1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 |
巨人 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | 7 | 0 | 1 |
勝利投手:サンチェス(4勝2敗0S) (セーブ:デラロサ(1勝0敗8S)) 敗戦投手:濵口 遥大(3勝4敗0S) 本塁打 |
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◆巨人が4連勝。巨人は2回裏、丸のソロと吉川尚の適時三塁打などで3点を先制する。投げては、先発・サンチェスが6回1安打1失点の好投で今季4勝目。その後は5投手の継投で逃げ切った。敗れたDeNAは、先発・濱口が試合をつくれず、打線も2安打1得点と振るわなかった。
◆巨人丸佳浩外野手(31)が先制の14号ソロを放った。 両チーム無得点の2回1死、2ボールから甘く入ったDeNA浜口の124キロのチェンジアップを、右中間スタンドに放り込んだ。「有利カウントだったので思い切っていきました。いいスイングができました」とコメントした。
◆巨人吉川尚輝内野手(25)が適時三塁打を放った。2回、1点先制しなおも1死一塁、DeNA浜口の139キロ直球を右中間へ打ち返した。 快足をとばし一気に三塁まで到達し「コンパクトにうまく打てることができました。打てて良かったです」とコメント。1日の同戦でサヨナラ打を放った男が貴重な追加点を挙げた。
◆巨人が2回、丸の14号ソロで先制。さらに、吉川尚の適時三塁打、炭谷の一ゴロ野選の間に追加点を挙げた。 DeNAが4回、佐野の二ゴロの間に1点を返した。先発の浜口は3回3失点で降板。巨人サンチェスは6回1失点で降板した。 巨人が、小刻みなリレーで逃げ切って、4連勝を飾った。サンチェスは復帰後初登板で4勝目をマーク。DeNAは打線が沈黙し、3連敗を喫した。浜口は4敗目。
◆DeNAラミレス監督が奇想天外な投手起用を敢行した。 2点を追う6回からピープルズを投入。先発したヤクルト戦から中4日のスクランブル登板も2回無失点でつなぎ「球種が豊富で、クイックが速いのでどうかと思ったが、良かった」と評価した。 次カードで先発登板の可能性も高い助っ人右腕は「やはり先発とは違う感覚でしたが、準備の時間もありましたし、しっかりとコミュニケーションもとれたので特に問題はありませんでした」。チームは3連敗に沈み、カード負け越しが決まった。
◆前夜のヒーロー巨人吉川尚輝内野手が貴重な追加点となる適時三塁打を放った。 1点を先制した直後の2回1死一塁、浜口の139キロ直球を右中間へ打ち返した。 快足をとばし三塁まで到達し「コンパクトにうまく打つことができました。打てて良かった」。直後の炭谷の一ゴロ(野選)では、迷わずスタート切り3点目のホームを踏んだ。原監督は「吉川の走塁がよかった」とたたえた。
◆右肩の違和感で離脱していた巨人エンジェル・サンチェス投手が、46日ぶりの白星を挙げた。 初回は慎重を期し29球を要したが、2回以降修正。最速154キロの直球を軸に6回91球、1安打1失点にまとめた。「自分はここ(1軍)にいるべきだと思いながら、下にいた時からみんなのことを考えて頑張ってきた」。原監督は「100球以内で6イニングを1点に抑えた。先発陣に彼が加わったのは大きい」とさらなる期待を込めた。
◆巨人中川皓太投手が、リベンジした。 2点リードの8回1死一、二塁で登板。ソト、佐野を連続三振でピンチを断った。1日のDeNA戦では1点リードの8回2死一、二塁で登板。佐野に同点打を浴び、菅野の白星が消えたが、一夜でお返しした。原監督は「智之に勝ちがつかなかったのは、本人の中で『アイター』というのはあるでしょうけど、同点でマウンドを守り切ったのはすごいこと。(今日は)しっかりカバーしてくれた」と評価した。
◆千葉・勝浦出身の巨人丸佳浩外野手(31)の血が騒いだ? 9月18日から開催予定だった「勝浦大漁まつり」は新型コロナウイルスの影響で中止。毎年この時期に"たぎる"男が、2回に右中間へ14号ソロを放ち、チームの4連勝へ大きく貢献した。首位を独走するチームは2位とのゲーム差を今季最大の7・5に広げ、最短で優勝マジック「44」が、6日にも点灯する。千葉・勝浦出身の丸は「友達のお父さんが、漁業やられている人もいて、船に乗せてもらった記憶もある。本当に海は身近なものですね」と潮風が懐かしい。ましてや夏場であれば"勝浦人"として、いつも以上に力が入る。毎年、勝浦漁港付近では4日間にわたり「勝浦大漁まつり」が行われる。漁師町に集う男たちがみこしを担ぐ、血気盛んな姿...。今年は新型コロナウイルスの影響で中止となったが、勝浦の人間として「血が騒ぐ」と言うように、沸き上がるものがある。 ハッピは着てなくとも、熱い魂がバットに乗り移る。円陣を組み、チーム全体で「○」を作った0-0の2回。1死から丸は「ここ最近はワンスイング目である程度前にちゃんとした打球を飛ばせている」と自信があった。2ボールからの3球目は抜けたチェンジアップ。ファーストストライクが"網"にかかれば"獲物"は取り逃がさない。右中間への14号ソロが着弾するやいなや「大漁旗」ならぬ「応援旗」が続々とスタンド上で掲げられた。 ハッピにはちまきが、祭りの男たちの衣装。試合前の円陣では岸田が、帽子の上に「必勝」のハチマキを巻いて声だし。勝浦の男の活躍を予言していた? 波に乗るように、丸は敬遠を含め、4打席全てで出塁。原監督も「このところ丸が非常に調子がいいというね、まあ先陣を切って口火を切ったホームランというのは大きかった」と9月の丸に目を細める。まだ今月に入り、2試合消化しただけだが、9月は打率6割と止まらない。チームは4連勝を飾り、最短で6日にも優勝マジック44が点灯する。連覇の道筋も見えてきた。たぎる血の赴くまま、丸が暴れ回る。原監督のみこしを担ぐため。【栗田尚樹】 ◆勝浦大漁まつり 4日間にわたって千葉・勝浦漁港周辺で行われる秋祭り。江戸時代後期が起源とされる。1日目は「村回り」と称し各地区を練り歩き、2日目に行われる各地区から集結した19基のみこしの「一斉担ぎ」は見もの。4日目には岸壁に着けられた数隻の船の間でみこしを渡す「みこしの船渡し」が行われる。漁師町ならではの威勢の良さを感じられるのが魅力。 ▼首位巨人○、2位阪神●の結果、2位との差が今季最大の7・5ゲームに開いた。巨人は早ければ6日にも優勝マジック44が点灯する。M点灯の条件は巨人が3日DeNA戦、4~6日阪神戦に4連勝し、阪神が3日ヤクルト戦に●か△、広島が3日中日戦に●で、4~6日の広島-DeNA戦が広島の2勝1分けになること。
◆巨人中川が2点リードの8回1死一、二塁で登板。ソト、佐野を連続三振でピンチを断った。1日のDeNA戦では1点リードの8回2死一、二塁で登板。佐野に同点打を浴び、菅野の白星が消えたが、一夜でお返しした。 原辰徳監督のコメント。 「智之に勝ちがつかなかったのは、本人の中で『アイター』というのはあるでしょうけど、同点でマウンドを守り切ったのはすごいこと。(今日は)しっかりカバーしてくれた」 14号本塁打の丸について。 「このところ丸が非常に調子がいいというね、まあ先陣を切って口火を切ったホームランというのは大きかった」
◆巨人のエンジェル・サンチェス投手(30)が2日のDeNA戦(東京ドーム)に先発し、6回1安打1失点と試合をつくった。7月18日のDeNA戦(横浜)以来の1軍登板で好投した。 許した安打は四回先頭での柴田の右翼線二塁打のみ。1死三塁から佐野の二ゴロで1点を失ったが、この日最速154キロの直球を軸に6三振を奪うなど力投した。 サンチェスは先発予定だった7月25日のヤクルト戦(神宮)の試合前練習中に右肩の違和感を訴え、登板を回避。以降はファームでリハビリし、イースタン2試合での登板を経て1軍に復帰した。今季は5試合に登板し3勝2敗、防御率2・67。4勝目の権利を手にして交代した。
◆7月末に右肩違和感で離脱した巨人・サンチェス投手(30)が復帰。6回1安打1失点の好投で4勝目(2敗)を挙げた。巨人は4連勝。 巨人は二回、丸がDeNA先発の浜口から14号ソロを放って先制。さらに1死一塁とすると、吉川尚の右中間へ適時三塁打などでこの回3点を挙げた。 DeNAは四回、1死三塁のチャンスで佐野が二ゴロ。この間に三塁走者が生還し1点を返したが、反撃もここまで。巨人・サンチェスはDeNA打線を四回の1点のみに抑え、6回1安打1失点と好投。巨人先発陣の第3の柱に名乗りをあげる形でマウンドを降りた。好調の中継ぎ陣はその後をきっちりと無失点に抑えた。 巨人・サンチェス投手 「とてもいい気分。こうやって戻ってくることができて良かった。これから貢献できるように頑張りたい。下(2軍)にいる時からもみんなのことを考えてきた」
◆DeNAのアレックス・ラミレス監督は2日の巨人戦(東京ドーム)後、過去5試合で先発し、直近2試合で2勝していたピープルズを六回から3番手で起用したことについて説明した。 「リリーフで使ってみて、どんなパフォーマンスをするか見たかった。ツーシーム、スライダー、カットボールと十分な球種もあるし、クイック(モーションの投球)も早い」と2回を2安打、2奪三振の無失点と結果を出した右腕を評価した。3日の同カードでもブルペン待機させる方向だという。 ピープルズは「やはり先発とは違う感覚でしたが、準備の時間もありましたし、しっかりとコミュニケーションもとれたので特に問題はありませんでした。戸柱もいいリードをしてくれましたし、守備にも助けられて0点に抑えることができました」とコメントした。
◆指揮官のゲームプランはあっさりと崩壊した。DeNAのラミレス監督は、先発の浜口に高い期待を寄せてマウンドへ送ったが、左腕は3回4安打、3失点でマウンドを降りた。 「野球は勢いのスポーツ。きのうの試合で流れは間違いなくジャイアンツにある。いかに早く点を取れるか。そうすることで試合の流れがきて、浜口もいい投球をしてくれると思う」 前日1日の対戦では2-2の九回にサヨナラ打を浴びての敗戦。ラミレス監督は巨人にいった流れを手繰り寄せるためにも、この日の試合序盤での先制点から、相乗効果による浜口の好投だった。 開幕からただ一人、先発ローテを守っていた浜口は、一回こそ三者凡退で切り抜けたが、二回に丸に先制のソロを浴び、さらに1死一塁から吉川尚に適時三塁打、その後も味方の野選もあり3点を失った。三回は無失点ながらも四球と安打でピンチを招くなど、3イニングで投球数が70球と苦しい内容で、四回からはD3位・伊勢(明大)にマウンドを譲った。 「七回くらいまで投げてくれるにこしたことはないけど、大事なのは一イニングごとにしっかり投げること」。1日から13連戦が始まったばかり。ラミレス監督にとって浜口の早い降板は誤算だったに違いない。(湯浅大)
◆巨人の中川が好救援でチームの4連勝に貢献した。3-1の八回1死一、二塁のピンチで登板し、ソトと佐野を2者連続で空振り三振に仕留めた。 前日1日の試合では2-1の八回2死一、二塁で救援して同点打を浴び、開幕10連勝が懸かっていた菅野の白星を消していた。似た場面で雪辱を果たし「早めに挽回できる投球をしたいと思っていた」と興奮気味に振り返った。
◆DeNAのラミレス監督は、勝負どころと位置づけて臨んだ首位巨人との3連戦で2連敗し、ゲーム差は今季最大の7・5に開いた。打線が振るわず、サンチェスに六回まで1安打に抑えられ、終盤は継投でかわされた。 3日の試合にはパットンを来日4年目、通算194試合目で初めて先発登板させる。この2試合は相手の先発投手の出来が良かったとし「同じ投手が投げるわけではない。違うメンタルで臨み、先に主導権を握る」と気持ちを切り替えた。
◆DeNAはアレックス・ラミレス監督(45)の奇策も実らず、首位・巨人に2連敗。7・5ゲーム差に開いた。 「浜口は一回はよかったけど二回に打たれ、三回も同じ感じ。流れを変えるために代えました」 浜口を3回3失点で交代させ、これまで先発を務めていたピープルズを六回から3番手で起用。「リリーフで、どんなパフォーマンスを出すか見たかった」。右腕は2回無失点。だが、打線が2安打1得点に終わった。 13連戦の2戦目。けが人の影響もあり、3日の巨人戦(東京ドーム)には救援投手のパットンを来日4年目で初めて先発させる。 「13連戦の投手はある程度、決めている。計画通りです」。指揮官は強気の姿勢だが、3連敗を喫するようでは"迷采配"となりかねない。 (湯浅大)
◆燃えるような闘志をポーカーフェースで覆い、巨人のエンジェル・サンチェス投手(30)が1軍のマウンドに戻ってきた。今持てる力の限りを、白球に込めた。 「自分はここにいるべき投手だと思いながら、みんなのことを考えながら頑張ってきました。戻って来られて、とてもうれしいです」 尻上がりに本領を発揮した。一回は29球を要する苦しい立ち上がり。「エキサイトしすぎて」。制球に苦しみ、全打者にフルカウントまで粘られた。それでもこの日最速154キロの直球を軸にリズムをつかむと、二回以降は立て直し。6回を1安打1失点、6奪三振で4勝目をつかみ、「中盤あたりから自分らしい投球ができた」と胸を張った。 韓国SKに所属した昨季は17勝を挙げ、防御率2・62。堂々たる実績をひっさげて入団し、開幕ローテ入り。菅野との2本柱として期待されたが、3勝目を挙げた矢先にアクシデントに見舞われた。先発予定だった7月25日のヤクルト戦(神宮)前に右肩の違和感を訴え、登板を回避。以降、ファームでリハビリ組として出直し、7月18日のDeNA戦(横浜)以来、46日ぶりの1軍登板だった。 「もっと長いイニングを投げて先発としての役割をまっとうしたいね」と次戦へ気持ちを新たにした右腕。原監督も「先発陣の中に彼が加わったのは大きい」とうなずいた。趣味は料理やダンスで、パスタをよく作るという一面も持ち合わせるドミニカン。怒濤(どとう)の連戦が始まったところで、頼もしい"柱"がG投に戻ってきた。(箭内桃子)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
37 | 21 | 3 | 0.638 (↑0.006) | - (-) |
59 | 289 (+3) | 204 (+1) | 80 (+1) | 37 (-) |
0.259 (-) | 3.290 (↑0.04) |
2 (-) |
阪神 |
30 | 29 | 3 | 0.508 (↓0.009) | 7.5 (↓1) |
58 | 262 (+2) | 242 (+3) | 59 (+1) | 40 (-) |
0.242 (-) | 3.470 (↑0.03) |
3 (-) |
DeNA |
31 | 30 | 3 | 0.508 (↓0.009) | 7.5 (↓1) |
56 | 257 (+1) | 237 (+3) | 62 (-) | 13 (-) |
0.266 (↓0.003) | 3.580 (-) |
4 (-) |
中日 |
28 | 33 | 4 | 0.459 (↓0.008) | 10.5 (↓1) |
55 | 219 (+5) | 272 (+9) | 34 (-) | 17 (-) |
0.239 (↓0.001) | 3.880 (↓0.07) |
5 (-) |
広島 |
25 | 31 | 6 | 0.446 (↑0.01) | 11 (-) |
58 | 268 (+9) | 283 (+5) | 66 (+3) | 25 (-) |
0.264 (↑0.002) | 4.180 (↓0.01) |
6 (-) |
ヤクルト |
25 | 32 | 5 | 0.439 (↑0.01) | 11.5 (-) |
58 | 264 (+3) | 321 (+2) | 55 (-) | 39 (+1) |
0.250 (↑0.001) | 4.740 (↑0.05) |
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