オリックス(☆6対3★)西武 =リーグ戦17回戦(2020.09.19)・京セラドーム大阪=
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西武
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ORIX
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勝利投手:山﨑 福也(3勝4敗0S)
敗戦投手:ノリン(1勝2敗0S)

本塁打
【西武】栗山 巧(10号・9回表2ラン)

  DAZN
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◆オリックスは初回、安達の適時打で1点を先制する。その後同点を許すも、6回裏にロドリゲスの適時二塁打などで3点を挙げ、勝ち越しに成功した。投げては、先発・山崎福が7回4安打1失点の力投で今季3勝目。敗れた西武は、先発・ノリンが試合をつくれなかった。

◆西武先発ショーン・ノリン投手の今季2勝目はならなかった。 5回までオリックス打線を3安打1失点に抑えていたが、同点の6回に連続四球と犠打で1死二、三塁のピンチに。続く4番吉田正を申告敬遠したところで2番手宮川と交代となった。 「やるべきことは分かっている。自分のゲームプランに自信を持って投げていきたい」と話していたが、最後に粘りきれず、2敗目を喫した。

◆オリックスは、1回1死三塁から安達の左前適時打で先制。4番に山川が復帰した西武打線は、3回まで無得点。 西武は6回に源田が同点犠飛。その裏、オリックスは1死満塁からロドリゲスの2点適時二塁打で勝ち越し、さらに1点を加えた。 オリックスは7回に2点を加えて2連勝。先発山崎福は3勝目。西武は9回に栗山の10号2ランで反撃も及ばず、3連敗。ノリンが2敗目。

◆オリックスのアデルリン・ロドリゲス内野手(28)が、入場制限が緩和された試合でアドレナリン全開で決勝の2点適時二塁打を放った。1-1と追い付かれた直後の6回1死1死二、三塁で4番吉田正が申告敬遠。西武へブーイングを浴びせる8594人に後押しされ、気持ちは燃えた。 「ボール球を追いかけすぎない。高く浮いてきたボール、打ちやすいボールを待って、良いスイングをしようと。相手投手の失投を捉えられるように」 代わったばかりの2番手宮川に追い込まれながら5球目、真ん中に入ったカーブを捉え、左翼線に運んだ。 2軍落ちを味わった助っ人の意地だった。ジョーンズが腰痛を訴えたため、17日に緊急招集された。午前はナゴヤ球場で2軍戦に出場し、夜はほっともっと神戸で何げない顔でフル出場。「自分は努力し続けること。それが自然と結果につながってくる」。昇格3日目で成果を出した。 京セラドーム大阪の入場者数はこの日から収容人数の30%に引き上げられた。今季初めて観客を入れて開催した7月10日の日本ハム戦でも逆転サヨナラ3ランのロドリゲスは「これだけ多くのファンの前でやるのは初めて。皆さんが来てくれる分だけ、エネルギーになる」と笑顔。中嶋監督代行も「まだスタンドを見る余裕はなかった。最後、勝っているときに、いっぱい入っているなあと」と訪れたファンに感謝した。【真柴健】

◆西武先発の左腕ショーン・ノリン投手が自滅した。 5回まで1失点も、同点の6回に連続四球と犠打で1死二、三塁のピンチを招き、続く吉田正を申告敬遠したところで交代。2番手宮川も適時打と暴投で、この回3点を失った。 辻監督はノリンが3盗塁を許したことについても「問題大ありじゃない? あれだけ走られるんだから。しっかり修正していかないと」と首をひねった。

◆オリックスの山崎福也投手がプロ6年目で最多タイとなる今季3勝目を挙げた。中13日での先発マウンドで7回4安打1失点。 約1カ月半ぶりの白星をつかんだ。「疲れもあったので、体が動いていない部分もあった。(勝ち星は)1個でも増やせるように頑張ります」。今季2度目の2カード連続勝ち越しを導いた左腕は、さらなる上積みを誓った。

◆オリックスは山崎福がテンポ良く、7回を源田の犠飛による1点に抑え、8月6日以来の3勝目を挙げた。1-1の六回にロドリゲスの2点二塁打と暴投で3点を勝ち越し、七回は失策に乗じて加点。西武は拙攻続きで3連敗となった。

◆西武のノリンは今季ワースト5四球と制球に苦しみ、六回途中4失点で2敗目を喫した。一回に簡単に先制されても立て直したが、1-1の六回は先頭福田に四球を与えて二盗を決められ、次打者にも四球。犠打と吉田正への申告敬遠で満塁として降板。代わった宮川が痛打された。  ノリンは「四球が失点につながることは野球の中で多い。反省点だと思う」と悔やんだ。3盗塁と揺さぶられ、走者を置いた場面での投球に課題を残したが「クイック(投法)よりも、自分の投球をしっかりすることが先発投手の一番の責任」と話した。

◆西武先発ショーン・ノリン投手(30)が5回1/3を4失点で、チームは3連敗で借金5となった。  「四球から失点につながってしまった。まだ投球フォーム、メカニックスがしっくりきていない部分がある。次戦に向けて、ブルペンでも的を小さくして投げ込むようにしたい」  同点に追いついた直後の六回、3四球で1死満塁として降板。そして、救援した宮川も打たれた。ノリンは左腕ながら、過去3試合の登板で対右打者の被打率・219(32打数7安打)に対し、左打者の被打率・375(32打数12安打)。この日もオリックススタメンの2人の左打者、福田と吉田正に対して計6打席で2安打3四球。それがことごとく失点につながった。また、クイックモーションに課題を残す中で3盗塁を許し、辻監督も「問題、大ありでしょ。あれだけ走られるんだから。それに、もうちょっと大胆に攻めてほしい」とおかんむりだった。

◆オリックス・ロドリゲスが決めた。1-1の六回、4番の吉田正が申告敬遠された1死満塁で、「目の前で(吉田)正尚選手が歩かされてとても燃えていた」と左翼線に決勝の2点二塁打を放った。入場制限が緩和され、この日は8594人のファンが来場。「来てくれる分だけ、エネルギーになる」と力に変えた。ジョーンズが腰の張りで離脱中。チャンスなだけに「これからも続けていきたい」と意気込んだ。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
46303 0.605
(↓0.008)
-
(-)
41341
(+1)
271
(+3)
92
(-)
54
(+3)
0.242
(-)
3.110
(↑0.01)
2
(-)
ロッテ
44332 0.571
(↓0.008)
2.5
(-)
41332
(+1)
337
(+3)
68
(-)
61
(-)
0.241
(↓0.001)
4.090
(↑0.02)
3
(-)
楽天
38383 0.500
(↑0.007)
8
(↑1)
41380
(+3)
358
(+1)
80
(-)
45
(-)
0.259
(-)
4.350
(↑0.04)
4
(-)
日本ハム
37393 0.487
(↑0.007)
9
(↑1)
41333
(+3)
339
(+1)
60
(-)
44
(+3)
0.253
(↓0.001)
3.910
(↑0.04)
5
(-)
西武
35402 0.467
(↓0.006)
10.5
(-)
43331
(+3)
354
(+6)
80
(+1)
48
(-)
0.245
(-)
4.410
(-)
6
(-)
ORIX
27475 0.365
(↑0.009)
18
(↑1)
41288
(+6)
346
(+3)
52
(-)
61
(+3)
0.242
(↑0.001
4.150
(↑0.02)