西武(3対3)楽天 =リーグ戦10回戦(2020.08.15)・メットライフドーム=
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楽天
00000002103711
西武
300000000031001
勝利投手:-
敗戦投手:-

本塁打
【楽天】辰己 涼介(6号・8回表ソロ)
【西武】メヒア(6号・1回裏2ラン)

  DAZN
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◆西武は初回、山川の適時打とメヒアの2ランで3点を先制する。一方の楽天は、1点ビハインドで迎えた9回表、2死三塁から辰己が適時打を放ち、土壇場で試合を振り出しに戻した。その後は延長戦に突入するも、両軍決め手を欠き、試合は規定により引き分けに終わった。

◆「5番一塁」でスタメン出場した西武エルネスト・メヒア内野手が2戦連発となる6号2ランを放った。 初回に山川の適時二塁打で先制した直後。2死二塁で楽天塩見の140キロ直球を左中間スタンドへ運んだ。「早い回に点が取れて(先発の)マツモトが少しでも楽に投げられるように援護できてよかったよ」と笑顔で話した。 ▽西武松本(7回1安打無失点と好投も今季2勝目ならず) 今日はリズム、テンポが1番良かった。あとはここからもっと8回、9回と投げられるようになりたい。

◆西武が1回に3点を挙げた。2死一塁から山川が先制の適時二塁打。メヒアが2戦連発となる6号2ランを左中間席に運んだ。 西武の先発松本は6回まで1安打無失点の好投。楽天先発の塩見も初回の3失点以降は立ち直り、スコアボードに0を並べた。 楽天は8回に辰己の6号ソロなどで2点、9回に再び辰己の適時打で1点を奪い同点。3-3で延長戦に突入した。決め手を欠いてそのまま引き分けた。

◆楽天辰己涼介外野手が西武の防御率0点右腕2人を打ち込み、今季2度目の引き分けに持ち込んだ。 3点を追う8回に試合前の防御率0・48のギャレットから6号ソロ。1点を追う9回には同0・60の増田から同点適時打を放った。 三木監督は「何とか最後に食らいついて粘れた。選手たちもよく頑張ってくれた」。チームは3勝1敗1分けで2カード連続の勝ち越し。首位ソフトバンクに0・5差と迫った。

◆楽天が西武の勝利の方程式を捉え、終盤に追いつき、今季2度目の引き分けに持ち込んだ。 初回に先発塩見が3失点。2回以降は立ち直り、6回を投げきり試合を作った。だが、打線が西武先発松本を捉えられない。7回まで1安打無得点に抑えられた。 それでも粘りを見せた。8回1死から辰己が今季被本塁打0の西武ギャレットから6号ソロで反撃開始。その後1死一、二塁で茂木が右前適時打で1点差。なおも1死一、二塁としたが、浅村、ロメロが連続三振に倒れた。 1点を追う9回2死二塁、辰己が中前適時打を放ち同点。10回にも平良から2死一、三塁と好機をつくったが、代打内田が三振に倒れた。 7回以降は酒居、シャギワ、ブセニッツ、牧田が無失点リレー。救援陣が踏ん張った。 三木監督は「いろんな見方がある。松本投手をなかなか攻略できなかったゲームといえばそうですし、立ち上がりやっぱり西武打線にうまくいい形で攻められてしまった。終盤粘って何とか向こうの勝ちパターンの投手から追いつけたという試合にも見える」と振り返った。 2打点の辰己には「ナイスバッティング。いつも言いますけど、辰己にはもっといろんなことを求めていますので、いいバッティングだったのは確かですけども、今日のことを含めてこれからにもっともっとつなげてほしい」とさらなる活躍に期待を込めた。 初回の3点以降得点を与えなかった投手陣には「塩見は先発投手としてゲームを作ってくれた。2回から非常に塩見らしく投球できた。(救援陣も)10回まで抑えられたのは素晴らしい。バッテリーで4点目を与えなかったことはとてもいい守備だった」と評価した。

◆西武は今季1失点しかしていなかった自慢の救援2人が打ち込まれ、引き分けた。3-0の8回にギャレットが辰己に被弾するなど2失点。9回は増田が辰己に同点適時打を打たれ、今季初のセーブ失敗となった。 先発松本が7回1安打無失点とほぼ完璧な投球だっただけに辻発彦監督は残念そう。それでも守護神増田について「暑い中で毎日投げているから。ブルペンで投げたり、いろんな疲労があるだろうから。しょうがない」とねぎらっていた。

◆楽天が引き分けに持ち込んだ。0-3の八回に辰己のソロと茂木の適時打で2点、九回に辰己の適時打で1点を奪った。西武は一回に山川の適時二塁打とメヒアの2ランで3点を先制しながら二回以降は攻め切れず、救援陣が崩れた。

◆松本は2勝目こそならなかったものの、7回を1安打無失点。「真っすぐも良かったが、投球リズム、テンポが一番良かった」と振り返った。試合前の球場内は気温38・5度。この日37歳の誕生日を迎えた中村は練習後に体調不良を訴え、病院で「熱中症」と診断されて欠場した。その悪条件の中での快投に「八、九回を投げられる投手になっていきたい」と話した。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
28201 0.583
(↓0.013)
-
(-)
71214
(+2)
183
(+8)
53
(+1)
30
(-)
0.242
(↓0.002)
3.450
(↓0.06)
2
(-)
楽天
27202 0.574
(-)
0.5
(↓0.5)
71272
(+3)
212
(+3)
56
(+1)
36
(-)
0.275
(↓0.001)
4.080
(↑0.03)
3
(-)
ロッテ
26221 0.542
(↓0.011)
2
(-)
71216
(-)
227
(+9)
45
(-)
38
(-)
0.245
(↓0.002)
4.520
(↓0.09)
4
(-)
日本ハム
24232 0.511
(↑0.011)
3.5
(↑1)
71209
(+9)
214
(-)
42
(+1)
25
(+1)
0.244
(↑0.002)
3.970
(↑0.08)
5
(-)
西武
19262 0.422
(-)
7.5
(↑0.5)
73204
(+3)
229
(+3)
47
(+1)
28
(-)
0.242
(↑0.001
4.710
(↑0.05)
6
(-)
ORIX
16294 0.356
(↑0.015)
10.5
(↑1)
71177
(+8)
227
(+2)
34
(-)
37
(-)
0.245
(↑0.003)
4.410
(↑0.05)