1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 8 | 14 | 0 | 1 |
広島 | 0 | 1 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 8 | 2 | 2 |
勝利投手:京山 将弥(1勝0敗0S) (セーブ:三嶋 一輝(1勝1敗9S)) 敗戦投手:ケムナ 誠(0勝1敗0S) 本塁打 |
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◆DeNAがシーソーゲームを制した。DeNAは2-1で迎えた3回表、宮崎が2ランを放ち追加点を挙げる。その後は逆転を許すも、6回に宮崎の適時打などで2点を加え、再びリードを奪った。投げては、先発・京山が2年ぶりの白星。敗れた広島は、投手陣が振るわなかった。
◆DeNAネフタリ・ソト内野手(31)は4日広島戦から2試合続けて本塁打。 ソトの3試合以上連続本塁打は過去4度あるが、同一カード3連戦で記録したのは19年6月11~13日ロッテ戦だけ。今日も打って自身2度目の同一カード3連戦3連発なるか。
◆広島鈴木誠也外野手(26)が10試合ぶりとなる15号ソロを放った。2点を追う2回、先頭でDeNA京山の初球、高めのカーブを振り抜き、打球はライナーで左翼スタンドに。「積極的に打ちにいきました。結果的に良かったです」。8月26日DeNA戦(横浜)以来の1発となった。3試合連続安打と状態が上向いてきた。
◆広島長野久義外野手(35)が逆転の4号2ランを放った。3番中堅で先発出場。1点を追う5回、1死二塁からの初球、内角145キロを捉え、打球は左翼ポールに際上段のフェンスに直撃した。 8月8日阪神戦以来、出場23試合ぶりの1発に長野は「風で切れずによく入ってくれました」と喜んだ。
◆DeNAは初回、2回と1点ずつ得点。広島は2回、鈴木誠の15号ソロで反撃。DeNAは3回、宮崎が11号2ラン。 広島は4回に松山、田中広の適時打で2点を追加。5回には長野の4号2ランで一時逆転。DeNAは6回に2点を奪い再び逆転。 DeNAは7回に佐野の2点適時打で突き放し、そのまま逃げ切った。京山が今季初勝利。広島は3連敗で、ケムナがプロ初黒星。
◆高卒4年目右腕のDeNA京山将弥投手が、今季初登板初先発で初勝利を挙げた。5回を6安打5失点で降板も、6回に勝ち越して白星が舞い込み「勝てて本当にうれしいですし、ほっとしています。野手の皆さんと中継ぎの皆さんに感謝しています」と話した。 ラミレス監督も「すごくいいパフォーマンス。抹消する予定だが、間違いなくチャンスがくるよ」と評価した。
◆広島が投壊で引き分けを挟む3連敗で8月25日以来の最下位に転落した。 先発遠藤が初回に4四球と制球を乱し先制を許した。2回にも失点し、3回には宮崎に左中間への2ランを被弾。3回4失点で降板した。鈴木誠、長野の1発などで一時は逆転も、ケムナ、島内がリードを守れず、それぞれ2失点。DeNA3連戦で計47被安打、30失点と投手陣が崩壊した。 佐々岡監督は「投手が全て。この3試合、投手陣は何点取られているのか」と怒りをあらわにした。借金は今季ワーストの「9」となった。 ▽広島遠藤(先発で3回を投げ4安打5四球4失点)「今日は自分の弱い部分が全て出てしまって、同じことを繰り返してしまいました。本当にチームに申し訳ないです」
◆「ハマのプーさん」が存在感! DeNA宮崎敏郎内野手(31)が、決勝適時打を含む3安打4打点の活躍でチームを2連勝に導いた。同点の6回1死一、二塁、広島ケムナから中前に勝ち越し打をマーク。足の張りでスタメンを外れた途端にチームは3連敗し、3日の先発復帰後からチームは4試合連続の2桁安打と好調だ。宮崎は、中断中も集中を切らさなかった。台風10号接近による影響で雨脚が強まり、3点リードの3回表2死一塁で試合が中断。53分後に再開された。その後、先発京山が5回に逆転を許し、流れが相手に傾きかけた6回に、きっちりと役目を果たした。 ソトの犠飛で同点とし、なお1死一、二塁。3球目のスライダーをきっちりと中前へはじき返し、二走柴田が生還。勝ち越しの適時打に「負けられないので、何とか後ろにつないで、積極的にいこうという思いで打席に入りました。(打球が抜けた瞬間)『よしっ』という思いで走ってました」と笑顔を見せた。 随所に「らしさ」を見せた。1点リードの3回無死二塁では、先発遠藤の内角低め139キロを引っ張って左中間スタンド最前列に運ぶ11号2ラン。腕をたたんで体の回転で打つ宮崎らしい技ありの1発に「本当に入ると思わなかったので、入ってくれてよかったです」と振り返った。 開幕は6番で始まったが、5番、3番、2番と、さまざまな打順をこなしてきた。足の張りで8月30日ヤクルト戦(横浜)から3試合先発を外れたが、チームはその間に3連敗を喫するなど、宮崎の存在の大きさが浮き彫りとなった。スタメン復帰後は2勝1敗1分けとチームも上り調子だ。猛打賞で今季初の4打点に「乗っていけたらいいですね」。遠くに見える首位巨人の背中。追いかけるには宮崎のバットが欠かせない。【鈴木正章】 ▽DeNA京山(今季初先発で5回5失点も今季初勝利) 勝負どころで甘くなってしまいました。先に得点を取ってもらい投げやすい環境を作っていただいたにもかかわらず、守り切ることができず申し訳ないです。 ▽DeNA柴田(2回、適時二塁打) 打ったのはストレート。後ろにいいバッターが控えているので、つなぐ気持ちで打席に入りました。チャンスを作ってくれた前の打者に感謝です。 ▽DeNA佐野(7回に2点適時二塁打) チャンスだったので必死に食らいついていきました。投手陣を援護できよかったです。
◆DeNAが競り合いを制し、引き分けをはさんで2連勝。今季初登板の先発・京山が勝利投手となった。広島はリードを奪う場面もあったものの、救援陣が粘りを欠いた。 先に主導権を握ったのはDeNA。広島の先発・遠藤から3つの四球を選び1死満塁とし、宮崎が中犠飛を打ち上げ無安打で先制した。二回も四球のランナーを二塁に置いて、柴田がこの日初安打となる一塁線への適時二塁打で追加点を挙げた。広島もその裏、鈴木誠の5号ソロで1点を返すが、DeNAは直後の三回、宮崎が左中間スタンドへ飛び込む11号2ランを放ち、4-1と突き放した。 その攻撃中に雨脚が強まり、53分間の中断。再開後の四回、広島は松山の左翼線への適時二塁打と、田中広の中前適時打で1点差とすると、五回、一死二塁から長野が左翼ポール際への2点本塁打を放ち逆転に成功した。 DeNAは六回無死一、三塁からソトの中犠飛で追いつき、さらに1死一、二塁で宮崎が中前適時打を放ち勝ち越し。七回にも佐野の2点二塁打で点差を広げた。
◆広島は6日、DeNAに5-8で敗れ、3連戦を2敗1分けで、4カード連続の負け越しとなった。佐々岡真司監督(53)の主な一問一答は以下の通り。 --先発遠藤が3回4安打4失点で降板 「ピッチャーがすべて。立ち上がりが課題とずっと言っているが、毎回毎回ね。先発は1週間ある。何をしているのかと思う」 --大瀬良がこの日出場選手登録を外れた 「詳細は言わない。トレーナーに聞いて。3軍(リハビリ専門)よ」 --K・ジョンソンも4日に抹消した 「そんなこと思ってもみなかった。2人がいなくて厳しい状況だが、こうなった以上はやらないといけない」 --この3連戦は投手陣が計30失点と踏ん張れなかった 「この3試合、ピッチャーは何点取られているのか。これではね...」 --7日のDeNA戦(マツダ)は台風接近により中止が決まった 「台風だから仕方ない。プラスに捉えて、あさって(8日)からやっていくだけ」
◆打って打って、相手をねじ伏せる。これがDeNAの野球だ。5番・宮崎敏郎内野手(31)が一回に先制の中犠飛、三回は11試合ぶりとなる11号2ラン、そして六回には決勝の中前適時打と大暴れした。 三回途中には雨脚が強まり、53分にも及ぶ中断を挟んだ。それでも「必ず試合は行われると思っていた」と、宮崎は集中力を切らさなかった。 同点の六回1死一、二塁では「負けられないので、積極的にいった」と広島3番手・ケムナから決勝打。九回にも左前打を放ち、今季5度目の3安打猛打賞で自身3年ぶりとなる4打点を挙げた。 チームは4試合連続、今季68試合目で34度目となる2桁の14安打で8得点。広島3連戦で合計47安打30得点をマークし、1-3日の巨人戦で3連敗した重いムードを振り払った。 台風10号接近の影響で、7日の同戦はこの日のうちに中止が決まり、13連戦を回避できた。ラミレス監督は「これはかなり大きい。投手陣にとっても非常に大きい休みになる」と歓迎し、チームは試合後、新幹線に飛び乗り、横浜に戻った。あす8日からゲーム差なしの2位・阪神と3連戦(横浜)を迎える。 故障で戦線離脱中のオースティン、D2位・坂本(立命大)も近日中に1軍復帰予定。後半戦の巻き返しへ、DeNAが勢いを加速させる。(浜浦日向)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
39 | 22 | 3 | 0.639 (-) | - (-) |
56 | 317 (-) | 215 (-) | 83 (-) | 38 (-) |
0.260 (-) | 3.310 (-) |
2 (-) |
阪神 |
32 | 30 | 3 | 0.516 (-) | 7.5 (-) |
55 | 273 (-) | 260 (-) | 62 (-) | 44 (-) |
0.242 (-) | 3.500 (-) |
3 (-) |
DeNA |
33 | 31 | 4 | 0.516 (↑0.008) | 7.5 (↑0.5) |
52 | 291 (+8) | 268 (+5) | 67 (+1) | 13 (-) |
0.273 (↑0.002) | 3.800 (↓0.02) |
4 (-) |
中日 |
31 | 34 | 4 | 0.477 (↓0.007) | 10 (↓0.5) |
51 | 235 (+3) | 285 (+10) | 37 (+1) | 18 (-) |
0.240 (-) | 3.800 (↓0.06) |
5 (1↑) |
ヤクルト |
26 | 35 | 5 | 0.426 (↑0.009) | 13 (↑0.5) |
54 | 280 (+10) | 335 (+3) | 58 (+2) | 39 (-) |
0.253 (↑0.002) | 4.620 (↑0.02) |
6 (1↓) |
広島 |
25 | 34 | 7 | 0.424 (↓0.007) | 13 (↓0.5) |
54 | 286 (+5) | 319 (+8) | 68 (+2) | 25 (-) |
0.265 (↓0.001) | 4.430 (↓0.06) |
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