阪神(★0対6☆)広島 =リーグ戦9回戦(2020.08.14)・京セラドーム大阪=
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広島
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阪神
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勝利投手:森下 暢仁(4勝2敗0S)
敗戦投手:藤浪 晋太郎(0勝4敗0S)
  DAZN
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◆広島は初回、鈴木誠と松山の連続適時打で幸先良く3点を先制する。その後、4-0となって迎えた6回表には、森下の2点適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・森下が9回無失点12奪三振の快投で今季4勝目。敗れた阪神は、打線が2安打と沈黙した。

◆阪神の両ベテラン、福留孝介外野手(43)と糸井嘉男外野手(39)が早出特打を行った。午後2時から早出組の練習が始まるが、それよりも早い午後1時15分に2つの打撃ケージに分かれて入った。 外野陣は近本や新助っ人サンズらとの激しいスタメン争いが続いている。その中でチームを支える両翼が、意欲の特打で汗を流した。

◆左肘の張りで2軍調整中だった阪神岩崎優投手(29)が14日、1軍に合流した。 7月25日に出場選手登録を抹消。ブルペン投球を重ね、12日ウエスタン・リーグのオリックス戦(オセアンBS)で復帰登板を果たした。1回を2奪三振で無失点に抑え、試合後には昇格に向けて「いつでも準備は(できている)」と話していた。中継ぎの一角である藤川が右上肢のコンディション不良で登録抹消となったが、頼もしい左腕が戻ってきた。

◆両チームのスタメンが発表された。先発は阪神が藤浪晋太郎投手(26)、広島が森下暢仁投手(22)。 藤浪はここまで好投を見せながらも、打線の援護に恵まれず今季3戦3敗。4度目の正直で18年9月29日以来、685日ぶりの復活星を目指す。森下とは2度目の投げ合い。前回7月23日(甲子園)は広島ピレラに逆転満塁弾を浴び、負け投手となった。リベンジなるか。打線は12日DeNA戦に続き、中谷が「2番」でスタメンとなった。

◆阪神元投手コーチで日刊スポーツ評論家の中西清起氏(58)が、藤浪晋太郎投手が先発した広島戦をライブ評論します。藤浪は初回、4本の長短打を浴びて3失点。その要因を解説しました。初回の藤浪は多くが腕が横振りになっていた。上からたたけていないからシュート回転して甘くなり、球速は150キロを超えていても痛打を繰り返した。長野の4球目、鈴木誠の3球目の真っすぐは縦振りで良かった。その割合を多くすることが2回以降のポイントになる。こういう場合、私が投手コーチの時はベンチに戻ってきたら、フォークやカーブを多投するように指示した。フォークやカーブは縦振りでないと、いいところに決まらない。2回は腕の振りに注目したい。

◆阪神元投手コーチで日刊スポーツ評論家の中西清起氏(58)が、藤浪晋太郎投手が先発した広島戦をライブ評論しています。藤浪は2回、ピンチを招きましたが何とか0に抑えました。藤浪は2回もまだ横振りの投球が多かった。田中広が三盗に失敗した広島のまずい攻めに助けられ、何とか0に抑えた印象だ。右前に運ばれた西川の当たりも低めの150キロ超えで軽々と運ばれた。空振りも取れないし、打者は150キロの球速を感じていないのだと思う。横振りは腕が遠回りするから、打者が距離を感じない。投手は体に巻き付くように上からたたいて、体重移動もしっかりして、腕を打者方向に伸ばせている時がベストピッチ。この投球をされたら打者は投手との距離をものすごく近く感じる。一方の広島先発森下はそれができている。比較して見ていただきたい。

◆阪神元投手コーチで日刊スポーツ評論家の中西清起氏(58)が、藤浪晋太郎投手が先発した広島戦をライブ評論しています。3回は先頭長野への四球と鈴木誠の中前打後、松山の併殺打の間に1点を失いました。長野に与えた四球のラストボールはとんでもないすっぽ抜け。過去3試合、このようなボールはなかった。鈴木誠には中前に落とされたけど、真っすぐがシュート回転している分、甘くなって、あそこまで運ばれて落ちる。球威があれば内野フライのコースだ。何球か縦振りのいい球もあるけど全体的に横振りのまま。「どうしたんだ、藤浪」という感じだ。今季4試合目の先発だが、一番状態はよくない。

◆阪神元投手コーチで日刊スポーツ評論家の中西清起氏(58)が、藤浪晋太郎投手が先発した広島戦をライブ評論しています。4回は7番堂林からでしたが3者連続空振り三振に斬りました。4回はベンチや梅野らのアドバイスもあったのか、フォークも入れて、腕がだいぶ縦に振れていた。だから空振りが取れる。1~3回は、腕を縦に振れるきっかけになるフォークやカーブが少なかった。コーナーを狙う投手ではないので、腕さえ縦に振れれば勝負できる。早いイニングでこの投球をしてほしかったし、それができる投手だから、もったいない。

◆阪神元投手コーチで日刊スポーツ評論家の中西清起氏(58)が、藤浪晋太郎投手が先発した広島戦をライブ評論しています。藤浪は5回、先頭西川に四球を与えるも3番長野と4番鈴木誠を連続三振に仕留め、無失点に抑えました。5回の藤浪は、長野と鈴木誠を同じカットボールで空振り三振に斬った。でも腕は1~4回以上に横振り。本来の投球ではなく、ごまかして打ち取った印象だ。藤浪は威力のある真っすぐと、フォークを軸にした縦ゾーンで勝負する投手。横振りになると良さが完全に消えてしまうし、5回はフォーム自体を大きく崩してしまっていた。4回の3者連続三振は縦に振れて、いい時の藤浪に戻っていただけに残念。5回の結果だけに満足してはいけないし、これが続くと怖い。

◆阪神藤浪晋太郎投手(26)が今季4度目の先発マウンドに上がるも、6回8安打6失点で降板となった。自身685日ぶりの白星はならなかった。 初回、先頭の西川に中前打を許すと、2番羽月にも左前打と連打を浴びた。3番長野を二ゴロに仕留めるも、1死一、三塁から4番鈴木誠に低めフォークをうまくとらえられ、先制の左前適時打。なおも1死一、二塁から松山に外角低めの155キロ直球を左中間に運ばれ、初回に3点を献上した。 3回には先頭長野への7球目、149キロ直球が内角高めに大きく抜け四球。鈴木誠に中前打を浴び無死一、三塁とされると、続く松山の遊ゴロ併殺打の間に三塁走者の長野が生還し4点目を失った。4回は140キロ台のフォークを生かして堂林、田中広を連続で空振り三振。森下からも151キロ直球で空振り三振を奪い、3連続三振でこの日初めての3者凡退。5回も無失点に抑えたが、6回2死二塁から8番田中広を申告敬遠。2死一、二塁から森下に左翼線への適時二塁打を浴び、2点の追加点を許した。直後の6回裏に代打を送られ降板となった。 今季初登板となった7月23日広島戦(甲子園)では、6回2死まで3安打無失点に抑えていたが、ピレラに満塁本塁打を浴び敗戦投手。その後2戦も好投を続けたが、味方の援護にも恵まれず3戦3敗中だった。この日は6イニング中4イニングで先頭打者の出塁を許すなど、苦しんだ様子だった。

◆阪神元投手コーチで日刊スポーツ評論家の中西清起氏(58)が、藤浪晋太郎投手が先発した広島戦をライブ評論しています。藤浪はラストイニングとなった6回、投手の森下に三塁線を破られるタイムリーを浴び、2点を失いました。5回に出た悪い兆候が失点につながった。長野と鈴木誠から、結果オーライで連続三振を奪ったカットボールが、効果的と踏んだのだろう。だが、相手打者から見て、これが一番迫力がなく、打ちやすいボールだ。投手の森下に打たれた2点二塁打はそのもの。まだヒット1本だった新人投手に三塁線を破られる完璧なヒットを打たれては...。藤浪の入団から3年間投手コーチとして見てきて、いい時は縦振り、悪い時は横振りと傾向がはっきりしている。それが顕著に出た投球になってしまった。

◆阪神藤浪晋太郎投手(26)が今季4度目の先発マウンドに上がるも、6回8安打6失点4四球で降板となった。自身685日ぶりの白星はならなかった。降板後は「初回に大事に入りすぎたところを打たれてしまい、出ばなをくじかれバタバタしてしまいました。自分のピッチングを取り戻す前に降板してしまい、チームに申し訳ないです」とコメント。この日は6イニング中4イニングで先頭打者の出塁を許し、そのうち3イニングが四球での出塁と苦しんだ様子だった。 初回、先頭の西川に中前打を許すと、2番羽月にも左前打と連打を浴びた。3番長野を二ゴロに仕留めるも、1死一、三塁から4番鈴木誠に低めフォークをうまくとらえられ、先制の左前適時打。なおも1死一、二塁から松山に外角低めの155キロ直球を左中間に運ばれ、初回に3点を献上した。 3回には先頭長野への7球目、149キロ直球が内角高めに大きく抜け四球。鈴木誠に中前打を浴び無死一、三塁とされると、続く松山の遊ゴロ併殺打の間に三塁走者の長野が生還し4点目を失った。4回は140キロ台のフォークを生かして堂林、田中広を連続で空振り三振。森下からも151キロ直球で空振り三振を奪い、3連続三振でこの日初めての3者凡退。 5回も無失点に抑えたが、6回2死二塁から8番田中広を申告敬遠。2死一、二塁から森下に左翼線への適時二塁打を浴び、2点の追加点を許した。直後の6回裏に代打を送られ降板となった。 今季初登板となった7月23日広島戦(甲子園)では、6回2死まで3安打無失点に抑えていたが、ピレラに満塁本塁打を浴び敗戦投手。その後2戦も好投を続けたが、味方の援護にも恵まれず3戦3敗中だった。

◆阪神元投手コーチで日刊スポーツ評論家の中西清起氏(58)が、藤浪晋太郎投手が先発した広島戦をライブ評論しています。6回6失点で降板した藤浪に対し、広島森下は7回まで1安打0封と安定感が光りました。広島先発の森下は藤浪と対照的な投球だった。腕を上から下にたたけていた分、真っすぐに威力があった。ご覧になられた方も、違いがよく分かったのではないか。真っすぐは140キロ台が多く、球速そのものは藤浪以下だったが、阪神打線はスピードガン以上のキレを感じていたと思う。球持ちも良いし、球種も豊富で的を絞らせないピッチング。阪神打線の調子どうこう以上に、投球内容が素晴らしかった。

◆阪神元投手コーチで日刊スポーツ評論家の中西清起氏(58)が、藤浪晋太郎投手が先発した広島戦をライブ評論しています。藤浪は6回6失点で勝ち星が遠い4敗目。中西氏は次回登板へ向け、「課題は明確」と指摘しました。結果が示すように、藤浪は今季登板した4試合で一番悪い内容だった。真っすぐやフォークを軸にした縦振りで、縦のゾーンで勝負する投手なのに、カットボールなどを軸に横振りで横のゾーンで勝負しては勝てない。次回登板で修正すべき課題は明確で、新人ながら対照的な投球をした森下がいいお手本だ。入団した頃、いい時の藤浪は、投げた時に右手が地面をたたくんじゃないかというぐらい、上から投げ下ろしていた。大きなフォロースルーが、迫力ある真っすぐを生み出していた。いま1度、原点を思い返してほしい。(終わり)

◆またまたやられた...。阪神が広島先発森下の前に今季最少の2安打完封負け。プロ初完封を献上し、新人右腕に対してこれで3戦3敗と歯が立たない。 過去2戦のリベンジといきたいところだったが、安打すら出ない。4回まで無安打。5回に6番梅野がチーム初安打を放ったが、後続が続くことはなかった。9回2死から1番近本が2安打目を放つのが精いっぱい。ノビある直球にカーブなど変化球の緩急で翻弄(ほんろう)され、二塁すら踏むことができなかった。先発藤浪を援護することはできず、連勝はストップ。借金は「2」となった。 また、この日の敗戦で5カード連続でカード頭に勝ち星が付かず。3連戦で勢いに乗れない戦いが続く。

◆広島森下暢仁投手(22)が2安打12奪三振の快投でプロ初完封を飾った。これで阪神戦は3戦3勝、今季4勝目を挙げた。 登板前には「しっかり投げ切れば抑えられると、自分の中では思っている」と強気の投球を誓っていた。打者1巡目を完璧に抑え込んだ。150キロを越える切れ味抜群の直球主体の投球で次々に猛虎打線をねじ伏せた。4回先頭の近本を内角へ切れ込むカットボールで空振り三振に切ると、立て続けに中谷、サンズから奪三振。3回から4者連続三振を奪った。5回2死までは1人の走者を許さない圧倒ぶりをみせつけた。 バットでも藤浪を粉砕した。4点リードの6回2死一、二塁。甘く入った変化球を左翼線にはじき返すダメ押しの2点適時二塁打でプロ初打点を記録。投打で虎狩りを果たした。

◆広島は1回、4番鈴木誠の先制打、5番松山の2点二塁打で3点先制。3回にも1点を追加。先発森下は3回を完全投球。 阪神先発の藤浪は6回に投手森下に2点二塁打を浴び、6回6失点で降板。2年ぶりの復活勝利はまたもお預けとなった。 広島先発森下は2安打無四球12奪三振の力投でプロ初完封。阪神は新人森下の前に3戦3敗。連勝は2でストップした。 阪神藤浪が4敗目。

◆阪神岩崎優投手(29)が14日、1軍に合流した。 左肘の張りで7月下旬から2軍調整を続けていた。8月12日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(オセアンBS)で実戦復帰し、1回無失点2奪三振と好投。前日13日には、藤川が右上肢のコンディション不良のため出場選手登録を抹消されており、中継ぎ陣の中心として働きが期待される。この日は先発から配置転換された岩貞も、中継ぎとしてベンチ入りした。

◆阪神尾仲祐哉投手が2回無失点の好投でアピールした。藤浪の後を受けて7回に登板。羽月、長野を直球でテンポ良く外野フライに打ち取ると、4番鈴木誠をカットボールで遊ゴロに仕留め3者凡退。 8回2死から堂林に四球を与えたが、続く田中広を142キロ直球で一ゴロに打ち取った。「全体的に狙ったコースに投げられたことは良かったと思います」と振り返った。8日に今季初昇格してから2戦連続無失点に抑えている。

◆広島森下暢仁投手(22)が2安打12奪三振の快投でプロ初完封を飾った。これで阪神戦は3戦3勝、今季4勝目を挙げた。 ▼森下が阪神を2安打に抑え、プロ初の完封勝ち。新人の完封勝ちは今季初めてで、広島では14年9月6日大瀬良以来になる。森下は12三振を奪い、与えた四死球が0。2桁奪三振で無四死球完封勝ちした新人は17年8月26日山岡(オリックス)以来で2リーグ制後10人目。セ・リーグの新人では61年5月17日権藤(中日)以来となり、広島では球団史上初めてだ。森下は9回2死から近本に2安打目を打たれたが、仮に近本を抑えて2桁奪三振で準完全試合(許した走者1人の完封)を達成していれば新人ではプロ野球初の快挙となるところだった。

◆好調の阪神近本光司外野手が意地の安打で、連続試合安打を「12」に伸ばした。チーム1安打で迎えた9回2死無走者。先発森下の外角直球を捉え、一矢報いる打球を中前に運んだ。 昨季は球団の新人記録を更新する13試合連続安打を放っており、自身の記録にあと1試合と迫った。

◆阪神梅野隆太郎捕手がチーム初安打を放った。 5回2死から先発森下に完全試合ペースの投球を許していたが、真ん中低め直球を中前にはじき返し、打者15人目でようやく初出塁。7試合連続安打で、反撃の姿勢を見せた。打率は3割1分でリーグ6位と、好調を維持している。

◆阪神が広島森下に3度目の対戦でも敗れた。今季ワーストの2安打に抑え込まれた。先発メンバー全員を含む12三振を喫し、プロ初完投初完封を献上。森下先発ゲームは3戦3敗となった。 矢野燿大監督 この前より(森下の)状態は良かったとは思うし、それでも打線は何とかしていかないといかん。これからも当たるんで、そこは何とかしていきます。 7月23日に6回4安打で奪った得点は2。今月7日の対戦では6回6安打で4得点していた。だが、この日は二塁すら踏めない完敗。指揮官も「全部の球種で三振を狙える投手」と語るように最大限の警戒をしていたが、最後まで新人右腕のペースを崩せなかった。 藤浪先発時になかなか打線が援護できないところが、もどかしい。藤浪への援護点は前回まで3戦で3得点だっただけに、矢野監督も「打線も援護できていないというのは打者の責任もあるんですけど、絡んでこないとなかなか勝ちにならない」。これでチームは5カード連続でカード初戦に勝利なし。借金2で、首位巨人とは今季最大タイの7ゲーム差。何とか、好転への流れをつくりたい。【松井周治】

◆阪神両ベテランの代打攻勢も、先発森下を止めることはできなかった。チームが貧打にあえぐ中、9回無死から糸井嘉男外野手、福留孝介外野手と続けて代打で登場した。 しかし、左邪飛、見逃し三振と倒れて見せ場は作れず。試合前にはそろって早出特打を敢行していた2人だったが、新人右腕の前に封じられた。

◆復調の兆しを見せていた阪神藤浪晋太郎投手(26)が鬼門の京セラドーム大阪で逆戻りした。広島戦に先発し、序盤から劣勢に立たされた。6回8安打4四球で6失点と精彩を欠く投球内容。1軍昇格から4連敗で白星が遠い。打線も元気なく、勝率5割復帰を逃した。藤浪はエンジンを吹かすタイミングを逸したのかもしれない。今季無双状態に近かったスプリットに対応され、一気に苦しくなる。立ち上がりの打者5人で3失点。球場全体に高まっていた復活星への機運は一気に萎んだ。 「初回、大事に入り過ぎたところを打たれてしまい、出ばなをくじかれてバタバタしてしまいました」 初回だ。1番西川、2番羽月の2連打から1死一、三塁。4番鈴木に2球連続ボールで窮屈になる。1ストライク後、低めの146キロスプリットをミートされて、完全にリズムが狂った。左前適時打で先制点を許すと、5番松山にも2点二塁打を献上。今度は追い込んでから145キロスプリットをファウルで逃げられた直後、外角低めギリギリに投じたこの日最速155キロを左中間に運ばれた。 勝負した2球はいずれも失投とは言いづらいボール。何より今季空振りを奪い続けていたスプリットをとらえられ、ダメージを食らった。腕が下がり、シュート回転した抜け球が増える。3回には3番長野への直球が頭部付近にすっぽ抜け、観客4972人がざわついた。6回2死一、二塁では9番森下に三塁線を破られ、2点二塁打まで浴びた。 6回で6三振を奪うも、8安打4四球6失点で今季4戦4敗。「自分の投球を取り戻す前に降板してしまい、チームに申し訳ないです」。これで京セラドーム大阪で自身4連敗。通算10試合で3勝6敗、防御率5・17だ。四死球から崩れるパターンが目立つ球場で再び苦戦。2年ぶりの復活星はまたもお預けとなった。 今季は登板4試合で計3点しか援護がない。好投が報われないケースが続いていたが、今回は違う。矢野監督は「やっぱり(初回)3点はちょっと重い。あの点の取られ方だと追いかける方もしんどい」と指摘した上で「自分で勝たすところは必要になってくる」と奮起を促した。誰もが復活を願う大器。次回、真価が問われる。【佐井陽介】

◆阪神が広島先発森下の前に今季最少の2安打完封負け。プロ初完封を献上し、新人右腕に対してこれで3戦3敗と歯が立たない。 矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。 -カード初戦を取って波に乗りたかったが、立ち上がりの3点は痛い 立ち上がりはみんな難しいけれど、1点で粘ってくれたらね。やっぱり3点はちょっと重い。 -自分のリズムに乗る前に失点が重なった そりゃ、みんな立ち上がりは難しいし。 -打線も援護できなかった 言い訳にはならんけどね、あの点の取られ方だと追いかける方もしんどいし。(森下が)この前より状態は良かったとは思うし、それでも打線は何とかしていかないといかん。これからも当たるんで、そこは何とかしていきます。 それでも打線は何とかしていかなあかんしね。これからも当たるんでね。そこは何とかしていきます。 -森下は緩い球もある 全部の球種で三振を狙える投手なんでね。 -藤浪が森下に打たれたが、打球が飛んだ場所も そんなん、理由にならんでしょ。あそこに飛ぶってことはボールが甘いってことでしょ。外にしっかり投げたり、低めに投げたらあんなところに飛ばない。 -藤浪はなかなか制球が定まらず 四隅をつくようなピッチャーじゃないからね。力であったり、球の切れで抑えていく投手だと思うけど。相手側から自分がどう見られているかを見ていかないと、どうしてもピッチャーって自分中心になるんでね。そういう部分は...打線が晋太郎の時はずっと点が取れていないっていうのもあるんだけど。でも晋太郎自身がやることは勝てるピッチングというところでいうと、そういう自分から目線の投球だけでなくて、相手にどう思われているかっていうのが必要だと俺は思うけどね。 -次回は勝利を呼び込む投球を そりゃ勝たせてもらう試合もあるとは思うけど、それを晋太郎自身が待っているわけではないやろうし。自分で勝たすところは必要になってくると思う。打線も援護できていないというのは打者の責任もあるんですけど、絡んでこないとなかなか勝ちにならないので。

◆広島のドラフト1位、森下暢仁投手(22)が新人投手で一番乗りの完封勝利を決めた。5回2死まで無安打に抑えるパーフェクト投球をみせ、2安打11奪三振の快投で今季4勝目を挙げた。対阪神は3戦3勝と、早くも虎キラーぶりを発揮。新人投手の2ケタ奪三振&無四死球完封勝ちは球団史上初、セ・リーグでは61年権藤(中日)以来の快挙となった。新人離れした直球が阪神打線を粉砕した。9回2死一塁、打者中谷。森下はカウント0-2から外角低めに146キロ直球をズバッと決めた。圧巻の奪三振ショーを締めくくるプロ入り最多12個目の三振。2安打無四球でプロ初完投&初完封を決めた。初勝利を挙げた6月28日中日戦では完封目前の9回に3失点で降板しただけに、「ゼロで最後まで投げきることができてよかったです」と喜びをかみしめた。 球威全開だった。最速152キロの直球を軸に、ひと回り目から完璧にねじ伏せた。4回には近本、中谷、サンズを三振に切り、イニングをまたいで4者連続三振。5回2死までは1人の走者も許さなかった。「ストレートをしっかり投げることができたので、他の変化球も生きたと思います」。最後まで真っすぐの力が衰えることはなかった。 自らのバットでも援護点をたたき出した。4点リードの6回2死一、二塁。藤浪の甘く入った変化球を左翼線にはじき返した。ダメ押しの2点適時二塁打でプロ初打点をマークし「バットに当たれと思っていた。抜けてくれて本当によかった。ホッとしています」。 高校通算5本塁打ながら、打撃センスは抜群だった。大分商時代の打順は「3番」。「高校の時は投手の練習というよりも、内野ノックに入ったり、打撃ばっかりしていました」という。明大進学後も打撃練習や内野の守備練習に積極的に参加し、本職の投球につなげてきた。「投手だから投手だけのことをしなければいけないということではない。打撃から投球につなげることもできると思う」。あらゆる汗が投球につながる-。そんな土台に積み上げてきたものが、この日の快投&快打に表れた。 新人で2桁奪三振&無四球での完封勝利は球団初の快挙。佐々岡監督は「最後(無四球を)意識した中でしっかり投げきった。無四球で2安打。言うことなし」とたたえた。対阪神は3戦3勝。エース大瀬良に並ぶ4勝目を手にした怪物右腕。目標に掲げる新人王へ大きく前進した。【古財稜明】 ◆森下の軸球 いつも以上に直球主体の投球で最後まで押し込んだ。変化球はカットボール、カーブ、チェンジアップを操る右腕。前回まではカットボールを多めに投げていた傾向があったが、この日は真っすぐでファウルを奪うなど、終始カウントを優位に進めた。バッテリーを組んだ坂倉は「持ち味を考えた時に直球が一番良いボールだと思った」と説明した。

◆広島鈴木誠也外野手が、流れを呼び込む決勝打を放った。初回1死一、三塁から藤浪のフォークを捉え、左前に運ぶ先制の適時打に。 「いい先制点になって良かったです」。3回にも中前打を放ち、マルチ安打を記録した。佐々岡監督は「今日はマツダスタジアムでなかなか点をとれなかった中で、積極的にというところ。藤浪をしっかり捉えてくれた」と10安打で6得点を奪った打線を評価した。

◆阪神望月惇志投手がピンチを作りながらも、9回を無失点に抑えた。 先頭の森下から147キロ直球で空振り三振を奪うと、西川を152キロ直球で見逃し三振。羽月、長野に連打を浴びて2死一、三塁とされたが、最後は4番鈴木誠を145キロ直球で見逃し三振に仕留めた。前回10日DeNA戦(横浜)で今季9戦目にして初失点を喫したが、ここまで防御率1・35と結果を残している。

◆広島のドラフト1位、森下暢仁投手(22)が新人投手で一番乗りの完封勝利を決めた。5回2死まで無安打に抑えるパーフェクト投球をみせ、2安打12奪三振の快投で今季4勝目を挙げた。<森下の緩急>  いつも以上に直球主体の投球で最後まで押し込んだ。前回登板まではカットボールを多投したが、この試合は真っすぐでファウルを奪うなど、終始カウントを優位に進めた。その肝となったのは、ストライクゾーンにしっかり収め続けたカーブ。8回の木浪に対してはカウント1-1から、この日最遅の106キロカーブを見せ、146キロ→150キロの直球を続け、ともにファウル。最後はカットボールで内野ゴロに仕留めた。計23球のカーブを投じたが、その前後球が直球でなかったのは1球だけで、カーブの連投もなし。捕手の坂倉は「持ち味を考えた時に直球が一番良い球だと思った」と説明したが、それを生かしたのが「直球→カーブ」か「カーブ→直球」の球速差を使った配球だった。

◆広島は一回1死一、三塁で、鈴木が左前適時打を放ち先制した。同じ1994年生まれの阪神先発・藤浪のフォークをクリーンヒット。続く松山も左中間への2点二塁打で、3-0とした。  今季4度目の先発で自身685日ぶりの白星を狙う阪神・藤浪は、一回に4安打を浴びて3点を失う苦しい立ち上がりとなった。

◆2年ぶりの勝利を目指して先発登板した阪神・藤浪晋太郎投手(26)は6回8安打、今季ワーストの6失点で白星を逃した。  一回に先頭の西川と羽月の連打でピンチを招くと、1死一、三塁から鈴木と松山の連続適時打で3失点。0-4の六回は2死二塁で田中広を申告敬遠後、投手の森下に左翼線への2点二塁打を浴びて痛恨の追加点を許した。  今季4度目の先発。2018年9月29日の中日戦(ナゴヤドーム)以来となる白星は、またもお預けとなった。 阪神・藤浪晋太郎投手の話 「初回に大事に入りすぎたところを打たれてしまい、出ばなをくじかれてバタバタしてしまいました。自分のピッチングを取り戻す前に降板してしまい、チームに申し訳ないです」

◆阪神は0-6で広島に敗れた。これで5カード連続でカード初戦勝ちなしとなった。  今季4度目の先発マウンドに上がった藤浪だったが、一回に鈴木誠と松山の連続適時打でいきなり3失点。三回にも1点を追加されると、六回2死一、二塁から投手の森下に2点適時二塁打を浴びた。6回を8安打6失点で降板となった。  打線は広島のD1位ルーキー、森下(明大)に梅野と近本の2安打のみで12三振。新人一番乗りとなる完封勝利を喫した。

◆先発した広島・森下暢仁投手(22)は阪神打線を2安打に抑え、プロ初完投&初完封勝利を挙げた。  --今の気持ちは  「初勝利のときは最後まで投げ切ることができなかったので、きょう『0』で最後まで投げ切ることができてよかったです」  --どの球種がよかったか  「きょうはストレートが本当によかった」  --奪った三振が12  「ストレートをしっかり投げることができたので、その他の変化球が生きたのではないかなと思います」  --無四球だった  「ここ最近の試合では四球ばっかり出していたので、ストライク先行で投げることができてよかったと思います」

◆阪神は広島の新人、森下にひねられた。先発全員の12三振を喫し、単打2本に抑えられてプロ初完封を許した。このルーキーと3度対戦して3勝を稼がれ「この前よりも(森下の)状態が良かったと思う。それでも、何とかしていかないといけない」と矢野監督は悔しさを押し殺した。  五回2死まで完璧に抑えられ、最後まで二塁すら踏めなかった。監督は「全部の球種で三振を狙える」と攻略の難しさを口にしつつ「これからも当たる。何とかしていく」と力を込めた。 矢野監督(藤浪に) 「立ち上がりの3点は重い。コーナーの四隅を突く投手じゃない。球の力、切れで抑えていくピッチャーだと思う」 阪神・福原投手コーチ(藤浪に) 「まずはストライク先行で、藤浪らしい真っすぐを投げ込んでほしい」 尾仲(2番手で2回無失点) 「自分はストライク先行の投球でなければ苦しくなってしまう。次はストライク先行を意識して投げたい」

◆広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22)=明大=がプロ初完投初完封で4勝目(2敗)を挙げた。12球団の新人一番乗りで完封を達成。9回2安打、無四球で12三振を奪った。  「投げ切ることができて、いい経験になりました。きょうはストレートが本当によかったです」  五回2死まで一人の走者も許さない快投だった。終盤も球威は落ちず、九回1死で大ベテランの代打・福留から内角低めの148キロで見逃し三振。2死一塁で、中谷からも146キロで見逃し三振を奪って締めた。  「ストレートをしっかり投げることができたから、他の変化球も生きました」  110キロ台のカーブでカウントを整える場面も目立ったが、試合前に捕手の坂倉と「持ち味はキレのいい直球。それを主体に」と相談。最大の武器がさえたことで、全球種を効果的に使った。  6月28日の中日戦(ナゴヤドーム)では完封目前の九回に3失点。2死三塁で交代を告げられ初完投も逃していた。「(そのときより)自分のボールに自信を持って投げられるようになった」と胸を張った。阪神戦は3戦3勝だ。

◆0-6の七回から登板した阪神・尾仲は2回を無安打無失点に抑えた。「全体的に狙ったコースに投げられたが、(1四球を許した)2イニング目に球が高くなったり、ボール先行になったのは反省点です」。2017年オフ、DeNAにFA移籍した大和の人的補償で加入した右腕。8日に1軍昇格し、2試合連続無失点だ。「次の登板ではストライク先行を意識して投げたい」。1軍定着を目指して気合を入れ直した。

◆0-6の九回2死、阪神・近本がチーム2本目の安打となる中前打を放って、連続試合安打を「12」に伸ばした。森下の緩急を使った投球に3打席目まで封じ込まれたが、最終打席で直球をジャストミートした。8月の12試合は、すべて安打を記録し、月間打率は・420(50打数21安打)と絶好調だ。

◆阪神の両ベテランも立ち上がりから好投を続けるルーキーの勢いを止めることができなかった。九回先頭で糸井が代打出場。4試合ぶりの出番となったが、野間に好捕されて左邪飛。続いて送られた代打・福留はカウント1-2から5球目、低め148キロの直球を見送ったがストライクを取られて三振に倒れた。試合前には2人そろってグラウンドで約1時間の早出特打を敢行していたが、新人に洗礼の一打を浴びせることはできなかった。

◆五回2死、阪神・梅野が初球の149キロの直球を捉えて中前へはじき返した。森下の前に完璧に抑えられていたが、打者15人目にしてようやく出たチーム初出塁、初安打に大きな拍手が起こった。これで7試合連続安打と好調を維持しており、打率・310はチームトップ。捕手として守備だけでなく、打撃でも支えている。

◆またまたルーキーにしてやられた。森下に3連敗し、プロ初完封を献上するおまけ付き。わずか2安打の完敗に阪神・矢野監督もため息をついた。  「(森下が)この前より状態よかったとは思うし、それでも打線は何とかしていかないといかんしね」  140キロ台後半の直球に、緩いカーブもストライクゾーンに収められ、四回まで手も足も出なかった。五回2死から梅野が中前にチーム初安打を放ったが、二塁すら踏むことができなかった。  初対戦から新人相手に3連敗するのは、2017年にDeNA・浜口に喫して以来の屈辱だ。勝率5割復帰に失敗し、2位・DeNAには3ゲーム差に離された。矢野監督は「(森下には)これからも当たるんで、そこは何とかしていきます」とリベンジを誓った。(大石豊佳)

◆阪神・藤浪晋太郎投手(26)が広島戦(京セラ)に先発し、6回6失点で4連敗となった。685日ぶりの勝利を目指したが、一回に3失点するなど乱調で、またも復活星はお預け。チームも勝率5割復帰を逃した。  悔しさのあまり、右手で自分の腰のあたりをバシッとたたいた。阪神・藤浪は今季ワーストの6失点で降板。4度目の登板で685日ぶりの白星を目指したが、またしても手にできなかった。  「初回に大事に入りすぎたところを打たれてしまい、出ばなをくじかれてバタバタしてしまいました。自分のピッチングを取り戻す前に降板してしまい、チームに申し訳ないです」  威力のある直球と切れ味のある変化球のコンビネーションで空振りを奪う、これまでのような"藤浪らしさ"は影を潜めた。一回に連打で1死一、三塁とされると、4番・鈴木誠に先制の左前適時打。松山にも2点二塁打を浴びて、いきなり3失点した。  六回には先発のD1位・森下(明大)に左翼線への2点二塁打を浴び、その裏の攻撃で代打が送られた。6回8安打6失点で今季4敗目。最近2試合はともに自責1と好投し、復活星は近いと思われたが、逆に遠のいた。今季初登板となった7月23日(甲子園)でも森下との投げ合いに敗れており、再び屈辱を味わった。  この日の藤浪ついて、矢野監督は「やっぱり3点っていうのはちょっと重い。あの点の取られ方だと追いかける方(野手)もしんどい」と一回の3失点に厳しい表情。制球が安定せず、ひっかけた球や抜け球もあった。その結果、ストライクゾーンに狙いにいった変化球が甘く入り、失点につながった。  「晋太郎(藤浪)自身がやることは、自分から目線の投球だけでなくて、相手に(自分が)どう思われているか(考える)ということが必要だと思う」と指揮官。今後の登板に向けて「打線が晋太郎のときはずっと点が取れていないっていうのもあるんだけど。自分で勝たせる(投球)というところは必要になってくると思う」と期待した。またも白星はお預けとなったが、この日の投球を教訓にしていくしかない。(織原祥平)

◆全国の虎命の皆さん、激しく怒ってもいいですよねー!! 阪神打線、なめとんのかア!? ルーキー森下にわずか2安打零封負けの大恥なのに、スタメン全員三振って、マジやる気あるんかー!!  コロナの影響で崖っぷちの飲み屋やってる虎党が涙流しながら、こう漏らすんですよ...。「虎も開幕直後の借金8から踏ん張ったんだから、オレもあきらめたくはないんです...」。おそらくこの店は近いうちに閉めることになるでしょう...。もちろんそれは阪神となんの関係もないかもしれません...。ただ、こんな世の中でも、あなたたちは夢を与えられる場所がある幸せを感じてくれー!!  4敗目の藤浪晋太郎はフォームもバラバラだから、一回から3失点するわでどーにもならなかったのだ!! これだけチャンスを用意されても復活できない藤浪は、どーすりゃいいのよ!? 頭を抱える俺の隣で息子の虎太郎(とらたろう)がポツリ。「西武に2年とかレンタルトレードして、高校日本一になった森との大阪桐蔭バッテリーでメンタル改革あるよね?」。まさか、そんなこと...ウム、ウム、ウムム、あー!それ、ありかも!!

◆阪神は広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22)=明大=に屈辱の2安打完封負け。球団OBの八木裕氏(55)=本紙専属評論家=は今後も対戦する可能性が高い新人右腕への対策として、直球狙いで投げてくるコースを決めて打つことを提言した。  森下を攻略するための一番のポイントは、やはりストレートをどう打つか。カーブは狙えるボールではない。ストライク、ボール紙一重のところに投げられる投手なので、甘いボールは待っていても来ない。だからある程度、状況によって外角なら外角、内角なら内角とヤマを張る。厳しいボールが来るんだという待ち方をして、そのストレートをしっかりと捉える準備をしておく。  この日もそれができていたのが大山だった。五回先頭で放ったフェンス目前への右飛は、有利なカウント(2-0)で引っ張りたいところだったが、引っ張れるようなボールは来ない。外角に来るとヤマを張った中で、打ちたい方向(逆方向)へ打っていった。  森下は投球フォームにも、ワインドアップで足を上げたときに一度止まるような厄介なポイントがあり、うまくタイミングが取れずに打たされていた。足を上げたあそこから、セットポジションで、クイックで投げてくるんだというようなイメージのタイミングの取り方をすれば合わせられるはず。そこも対策が必要だ。セーフティーバントの構えをしてもいい。何より、気持ちよく投げさせ続けてはいけない。  ずっとクオリティスタート(6回以上を自責3以内)で来ているし、間違いなくいい投手ではある。それでもやはり2安打完封は屈辱的だ。ローテーション通りに進めば再来週の広島戦も森下と対戦することになるが、次は許されないと思ってやっていかなくてはいけない。(本紙専属評論家)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
27153 0.643
(↑0.009)
-
(-)
75214
(+6)
150
(+1)
66
(+2)
26
(-)
0.253
(↑0.002)
3.280
(↑0.05)
2
(-)
DeNA
25212 0.543
(↑0.01)
4
(-)
72204
(+6)
177
(+2)
55
(-)
10
(+1)
0.275
(-)
3.550
(↑0.03)
3
(-)
阪神
21232 0.477
(↓0.011)
7
(↓1)
74194
(-)
191
(+6)
44
(-)
36
(-)
0.244
(↓0.004)
3.720
(↓0.05)
4
(-)
ヤクルト
19225 0.463
(↓0.012)
7.5
(↓1)
74197
(+2)
231
(+6)
38
(+1)
29
(-)
0.249
(↓0.001)
4.600
(↓0.04)
5
(-)
広島
19234 0.452
(↑0.013)
8
(-)
74208
(+6)
211
(-)
48
(-)
20
(+1)
0.275
(-)
4.220
(↑0.09)
6
(-)
中日
19264 0.422
(↓0.01)
9.5
(↓1)
71148
(+1)
205
(+6)
23
(-)
10
(-)
0.238
(↓0.001)
3.890
(↓0.06)