」と選手をたたえた。 ▽西武山川(7回、同点24号3ラン)「ストレートに合わせていましたが、カーブにうまく反応できました。これからも毎試合、こうやって食らいついていくしかないと思っています」
◆ソフトバンクのリリーフ陣が執念投球で、延長10回引き分けに持ち込んだ。工藤公康監督(57)は、すぐに次の戦いへ目を向けた。9日から2位ロッテを福岡に迎えての3連戦だ。「大一番のロッテというところ。選手たちも自ずと気合が入ると思う」。終盤のピンチでも屈しなかった選手たちの思いにも乗せられ、指揮官の言葉も熱くなった。 8回モイネロ、9回森、10回の高橋礼はそれぞれ得点圏に走者を背負いながら無失点で耐えた。嘉弥真、モイネロが打たれ逆転負けした翌日にブルペン陣が気迫の投球。リーダーの森は「モイネロも嘉弥真さんもずっと抑えている。しっかり中継ぎでカバーし合って、中継ぎでは絶対負けないぞという気持ちだった。負けなくて良かったと思う」と胸を張った。 2位ロッテは試合が雨天中止でゲーム差は変わらず1のまま。9日からは福岡に戻り、直接対決が待つ。今季もロッテを4勝10敗1分けと苦手にしているが、工藤監督は力強く話した。「負けられない試合が続く。体力、気力の勝負になる。それだけは負けないように、強い気持ちを持って。1試合も無駄にしない思いで戦いたい」。首位は渡さない。ライバルに真っ向勝負で挑む。【山本大地】
◆ソフトバンクのリリーフ陣が執念の投球で引き分けに持ち込んだ。 獅子打線を相手に終盤、何度もピンチを招きながら、勝ち越しのホームベースを死守した。2位ロッテは試合が中止だったため、ゲーム差1は変わらず。9日から本拠地ペイペイドームで首位攻防戦に臨む。西武との3連戦を執念のドローで終えた工藤公康監督(57)は、すぐに次の戦いへ目を向けた。9日から2位ロッテを福岡に迎えての3連戦だ。「大一番のロッテというところ。選手たちも自ずと気合が入ると思う」。終盤のピンチでも屈しなかった選手たちの思いにも乗せられ、指揮官の言葉も熱くなった。 同点の8回、前日に2カ月ぶり失点で負け投手になったモイネロが登板。1死二塁のピンチをしのぎ無失点でつないだ。9回はこの日、国内FA権を取得したストッパー森だ。1死三塁から山川、外崎を申告敬遠で歩かせ満塁に。だがそこからが真骨頂。木村を空振り三振、金子も右飛に抑えた。延長10回は高橋礼が無死一、二塁から踏ん張って引き分けに持ち込んだ。 嘉弥真、モイネロが打たれ逆転負けした翌日にブルペン陣が気迫の投球を見せた。リーダーの森は「モイネロも嘉弥真さんもずっと抑えている。しっかり中継ぎでカバーし合って、中継ぎでは絶対負けないぞという気持ちだった。負けなくて良かったと思う」と胸を張った。 2位ロッテは試合が雨天中止でゲーム差は変わらず1のまま。9日からは福岡に戻りの直接対決が待つ。打線がこれまでの本塁打攻勢ではなく2回に松田宣の適時打で先制。3回にも栗原の2点打と松田宣の適時内野安打で加点と「つながり」から得点したのは明るい材料だ。 工藤監督は「負けられない試合が続く。体力、気力の勝負になる。それだけは負けないように、強い気持ちを持って。1試合も無駄にしない思いで戦いたい」と力強く話した。ロッテには今季4勝10敗と大きく負け越し、福岡でも5連敗中。苦戦が続いているライバルに真っ向勝負で挑む。【山本大地】
◆西武は1-4の七回に山川の24号3ランで追い付いたが、その後の好機は生かせず引き分けた。今井が4失点、四回以降は6投手が無失点でつないだ。ソフトバンクは先発石川が七回に踏ん張れず、西武との3連戦を白星なしで終えた。
◆先発として2カ月ぶりの白星を狙う西武・今井だったが、今季最短となる3回8安打4失点でKOされた。 「ランナーを出してから、真っすぐでも変化球でもカウントを取れなかった。うまく攻め切れませんでした」 一回は中村晃の内野安打、柳田に四球を与え1死一、二塁とピンチを招くも150キロ台の直球を軸に後続を斬り、無失点にしのいだ。だが二回以降もボール球が先行する苦しい投球が続き、1死三塁から松田宣に左翼線を破る適時二塁打を許し、1点を先制。三回も制球力を修正することができず、5安打を食らい3失点するなど、三回までに4点を奪われた。 前日7日には「ストライク先行で打者有利なカウントをなるべく作らないように、しっかりとベース板の上で勝負できれば」と意気込んでいたが、課題の残る投球となった。 六回までソフトバンク・石川に4安打と封じ込まれていた打線だったが、主砲の一振りが球場の空気を変えた。3点を追う七回2死一、三塁。「7番・DH」で出場した山川が石川の121キロのカーブを捉え、左翼席中段に突き刺さる値千金の同点3ランを放った。1日のオリックス戦(京セラ)以来の一発で試合を振り出しに戻した。(樋口航)
◆ソフトバンクの中村晃がプロ13年目で通算1000試合出場に到達。「試合に使ってくれた監督、ケアも含めて体を鍛えてくださったトレーナーやスタッフの方々に感謝したい」と殊勝に言った。 「2番・一塁」で先発し、西武の今井から2安打を放った。今季はこれで5打数5安打と相性の良さを発揮。3日に痛めた右脚の順調な回復ぶりも示し「これからも試合に出場して、チームの勝利に貢献できるように頑張る」と意欲的だった。 森(九回1死満塁の窮地をしのぎ) 「どんな形でも走者をかえさないようにという気持ちで投げた。負けなくて良かった」 栗原(三回に2点適時打) 「2球で追い込まれてしまったが、うまく打てた」
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
52 | 38 | 5 | 0.578 (-) | - (-) |
25 | 404 (+4) | 339 (+4) | 104 (-) | 71 (-) |
0.243 (-) | 3.240 (-) |
2 (-) |
ロッテ |
52 | 40 | 2 | 0.565 (-) | 1 (-) |
26 | 388 (-) | 391 (-) | 75 (-) | 71 (-) |
0.241 (-) | 3.960 (-) |
3 (-) |
楽天 |
46 | 45 | 4 | 0.505 (↑0.005) | 6.5 (↑0.5) |
25 | 442 (+4) | 416 (+1) | 96 (-) | 54 (-) |
0.257 (↓0.001) | 4.200 (↑0.04) |
4 (-) |
西武 |
44 | 46 | 3 | 0.489 (-) | 8 (-) |
27 | 384 (+4) | 423 (+4) | 93 (+1) | 61 (-) |
0.240 (-) | 4.360 (↑0.01) |
5 (-) |
日本ハム |
42 | 49 | 4 | 0.462 (↓0.005) | 10.5 (↓0.5) |
25 | 399 (+1) | 413 (+4) | 75 (-) | 55 (+1) |
0.253 (↓0.002) | 3.950 (-) |
6 (-) |
ORIX |
35 | 53 | 6 | 0.398 (-) | 16 (-) |
26 | 362 (-) | 397 (-) | 71 (-) | 74 (-) |
0.249 (-) | 4.010 (-) |
コメント