中日(☆5対0★)DeNA =リーグ戦11回戦(2020.08.22)・ナゴヤドーム=
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DeNA
0000000000300
中日
11002100X51201
勝利投手:ロドリゲス(2勝0敗0S)
敗戦投手:阪口 皓亮(0勝1敗0S)

本塁打
【中日】高橋 周平(3号・5回裏2ラン)

  DAZN
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◆中日は初回、高橋の適時打で先制する。続く2回裏にアルモンテの適時打で加点すると、5回には高橋の2ランが飛び出しリードを広げた。投げては、先発・ロドリゲスが6回無失点の好投で今季2勝目。敗れたDeNAは、先発・阪口が試合をつくれず、打線も4併殺と拙攻が響いた。

◆中日は1回に高橋の適時打で1点先制。2回にアルモンテの適時打で1点を加えた。先発ロドリゲスは3回まで無安打投球。 中日は5回に高橋の3号2ラン、6回にビシエドの犠飛で5-0とリードを広げた。DeNAは6回まで2安打無得点。 中日は7回から継投で逃げ切り、5カード連続勝ち越し。先発ロドリゲスは2勝目。DeNAは今季初登板の先発阪口が1敗目。

◆DeNAは今季3度目のゼロ封負けで連敗を喫した。打線は5回まで中日ロドリゲスの前に無安打に封じられるなど、3安打4併殺と沈黙。 2番宮崎、5番山下と打線を組み替えたが機能しなかった。初対戦の相手助っ人右腕についてラミレス監督は「動いている球が多かった。なかなか打線がうまくいかなかった。次回対戦するときは、よりいいアイデアをもってできると思う」と対策を講じる。

◆中日が9年ぶりの5カード連続勝ち越しを決めた。新助っ人ヤリエル・ロドリゲス投手(23)の快投と着実な得点で、DeNAに快勝。ロドリゲスは5回まで無安打に抑え、6回を2安打無失点で無傷の2勝目を挙げた。 ▼中日がDeNAに2連勝。これで8月7日の巨人戦から5カード連続で勝ち越しとなった。5カード連続勝ち越しは、11年9月9日の横浜戦から10月6日の広島戦まで8カード連続で勝ち越して以来。

◆中日が9年ぶりの5カード連続勝ち越しを決めた。新助っ人ヤリエル・ロドリゲス投手(23)の快投と着実な得点で、DeNAに快勝。ロドリゲスは5回まで無安打に抑え、6回を2安打無失点で無傷の2勝目を挙げた。 8月2日に育成契約から支配下登録された右腕が、先発陣の一員として真夏の快進撃を支える。動じる気配はなかった。6回、先頭の戸柱に初安打を許す。1死から代打中井に右前に落とされ、一、二塁となっても、ロドリゲスは落ち着いていた。梶谷をこの試合3つ目となる併殺に仕留め、6回を投げきった。2安打2四球無失点。チームの9年ぶり5カード勝ち越しに貢献した。 「今日は自慢のコントロールがよくなかったが、勝つことができてよかった。チームが勝ってとてもうれしい」。本拠地ナゴヤドームで初のお立ち台。緊張しつつも、笑顔で答えた。 デビューから快投が続く。9日巨人戦は6回1/3を2失点。前回登板の15日巨人戦では、7回1失点で初勝利を飾った。デビュー以降にチームのカード勝ち越しが始まり、8勝3敗1分け。プレーボールの際にはマウンドで瞑想(めいそう)する。「いつもこうやって神様に祈っている。今日はいい当たりも正面に飛んだ。運もよかった」と振り返ったが、チームにも勝利の女神を連れてきた。 初勝利の試合に続き、バッテリーを組んだ郡司裕也捕手の存在も大きい。ボール先行の苦しい立ち上がり。「2軍の時からバッテリーを組ませてもらっていたので、ここに構えたらストライクが来る、この球種の後はこのボールのストライクの確率が高いなどの経験が生かせました」と郡司。スタメンマスクで6連勝の新人捕手が、好アシストした。 頼もしい新戦力の台頭でリーグ連覇した11年以来の5カード連続勝ち越し。借金も2まで減らし、2位DeNAに2ゲーム差と射程圏にとらえた。与田剛監督は「そう欲張らず、毎日試合に集中していかないといけない」と慎重ながら、試合後のインタビューでは「明日はエースの大野が投げます。素晴らしいピッチングを見せてくれると思います!」とファンに約束。真夏の反抗劇は終わらないことを宣言した。【安藤宏樹】 ◆ヤリエル・ロドリゲス 1997年3月10日、キューバ生まれ。19年のプレミア12キューバ代表。今年1月に育成契約し、2軍で5試合に投げ17回2/3、自責点1で防御率0・51。今月3日に支配下選手登録。キューバ国内リーグ出身で、海外プロ経験がないため新人王資格を持つ。186センチ、97キロ。右投げ右打ち。 ▼中日がDeNAに2連勝。これで8月7日の巨人戦から5カード連続で勝ち越しとなった。5カード連続勝ち越しは、11年9月9日の横浜戦から10月6日の広島戦まで8カード連続で勝ち越して以来。 ▽中日アルモンテ(2回に適時打、3回に右翼守備で好捕を見せ) 守備でもチームに貢献できてうれしい。今日はチームが勝ったし、それが1番うれしいよ。 ▽中日大島(先制、ダメ押しを呼ぶ3安打) 自分が出塁したことによって得点になってくれているので良かったですし、引き続き頑張ります。

◆中日の5番高橋周平内野手が、先制打に中押しの3号2ランを含む3安打3打点と活躍した。 自身8試合ぶりの打点で貢献し「今日は何としても打とうと思っていた。ランナーを返せてよかった」と、チームの7試合連続先制点にまず笑顔。今季本拠地初アーチについて問われ、少し間をおいてから「うん、またこれから打てるように頑張りたいと思います」とはにかみ、スタンドのファンの笑いを誘った。

◆中日が9年ぶりの5カード連続勝ち越しを決めた。新助っ人ヤリエル・ロドリゲス投手(23)の快投と着実な得点で、DeNAに快勝。ロドリゲスは5回まで無安打に抑え、6回を2安打無失点で無傷の2勝目を挙げた。8月3日に育成契約から支配下登録された右腕が、先発陣の一員として真夏の快進撃を支える。ロドリゲスに動じる気配はなかった。6回、先頭の戸柱に初安打を許した。代打中井には1死から右前に落とされた。しかし一、二塁と得点圏に走者を背負っても、落ち着いていた。続く梶谷をこの試合3つ目の併殺に仕留め、6回を無失点で投げきった。本拠地ナゴヤドームで初のお立ち台に立ち「今日は自慢のコントロールがよくなかったが勝つことができてよかった。チームが勝ってとてもうれしい」と笑った。 デビューから快投が続く。来日初先発の9日巨人戦は6回1/3を2失点。前回登板の15日の同戦では、7回1失点で初勝利を飾った。デビュー後にチームのカード勝ち越しが始まり、ここまで8勝3敗1分け。プレーボールの際にはマウンドで瞑想(めいそう)する。「いつもこうやって神様に祈っている。今日はいい当たりも正面に飛んだ。運もよかった」。チームにも勝利の女神を連れてきた。 初勝利の試合に続き、バッテリーを組んだ女房役・郡司の存在も大きい。「2軍から(ロドリゲスと)バッテリーを組ませてもらっていたので、ここに構えたらストライクが来る、この球種の後はこのボールのストライクの確率が高いなどの経験が生かせました」と郡司。スタメンマスクで6連勝のルーキー捕手が好アシストした。 5カード連続勝ち越しはリーグ連覇した11年以来。借金2の3位で2位DeNAとは2ゲーム差。与田監督は試合後のインタビューで「明日はエースの大野(雄)が投げます。素晴らしいピッチングを見せてくれると思います!」とファンに約束した。【安藤宏樹】

◆今月3日に育成選手から支配下登録された中日のヤリエル・ロドリゲス投手(23)が、来日3度目の先発。6回2安打無失点の好投で今季2勝目を挙げた。  中日は一回、高橋の左前適時打で先制すると、二回にはアルモンテが右前適時打を放ち、試合の主導権を握った。さらに五回には高橋の右中間への2号2ラン、六回にはビシエドの犠飛で1点を追加して5-0と一方的な展開に。  先発のロドリゲスは15日の巨人戦での来日初勝利の勢いそのままに五回まで1安打も許さない完璧なピッチング。六回に2安打を浴びて、この回でマウンドを降りると、その後は2番手・祖父江、3番手・岡田、4番手・谷元が無失点に抑えた。

◆中日の新助っ人、ヤリエル・ロドリゲス投手(23)が22日、DeNA11回戦(ナゴヤドーム)に先発。6回2安打無失点と好投し、今季2勝目を挙げた。  「きょうはコントロールがよくなかったが、悪いなりにゲームを作ることができたと思う。前回の登板もそうだが、キャッチャーの郡司とはファームの時からバッテリーを組んでいたから投げやすいし、自分のいいところを引き出してくれたと思うよ」  序盤から制球に苦しみながらも、五回まではノーヒット。六回に2安打を許し1死一、二塁のピンチを招いたが、梶谷を投ゴロ併殺に打ち取り、飛び跳ねながらの力強いガッツポーズで感情を爆発させた。  七回以降は救援陣にバトンを託し、来日2連勝を飾った。

◆DeNAは22日、中日11回戦(ナゴヤドーム)に0-5で敗戦。今季3度目の零敗で、投手陣も12安打を浴びて連敗を喫した。  プロ3年目で今季初先発の阪口(2018年D3位、北海高)は一回からいきなり4安打を浴びるなど、5回10安打4失点で黒星。角度のあるボールで最速151キロをマークし5つの三振を奪うなど、大器の片りんも見せたが、ボークなど課題も残した。「追い込んでからの精度が悪く、走者を背負った場面でコースが甘くなってしまった。試合のなかでもっと冷静に考えられるよう、落ち着いてマウンドに立てるようにしたい」と振り返った。  打線も初対戦のロドリゲスに対し、五回まで無安打で6回2安打無失点の好投を許す。その後も打ちあぐね、計4つの併殺打でチャンスの芽をつぶし、三塁すら踏めなかった。  投打に全くいいところなく完敗。ラミレス監督は「(ロドリゲスには)全体的にいい投球をされた。今回は初対戦だったので、次に対戦するときはより対応できるだろう。阪口は全く悪くなかったので、次も1軍にいて、よりいい投球をしてくれれば」と語った。

◆中日は22日、DeNA11回戦(ナゴヤドーム)に5-0で勝利。高橋周平内野手(26)が先制打&2ランを含む3安打3打点と爆発し、勝利に貢献した。  「きのう打てていなかったので、きょうは何としても打とうと思って臨みました」  4打数無安打から一夜明け、まずは一回1死満塁だ。初対戦の右腕・坂口に追い込まれながら、外角の150キロ直球を左前へとはじき返し、先制点をもぎ取った。  三回にも左前打を放つと、会心の一打は2-0の五回だ。1死一塁で今度は低めへの135キロのカットボールを振り抜いた。打球は大きな弧を描きながらぐんぐんと伸び、右中間スタンドに着弾。「ヤリエル(ロドリゲス)がいい投球をしていたのでもう1点、もう2点取りたいと思って。まさかホームランになるとは思いませんでした。うまく引っかかってくれた」と9試合ぶりの一発で右腕を援護し、ベンチ前では笑顔でピースマークを作って喜んだ。  18日のヤクルト戦(神宮)で大島が通算1500安打を決めた。記念パネルのプレゼンターに指名されたのが高橋だった。背番号8は「やっぱり僕に続いて、というか追い越してほしいという気持ちも込めて、彼を選びました」と話す。  高橋にとってもオフは自主トレに誘ってもらい、一緒に汗を流す間柄。だからこそ期待をかけられれば「いつもお世話になっている先輩。いつか洋平さんに近づけるようにやっていかないと僕自身もダメだと思うし、洋平さんにも失礼。それぐらいの気持ちでやりたい」と前向きだ。  この日の3本で通算510安打。脂がのるのはまだまだこれから。目指すべき目標を定めながら、チームも自身もさらなる高みへ押し上げるために、バットを振っていく。

◆中日は22日、DeNA11回戦(ナゴヤドーム)に5-0で勝利。優勝した2011年9月9-11日の横浜戦(同)から10月4-6日の広島戦(同)までに決めた8カード連続(連戦でない9月20日の横浜戦=横浜=での勝利を含む)以来となる、5カード連続の勝ち越しを決めた。  与田監督は「今はそう欲張らずに、何カード連続とか記録的なことではなく、数字ではなく、われわれは毎試合、とにかく集中していかないといけない。とにかく今は選手の体調。本当にこれを毎日毎日、考えていることなので。気を付けて戦います」と話した。最大「9」まであった借金は一気に「2」まで減った。

◆DeNAの高卒3年目右腕、阪口皓亮投手(21)が今季初先発も、5回10安打4失点で初黒星を喫した。  「追い込んでからの精度が悪く、走者を背負った場面でコースが甘くなってしまった」  北海高出身の21歳は3試合に登板した昨季に続いてプロ初勝利はお預けとなったが、187センチの長身から最速151キロをマークするなど持ち味は発揮。序盤のピンチを最少失点で粘ったが、90球を超えた五回に高橋に2ランを浴び、力尽きた。  ラミレス監督は「クイックも直球も安定して、いいものを持っている。最初はバタついたが修正して、全体的に悪くなかった」と評価し、次回以降も1軍での登板を示唆した。  頼みの打線は散発3安打で今季3度目の零敗。4併殺の拙攻で痛恨の連敗を喫した。(浜浦日向)

◆中日の勢いが止まらない。5-0の快勝でDeNAに連勝し、リーグVを飾った2011年以来9年ぶりとなる5カード連続勝ち越し。導いたのはキャプテン・高橋だ。  「ヤリエル(ロドリゲス)がいい投球をしていたのでもう1点、もう2点取りたいと思って。たまたまホームランになってくれて良かった」  一回1死満塁で左前へ先制打を放つと、三回にも快音。そして2-0の五回は右中間席へ3号2ランを放ち、育成契約からはい上がったキューバ出身右腕を助けた。  本塁打は9試合ぶりで打点も8試合ぶり。だからこそ「先制点もそうですけど、とにかく先に点を取ったり、取れるときに取らないといけない。そういう意味で良かった」と胸を張る3安打3打点の大暴れだった。  最大「9」あった借金も「2」まで減らし、完済目前。「状態はいいと思いますけど、いつ何があるか分からない。とにかく目の前の1試合を戦っていくだけです」と冷静に目線を上げた。2位・DeNAにも2ゲーム差。7月2日以来となるカード3連勝を決め、背中をとらえる。  (須藤佳裕)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
30193 0.612
(↓0.013)
-
(-)
68239
(+4)
178
(+10)
73
(+2)
28
(-)
0.249
(↓0.001)
3.390
(↓0.14)
2
(-)
DeNA
27253 0.519
(↓0.01)
4.5
(-)
65225
(-)
207
(+5)
57
(-)
10
(-)
0.269
(↓0.002)
3.600
(↓0.04)
3
(-)
中日
25274 0.481
(↑0.01)
6.5
(↑1)
64189
(+5)
223
(-)
33
(+1)
14
(-)
0.244
(↑0.002
3.690
(↑0.07)
4
(-)
阪神
24263 0.480
(↑0.011)
6.5
(↑1)
67220
(+7)
215
(+5)
48
(+1)
37
(-)
0.240
(↑0.001)
3.640
(↓0.03)
5
(-)
ヤクルト
22265 0.458
(↓0.01)
7.5
(-)
67234
(+5)
271
(+7)
46
(+2)
34
(-)
0.249
(-)
4.690
(↓0.04)
6
(-)
広島
21266 0.447
(↑0.012)
8
(↑1)
67235
(+10)
248
(+4)
56
(+2)
22
(-)
0.269
(-)
4.240
(-)