1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 6 | 7 | 0 | 2 |
楽天 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 0 | 2 |
勝利投手:ノリン(1勝0敗0S) (セーブ:増田 達至(2勝0敗13S)) 敗戦投手:塩見 貴洋(3勝5敗0S) 本塁打 |
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◆西武は3回表、柘植の2ランで先制する。続く4回には、中村の犠飛とスパンジェンバーグの2ランで3点を加え、リードを広げた。投げては、先発・ノリンが6回3失点の好投で来日初勝利。敗れた楽天は、先発・塩見が試合をつくれず、打線も終盤の好機を生かせなかった。
◆乃木坂46の久保史緒里(19)が始球式を行った。 イベント「イーグルスガールデー」にちなみ、ピンク色に白の縦じまが入った背番号46の「イーグルスガールユニホーム」を身にまとい、マウンドへ小走りで登場。ノーワインドアップで左足を小さく上げ、ワンバウンド投球。笑顔でスタンドへ頭を下げ、小走りでベンチ裏へ戻った。 宮城県出身の久保は、2020イーグルスガールイメージキャラクターを務める。幼稚園時代からファンで球団公式チアリーダー「東北ゴールデンエンジェルス」のジュニアチアリーダーズ出身だ。 「始球式は初めての経験でしたので、心臓が張り裂けそうなくらい緊張をしていました。今は大役を終えることができて、ひとまずホッとしています。楽天イーグルスさんは幼少期からずっと応援をさせていただいて、いつも力をいただいていました。地元の宮城や東北のファンの方々、そして今日スタンドをピンクに染めているイーグルスガールの皆さんにとって、選手の方々の活躍はとても力になると思います。今日も素晴らしい試合をしていただけることを願って、一生懸命応援したいと思います」とコメントした。
◆西武ドラフト5位ルーキーの柘植(つげ)世那捕手が先制の2号2ランを放った。「8番捕手」でスタメン出場。3回無死一塁から、楽天塩見の初球を捉えた。 前回出場した27日日本ハム戦の第3打席に続く2打席連続アーチ。「打ったのはシュートだと思います。初球から狙っていた、というわけではなかったのですが、いい球が来たら打とうと思って打席に入りました」と納得の表情だった。
◆左肩コンディション不良で出遅れていた西武左腕ショーン・ノリン投手が来日初登板で初勝利を挙げた。 トルネード、2段モーション風、クイックに上投げ、横投げと多彩な投げ方を駆使し、小気味よく投げ込んだ。2発は献上したが6回3失点。「投球フォームはたくさんあって、全部を使ったわけではないよ」とニヤリ。そして「ウイニングボールは妻のサンドラと愛犬のオギーに、そして今年亡くなってしまった義父のスティーブにも勝利をささげたい」と話した。 ▽西武辻監督(ノリンについて)「どんな球でもストライク取れるのが彼の強みで、非常にリズム良く進んでいったせいで先取点も取れたと思います。また次、1週間でローテーションでいってくれるように願っています」
◆楽天が1つの正念場を迎えた。西武に敗れ首位ソフトバンクに今季最大の4・5ゲーム差をつけられた。 先発塩見が5回5失点で5敗目。主軸の浅村、ロメロに1発が出たが及ばなかった。三木監督は「選手は粘ってくれたが、なかなか僕自身も試合をうまく運べなかった」と唇をかんだ。 5回。「ちょっとしたターニングポイント」と指揮官が捉えた。先頭ロメロがソロを放ち2点差に詰め寄る。続く岡島が左翼線三塁打。いけいけムードの中、足立、小深田が前進守備の内野正面へのゴロで凡退。田中も倒れた。三木監督は「追いつき、追い越せるのかというところ。野球はそういうもの」と1点の重みをかみしめる。 定義がある。「動かないことも作戦の1つ」。理想は"1点を守り、もぎ取る野球"。「今日は試合運びでいろんなことを考えさせられた、野球の難しさを感じた」。昨秋キャンプから機動力の向上を求め、細部までこだわり、開幕ダッシュを支えた。信頼する選手の能力を最大限に引き出すため、後半戦はベンチワークの重みが増す。 「波」が小さい。シーズンを折り返し、最大連敗は4ながら、同連勝は3。勢いに乗り切れない。ファームでは通算126勝の岸、昨季33本塁打のブラッシュが調整中。現有戦力に肉付けする「大駒」の働きが、ここから先は欠かせない。 三木監督はチームと自身へ言い聞かせた。「1点、1アウト、目に見えない流れが試合を左右する。結果論から学ばないといけないこともある。何かもう少し手を尽くしてやることも大事」。引き離されるわけにはいかない。【桑原幹久】
◆楽天・浅村栄斗内野手(29)が29日、西武戦(楽天生命パーク)に「4番・二塁」で先発出場。球団通算1500号となる18号2ランを放った。5点を追う四回2死一塁。先発・ノリンの3球目、128キロのチェンジアップを逆方向の右翼席に放り込んだ。球団広報を通じて、「うまく反応して打つことができました」とコメントした。
◆西武が逃げ切った。三回に柘植の2号2ランで先制。四回にスパンジェンバーグの8号2ランなどで3点を奪ってリードを広げた。ノリンが来日初登板で6回3失点と好投して白星を挙げた。楽天は塩見が5回5失点と崩れた。
◆西武のノリンが来日初登板で6回3失点と好投して白星をつかんだ。三回までは無安打で6三振を奪う完璧な投球。中盤に2本塁打で3点を失ったが、味方の援護にも恵まれ「とにかく初勝利を挙げることができてうれしい」と喜んだ。 クイック気味に投げたり、2段モーションでためをつくったり、サイドスローで投げたりと、多彩なフォームで打者のタイミングを外した。変幻自在な投球にも「投球フォームの種類はたくさんあって、全部を使ったわけではない」と不敵に笑った。
◆楽天の塩見は5回5失点で5敗目を喫した。三回に柘植に甘くなった初球を捉えられて先制2ランを浴びると四回にもスパンジェンバーグに初球を打たれて2ランを許した。 三、四回以外は三者凡退に抑え込んでいただけに2本塁打が痛かった。「調子自体は良かった。走者をためた場面での本塁打ですね」と悔やんだ。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
36 | 23 | 2 | 0.610 (↑0.007) | - (-) |
59 | 266 (+3) | 217 (-) | 72 (-) | 40 (-) |
0.241 (↓0.001) | 3.290 (↑0.06) |
2 (-) |
ロッテ |
34 | 25 | 2 | 0.576 (↑0.007) | 2 (-) |
59 | 268 (+5) | 277 (+1) | 55 (+1) | 49 (+1) |
0.243 (↓0.001) | 4.370 (↑0.06) |
3 (-) |
楽天 |
31 | 27 | 3 | 0.534 (↓0.01) | 4.5 (↓1) |
59 | 321 (+3) | 271 (+6) | 64 (+2) | 42 (-) |
0.271 (↓0.001) | 4.220 (↓0.03) |
4 (-) |
日本ハム |
29 | 29 | 3 | 0.500 (↓0.009) | 6.5 (↓1) |
59 | 265 (-) | 272 (+3) | 53 (-) | 31 (-) |
0.250 (-) | 4.030 (↑0.03) |
5 (-) |
西武 |
25 | 32 | 2 | 0.439 (↑0.01) | 10 (-) |
61 | 259 (+6) | 276 (+3) | 60 (+2) | 39 (-) |
0.249 (-) | 4.540 (↑0.03) |
6 (-) |
ORIX |
19 | 38 | 4 | 0.333 (↓0.006) | 16 (↓1) |
59 | 210 (+1) | 276 (+5) | 41 (-) | 41 (-) |
0.242 (-) | 4.320 (↓0.01) |
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