西武(☆8対7★)日本ハム =リーグ戦12回戦(2020.08.27)・メットライフドーム=
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日本ハム
22000003071112
西武
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勝利投手:森脇 亮介(1勝0敗0S)
敗戦投手:堀 瑞輝(1勝1敗1S)

本塁打
【日本ハム】中田 翔(21号・1回表2ラン),大田 泰示(7号・2回表2ラン)
【西武】山川 穂高(18号・4回裏2ラン),柘植 世那(1号・6回裏ソロ)

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◆西武が劇的な逆転サヨナラ勝利。西武は2点を追う5回裏、栗山の適時打などで3点を挙げ逆転する。その後6-7となって迎えた9回に、1死満塁の好機から山川の2点適時打が飛び出し、試合を決めた。5番手・森脇が今季初勝利。敗れた日本ハムは、5番手・堀が誤算だった。

◆日本ハム中田翔内野手(31)が21号の先制2ランを放った。 1回2死二塁、本田の2球目、内寄り141キロを左中間の奥深くまで運んだ。「(打った感触に)完璧やな。ファーストストライクから、しっかりと捉えることができてよかった。まずは先制することができたから、この後も(先発)河野に援護点を与えられるようにしたい」と話した。 これで中田は8月、自己最多となる月間30打点をマーク。月間30打点は7月にヤクルト村上が31打点を記録して以来、球団としては74年5月に32打点を記録した大杉以来46年ぶりとなった。

◆日本ハム先発の河野竜生投手(22)が西武打線を抑えきれなかった。 1回中田の2ランと2回大田の2ランで4点の援護を受け、3回まで無失点の好投。しかし中盤につかまった。 4回山川に中越え2ランを浴び2点差。5回には味方の失策があり1点差とされると、1死二、三塁から栗山に中前へ逆転の2点適時打を打たれ、直後に降板となった。 5回途中7安打5失点(自責3)で降板となり「序盤に点を取ってもらったにも関わらず、リードを守り切ることができず、申し訳ない気持ちです。昨日、おとといと中継ぎの連投が続いていたので、もっと長いイニングを投げなければいけませんでした」と悔しがった。

◆日本ハムは1回2死二塁、中田の21号2ランで先制した。2回2死二塁、大田の2ランでリードを4点に広げた。 西武は4回に山川が18号2ラン。5回に栗山の2点適時打などで3点を奪って逆転。6回には柘植がプロ初アーチを放った。 日本ハムは8回に3得点。西武は9回、1死満塁から山川が左翼へ逆転サヨナラ安打を放ち、連敗を5で止めた。   ▽西武山川(1点を追う9回に逆転サヨナラ打を放つ)「どうにかして前に飛ばすことを意識して、何でもいいと思っていた。(左翼の)杉谷さん絶対取るなと思っていました」

◆今季初の5連勝は、スルリと手中から消えた。1点リードの最終9回。日本ハム栗山英樹監督は、8回2死から登板した5番手の堀を回またぎで「信頼して(9回のマウンドも)行かせた」。全てを託したが、結果は今季2度目のサヨナラ負けで連勝が4で止まり、再び4位転落。無情だった。 試合前から、この日の守護神は堀というプランだった。栗山監督は「今日は本当に、最初からそういう形だったので」と説明。連投していた勝利の方程式を担う玉井、宮西、秋吉の3投手はベンチ入りメンバーには名を連ねたが、3連投をさせるつもりはなかった。6回からは加藤が2イニングを投げ、8回の逆転直後は福田を投入。右の強打者である外崎、中村を抑えた。最後の4つのアウトを堀に任せたが、想定通りにはいかなかった。 それでも、2点を追う8回の攻撃は積極的な代打&代走起用でギャレットを攻略した。「あそこは、よく粘ってね。本当に勝たせてあげたかったけど」と栗山監督。勝てば本当に大きな1勝だったが、悔いてもしょうがない。28日からはソフトバンクとの3連戦(ペイペイドーム)が待つ。首位との直接対決で、もう1度、勢いを取り戻す。【木下大輔】

◆西武が連敗を5でストップし、崖っぷちで踏みとどまった。 1点を追う展開で迎えた9回。1死満塁の絶好機で、4番山川が左翼線への安打でサヨナラ勝利を収めた。4回には18号2ランを放っていた山川は「どうにか前に飛ばすということを意識して、何でもいいと思ってました。みんなで助け合っていきたいし、僕も今日みたいにバットで助けられると思う」。ベンチでは森が号泣。それほど追い込まれていた。 負ければ借金9という一戦。連敗脱出するべく、新人捕手の柘植を先発マスクに大抜てき。2回までに4点を失いながらも、接戦に持ち込み5回に一時逆転。6回には柘植がプロ初アーチを描いた。借金9から逆転優勝したチームは過去にない。辻監督は「(柘植は)起死回生の1発だった。よく逆転してくれた。今日の勝ちは非常に大きい。この1勝を糧にして、明日から戦っていきたい」と、選手らをたたえた。

◆日本ハムは4点の援護を受けた先発河野竜生投手が中盤、西武打線につかまった。3回まで無失点も、4回は山川に2ランを浴び、5回には味方失策と栗山に逆転2点適時打を打たれ、5失点で降板となった。 「リードを守り切ることができず、申し訳ない気持ちです。中継ぎの連投が続いていたので、もっと長いイニングを投げなければいけませんでした」と反省が口をついた。

◆日本ハム1番大田泰示外野手の3安打3打点も今季初の5連勝には届かなかった。 2回2死二塁では「コンパクトに振ることを意識して振ったことが、最高の結果になってくれてよかった」と、本田から右越えの7号2ラン。1点を追う8回2死一、二塁ではギャレットから同点適時打で試合を振り出しに戻したが、苦味の残るサヨナラ敗戦となった。

◆日本ハム王柏融の大仕事も勝利には結びつかなかった。 2点を追う8回1死一、二塁の場面に代打で登場。カウント1-2と追い込まれながらも「チームが追い上げムードの中、なんとかして走者をかえしたいという気持ちでした」と、ギャレットの158キロ速球をとらえて右前適時打を放った。その後の勝ち越しを呼び込む一打となったが、逆転サヨナラ負けに無念の表情だった。

◆西武が今季3度目のサヨナラ勝利で連敗を5でストップし、崖っぷちで踏みとどまった。シーソーゲームを山川穂高内野手(28)のサヨナラ適時打で制すと、試合後にベンチで森友哉捕手(25)が号泣した。負ければ、過去に逆転優勝したチームが存在しない借金9という絶体絶命の状況。7連敗と5連敗と2度の大型連敗で2連覇チームが窮地に立たされながら、泥と涙にまみれながら大きな1勝を手にした。山賊が崖っぷちからよみがえった。逆転、また逆転のシーソーゲームで、1点を追う9回1死満塁の絶好機。4番山川が左翼線へ逆転サヨナラ2点適時打を運んだ。「本当にみんな苦しかったんですけど、今日の1勝、本当に大きいと思う」。0-4の4回には反撃ののろしを上げる18号2ランも放っていた。「構えた感じが良くなってきていたので、今日に関しては打てる気がしていた」。4番らしく連敗を止めた。 泥沼から抜けだした試合後、ベンチでは森が号泣していた。チームはそれくらい追い込まれていた。山川と源田は、流れを変えるため登場曲を変更。ベンチは新人捕手の柘植に先発マスクを託す荒療治を施した。一時は逆転に成功したが、森がマスクをかぶった8回に再逆転され、打席では空振り三振。悔し涙を流す森に、山川は「捕手として選手会長として、いろんなものを今年は背負ってやっている分、一番苦しい。すべてが全部自分の責任だと思うくらいきつかったと思うので、僕が返せてよかった」。兄貴分として4番として、バットで支えた。 1球が勝敗を分ける野球の怖さを、今季はチーム全体で痛感。辻発彦監督は自身の経験を踏まえ、現役時代の失敗談を明かした 「気持ちは非常に分かります。同じ経験を俺もしている。大事なところで、バント2つファウルにして、打ったらゲッツーで。本当に終盤の優勝かかっている試合で、送れなくて。それで秋山(幸二)がサヨナラヒットを打って勝ったというのがあった。逆に、負けたよりも勝ったというところで、ホッとした気持ち。そういう責任感というところで一気に俺は野球の怖さをしみじみ感じたので、失敗したところを一生懸命練習したし、そういうことを感じたの大きかったと思う。友哉も野球の怖さを知ったと思います。これがまた大きく生きてくるんじゃ。また成長する過程の1つだと思います」。 負ければ借金9という崖っぷちを踏みとどまった。借金9から逆転優勝したチームは過去にない。首位ソフトバンクとは9ゲーム差のまま。苦しい戦いは続くが、辻監督は「天と地。このまま負けて明日(仙台)移動して試合するのと、この勝ち方で移動ゲームするのでは。今日の勝ちは非常に大きいと思いますし、昨年までのライオンズの戦いのような気もします」。うみを落とし切って、敵地に乗り込む。【栗田成芳】

◆西武の新人"セナ"が攻守で奮闘した。柘植世那捕手が初先発マスクをかぶった。 先発本田こそ4回4失点で操り切れなかったが、5回からマウンドに上がった平井は、社会人・ホンダ鈴鹿の先輩。2回無失点で切り抜け一時逆転すると、6回の打席ではプロ初本塁打を放った。 名前の世那は、元F1レーサーのアイルトン・セナが由来。「これからも試合に出るとき、いい結果が出せるように準備をしていきたい」と振り返った。

◆日本ハム中田翔内野手(31)が21号の先制2ランを放った。 1回2死二塁、本田の2球目、内寄り141キロを左中間の奥深くまで運んだ。「(打った感触に)完璧やな。ファーストストライクから、しっかりと捉えることができてよかった。まずは先制することができたから、この後も(先発)河野に援護点を与えられるようにしたい」と話した。 これで中田は8月、自己最多となる月間30打点をマーク。月間30打点は7月にヤクルト村上が31打点を記録して以来、球団としては74年5月に32打点を記録した大杉以来46年ぶりとなった。

◆日本ハム・渡辺諒内野手(25)が27日、西武12回戦(メットライフ)の三回1死一塁で西武先発・本田から中前打を放って打率・303とし、今季初めて打率を3割台にのせた。  試合前の時点で打率・299の渡辺は「5番・二塁」でスタメン出場。一回の1打席目に四球で出塁し、三回の中前打で7試合連続安打をマークした。

◆西武・山川穂高内野手(28)が27日、日本ハム12回戦(メットライフ)に「4番・一塁」で先発出場。18号2ランを放った。  4点を追う四回無死一塁。日本ハム先発・河野の144キロの直球をはじき返し、バックスクリーン左まで運んだ。  2試合ぶりの一発に「打ててよかった。このまま逆転できるように頑張ります」と振り返った。

◆西武の本田は4回を投げて2本の2ランを含む5安打を浴びて4失点と踏ん張れなかった。一回に中田に左中間へ、0-2の二回は大田に右越えへ放り込まれ「このような結果に終わってしまい、申し訳ない」とコメントした。  プロ初の先発マスクをかぶったルーキー柘植とバッテリーを組み、苦しい投球となった。「いろいろ考えてリードしてくれた。そのリードに応えることができなかった」と悔しがった。

◆西武のドラフト5位・柘植世那捕手(23)=ホンダ鈴鹿=が27日、日本ハム12回戦(メットライフ)に「8番・捕手」で先発出場。1点リードの六回に貴重な追加点となるソロ本塁打を放った。  日本ハム・加藤の139キロを豪快に振り抜いた打球は左翼席で大きく弾んだ。  プロ初先発でのプロ初アーチに「ツーアウトだったので長打を狙っていました。思い切り振ろうという気持ちで。打った感触はいったかな...という感じですね。入った瞬間は『よっしゃー』と思いました」と満面の笑みで振り返った。

◆西武が逆転サヨナラ勝ちで連敗を5で止めた。6-7の九回に1死満塁で山川の2点適時打で試合を決めた。5番手の森脇が今季初勝利。日本ハムは序盤に4点を先行するなど2度リードしながら逃げ切れず連勝が4で止まった。

◆「8番・捕手」で初めて先発出場したD5位・柘植(つげ、ホンダ鈴鹿)が12球団の新人で一番乗りとなるプロ1号。1点リードの六回に振り抜いた打球は左翼席で大きく弾んだ。「打った瞬間、いったかなと思った」。五回にも一時勝ち越しの口火を切る内野安打を放つなど、2安打1打点と結果を残した。辻監督も「見事なホームランでした」とルーキーの活躍をたたえた。(メットライフ)

◆今季2度目のサヨナラ負け。連勝は4で止まり、4位に落ちた。堀が1点リードの九回1死満塁で、山川に2点適時打を浴びた。中田が一回に21号2ランを放ち、8月の打点を30に伸ばし、球団では1974年5月に大杉勝男氏が記録した月間32打点以来、46年ぶりの月間30打点をマークしたが、実らなかった。栗山監督は「しっかりやっていきます」と気持ちを切り替えた。

◆主砲の一振りがチームを救った。1点を追う九回1死満塁。振り抜いた打球が左翼・杉谷の頭上を越えた瞬間、西武・山川穂高内野手(28)が右拳を突き上げた。  「前に飛ばすことだけを意識して、何でもいいと思っていた。杉谷さん『捕るな!』と思っていた」  ナインからウオーターシャワーで迎えられ、自然と笑みがこぼれた。四回にも反撃ののろしをあげる18号2ラン放つなど2安打4打点の大活躍。両軍合わせて23安打の乱打戦を勝利に導いた。  試合後、歓喜に包まれる中で森が号泣する場面もあった。先発を外れ、出場した八回に一時逆転を許す悔しい展開。捕手としての責任感が、そこにはあった。2014年の同期入団で弟分としてかわいがる4歳下の涙に、山川は「キャッチャーとして選手会長として特に一番苦しいのはあいつだと思う。明日からもカバーできるところはカバーしたいし、助け合いたい」と思いやった。  この日は流れを変えるため、ルーティンも変えた。登場曲を「オジー自慢のオリオンビール」からあいみょんの「Good Night Baby」に変更。「完全にあいみょんパワーですね」とおどけた。  チームは連敗を5で止めた。首位・ソフトバンクとは9ゲーム差あるが、昨季は最大8・5ゲーム差をひっくり返した。「きょうの1勝は大きい。残り半分あるので大逆転したいと思います」と山川。主砲が再びバットでドラマを呼ぶ。 (樋口航)

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
34232 0.596
(↑0.007)
-
(-)
61254
(+4)
216
(+2)
69
(+2)
39
(-)
0.241
(↓0.001)
3.390
(↑0.02)
2
(-)
ロッテ
32252 0.561
(↓0.01)
2
(↓1)
61258
(-)
273
(+15)
51
(-)
48
(+1)
0.244
(↓0.003)
4.490
(↓0.19)
3
(-)
楽天
30263 0.536
(↑0.009)
3.5
(-)
61316
(+15)
264
(-)
62
(+3)
40
(-)
0.273
(↑0.004)
4.250
(↑0.07)
4
(1↓)
日本ハム
29273 0.518
(↓0.009)
4.5
(↓1)
61264
(+7)
260
(+8)
53
(+2)
30
(+1)
0.250
(↑0.001
3.980
(↓0.04)
5
(-)
西武
24312 0.436
(↑0.01)
9
(-)
63252
(+8)
271
(+7)
58
(+2)
38
(+2)
0.251
(↑0.002
4.610
(↓0.05)
6
(-)
ORIX
19364 0.345
(↓0.007)
14
(↓1)
61206
(+2)
266
(+4)
41
(-)
41
(-)
0.242
(-)
4.300
(↓0.01)