DeNA(★0対5☆)巨人 =リーグ戦15回戦(2020.09.20)・横浜スタジアム=
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巨人
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DeNA
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勝利投手:畠 世周(1勝3敗0S)
敗戦投手:大貫 晋一(6勝4敗0S)

本塁打
【巨人】丸 佳浩(16号・4回表2ラン),丸 佳浩(17号・6回表ソロ)

  DAZN
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◆巨人は初回、坂本の適時打で先制する。その後は4回表に丸の2ラン、6回には丸の2打席連続本塁打となるソロが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・畠が6回2安打無失点の好投で今季初勝利。敗れたDeNAは、守備の乱れが失点につながり、打線も無得点と振るわなかった。

◆DeNAは今季12球団最多1万5842人の観衆を前に3安打に封じられ、6度目のゼロ封負けを喫した。 相手の好守にも阻まれ、緊急先発の巨人畠に2年ぶりの白星を献上。ラミレス監督は「予想より、かなりいいピッチングをされてしまった。直球、カット、フォーク、すべて精度がよかった。野球は流れのスポーツ。初回で巨人に流れがいってしまった」と振り返った。 ▽DeNA大貫(6回4失点で4敗目)「立ち上がりから先制点を取られてしまい、チームに勢いを持ってくることができませんでした。全体的にボールが浮いてしまった

◆巨人坂本勇人内野手(31)が、2試合連続の適時打を放った。 1回1死一塁で打席に立ち、初球に一塁走者の吉川尚が二盗し、捕手の悪送球の間に三進。直後の2球目の直球を中前にはじき返した。「(吉川尚が盗塁し)楽な状況にしてくれたので、思い切っていけました。先制できてよかったです」とコメントした。2000安打へ残り45本とした。

◆巨人丸佳浩外野手(31)が、自身6試合ぶりとなる16号2ランを放ち、リードを広げた。 1点リードの4回無死一塁、DeNA大貫のスライダーを右翼席最前列に運んだ。「(先発の)畠が頑張っていたので、何とか追加点を取ってあげたかった。追加点が取れてよかったですね!」とコメントした。

◆巨人丸佳浩外野手(31)が、自身6試合ぶりとなる16号2ランを放ち、リードを広げた。 1点リードの4回無死一塁、DeNA大貫のスライダーを右翼席最前列に運んだ。「畠が頑張っていたので、何とか追加点を取ってあげたかった。追加点が取れて良かったですね!」とコメント。6回の3打席目にも右中間席上段にソロを運び、今季3度目の1試合2本塁打をマークした。

◆巨人畠世周投手(26)が6回2安打無失点と好投し、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。 この試合で先発予定だったメルセデスが前日19日に左肘の違和感を訴えて登板を回避し、急きょ巡ってきたチャンス。2回に2本の安打を許し、1死一、二塁と、この日唯一のピンチを背負ったが、後続を断ち得点を与えなかった。7回の打席で代打を送られ、交代。このまま勝利すれば、先発では17年9月17日以来、1099日ぶりの勝利となる。

◆巨人は1回に坂本の中前適時打で1点を先制。先発畠は、150キロ超の力強い直球を軸に、3回まで2安打無失点に抑えた。 巨人は、丸が4回に16号2ラン、6回に17号ソロと2打席連続アーチで加点。DeNA先発大貫は6回4失点で降板した。 巨人は7回に1点を加え、連敗を3でストップ。先発畠は今季初勝利。DeNAは打線が沈黙し、連勝が2で止まった。DeNA大貫が4敗目。

◆3連敗中の首位巨人が3位のDeNAと対戦し5得点で勝利した。左肘の違和感で登板を回避したクリストファー・クリソストモ・メルセデス投手に代わり急きょ先発の畠世周投手が6回無失点で今季初勝利。

◆巨人丸佳浩外野手が、今季3度目の1試合2発で勝利をたぐり寄せた。 1点リードの4回無死一塁、スライダーを右翼席へ。6回には2打席連発の17号ソロを右翼席上段に運んだ。「畠が頑張っていたので、何とか追加点を取ってあげたかった」と好投の右腕を援護。原監督は「効果的どころじゃないでしょ。なんか他の言葉で形容したいぐらい。"値万金"くらいだな」と値千金をもじった原節でたたえた。

◆巨人は投打がガッチリかみ合って、DeNAに快勝し、連敗を3で止めた。 1回、2試合連続で3番に入った坂本の適時打で先制。1点リードの4回無死一塁には、5番丸の自身6試合ぶりとなる16号2ランでリードを広げた。6回には丸が2打席連発の17号ソロを放った。 3連敗中は計24失点だった投手陣だったが、先発の畠が6回2失点と好投し、先発では自身1099日ぶりとなる白星を挙げた。左肘の違和感で予告先発を回避したメルセデスの代役で先発した右腕が、見事に期待に応えた。 この日は2試合連続で坂本、岡本、丸で中軸を組み、ウィーラーを7番、パーラを8番に置いた。原監督は「あまり固定観念は持たずにね。本来外国人選手が7、8番打つのは果たして正常なのかというと難しいところだしね。その辺は臨機応変に」と話した。

◆巨人畠世周投手(26)が先発では1099日ぶりの勝利を挙げた。 予告先発だったメルセデスが左肘の違和感で登板を回避し巡ってきたチャンスで、6回2安打無失点と好投。チームの連敗を3で止めた。「自分の持ち味は真っすぐだと思っていたので、その真っすぐを投げていこうと思っていました。悔いのないボールを1球でも多くなげようと思ってマウンドに立ってました」と最速151キロの直球を軸にDeNA打線をねじ伏せた。 この日唯一背負った2回1死一、二塁のピンチでは、倉本を左飛、続く柴田には150キロ直球で見逃し三振に切った。原監督は「いろいろ経験を持ち合わせて、力そのものはある投手だから。少し自分の力の出し方というところでファームに落ちて、悔しい思いもしながら、少し組み立てという部分では、できていたんじゃないでしょうかね」と評した。 畠は今季開幕ローテ候補の1人と期待されながら、2月に右肩周辺の肉離れで離脱。7月31日に初先発して以降、試合前まで0勝3敗、防御率5・95と苦しんでいた。

◆巨人・丸佳浩外野手(31)が2打席連続本塁打をマークした。まずは1点リードの四回無死一塁「畠が頑張っていたので、なんとか追加点をとってあげたかった」と、大貫の甘く入ったスライダーを右翼席最前列へ運ぶ16号2ラン。  さらに、六回2死でも大貫から17号ソロを放ち、昨年8月24日のDeNA戦(東京ドーム)以来となる2打席連発をマークした。

◆巨人・畠世周投手(26)が6回2安打無失点の好投で今季初勝利の権利を手にして降板した。  予告先発として発表されていたメルセデスが左肘違和感を訴え、先発を回避。急きょ回ってきたチャンスで好投を披露した。強打のDeNA打線を相手に、力のこもった直球を主体にわずか2安打に封じた。得点圏に走者を背負ったのは二回の1度のみ。ピンチらしいピンチも作らず、先発の役割を果たした。  今季はここまで4試合に先発も0勝3敗、防御率5・95。8月22日の広島戦(マツダ)で2回1/3を2安打5失点で黒星を喫して以来の1軍のマウンドだった。勝てば、先発としては2017年9月17日のDeNA戦(東京ドーム)以来、1099日ぶりの白星となる。

◆巨人が、丸の2打席連続本塁打などで快勝。連敗を3で止めた。先発の畠が6回2安打無失点の好投で、2017年9月17日のDeNA戦(東京ドーム)以来の白星を手にした。一方、DeNA打線は3安打と振るわなかった。  鮮やかな先制攻撃だった。巨人は一回、先頭の吉川が右前打で出塁すると、1死後、盗塁と悪送球で三塁に進み、坂本が中前適時打を放ち、わずか8球で先制した。  巨人は四回、丸の右中間スタンドに飛び込む16号2ランでリードを広げる。丸は六回にも右中間への17号ソロ。七回にはDeNAの守備の乱れをついて1点を追加。効果的に点を重ねた。  ピンチを畠が救った。前日19日に予告先発として発表されていたメルセデスが左肘違和感を訴え、先発を回避。急きょ回ってきたチャンスで好投を披露した。強打のDeNA打線を相手に、力のこもった直球を主体にわずか2安打に封じた。得点圏に走者を背負ったのは二回の1度のみ。ピンチらしいピンチも作らず、先発の役割を果たした。  今季は試合前まで4試合に先発も0勝3敗、防御率5・95。8月22日の広島戦(マツダ)で2回1/3を2安打5失点で黒星を喫して以来の1軍のマウンドだった。

◆DeNAは今季6度目の零封負けを喫し、連勝が止まった。首位・巨人に対し昨年8月以来の同一カード3連戦3連勝を狙ったが失敗。再び11ゲーム差に広がった。以下、ラミレス監督の主な一問一答。  --畠を打ちあぐねた  「予想よりもかなりいい投球をされた。直球もカットもフォークも精度がよかった」  --相手の好守備もあった  「そういうことが起きるのも野球。初回で巨人に流れがいってしまい、それ以降、こちらがいい当たりを打っても正面に。やはり野球は流れのスポーツ」  --大貫の投球  「全然悪くなかった。初回はスピードがなく探り探り投げていたが、二回以降はスピードも上がった。丸に対しては高くなって本塁打を打たれたが、それ以外全く悪くない投球だった」  --この日も、1万5000人の観衆  「それだけのファンの方に来ていただき、見ていただけることをうれしく思う。われわれもベストを尽くして勝ちを目指していきたい」  --明日からビジターゲーム  「明日から阪神戦。こちらも簡単な試合にはならない。もう一度ベストを尽くして、いい結果にしたい」  --七回の失点は連係ミスか  「ちょっと送球がそれて、柴田が捕球をし損ねて点が入ってしまった」

◆DeNAは巨人相手の3連勝を逃し、再び11ゲーム差に後退した。一回から戸柱の失策が絡んで失点し、連勝中の完勝ムードが消沈。七回2死一、三塁の守りでもスタートを切った一塁走者への送球が中途半端になり、もたつく間に三塁走者の生還を許した。  ラミレス監督は「野球は流れのスポーツ。初回で巨人に行ってしまった」と悔やんだ。イベント入場制限が緩和されて2日目で球場には上限に近い1万5842人の観客が来場。大逆転優勝を期待するファンの前で、攻守に良いところなく完敗した。

◆巨人の丸が今季3度目の1試合2本塁打をマークし、先発した畠の2年ぶりの勝利を支えた。1-0の四回無死一塁で真ん中の変化球を右中間席へ運び「畠が頑張っていたので何とか追加点を取ってあげたかった」と喜んだ。  3-0の六回は高めの速球を振り抜き右中間席に突き刺さる17号ソロ。2打席連続の一発に「強いスイングができた。食らい付いていく中でしっかりといい角度でバットを入れられた」と手応えを語った。

◆巨人の畠はメルセデスが左肘の違和感のため先発を回避して回ってきた登板機会に応え、6回2安打無失点で2年ぶりの白星を挙げた。前日の19日夕方に言い渡されたスクランブル登板にも動じなかった。  元巨人監督の堀内恒夫氏(72)はこの日、自身のブログで「連敗を断ち切ってくれたのがなんと畠とはねぇ」とチームの連敗を3で止めた力投を評価。「代役で投げるって難しいことだけど 6回無失点上出来だよね」とねぎらった。「本来力のあるピッチャーだ。自分の力を信じてこれからも頼みましたよ。畠、1099日ぶりの先発勝利おめでとう!」と祝福していた。

◆丸が今季3度目の1試合2本塁打を放った。大貫から四回に右越えの2ラン、六回に17号ソロを右中間席上段へほうり込み、昨年8月24日のDeNA戦(東京ドーム)以来の2打席連発とした。3連敗中に計1得点と苦しんでいた打線を引っ張り「原監督も常々『勝っても負けてもフラットな気持ちで臨んでいこう』とおっしゃっている。また明日が大事になる」と気を引き締めた。

◆巨人は20日のDeNA15回戦(横浜)に4-0で勝利した。緊急先発の畠世周投手(26)が6回2安打無失点の好投で、2017年9月17日以来1099日ぶりの先発星をつかんだ。期待され続けてきた右腕の待望の復活で、チームは連敗を3でストップ。優勝へのマジックを32に減らした。  何度も拳を握り、吠えた。緊急先発した畠が堂々と打者と対峙した。力強い直球と安定した制球で、見違えた姿で1軍のマウンドに戻ってきた。  「ずっと勝てなくて歯がゆい思い、うまく投げられなくて悔しい思いをしてきた。1勝できて、ホッとしています」  急きょめぐってきたチャンスだった。この日の予告先発に発表されていたメルセデスが左肘違和感を訴え、先発を回避。前日の夕方に先発を告げられ「やってやるぞという気持ちしかなかった。失うものは何もない」。最速151キロの直球を軸に、テンポよく打者を打ち取った。味方の好守にも助けられ、リーグトップのチーム打率・271を誇るDeNA打線を2安打に封じた。  先発星はルーキーイヤーの2017年9月17日のDeNA戦(東京ドーム)以来1099日ぶり。1年目は6勝も、以降は2勝、0勝と結果を残せず。今季も4試合に先発しながら0勝3敗、防御率5・95だった。  前回登板の8月22日の広島戦(マツダ)では2回1/3を5四死球5失点。翌日2軍に降格した。死球から自滅するパターンが続き、原監督からは連絡が届いた。  「プロ野球選手として奥さんと子供さんを幸せにするのに、そんなんでビビっていては恥ずかしいよ」  昨年10月に入籍した妻のためにも-。再調整中は初球ストライクやボールの次の球への意識を高め、必死に汗を流した。この日は6回を投げて1四球。指揮官は「力そのものもある投手。組み立ての部分ではできていたんじゃないか」と成長を評価した。大事そうにウイニングボールを握りしめた右腕は「暴れそうなぐらい悔しかった時も支えてくれた。嫁に、渡します」と照れ笑いだ。  今日21日の広島戦(東京ドーム)からは、観客数の上限が引き上げられて初めて本拠地で戦う。優勝へのマジックは32。5000人から1万9000人に増えるファンの前で勝ち、2連覇へ加速する。(箭内桃子)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
48254 0.658
(↑0.005)
M32
(↑2)
43358
(+5)
262
(-)
97
(+2)
48
(+2)
0.255
(-)
3.290
(↑0.04)
2
(-)
阪神
38364 0.514
(↓0.007)
10.5
(↓1)
42336
(+2)
315
(+4)
82
(+1)
49
(-)
0.244
(↓0.002)
3.540
(↓0.01)
3
(-)
DeNA
38375 0.507
(↓0.007)
11
(↓1)
40345
(-)
314
(+5)
81
(-)
19
(-)
0.269
(↓0.002)
3.730
(↑0.01)
4
(-)
中日
35405 0.467
(↑0.008)
14
(-)
40267
(+4)
331
(+2)
45
(-)
19
(-)
0.240
(-)
3.850
(↑0.02)
5
(-)
広島
30398 0.435
(↓0.006)
16
(↓1)
43339
(+6)
374
(+8)
78
(-)
34
(+2)
0.268
(↑0.001)
4.500
(↓0.05)
6
(-)
ヤクルト
30426 0.417
(↑0.009)
17.5
(-)
42337
(+8)
386
(+6)
77
(+4)
45
(-)
0.253
(-)
4.500
(-)